だるま落としの遊び方
だるま落としは、輪切りにした木の円柱(胴)をいくつか積み重ね、いちばん上にだるまを乗せたおもちゃで遊ぶ、日本の昔遊びです。小さな木づちで胴を横から1段ずつたたいて飛ばし、だるまを少しずつ下へ下げていきます。上のだるまを落とさずに、胴を全部抜いてだるまだけにできたら成功です。このゲームでは、だるま落としを横から見た画面で、ひとりで記録に挑戦したり、CPUや友だちと腕を比べたりできます。
1. 道具と名前

はじめは胴が4段積まれ、その上にだるまが乗っています。胴の数は設定で5段・7段にも変えられます。段は下から「1段目」「2段目」と数えます。木づちは胴の横にあり、左右どちらからたたくかを選べます。
2. たたいて胴を飛ばす

ちょうどよい強さでたたくと、たたいた胴だけが横へすべり出て、上に乗っていた段とだるまは、ほとんど傾かずにそのまま真下へ落ちます。これで胴が1つ減りました。同じようにたたいていき、胴が全部なくなってだるまだけが台の上に立てば成功です。
3. 強さの加減がすべて

だるま落としでいちばん大事なのは、たたく強さです。弱すぎると、胴が上の段を引きずって途中で止まったり、上の段ごと傾いたりします。途中で止まったときは、もう一度たたけますが、上の段も少しずれてしまいます。反対に強すぎると、胴は抜けても、勢いあまった木づちが落ちてくる上の段に当たって、ぐらつかせてしまいます。上に乗っている段が多いほど重いので、ちょうどよい強さは少しずつ変わります。
4. 強さの決め方(ゲージ・引っぱる)

強さの決め方は2つから選べます。「ゲージを止める」では、「構える」を押すと強さのゲージの針が左右に動き出すので、ちょうどよいと思う所でもう一度押します。ぐらつきやすさを「やさしい」にすると、ゲージにちょうどよい所が緑色で出ます。「引っぱって離す」では、画面を押したまま木づちの側へ横に引っぱり、離すとたたきます。たくさん引っぱるほど強くなります。時間に追われないので、ゆっくり考えたい人に向いています。
5. だるまが落ちたら失敗

上の段が大きく傾いたり、ずれが大きくなって支えきれなくなったりすると、胴とだるまが崩れて失敗です。少し傾いただけなら、ゆれがおさまって立ち直ります。たたいたあとに画面に出る「ぴったり!」「抜けた」「ぐらついた…」で、どのくらいうまくいったかがわかります。
ぐらつくと、ずれが残ります。上の段が大きくゆれると、着地したときやゆれ返したときの勢いで、段と段の間が横にすべり、上の段が少しずれたまま止まります。このずれは次にたたいても元には戻らず、ぐらつくたびに積み重なっていきます。ずれた側は支えの端が近くなるので、次にゆれたときにそちらへ倒れやすくなり、ずれが大きくなると、ゆれた拍子に上の段が段の角から落ちてしまいます。
段がたくさん残っている最初のほうほど揺れやすいのも、本物と同じです。上に重い物がたくさん乗っていると重心が高く、少し傾いただけで倒れる角度に近づき、ゆれで振られる勢いも大きくなります。段が減るにつれて重心が下がり、最後のほうはむしろ揺れにくくなります。ただし、最初のほうでできたずれは最後まで残るので、前半を雑にたたくと、揺れにくいはずの後半で崩れることがあります。
6. たたく向きと、どの段でも

胴をたたくと、上の段は胴が飛んだ向きへ少し引きずられてずれます。いちばん下からたたいているときは全体がいっしょに動くので気にしなくてかまいませんが、2段目より上をたたくときは、同じ向きから続けてたたくと、ずれが重なって上の段が片側へ寄っていきます。そんなときは反対側からたたくと、ずれが打ち消されます。

ふつうはいちばん下の胴から順にたたきますが、設定の「たたく段」を「どの段でも」にすると、好きな段を選んでたたけます。段は画面で押すか、「上・下」のボタンで選びます。上の段ほど軽いので、弱めの力で抜けます。
7. 対戦のしかた

