射的ゲームの遊び方
射的は、お祭りや縁日の屋台でおなじみの遊びです。空気の力でコルクの玉を飛ばすおもちゃの「コルク銃」で、棚の上に並んだ的をねらって撃ち、棚から落とします。このゲームでは、パソコン・スマホ・タブレットのブラウザで、登録なしで遊べます。1回の遊びで使えるコルクは8発。何個落とせるかをためして、落とした物は「コレクション」に並べて集めます。お金はかからず、落とした物は画面の中だけで集める遊びです。
台の見方

画面は、屋台の棚を正面から見た形です。木の棚が何段かあり、だるま・こけし・小箱・缶・こま・太鼓などの的が並んでいます。青い丸が「照準」で、撃つとコルクはここへ飛びます。照準は、手ぶれで少しだけゆれ続けます。手前のカウンターには残りのコルクが並び、右下のコルク銃の先には次のコルクがつまっています。1発撃つと、次のコルクをつめるまで少し待ちます。
ねらって撃つ

パソコンでは、マウスを動かすと照準が動き、クリックするとコルクが飛びます。スマホやタブレットでは、画面のどこかに指を置いてなぞると、なぞった分だけ照準が動きます。指を離すと撃ちます。指で的が隠れないように、照準は指の下ではなく、なぞった向きに動く作りです。画面の下の矢印のボタンと「撃つ」のボタンでも遊べます。キーボードでは矢印キーで照準を動かし、スペースキーで撃ちます。
コルクは、照準のまわりに少しばらけて飛びます。手ぶれのゆれが小さくなった瞬間をねらって撃つと、思った所に当たりやすくなります。
台の種類と難しさ
| 台 | どんな台? |
|---|---|
| 縁日の棚 | 昼の屋台の3段の棚。上の段には軽い小物、下の段には重いだるまや大きな箱が並びます。はじめての人はここから |
| お祭りの夜 | ちょうちんの下の夜の棚。重い物が多めで、ねらう所をよく考える台です |
| ミニチュア | 小さな的が4段にずらりと並びます。的は軽いけれど小さいので、照準をしっかり合わせることが大切です |
| 難しさ | 遊んだときの感じ |
|---|---|
| かんたん | 手ぶれが小さく、コルクの勢いが強めです。的は棚の後ろの縁の近くに置いてあり、少し押すだけで落ちます |
| ふつう | 手ぶれは少し。軽い物はすぐ落ちますが、重い物は上のほうに当てないと落ちません |
| むずかしい | 手ぶれが大きく、コルクは弱め。的は棚の手前に置いてあり、何発か当てて少しずつ後ろへずらす必要があります |
自己ベストは、台と難しさの組み合わせごとに残ります。本物の屋台には、小さな子向けに「倒れたら1個」とする所もありますが、このゲームでは本物の多くと同じく、棚から落ちたら1個です。棚の上で後ろに倒れて残った的は、もう一度当てて押し出しましょう。
射的で落とすコツ
1. 的の「上のほう」をねらう

的が棚から落ちるのは、後ろへ倒れたときです。コルクが的の上のほうに当たると、的は後ろの下の角(または棚の後ろの縁)を支点にして、後ろへくるっと回ろうとします。重心が支点より後ろへ出れば、そのまま棚の後ろへ落ちます。まんなかより下に当たると、的は回らずに後ろへ少しすべるだけです。ねらうのは、的の上から4分の1くらいの所。ただし、上の端ぎりぎりをねらうと、手ぶれで上に外れやすいので気をつけましょう。
2. 重い物は、何発か当てて少しずつ後ろへ

だるま・ビー玉のびん・大きな箱のような重い的は、1発ではぐらっと傾いて元に戻ってしまうことがほとんどです。でも、あきらめることはありません。傾いて戻るたびに、的は少しずつ後ろへずれていきます。後ろの縁に近づくほど、少しの力で倒れるようになります。同じ的の上のほうへ、続けて当てるのが作戦です。コルクの数には限りがあるので、軽い物で数をかせぐか、重い物に挑むかを考えるのも、射的の楽しいところです。
3. 横に長い箱は、上の角をねらう

