ミニ将棋

4×5マスの小さな盤で、王・金・銀・角・歩の5枚ずつを動かす将棋。駒の動きは本将棋と同じ。取った駒は自分の駒として打てます。

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相手
CPUの強さ
先手(先に指す人)
ルール

動きガイド(駒をえらぶと動ける向きを矢印で出す)
駒のデザイン
駒のデザイン

英字の駒は、駒の種類を英字(玉=K・飛=R・角=B・金=G・銀=S・歩=P)で表し、動ける向きを点(1マス)と矢印(どこまでも)で示します。成った駒は赤。

ルールを細かく決める
盤
勝ち方
千日手(同じ形が4回)

ver 1.0.0 · 更新

更新履歴
  1. · ver 1.0.0バージョンと更新履歴の表示を追加しました。
  2. 英語版を公開しました。
  3. ゲームを公開しました。

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    ミニ将棋の遊び方

    ミニ将棋は、ふつうの将棋(本将棋)よりずっと小さい盤と少ない駒で遊ぶ将棋です。このゲームの「ミニ将棋」は、縦5マス・横4マスの盤に、王・金・銀・角・歩を1枚ずつ並べて遊びます。駒の動き方は本将棋とまったく同じなので、ここで覚えた動きは本将棋でもそのまま使えます。相手の駒を取ったら自分の持ち駒になり、あとで盤に打てる、相手の陣地に入ると成って強くなる、という将棋ならではの決まりも入っています。1局は5分ほど。将棋を覚えたい子どもや、すき間の時間に1局指したい人にぴったりです。

    駒の並べ方

    縦5マス横4マスの盤。手前の段に左から王(玉)・金・銀・角、王の前に歩。向こう側は盤を回した形で、右上に王、その前に歩
    手前のいちばん下の段に、左から王・金・銀・角。王の前に歩を置きます。相手は盤をぐるりと回した並びです。

    1人5枚ずつ使います。自分に近いいちばん下の段に、左から王・金・銀・角を並べ、王のすぐ前に歩を置きます。相手は、盤を180度回した位置に同じ並びで置くので、相手の王は右上のすみになります。この並びは、5×5の盤で遊ぶ「5五将棋」の並べ方から飛車をのぞいて、横4マスに合わせたものです(このサイトで決めた並べ方です)。駒は、先が相手のほうを向くように置きます。画面では、向こう向きの駒が自分の駒、こちら向きの駒が相手の駒です。手前の人の王は「玉」と書いてありますが、動きも役目も王と同じです。

    駒の動かし方

    王・金・銀・角・歩の5つの駒が、それぞれどのマスへ動けるかを矢印で示した図
    駒ごとに動ける向きが決まっています。角だけは、ななめにどこまでも進めます。

    自分の番には、駒を1つ動かすか、持ち駒を1つ打ちます。駒の動き方は次のとおりです。

    駒動ける所
    王(玉)まわりの8マスのどこへでも1マス
    金前・ななめ前・横・後ろへ1マス(ななめ後ろには行けない)
    銀前・ななめ前・ななめ後ろへ1マス(横と真後ろには行けない)
    角ななめ4方向に、ほかの駒にぶつかるまで何マスでも
    歩前へ1マスだけ

    行きたいマスに自分の駒があるときは進めません。相手の駒があるときは、その駒を取ってそのマスに進めます。角は、途中にほかの駒があるとそこで止まり、飛びこえることはできません。

    取った駒は「持ち駒」にして打てる

    金で相手の銀を取ると、銀が自分の持ち駒の台に移り、次の番にその銀を空いているマスに打つ流れの図
    取った駒は自分の駒台へ。自分の番に、空いているマスならどこにでも打てます。

    相手の駒を取ったら、それは自分の「持ち駒」になります。自分の番に、駒を動かすかわりに、持ち駒を1つ盤の空いているマスに置けます。これを「打つ」といいます。打った駒は、次の番から自分の駒としてふつうに動かせます。ただし、歩をいちばん奥の段に打つことはできません(前に進めなくなるからです)。成った駒を取ったときは、元の駒にもどして持ち駒にします。

