将棋崩し(将棋くずし)

将棋しょうぎの駒こまの山やまから、ほかの駒こまを動うごかさないように指ゆび1本ぽんで駒こまを引ひき出だして、盤ばんの外そとまで運はこぶ遊あそび。カチッと当あたったり、上うえの駒こまが落おちたりしたら失敗しっぱいです。ひとりでも、CPUとも、2人りで交代こうたいしても遊あそべます。

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遊あそび方かた

CPUの強つよさ

ルール

駒こまの数かず
ガイド

駒こまのデザイン
駒こまの字じ

ver 1.0.0 · 更新

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    将棋崩しのルールと遊び方

    将棋崩し(しょうぎくずし)は、将棋の駒を盤の上に山のように積み、その山から1枚ずつ駒を抜き取っていく遊びです。地域や家によって「山崩し」「崩し将棋」「ガッチャン将棋」などとも呼ばれます。将棋の指し方を知らなくても遊べるので、将棋の駒にはじめて触れる子どもから大人まで、家族や友だちといっしょに楽しめます。使う指は1本だけ。ほかの駒を動かしたり、「カチッ」と音を立てたりしないように、そっと駒を盤の外まで運べたらその駒がもらえます。このゲームでは、盤を真上から見た画面で、駒をドラッグ(スマホは指で押さえて)して遊びます。

    1. 駒の山を作る

    駒の山の図。将棋盤のまん中に、王・飛・角・金・銀・桂・香・歩の40枚の駒が重なり合って山になっている。いちばん上の駒ほど影が大きい
    駒箱をひっくり返して、盤のまん中に山を作ります。

    本物の将棋崩しでは、40枚の駒を駒箱に入れ、盤のまん中にふせて置いてから、箱をそっと持ち上げて山を作ります。このゲームでも、始めるたびに駒箱をあけて新しい山ができます。山の形は毎回ちがいます。重なっている駒は、上にある駒ほど影が大きく、少し大きく見えます。最初に取る人はじゃんけんで決まり、そこから交代で取っていきます。

    2. 駒を押さえて、盤の外まで引く

    取り方の図。山のふちの、上に何も乗っていない駒を指で押さえ、矢印のように盤の端までまっすぐ引いている。盤の外に出た駒は手元にすべっていき、取った駒になる
    押さえた駒の中心が盤の外に出たら、その駒がもらえます。

    自分の番になったら、山の中から取りたい駒を選んで押さえ、そのまま盤の端まで引きます。上・下・左・右、どの端に向かって引いてもかまいません。押さえた駒の中心が盤の外に出たら取れて、取った駒は手元にすべっていきます。途中で指を離しても失敗にはならないので、ひと休みしてから、もう一度押さえて続きを引けます。押さえた駒にはふちどりが付き、動かすのが速いと赤くなります。

    3. 失敗になるとき

    失敗の3つの図。左は、引いている駒がほかの駒に速くぶつかって「カチッ」。まん中は、引いている駒の上に乗っていた駒が落ちて「コトッ」。右は、上の歩を引くと、下の王がこすれて少し引きずられ、黄色の印が付いて「ずれた」
    ぶつかる・落ちる・ずれる。どれも音が立つので失敗です。

    本物の将棋崩しでは「音を立てたら失敗」です。このゲームでは、音が立つ3つの場面を失敗にしています。

    失敗したら、その番はおしまいで、次の人の番になります。動いてしまった駒や落ちた駒は、そのままの場所から続けます。

    4. 上に乗った駒といっしょに動く

    重なった駒の図。下の金を引くと、上に乗った歩がこすれていっしょに動くが、少しずつ遅れていく。歩の重心が金からはみ出すと、歩が落ちて失敗になる
    上に乗った駒は、少しずつ遅れて、最後は落ちてしまいます。

    重なった駒の下の駒を引くと、上に乗った駒もこすれていっしょに動きます。ただし少しずつ遅れていくので、遠くまで引くと、上の駒が支えからはみ出して落ちてしまいます。上に乗った駒といっしょに盤の外まで運べれば、まとめて取れます(ガイドが「あり」のときは、いっしょに動く駒に青い点線が付きます)。反対に、上の駒を引くと、下の駒が少し引きずられます。長い間こすっていると、下の駒がずれて失敗になります。

    5. 点数と勝ち負け

    点数の図。王と玉は10点、飛と角は8点、金と銀は5点、桂と香は4点、歩は1点
    強い駒ほど点が高くなっています。

    盤の上の駒が全部なくなったら終わりです。標準のルールでは、取った駒の点数の合計が多い人の勝ちで、同じ点なら引き分けです。点数は、王・玉が10点、飛・角が8点、金・銀が5点、桂・香が4点、歩が1点。将棋で強い駒ほど高くしてあるので、遊びながら駒の強さの順番も覚えられます。ひとりで遊ぶときは、失敗3回までに何点取れるかに挑戦します。

    ルールの選び方(地方ルール)

    将棋崩しには決まった公式ルールがなく、取り方や数え方は地域や家によって少しずつちがいます。このゲームでは、よく知られた決まりを「標準」と「続けて取る」の2つから選べて、「自分で決める」で1つずつ選ぶこともできます。

