四目並べの遊び方
四目並べは、黒と白の石を使う2人用の盤上遊びです。縦に立てた盤の上から交互に石を落とし、縦・横・ななめのどれかに、先に自分の石を4つまっすぐ並べたほうが勝ち。石は下から積み上がっていくので、「どこに置くか」ではなく「どの列に落とすか」を考えるのがこの遊びのおもしろいところです。1回の勝負は数分で終わり、ルールも1分で覚えられるので、子どもから大人まですぐに遊べます。
列を選んで石を落とす

盤は横に7列、縦に6段のマスでできています。自分の番になったら、石を落とす列を1つ選びます。石はその列の中をまっすぐ落ちて、いちばん下の空いたマスに入ります。下が空いているマスに石を浮かせて置くことはできません。先に落とすのは黒で、そのあとは白・黒・白…と1つずつ交代します。いったん入った石は動かしたり取ったりしません。
このゲームでは、盤の上の▼がまだ石を入れられる列です。列のどこを押してもその列に落とせます。パソコンなら、マウスを乗せた列に、石が入るマスが薄く表示されます。キーボードの数字キー(1〜7)で、その番号の列にすぐ落とすこともできます。

1つの列には6つまで石が入ります。満杯になった列には、もう石を落とせません。まだ▼のある列の中から選びましょう。
4つ並べたら勝ち

自分の石を、縦・横・ななめのどれかにすき間なく4つ並べたら勝ちです。間に空いたマスや相手の石があるときは4つと数えません。5つ以上つながったときも勝ちになります。ゲームの画面では、勝った並びを赤い線で結んで知らせます。1手で縦と横など2つの並びが同時にできたときは、両方に線が引かれます。

42マスがすべてうまっても、どちらも4つ並べられなかったときは引き分けです。四目並べにはパスはなく、石を落とせる列があるかぎり、必ずどこかに落とします。
ルールの違い(盤の大きさと重力なし)
いちばん広く遊ばれているのは7列×6段の盤ですが、盤の大きさを変えたり、石を落とさずにどこにでも置けるようにしたりする遊び方もあります。このゲームでは次の4つから選べ、「自分で決める」で盤の大きさと石の置き方を組み合わせることもできます。
| ルール | 盤 | 石の置き方 | 特ちょう |
|---|---|---|---|
| 標準 | 7列×6段 | 列を選んで落とす | いちばん広く遊ばれている形 |
| 小さい盤 | 6列×5段 | 列を選んで落とす | 早く決着。正しく打ち合うと引き分け |
| 大きい盤 | 8列×7段 | 列を選んで落とす | 置ける所が多く、長い勝負になる |
| 重力なし | 7列×6段 | 空いているマスならどこでも | 紙と鉛筆でも遊べる。先手がとても有利 |


「重力なし」は、石が落ちないルールです。空いているマスならどこにでも置けるので、いちばん上の段にいきなり置くこともできます。4つ並べたら勝ち、盤がうまれば引き分けという決まりは同じです。どこにでも置けるぶん、先に打つほうがとても攻めやすく、両側が広く空いた2つ並びをほうっておくと、次の手で両はしの空いた3つ(止めきれない形)にされてしまいます。守りを先に考える練習にぴったりです。
勝つためのコツ
1. まん中の列を大事にする
まん中の列に入れた石は、左右どちらの向きにも、ななめにも並びを作れるので、端の列の石よりずっと役に立ちます。最初の1手は、まん中の列に落とすのが定番です。先に打つなら、まん中から始めると有利に進められます。

2. 相手の「あと1つ」は見のがさない
相手の石が3つ並んで、4つ目のマスに石を入れられる状態になっていたら、すぐにその列に落としてふさぎます。縦の3つは目立ちますが、横やななめの3つ、間が1つ空いた3つは見落としやすいので要注意です。落とす前に、相手の番になったらどこに入れられるかを確かめる習慣をつけましょう。
3. 相手の勝ちのマスの、すぐ下には入れない
四目並べならではの大事なコツです。相手が「あと1つ」の形を作っていても、そのマスの下が空いていれば、まだ石は入りません。ところが、そのすぐ下のマスに自分が石を入れてしまうと、次に相手がその上に入れて4つが完成します。どの列に落としても危ないときは、相手の勝ちのマスの下を空けたまま、ほかの列を先にうめていきましょう。

