メキシカントレインの遊び方
ドミノを列につなぎ、手牌に残った数字の合計を少なくする遊びです。自分の列だけでなく、全員が使える共有トレインや、公開された相手の列にも置けます。早く手牌をなくすことは有利ですが、何ラウンドかの合計点で勝負するので、大きい数字の牌を減らすことも大切です。画面の点数は少ない方がよく、牌を置くたびに点が増えるゲームではありません。対戦を始める前に、この点を確かめておきましょう。
牌セットとラウンドを選ぶ
標準の牌セットはダブル12です。0から12までの2つの数字を組み合わせた91枚で、12–12が最初の始点になります。始点は手牌にも山にも入りません。各自の最初の手牌は15枚です。このページは2〜4人用です。短い練習ではダブル6の28枚、少し小さいセットではダブル9の55枚を選べます。ダブル9は各10枚、ダブル6は2人なら各7枚、3〜4人なら各5枚という、このページの小セット用配り方です。残りは山になります。
手牌を選び、置く列を決める
自分の番になったら、枠のある手牌をタップまたはクリックします。次に置ける列の端をタップすると、そのまま配置します。選択した牌の数字のどちらかが、列の端と同じならつなげます。端が3の列に3–9を置くと、新しい端は9です。列の牌は左がつないだ数、右が次の端で、向きは自動で合わせます。列にまだ牌がなければ、その列の端は始点と同じ数です。選んだだけでは牌は置かれず、列を比べて考えられます。同じ牌の再タップ、木目の余白、Escape、選択解除で準備を取り消せます。山から引いた牌や確定した配置、次の人への交代を戻す操作はありません。
自分の列・共有列・公開された列
通常、自分の列へは自分だけが置けます。共有トレインは誰でも始められ、始点と同じ数から始めます。始まった後も全員が置けます。相手の列へは、その列に「公開」と出ている場合だけ置けます。公開は色だけでなく文字でも表示します。公開中の持ち主も、自分の列へ置くことができます。持ち主が自分の列に置くと公開が解除されます。ほかの人がその列に置いても、公開は解除されません。
置けなければ山から1枚引く
置ける牌が1枚でもある場合は必ず置き、山から引いて別の牌を探すことはできません。どこにも置けない場合だけ「1枚引く」を押します。引いた牌を置けるなら置きます。置けなければ自分の列が公開され、その手番は終わります。何枚も続けて引く方式ではありません。山が空で置けないときは「パス」を押します。この場合も自分の列が公開されます。手番が終わったら「次の人へ」を押し、変わった列を確認してから進めます。
ダブルの追加と、全員の義務
6–6のように同じ数字が2つある牌をダブルといいます。最後の1枚でないダブルを置いた人は、追加でもう1枚置きます。標準の「別の列への追加可」では、そのダブルにも別の置ける列にも追加できます。追加の牌を置けなければ1枚引き、それでも無理なら自分の列を公開して終了します。その手番が終わった時点でダブルの先に牌がないと、全員がそのダブルを優先して満たす義務を負います。自分の非公開の列を伸ばしたり、別の共有列に逃れたりはできません。満たす牌を置けない人も1枚引き、無理なら公開して次へ進みます。
ダブルを2枚置く場合
標準では、置ける別々の2列にダブルを2枚出せます。ただし、そのあとにどちらかのダブルを満たす3枚目を、すでに手牌に持っていなければなりません。3枚目を山から探すことはできません。3枚目で片方を満たすと、残ったダブルを次の人以降が優先します。画面では条件を満たす2枚目だけを選べるようにしています。「同じ列を即カバー」では、追加の牌を直前のダブルにつなぐので、別の列へ2枚目のダブルを出す場面はありません。
残り点と試合の終わり
誰かの手牌がなくなるとラウンド終了です。最後の1枚がダブルでも終了します。山が空になり全員が続けて置けなくなった場合も終了です。それぞれ残った牌の両側の数字を足して、その人の点数に加えます。2–5と0–9なら16点です。標準で0–0は0点です。次のラウンドでは始点が1つ下がり、先に始める人も順番に変わります。標準セットの全ラウンドは12–12から0–0まで13回。設定では練習用の1回、短い3回も選べます。決めた回数を終えて合計が最小の人が勝ち、同じ最小点なら同点です。
ルールセットの違い
家庭やメーカーの説明書には、最初だけ自分の列を一気につなぐ方式や、ダブルを同じ列へすぐカバーする方式があります。このページの標準は最初から通常1枚ずつ、ダブル後の追加先は別の置ける列でもよい方式です。最初だけ連続して置く方式は採用していません。設定で「同じ列を即カバー」、0–0の残り点を25点・50点にする方式、同じ数を持つ残り牌がすべて尽きたダブルの追加義務を免除する方式を選べます。数が尽きた例外は標準ではオフです。専門店の大会説明には、個人列のダブルを3本で満たす分岐方式もありますが、このページでは採用せず、1本で満たします。
勝つためのコツ
まず自分の手牌だけでつながる順を考えます。今置ける大きい数字だけを見て出すと、次の牌につながる数を失うことがあります。次に、長い列に入りにくい牌を共有列へ出せないか探しましょう。公開されている列は置き場が増える機会ですが、持ち主が置くと閉じるので、あとでも使えるとは限りません。三つ目は大きい残り点を減らすことです。相手の手牌が少なくなったら、長い順を作ることより高い数字を先に出す考えが役立ちます。四つ目はダブルを出す前に次の1枚を確認することです。追加できないと自分の列を公開してしまいます。五つ目は、自分の列を閉じるか、共有列へ出すかを比較すること。どちらにも置ける牌には選択肢があります。最後に、1ラウンドだけで判断しないこと。少ない点で終える回を重ねれば、相手より先に上がらない回があっても勝てます。
よくある質問
自分の列が公開されていたら置けないのですか? 置けます。自分で置くと公開が解除されます。ダブルはいつでも自分の列に置けますか? ほかの列に未完のダブルがあれば、先にそのダブルを満たします。置ける牌があるとき引いてもよいですか? いいえ、置く義務があります。数字の0は特別な牌ですか? つなぐときは普通の0で、0の端へつなぎます。0–0の残り点だけは設定で変えられます。
スマホ・保存・同じ端末での対戦
途中の状態は同じブラウザと端末に保存されます。設定を開いても元の試合は残り、「続きから」で戻れます。新しく始めると保存中の試合を置き換えます。同じ端末で2〜4人の場合、次の人に渡すと手牌を隠します。本人が受け取ってから表示ボタンを押してください。CPUの手牌は非公開ですが枚数は見えます。音は最初オフで、時間制限はありません。一時停止や別タブへの移動ではCPUも止まります。やさしいCPUはつながりを見落としがち、ふつうは大きい牌とつながりを比べ、つよいは次の置き場も考えます。
名前と遊び方について
Mexican Trainはドミノを列状に伸ばす遊びの一般的な呼び名です。家庭で使っていた配り方やダブルの扱いが違う場合は、遊ぶ前に設定とこのページの方式を確認しましょう。特定の製品の盤や車両の形を再現せず、数字の牌と縦に並んだ列で遊べるようにしています。実物で遊ぶときも、始点、共有列、個人列、山を分けると、今置ける場所を見つけやすくなります。
参考資料と素材
University Games / Puremco / Spin Master / Cardinal / MexicanTrainFun tournament booklet
牌は自作SVG。木目はルドーのambientCG Wood049加工素材(CC0)、図は本ゲームの実画面と自作注釈。効果音はサイトの自作音です。