    決まり標準続けて取る
    取れたあと次の人と交代失敗するまで続けて取れる
    勝ち方点数の合計点数の合計
    いっしょに動いた駒まとめて取れるまとめて取れる

    「自分で決める」では、勝ち方を「枚数」(駒の種類に関係なく、取った枚数で勝負)や「王を取ったら勝ち」(王か玉を先に取った人がその場で勝ち)に、いっしょに動いた駒を「1枚ずつ」(ほかの駒を動かしたら失敗。重なった駒は、上から順にばらしてから取る)に変えられます。駒の数を20枚にすると、短い時間で1回遊べます。はじめての人は「標準」から始めるのがおすすめです。

    CPUの強さ

    CPUの強さ対戦したときの感じ
    やさしい目についた駒にすぐ手を出し、速く動かしがち。上に駒が乗っているのもよく見落として、よく失敗します。
    ふつう取れそうな駒を選んでくることが増えますが、急いでぶつけることもよくあります。
    つよい点の高い駒を、ていねいに選んで取ってきます。それでも、ときどき手がすべって失敗します。

    将棋崩しのコツ

    1. 上に何も乗っていない駒から取る

    いちばん取りやすいのは、盤の上にじかに置かれていて、上に何も乗っていない駒です。山のふちにある駒を探しましょう。上に駒が乗っている駒は、引いている間に上の駒が落ちやすくなります。

    2. ほかの駒の近くは、ゆっくり

    失敗のほとんどは、急いで動かしてほかの駒にぶつけることです。まわりに駒がない所は速く引いてもかまいませんが、ほかの駒のすぐ横を通るときは、ふちどりが緑のうちに、ゆっくり動かしましょう。

    3. 近い端へ、まっすぐ

    引く道のりが長いほど、途中でほかの駒にさわったり、下の駒をこすったりしやすくなります。山の外側の駒は、いちばん近い端へまっすぐ引くのが安全です。間に駒があるときは、向きを変えてよけて通りましょう。

    4. 上の駒は、下の段へそっと下ろす

    上の駒を下ろす図。左は、金の上の銀をゆっくり引いて、金からはずれた所で盤の上へそっと下ろしていて○。右は、速く引いたまま金からはずれて、落ちた音がして×
    下の駒からはずれる所は、ゆっくり通ります。

    上の段の駒を取るときは、まず下の駒からはずれるまで、ゆっくり引きます。下の段へ下りる瞬間に速く動かしていると「コトッ」と音が立ちます。下ろしたあとは、ふつうの駒と同じように引けます。

    5. 下の駒を長くこすらない

    上の駒を引くと、下の駒が少しずつ引きずられます。黄色の印が濃くなってきたら危ないサインです。下の駒の上を長く通らない向き(下の駒からいちばん早くはずれる向き)を選びましょう。

    6. 点の高い駒は、取れる形になってから

    王や飛車がすぐ見えても、山の奥で重なっているうちは失敗しやすいものです。まわりの駒が減って取りやすくなるまで待つのも作戦です。「続けて取る」のルールでは、取りやすい駒から順に続けて取り、失敗しにくい流れを作りましょう。

    よくある質問

    スマホやタブレットでも遊べる?

    遊べます。駒を指で押さえたまま動かします。駒が小さく感じるときは、画面を横にするより、縦のままで盤を大きく表示するほうが押さえやすくなります。キーボードがあれば、矢印キーで駒を選び、Enter で押さえて、矢印キーでゆっくり動かすこともできます。

    ちゃんとゆっくり動かしたのに失敗したのはなぜ?

    上に乗っていた駒が遅れて落ちたか、下の駒がこすれてずれたことが考えられます。失敗の理由は画面の上に出て、原因になった駒が赤くふちどられるので、確かめてみましょう。

    2枚以上いっしょに取ってもいいの?

    標準のルールでは、いっしょに動いた駒(上に乗っていた駒や、静かに押していった駒)が盤の外に出れば、まとめて取れます。一度にたくさん取れることもありますが、そのぶん失敗もしやすくなります。「自分で決める」で「1枚ずつ」にすると、ほかの駒を動かした時点で失敗になります。

    王を取ったら勝ちのルールもある?

    あります。「自分で決める」の勝ち方で「王を取ったら勝ち」を選ぶと、王か玉を先に盤の外へ運んだ人が、その場で勝ちになります。点数が逆転できない分、一発勝負の楽しさがあります。

    とちゅうでやめても、続きから遊べる?

    同じ端末・同じブラウザなら、「続きから」で、そのときの山の形から再開できます。駒を1回引くごとに自動で保存しています。

    将棋崩しってどんな遊び?

    将棋崩しがいつ始まったのかは、はっきりした記録がないようです。将棋の道具があればすぐに遊べることから、将棋を指さない人も楽しめる遊びとして、昔から家庭や子ども会、学童などで受けつがれてきました。木の駒は表面がざらっとしていて山を作りやすく、プラスチックの駒は滑りやすくて崩れやすいといわれます。「金を取ったら山にはじいて崩せる」「立てたまま運んだら得点が2倍」など、楽しい地方ルールもたくさん生まれています。将棋の入門として、駒の名前や強さに親しむきっかけにもなります。

    同じ将棋の駒を使う遊びなら、はさみ将棋や回り将棋、本格的に指すなら将棋もどうぞ。