CPUや2人で遊ぶときは、それぞれが自分のだるま落としを持ち、交代で1回ずつたたきます。先に胴を全部抜いたほうの勝ちで、自分のだるまを落としてしまったら、その場で負けです。先にたたく人が先に全部抜いたときは、あとの人ももう1回たたけます。そこで両方とも全部抜いたら、それまでの傾き(ぐらつき)の合計が小さいほうの勝ちです。先にたたくのはくじで決まります。相手のだるま落としは画面の右上に小さく出ます。
設定のちがい
| 設定 | 選べるもの | ちがい |
|---|---|---|
| 胴の数 | 4段・5段・7段 | 4段がよくある形。段が多いほど上が重く高くなり、ちょうどよい強さの幅がせまくなります |
| ぐらつきやすさ | やさしい・ふつう・むずかしい | やさしいはゲージがゆっくりで、ちょうどよい所が緑で出ます。むずかしいほどゲージが速く、ゆれが大きくなります |
| たたく段 | 下から順・どの段でも | 下から順がふつうの遊び方。どの段でもにすると、まん中の段からもたたけます |
| 強さの決め方 | ゲージを止める・引っぱって離す | ゲージはタイミング、引っぱるは指の動かし方の加減が勝負です |
ひとりで遊ぶときは、設定ごとに成功した回数・連続成功・最少のたたいた回数が記録されます。「今日のチャレンジ」は、胴が4段・ぐらつきやすさふつう・下から順で、胴が少しずつずれて積まれた、その日だけの形に挑戦します。同じ日なら何度でも同じ形なので、最少回数での成功をめざしてみましょう。
CPUの強さ
| CPUの強さ | 対戦したときの感じ | こんな人に |
|---|---|---|
| やさしい | 強さの見当がよくはずれて、弱すぎたり強すぎたりする。同じ向きからたたきがち | はじめての人、強さの感じをつかみたい人 |
| ふつう | ちょうどよい強さをだいたいつかんでいるが、ときどき大きく見当ちがいをする | 何回か遊んで、成功できるようになってきた人 |
| つよい | ほとんどまっすぐ抜いてくる。たたく向きもよく考える。それでもたまに手もとが狂う | ぐらつかせずに抜ける自信がある人の腕だめし |
うまく抜くコツ
1. 「少し強め」から始める
はじめての人に多いのは、こわごわ弱くたたいて、胴が上の段を引きずってしまう失敗です。だるま落としは、すばやくたたいて胴だけを一瞬で抜くのがこつです。迷ったら、まん中より少し強めから試してみましょう。
2. 前の1回を覚えておく
途中で止まったら次は強めに、木づちが上の段に当たったら次は少し弱めに、と前の結果から少しずつ直していくと、ちょうどよい強さが見つかります。上に乗っている段が1つ減るたびに、ちょうどよい強さも少しだけ弱めになります。最後の1段は、だるまだけが胴の高さから落ちるので、うまくたたいても少しゆれます。
3. ゲージは「上がってくる途中」で止める
ゲージの針は、はしで折り返して往復します。いちばん強い所を過ぎて戻ってくる途中は動きが読みにくいので、弱い側から上がってくる途中で、ねらった所に来るのを待って押すと安定します。
4. ずれたら反対からたたく
弱めにたたいて上の段が片側にずれたら、次は反対側からたたくと、ずれが戻ります。ずれたまま同じ向きから続けると、ずれが重なって崩れやすくなります。
5. 高いときは落ち着いて
7段は上が重く、ちょうどよい強さの幅がせまくなります。「引っぱって離す」にすると、時間に追われずにじっくり強さを合わせられます。
6. 対戦では、急がずまっすぐ
対戦は、だるまを落としたらその場で負けです。相手が先に進んでいても、あわてて強くたたくより、確実にまっすぐ抜くほうが勝ちにつながります。両方全部抜いたときは、ぐらつきの少ないほうが勝ちです。
7. 前半ほどていねいに
胴がたくさん残っている最初のほうが、いちばん揺れやすく、ずれもたまりやすい場面です。ここで「ぐらついた…」を出すと、そのずれが最後まで残ります。最初の1〜2回は急がず、ぴったり抜くことだけを考えましょう。もしぐらついて上の段がずれたら、次はずれた側と反対側から、ずれた向きへ胴を飛ばすようにたたくと、ずれが広がりにくく、後半が楽になります。
よくある質問
スマホやタブレットでも遊べる?
遊べます。「構える」を押してゲージを動かし、もう一度押してたたきます。「引っぱって離す」にすると、画面を指で横に引っぱって離すだけでたたけます。
胴が途中で止まったら?
失敗ではありません。もう一度たたけば抜けます。ただ、上の段が少しずれていることがあるので、次の強さや向きに気をつけましょう。
少し傾いたけど立っている。これは成功?
立っていれば、そのまま続けられます。ただ、傾いた分は「ぐらつき」として数えられ、対戦で両方とも全部抜いたときの勝ち負けに使われます。
とちゅうでやめても、続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザなら、「続きから」でその番のはじめから再開できます。1回たたくごとに自動で保存しています。
本物のだるま落としで遊ぶときのこつは?
台はかたく平らな所に置き、木づちを胴の高さでまっすぐ横に振りましょう。胴が飛んでいくので、人のいない方向へたたくと安心です。
だるま落としってどんな遊び?
だるま落としのだるまは、禅宗を開いたといわれる達磨大師がもとになった、あのだるまです。はっきりした始まりはわかっていませんが、江戸時代の中ごろには、木のおもちゃとして人々の間で遊ばれていたと考えられています。胴は赤・黄・緑・青などに塗り分けられることが多く、今では木のほかにプラスチックなどのものもあります。家族や友だちとかんたんに遊べる昔遊びとして、今も親しまれています。
昔ながらの縁日の遊びなら、玉を打って穴に入れるスマートボールもどうぞ。