大きな箱や木の汽車のように横に長い的は、まんなかに当てても重くてなかなか倒れません。上の角(右上か左上)をねらうと、箱は向こう側の角のあたりを中心に、横にくるっと回ります。回ると、当たった側のはしが後ろへ下がり、重心も少し後ろへ動きます。そこへ、もう1発上のほうに当てると、ぐっと落ちやすくなります。
4. だるまは「押してずらす」
だるまは、下がふっくら重く、重心がとても低い作りです。上に当てても、起き上がりこぼしのように元に戻ってしまいます。だるまは、まんなかあたりに当てて、後ろへすべらせるように少しずつ押していきましょう。棚の後ろの縁から重心が外へ出たとき、ころんと落ちます。
5. 手ぶれのゆれを見て撃つ
照準は、同じ形をくり返すようにゆっくりゆれています。しばらく見ていると、ねらった所に戻ってくるタイミングが分かります。あせって撃たずに、照準が的の上に来た瞬間に撃ちましょう。スマホでは、指をなぞって照準を合わせてから、少し待って指を離すのがコツです。
6. 当たり外れより「どこに当たったか」を見る
コルクが当たると、当たった所に印が出ます。落ちなかったときは、その印が的のどこにあったかを見て、次の1発をどこへ撃つかを決めます。画面の上の一言も、「もっと上をねらうと倒れやすい」のように、次の手がかりを教えてくれます。
てこと重心で考えてみよう
射的の的が倒れるかどうかは、重心とてこの考え方で説明できます。棚の上に立っている的は、後ろの下の角を「支点」にして後ろへ回ろうとします。コルクが当たった高さが支点から高いほど、同じ力でも回そうとする働き(モーメント)が大きくなります。だから、上のほうに当てると倒れやすいのです。
反対に、元に戻ろうとするのは、重心にかかる重さです。重心が低い物ほど、また底が広い物ほど、重心を支点の真上まで持ち上げるのに大きな力がいるので、倒れにくくなります。だるまが倒れにくいのはこのためです。的が棚の後ろの縁の近くにあると、支点が棚の縁になり、重心から支点までのきょりが短くなるので、少しの力で倒れるようになります。
よくある質問
お金はかかる? 落とした物はもらえる?
お金はかからず、登録もいりません。落とした物は画面の中の「コレクション」に並ぶだけで、何かと交換したり、家に届いたりすることはありません。8発で何個落とせるかと、12種類の的を全部そろえることを楽しむ遊びです。
当たったのに落ちないのはなぜ?
的には重さがあり、当たった所によって動き方が変わります。軽い物はどこに当たっても落ちやすいのですが、重い物はまんなかや下に当たっても少しすべるだけです。上のほうに続けて当てて、少しずつ後ろへずらしましょう。
スマホやタブレットでも遊べる?
遊べます。画面を指でなぞって照準を動かし、指を離すと撃ちます。学校のChromebookやiPadでも動くように、軽い作りにしています。
コレクションは消えない?
コレクションと自己ベストは、使っている端末のブラウザに保存されます。同じ端末・同じブラウザなら、次に開いたときもそのまま残っています。遊んでいるとちゅうでやめても、「続きから」で再開できます。
本物の射的と同じ?
コルク銃で棚の上の物をねらい、棚から落とすという遊び方は本物と同じです。本物は屋台ごとに玉の数や決まりがちがい、小さな子向けに「倒れたら」でよい所もあります。このゲームでは、玉の数をいつも8発にして、記録をくらべやすくしています。
射的の歩み
的をねらって物を飛ばす遊びはとても古く、江戸時代の縁日には、小さな弓で的をねらう「楊弓(ようきゅう)」の店がありました。空気の力でコルクを飛ばす射的は、明治の終わりごろから広まったといわれ、「お座敷鉄砲」と呼ばれることもありました。いまでも、お祭りの屋台や温泉街などで見かけることができます。英語では、こうした的当ての屋台を「シューティング・ギャラリー(shooting gallery)」と呼び、海外の遊園地やお祭りにも、ブリキのアヒルやびんを倒す同じような遊びがあります。このゲームは、だるま・こけし・こまなど昔ながらの小物の絵を自分で描いて棚に並べ、的が倒れる動きを、重心とてこの考え方で楽しめるようにしたものです。
縁日の遊びが好きなら、ばねで玉を打ち出すスマートボール、押し台でコインを押し出すコイン落とし、アームでぬいぐるみをつかむクレーンゲームもどうぞ。