四人将棋の遊び方
四人将棋は、9×9の盤を東西南北の四人で囲み、最後まで自分の玉を守る将棋です。二人の将棋とは違い、目の前だけでなく左右からも攻められます。ある相手へ攻める手が、別の相手の攻撃を通してしまうこともあります。まず玉の安全を確かめ、そのあとで取れる駒や成れる駒を探すと指しやすくなります。このページは個人戦で、味方や持ち駒の共有はありません。CPU対戦では南があなた、西・北・東がCPUです。同じ端末で四人が順番に指すこともできます。
盤と最初の9枚
一人が使うのは玉1枚、飛車1枚、金2枚、銀2枚、歩3枚の計9枚です。盤の自分に近い辺へ銀・金・玉・金・銀を並べ、次の段の中央へ飛車、その両隣へ歩、その前の中央へ歩を置きます。四方向の配置は、この三角形を90度ずつ回した形です。角・桂馬・香車は使いません。盤の駒には所属する人の番号1〜4と向きが付き、色だけで区別する必要はありません。駒の正面はそれぞれの人から見た前です。西の人の歩は画面の右へ、東の人の歩は画面の左へ進みます。

手番と王手の優先
最初は南1から指し、通常は南→西→北→東の時計回りです。標準では王手がかかった人が先に応じます。複数の玉へ同時に王手がかかった場合は、今指した人から時計回りに最初に当たる人へ手番が移ります。その人が王手を防いだあとも、王手のある人を先にして、なければ時計回りへ戻ります。画面上の手番表示を見てから駒を選びます。王手をかけると普段の順番を飛ばす場合があるので、自分の番がまだ先だと思って玉の守りを放置しないことが大切です。
駒の動きと向き
玉は周囲8方向へ1マス、飛車は縦横へ何マスでも動きます。飛車は途中の駒を飛び越えられません。金は前、斜め前、横、後ろへ1マスで、斜め後ろへは動けません。銀は前と斜め4方向へ1マスで、横や真後ろへは動けません。歩は自分の前へ1マスです。「前」「斜め前」は、その駒の所有者から見た向きです。相手の駒のいるマスへ動けば取れますが、自分の駒のいるマスへは動けません。裏王のあるマスは誰も入れず、飛車も越せません。

対面側の3段で成る
成れるのは飛車・銀・歩です。自分から見た奥の3段へ入るとき、その中で動くとき、そこから出るときに成るか選べます。南なら上の3段、西なら右の3列、北なら下の3段、東なら左の3列です。隣にいる相手の最初の配置へ近づくだけでは成れません。飛車が成ると龍になり、飛車の動きに斜め1マスが加わります。銀と歩が成ると金と同じ動きになります。玉と金は成れません。歩がいちばん奥へ進む場合は、そのままでは行き先がなくなるので必ず成ります。持ち駒を打ったその手では成りません。

取った駒と持ち駒の打ち方
取った飛車・金・銀・歩は自分の持ち駒になります。成っている駒を取った場合は、元の飛車・銀・歩へ戻ります。自分の手番に盤の駒を動かす代わりに、持ち駒を空いたマスへ打てます。二歩を避けるため、自分の成っていない歩がすでにいる筋へ歩は打てません。南北の人は同じ縦列、東西の人は同じ横列が筋です。と金は二歩に数えません。歩を最奥の段へ打つこともできません。盤の駒と持ち駒は全員に見え、隠す必要はありません。

詰み・脱落と裏王
標準では自分の玉を攻撃にさらす手を指せず、王手を受けたら逃げる、攻撃している駒を取る、飛車の線へ合い駒を打つなどで防ぎます。どの手でも王手を防げないと詰みで脱落です。玉を実際に取る前に判定し、詰んだ玉は裏王として盤上に残ります。脱落者の残りの駒は動かず、玉への利きもなくなりますが、他の人はその駒を取って持ち駒にできます。脱落者の持ち駒は凍結し、他の人へ渡しません。裏王は取れません。王手でなくても自分の番に合法手が一つもなければ脱落します。

反則と選べるルール
標準では二歩、行き先のない歩打ち、玉を攻撃へさらす手、打ち歩詰めを候補から外します。打ち歩詰めは持ち駒の歩を打つ手そのもので相手を詰ませることです。盤上の歩を進めて詰ませる手とは違います。裏王へ向けて歩を打つこともできません。設定で打ち歩詰めの禁止だけを解除できます。王取り簡易では王手による手番の飛び越しと自玉の安全制限がなく、時計回りに指して玉を実際に取ります。取られた玉は盤から除き、持ち駒にはしません。残りの駒は凍結し、最後の生存者が勝ちます。標準とは別の方式として選びます。
順位・引分け・投了
最初に脱落した人が4位、次が3位、その次が2位、最後に残った人が1位です。標準で複数の詰みが生じた場合は、指した人から時計回りに確認し、脱落で駒の利きが消える影響も確かめます。同じ盤、持ち駒、脱落状態、手番が4回現れると引分けです。連続王手の場合も、このページでは引分けとして扱います。また600手に達すると引分けになり、生存者は同順位です。これは対局を終わらせるためのこのページの規定です。投了は自分の番に選び、確認してから脱落します。

CPUと駒の表示
CPUのやさしいは駒を取りながら前へ進み、同じ局面の繰返しを避けようとしますが、取り返しを読みません。ふつうは駒の働きと守りを合わせつつ、危険を見落とすこともあります。つよいは脱落後の盤と王手による手番を確かめ、実際に次に指す相手の合法な取り返しや王手も調べます。全員の先の手を深く読み切るわけではありません。どの段も同じ合法手から指します。駒の表示は、漢字の駒と英語記号・方向印の駒から選べます。Kは玉、Rは飛車、Gは金、Sは銀、Pは歩で、+は成駒、Xは裏王です。英語表示でも動く方向は所有者の向きです。表示の違いでルールが変わることはありません。
スマホの操作と保存
盤は内側を横にスクロールでき、必要なら「盤の拡大」でさらに広げられます。駒と緑の行先を押し、盤近くの確定で1手進めます。成れる手は成りを選べます。持駒は自分の駒台から選んで空きマスへ打ちます。補助欄の「座標で選ぶ」から行先を選ぶこともできます。同じ駒の再タップ・取消・余白・Escは確定前の選択を解除し、Pキーと一時停止は対局を止めます。指が動いたり2本触れたりした場合も手を進めず選択を解除します。TabとEnterでも駒や操作を選べます。設定を開くと対局を保存し、続きから戻ると元の設定と盤を復元します。続けるを押すまでCPUも止まります。保存はこの端末のブラウザ内だけで日英共通です。ブラウザの保存データを消すと失われます。別のタブへ移ると一時停止し、音は最初オフです。
四人将棋のコツと背景
一人だけを追い続けず、左右の飛車の線と自分の玉の周囲を確かめます。駒を取る前に、別の人の駒が取り返せるかを見ます。王手で手番が変わることを使えば、相手の攻めの順番を崩せますが、王手のあと自分の守りを開けないようにします。脱落で動かなくなった駒も障害物になるため、飛車の線をもう一度確認します。四人で遊ぶ将棋には複数の方式があり、詰み後の駒の継承や王の獲得数で決める方式もあります。このページは個人戦の標準と王取り簡易を明示して遊びます。
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