4. 「あと1つ」を2か所つくる
相手は1回に1つしかふさげません。4つ目を入れられるマスを同時に2か所作れば、どちらかで必ず勝てます。いちばんわかりやすいのは、下の段で両はしが空いた3つを作る形です。ほかにも、横の並びとななめの並びが同じ手でできるような場所を探してみましょう。反対に、相手に2か所作られないよう、2つ並びのうちから早めに止めておくのも大切です。
5. 「あと1つ」のマスの段を考える
盤がうまってくると、どちらも危ないマスの下に入れたくない、がまんくらべになります。下から数えて1段目・3段目・5段目(奇数の段)の「あと1つ」は先に打った人に、2段目・4段目・6段目(偶数の段)は後から打った人に有利に働きやすい、と言われています。上級者は、こうした段の数まで考えて、終わりのほうで相手が自分の勝ちのマスの下に入れるしかなくなる形をねらいます。
6. 後手のときは守りから
後から打つ白は、はじめのうちは黒の並びを止めるのに手を使うことが多くなります。黒がまん中の列を使ってきたら、そのすぐ上や横に入れて、黒の並びが広がらないようにしましょう。守りながら自分の2つ並びを作っておくと、盤がうまってきたころに反撃のチャンスが来ます。
よくある質問
先手と後手、どちらが有利?
先手の黒が有利です。7列×6段の盤では、正しく打てば先手が必ず勝てることが、1988年にコンピューターを使って確かめられています。ただし、そのためにはかなり先まで正確に読む必要があり、人どうしならどちらが勝つかわかりません。つり合いをとりたいときは、1局ごとに先手と後手を交代して遊ぶのがおすすめです。6列×5段の小さい盤は、正しく打ち合うと引き分けになる大きさです。
引き分けはあるの?
あります。盤のマスがすべてうまっても、どちらも4つ並べられなかったときは引き分けです。
CPUの強さはどれを選べばいい?
はじめてなら「やさしい」がおすすめです。盤をよく見ていないことが多く、あなたの3つを止め忘れたり、でたらめに落としたりします。3つ並べたら4つ目のマスをねらいましょう。慣れてきたら「ふつう」。あなたの3つはたいてい止めてきて、自分の並びも作りに来ますが、ときどき見落とします。「つよい」は、何手か先まで読んで「あと1つ」を2か所作ろうとしてくる相手です。見落としはたまにしかないので、自分の並びを作りながら相手の3つをしっかり止めるのが勝つコツです。
待ったやヒントは使える?
はい。設定で「待った あり」にすると、「待った」ボタンで自分の打った手を取り消せます(CPUの手もいっしょに戻ります)。「ヒント」を押すと、じっくり先まで読んだらどの列に落とすかを青い点線で教えてくれます。使った回数は結果画面に出ます。
2人で遊べる?
はい。相手を「となりの人」にすると、1台の画面で交代しながら対戦できます。黒の人から落とし、手番は画面の上に出ます。待ったは1手ずつ戻ります。途中でやめても、同じ端末・同じブラウザなら「続きから」で再開できます。
五目並べとはどこが違うの?
五目並べは平らな盤のどこにでも石を置き、5つ並べたら勝ちです。四目並べは石が下に落ちるので、置ける場所が列ごとに1か所ずつしかありません。そのため「相手の勝ちのマスの下には入れない」といった、五目並べにはない考え方が大事になります。重力なしのルールは、五目並べを小さな盤で4つにしたような遊びです。
四目並べってどんな遊び?
石や駒を一列に並べる遊びは、三目並べや五目並べのように昔から世界中にあります。四目並べのうち、縦に立てた枠に石を落とす形は、1970年代にアメリカでおもちゃとして売り出されて広まり、今では多くの国で遊ばれています。それより前にも、同じように木の枠に駒を入れて4つ並べる遊びがあったと伝えられています。1988年には、2人の研究者がそれぞれ、正しく打てば先手が勝つことを確かめ、コンピューターの研究の題材としてもよく使われています。