おはじきの遊び方
おはじきは、ガラスでできた平たい玉を指ではじいて、ほかのおはじきに当てて取り合う、日本で昔から親しまれてきた遊びです。みんなで同じ数のおはじきを出し合って台の上にまき、順番に1回ずつはじきます。ねらった1つにうまく当てられたら、そのおはじきがもらえます。最後に、いちばん多く集めた人の勝ちです。このゲームでは、座卓の上を真上から見た画面で、CPUと対戦したり、1台の画面を交代で使って2〜4人で遊んだりできます。
1. おはじきをまく

はじめに、遊ぶ人が同じ数ずつおはじきを出し合い、座卓の上にばらばらとまきます。はじめにはじく人はくじで決まり、そこから順番に回ります。自分の番に取ったおはじきの数は、畳の上の札と、画面の上のバーに出ます。
2. はじくおはじきと、ねらうおはじきを選ぶ

自分の番になったら、まず自分がはじくおはじきを1つ選びます(どのおはじきでもかまいません)。すると、ねらえる相手に点線の輪が付くので、その中から当てたいおはじきを選びます。2つの間が指1本分より狭いと、間に線を引けないので選べません。2つをまっすぐ結んだ所にほかのおはじきがかかっているときも選べません。
3. 2つの間に指で線を引く

2つを選ぶと画面が大きくなるので、2つの間を指(マウス)でなぞって線を引きます。これは「いまからこの2つを当てます」という合図で、昔から小指で引くことが多かったようです。線を引くときに指がおはじきに触れてしまったらアウトで、はじかずに次の人の番になります。線が2つの間を通っていなかったときは、引き直せます。
4. 引っぱって離してはじく

線を引けたら、画面のどこかを押して、はじきたい向きと反対へ引っぱり、離すとはじけます。引っぱるほど強くなります。ガイドの線を「あり」にしておくと、はじくおはじきが最初に当たる所までが白い点線で出ます。下の「<」「>」とつまみで向きと強さを合わせて、「はじく」を押してもかまいません。
5. ねらった1つにだけ当たれば取れる

はじいたおはじきが、ねらったおはじきにだけ当たれば成功です。ねらったおはじきをもらって、続けてもう一度はじけます。当たらなかったとき、ねらいとちがうおはじきに当たったとき、当てたおはじきが転がってほかのおはじきにぶつかったとき、はじいたおはじきが台から落ちたときは失敗で、次の人の番になります。台から落ちたおはじきは、落ちた所の近くの台のふちに戻します。
6. 終わり方
台の上のおはじきが1つだけになったら終わりです。取ったおはじきがいちばん多い人の勝ちで、同じ数なら引き分けです。途中で、どの2つの間にも線を引けなくなったときは、残ったおはじきを集めて、まき直します。
ルールの選び方(昔ながらの決まり)

おはじきの遊び方は、地域や家によって少しずつちがいます。このゲームでは、よく知られた決まりを「標準」と「昔ながら」の2つから選べて、「自分で決める」で1つずつ切りかえることもできます。
| 決まり | 標準 | 昔ながら |
|---|---|---|
| 線を引くとき指が触れたら | アウト | アウト |
| 当てたあと「きる」 | きらない | きる(当てたあと2つの間が指1本分あいていないと取れない) |
| 取れる数 | 当てた1つ | 当てた1つ |
| くっついた玉(おねぼ) | なし(くっつかないようにまく) | まいたときにくっついたおはじきは、最初にはじく人がもらえる |
「きる」があると、ただ当てるだけでなく、当てたあと2つが離れるくらいの強さではじく必要があるので、力の加減がむずかしくなります。「自分で決める」では、線を引くときに触れても引き直せるようにしたり、当てた1つとはじいた1つを2つとももらえるようにしたりもできます。はじめての人は「標準」から始めるのがおすすめです。
CPUの強さ
| CPUの強さ | 対戦したときの感じ | こんな人に |
|---|---|---|
| やさしい | 近くのおはじきに飛びついて、強くはじきすぎることが多い。まわりのおはじきまで転がして失敗しがち | はじめての人、ルールを覚えたい人 |
| ふつう | 当てやすい組を選んでくるが、強さの見当がときどき外れる | 何回か遊んで、はじく強さに慣れてきた人 |
| つよい | まわりが空いた組を選び、ちょうどよい強さで当ててくる。それでもときどき外す | ねらった所に当てられるようになった人の腕だめし |
勝つためのコツ
1. 近くて、まわりが空いている組をねらう
取りやすいのは、2つが近すぎず遠すぎず、ねらうおはじきの先にほかのおはじきがない組です。当てたおはじきは、当たった向きへ転がっていくので、その先が空いているかを先に見ましょう。
2. 強くはじきすぎない
いちばん多い失敗は、強すぎて当てたおはじきが遠くまで転がり、ほかのおはじきにぶつかることです。ガラスのおはじきはよくすべるので、「少し弱いかな」くらいで十分に届きます。
3. まっすぐ正面から当てる
正面から当てると、はじいたおはじきはその場でほとんど止まり、当てたおはじきだけがまっすぐ進みます。ななめに当てると、2つとも横へ散って、ほかのおはじきにぶつかりやすくなります。
4. 線は間のまん中に、短く
線を引くときは、2つの間のまん中を、2つを結ぶ向きに直角に、短く横切りましょう。長く引くと、指先がおはじきに触れやすくなります。
5. 「きる」があるときは少し強めに
「昔ながら」では、当てたあと2つが指1本分離れていないと取れません。やさしく当てすぎると、2つがくっついたまま止まってしまいます。当てたおはじきが少し転がって離れるくらいの強さがちょうどよい強さです。
6. 次の1つも考えておく
取れたら続けてはじけます。はじいたおはじきが止まる所の近くに、次にねらいやすいおはじきが残るようにはじけると、たくさん続けて取れます。
よくある質問
スマホでも遊べる?
遊べます。おはじきを押して選び、2つの間を指でなぞって線を引き、画面を引っぱって離してはじきます。線を引くときは画面が大きくなるので、細かい所もなぞりやすくなっています。
ねらえる相手が出てこない
選んだおはじきのまわりに、間が指1本分以上あいた相手がいないか、間にほかのおはじきがかかっています。別のおはじきを選び直してみましょう。どの組も選べなくなったときは、自動でまき直します。
ちゃんと当たったのに取れなかったのはなぜ?
当てたおはじきや、はじいたおはじきが、そのあとほかのおはじきに少しでも触れると取れません。また「昔ながら」では、当てたあと2つの間が指1本分あいていないと取れません。画面に失敗のわけが出るので確かめてみましょう。
とちゅうでやめても、続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザなら、「続きから」で、そのときの番のはじめから再開できます。1回はじくごとに自動で保存しています。
おはじきを口に入れても大丈夫?
本物のおはじきは小さいので、小さな子どもが口に入れないよう気をつけて遊びましょう。遊んだあとは数を数えて片づけると、なくしにくくなります。
おはじきってどんな遊び?
おはじきの始まりは、古い中国の、碁石をはじいて当て合う遊びだといわれ、奈良時代に日本へ伝わったと考えられています。平安時代には宮中でも遊ばれ、はじめは小石を使ったことから「石はじき」と呼ばれました。江戸時代には「きさご」という小さな巻き貝の殻を使うのが広まり、ガラスのおはじきが広く出回ったのは明治時代の終わりごろからです。部屋の中で静かに遊べる遊びとして長く親しまれ、今でも算数の数え玉としておなじみです。
玉を転がして穴をねらう縁日の遊びなら、スマートボールもどうぞ。