    相手の陣地に入ると「成る」

    歩がいちばん奥の段に進んで裏返り、赤い字の「と」になる図。と・成銀は金と同じ動き、馬は角に王の縦横1マスを足した動きになることを示している
    いちばん奥の段に入ると、駒を裏返して強くできます。

    相手のいちばん奥の段(盤の色が少し濃い段)に駒が入ったとき、または奥の段から出るときに、駒を裏返して「成る」ことができます。歩は「と」、銀は「成銀(全)」になって、どちらも金と同じ動きになります。角は「馬」になり、ななめに何マスでも進めるうえに、縦と横へも1マス動けます。王と金は成りません。歩は奥の段に入ったら、必ず成ります。銀や角は、成るか成らないかを選べます(「はじめて」のルールでは、いつも自動で成ります)。

    勝ち負けの決め方

    左は、金が相手の王のすぐ前に来た「王手」の図(王で金を取ればしのげる)。右は、金2枚で王が逃げられず金も取れない「詰み」の図
    「はじめて」は相手の王を取ったら勝ち。「本将棋ルール」は王を詰ませたら勝ちです。

    将棋の本来の勝ち方は、相手の王を「詰ませる」(どう逃げても次に取られる形にする)ことで、最初に選ばれている「本将棋ルール」もこの決まりです。入門用の「はじめて」のルールでは、相手の王を取ったら勝ちです。自分の王がねらわれている(王手)のに気づかずにほかの駒を動かすと、次の番に取られて負けてしまいます。王手をかけられたら、王を逃がすか、ねらっている駒を取るか、間に駒を入れて守りましょう。このゲームでは、王手になると盤の上に「王手!」と出ます。

    「本将棋ルール」と「5五将棋」では、本将棋と同じように、相手の王がどうやっても取られてしまう形(詰み)にしたら勝ちです。王が取られる形のままにする手は指せません。また、自分の番に指せる手が1つもなくなった人も負けです。

    してはいけない手と、引き分け

    本将棋ルールでは、同じ列に自分の歩(成っていない歩)を2枚置く「二歩」と、持ち駒の歩を打って詰ませる「打ち歩詰め」は反則で、指せない手になっています(歩を前に進めて詰ませるのはかまいません)。「はじめて」では、この2つも指せます。どのルールでも、同じ形(盤の駒・持ち駒・手番がすべて同じ)が4回出たら「千日手」です。ふだんは引き分けですが、5五将棋では先手の負けになります。どちらかが王手をかけ続けて千日手になったときは、王手をかけていた側の負けです。長く続いたときは、決まった手数(4×5は200手、5×5は300手)で引き分けにします。

    動きガイド・ヒント・待った

    動きガイドをオンにして銀をえらんだ画面。銀から動ける向きに青い矢印が出て、行けるマスに点がついている。相手にねらわれている自分の駒には赤い輪
    動きガイドをオンにすると、えらんだ駒の動ける向きが矢印で出ます。

    「動きガイド」をオンにすると、駒をえらんだときに、その駒が動ける向きを盤の上に矢印で出します。相手にねらわれている自分の駒には赤い輪がつくので、うっかり取られるのを防げます。駒の動きを覚えるまでは、オンにしておくのがおすすめです。「ヒント」を押すと、よさそうな手を緑の矢印で教えてくれます。「待った」を押すと、自分が指す前の形まで戻せます。

    ルールの違い(はじめて・本将棋ルール・5五将棋・自分で決める)

    このゲームでは、3つの遊び方から選べます。「自分で決める」では、盤の大きさ・勝ち方・反則などを1つずつ変えられます。

    ルール盤と駒勝ち方向いている人
    はじめて4×5・王金銀角歩王を取ったら勝ち。二歩・打ち歩詰めもOK。成れるときはいつも成る将棋をはじめて覚える人・子ども
    本将棋ルール4×5・王金銀角歩詰ませたら勝ち。二歩・打ち歩詰めは反則。成るかは自分で選ぶ本将棋の決まりを練習したい人
    5五将棋5×5・王金銀角飛歩本将棋と同じ。千日手は先手の負け本将棋を知っている人。飛車が入ってにぎやか

    「自分で決める」では、ほかに「王が相手のいちばん奥の段に入り、そこで取られなければ勝ち」という決まりも足せます。王を前に出して攻めに使う、ちょっと変わった遊び方になります。

    勝つためのコツ

    1. 動かす前に「その駒は取られないか」を見る

    小さな盤では、どの駒も相手の駒のすぐ近くにいます。動かしたい先のマスに、相手の駒が来られないかを確かめてから動かしましょう。動きガイドの赤い輪も目安になります。

    2. 取れる駒があっても、取り返されないかを考える

    相手の歩を金で取ったら、すぐに相手の銀に金を取られた、ということがよくあります。取ったあとの形を1手だけ先まで考えると、ぐっと負けにくくなります。

    3. 持ち駒は大事な場面まで取っておく

    持ち駒は、空いているマスならどこにでも打てるのが強みです。相手の王のそばに打って王手をかけたり、自分の王の守りに打ったりと、使いどころを選べます。あわてて打たずに、ここぞという時に使いましょう。

    4. 王のまわりに金や銀を置く

    王のとなりに金や銀がいると、相手は王に近づきにくくなります。王だけがぽつんと離れていると、持ち駒を打たれてすぐに追いつめられます。

    5. 角の通り道に気をつける

    角はななめにどこまでも進めるので、遠くから駒をねらってきます。相手の角のななめの線の上に、大事な駒を置かないようにしましょう。反対に、自分の角で相手の王や金をねらうのも強い手です。

    6. 歩を成らせて「と」にする

    歩は弱い駒ですが、奥の段まで進むと金と同じ動きの「と」になります。しかも「と」を取られても、相手の持ち駒は歩1枚だけです。歩を進めて、相手の陣地に入るチャンスをねらいましょう。

    よくある質問

    将棋を知らなくても遊べる?

    はい。駒は5種類だけで、動きガイドをオンにすれば、駒をえらぶと動ける向きが矢印で出ます。まずは「はじめて」のルールで、CPUの「やさしい」と指してみてください。駒の動きは本将棋と同じなので、慣れたら本将棋にも進めます。

    動物の絵の駒で遊ぶ、小さな将棋とは違うの?

    違う遊びです。動物の絵の駒を使う3×4マスの市販の将棋とは、盤の大きさ・駒・並べ方がちがいます。このゲームは本将棋と同じ漢字の駒を使い、動きも本将棋と同じにしてあります。4×5の並べ方は、このサイトで決めたものです。

    CPUの強さはどう違う?

    「やさしい」は目の前の駒を取るのは得意ですが、取られそうな駒をそのままにしたり、王の守りをうっかりしたりすることがよくあります。はじめての人でも勝ちやすい強さです。「ふつう」はときどき先を考えて、取られそうな駒をよけたり、取り返しをねらったりします。駒の動きを覚えたら勝ち越せる相手です。「つよい」は駒を取られない所へ運ぶのが上手で、すきを見せるとすぐに取りにきます。何局か指して慣れてきた人向けです。

    1台で友だちや家族と遊べる?

    はい。「相手」で「となりの人(1台を2人で)」を選ぶと、1台の画面で交代に指せます。下の人と上の人で、自分の駒を動かしてください。待ったやヒントも使えます。

    途中でやめても続きから遊べる?

    はい。同じ端末・同じブラウザで開けば、「続きから」を選んで再開できます。音は、はじめは出ない設定です。「音:オフ」を押すと鳴るようになります。

    ミニ将棋ってどんな遊び?

    小さな盤で遊ぶ将棋は、昔からいろいろな形が考えられてきました。よく知られているのは、5×5マスで遊ぶ「5五将棋」で、1970年ごろに大阪の楠本茂信さんが発表したと伝えられています。ほかにも、4×5マスの盤で駒が取るたびに裏返る将棋や、3×3マスのとても小さな将棋、6×6マスの将棋など、世界中で工夫されてきました。盤が小さいと1局が短く、すぐに王どうしがぶつかるので、将棋の「取る・打つ・成る・詰ます」を短い時間でくり返し練習できます。このゲームの4×5のミニ将棋も、そうした小さな将棋の仲間として、本将棋の入り口になるように並べ方を決めました。