山手線ゲームの遊び方
山手線ゲームは、みんなで輪になって、1つの「お題」に合う物を順番に言っていく遊びです。お題が「果物」なら「りんご」「バナナ」「ぶどう」…と、手拍子のリズムに合わせて1人ずつ答えていきます。答えにつまった人、前に出た答えをもう一度言ってしまった人、お題に合わない物を言った人がアウトです。「古今東西ゲーム」とも呼ばれ、宴会やパーティー、子ども会、キャンプの夜など、道具がなくても遊べる定番のゲームです。
このページは、その山手線ゲームを1台のスマホ・タブレット・パソコンでみんなで遊ぶための道具です。お題カードを引く、手拍子のリズムを刻む、だれの番かを見せる、アウトになった人を記録する、の4つを画面が受け持ちます。登録やダウンロードはいりません。
1. 人数と名前を決めて、お題カードを引く

設定で人数(2〜10人)を選び、答える順に名前を入れて「はじめる」を押すと、お題カードが1枚出ます。名前は空のままでもかまいません(「1番の人」「2番の人」と出ます)。むずかしすぎる・やさしすぎるお題が出たら「お題を変える」で引き直せます。その場で決めたお題で遊びたいときは「自分でお題を書く」を使います。
2. 「古今東西」の合図で、手拍子のリズムに合わせて答える

「スタート」を押すと、画面に「古今東西!」と出て4拍の合図のあと、1番の人の番になります。画面の4つの丸が「パン・パン・答え・答え」の順に光るので、パン・パンでいっしょに手をたたき、答えの2拍で答えを言います。言えたら「言えた!」を押します(答えた人が押しても、まわりの人が押してもかまいません)。4拍が終わると自動で次の人の番になり、名前が大きく出ます。
リズムの速さは「ゆっくり」「ふつうの速さ」「はやい」の3段。小さな子どもがいるときや、はじめての人が多いときは「ゆっくり」から始めましょう。慣れてきたら、設定の「次の人へ進む」を「押さずに進む」にすると、ボタンを押さなくても4拍ごとに次の人へ進み、言えなかった人がいたときだけ「アウト」を押す、本物に近い遊び方になります。音をオンにすると、手拍子の音と答えの拍の音が鳴ります。
3. アウトの決め方

「言えた!」を押さないまま4拍が過ぎると、時間切れでアウトです。お題に合わない答えや、前に出た答えを言ったときは、だれかが「アウト」を押し、今の番の人か1つ前の人かを選びます。判定をまちがえたときや、みんなで話し合って「それもあり」となったときは「セーフにする」で取り消し、同じ人から続けられます。
アウトが出たら、その回はおしまい。「次の回へ」で新しいお題カードが出て、アウトになった人から次の回が始まります。だれが何回アウトになったか、どのお題でつまったかは「アウトの記録」に残ります。設定で「抜けていく(最後の1人が勝ち)」を選ぶと、アウトの人は抜けていき、最後まで残った人が勝ちです。
4. 答えを画面に入れる遊び方(同じ答えを知らせる)

設定の「答えを画面に入れる」を「入れる」にすると、番の人が答えを入れて Enter で次の人へ進みます。出た答えは名前つきで画面に並び、前に出た答えを入れると「もう言いました」と知らせてアウトになります。「りんご」「リンゴ」「林檎」のような書き方のちがいもまとめて見ます。字を打つ時間がいるので、1人の時間は長め(ふつうの速さで約10秒)です。1台の端末を回しながら遊ぶときや、「今の答え、出たっけ?」ともめたくないときに向いています。
5. ひとりで練習(いくつ思いつける?)

「ひとりで練習」では、30秒・60秒・90秒の間に、お題の答えをいくつ思いつけるかに挑戦します。答えを入れるたびに、そのお題の答えの例と照らして数えます。時間が終わると答えの例の一覧が出るので、思いつかなかった物を確かめられます。例にない答えでも正しいと思えば、押して○にできます。本番の前の練習や、ひとりでの頭の体操にどうぞ。
お題の選び方(小学生から大人まで3段階)
お題カードはすべてこのゲームのために作ったもので、300題以上あります。むずかしさは3段階で、「食べ物」「生き物」「場所・地理」「ことば・漢字」「くらし・物」「学び・知識」「遊び・文化」「自然・季節」の8つの種類から選べます。お題の全部はお題の一覧で見られます。
| むずかしさ | 向いている人 | お題の例 |
|---|---|---|
| やさしい | 小学校低学年から | 果物・動物・乗り物・赤い物・「か」で始まることば・夏といえば |
| ふつう | 小学校高学年から | 都道府県・世界の国・職業・昆虫・和菓子・「ん」で終わることば・「山」が入ることば |
| むずかしい | 中学生・大人 | 世界の首都・四字熟語・春の季語・郷土料理・元素の名前・日本の城 |
お題選びのこつは、「全員がいくつか答えを思いつけて、合っているかどうかをその場で決められる」ものにすることです。子どもと大人がまざるときは「やさしい」か、「まぜる」でいろいろな段を出すのがおすすめ。「都道府県」「十二支の動物」のように答えの数が決まっているお題はカードに答えの数が出るので、「全部言い切れるか」をみんなで目指す遊び方もできます。
盛り上がるコツ
1. 最初は答えの多いお題とゆっくりのリズムで
はじめは「果物」「動物」のように答えがたくさんあるお題で、リズムに慣れるところから。何周か回ってリズムがそろってきたら「はやい」に上げたり、「ふつう」「むずかしい」のお題にしたりすると、ぐっと緊張感が出ます。
2. 手拍子はみんなで大きく
山手線ゲームの楽しさは、全員でそろえる手拍子のリズムです。画面の丸が「パン」で光ったら、答える人以外もいっしょに手をたたきましょう。音をオンにすると、教室や広い部屋でもリズムがそろいやすくなります。
3. 自分の番の前に、答えを2つ用意しておく
前の人に先に言われると、用意した答えが使えなくなります。自分の番が近づいたら答えを2つ以上考えておき、前の人の答えを聞いて使える方を言うのがアウトにならないこつです。
4. ルールを最初に決めておく
「方言や外国語の言い方は別の答えにするか」「『赤いりんご』と『りんご』は同じか」など、もめそうな点は始める前に決めておくと気持ちよく遊べます。判定に迷ったら、みんなで決めて「セーフにする」を使いましょう。
5. 答えの例で「そんなのもあったか」を楽しむ
アウトが出たあとに「答えの例」を押すと、そのお題の答えの例が一覧で出ます。出なかった答えを見て「それがあった!」と言い合うのも、この遊びの楽しみの1つです。
授業やレクリエーションでの使い方
山手線ゲームは、道具がいらず、何人でも、年齢がばらばらでも遊べるので、学級活動や朝の会、子ども会、高齢者施設のレクリエーション、会社の懇親会の場つなぎにもよく使われます。この画面を電子黒板やテレビに映せば、教室全体でだれの番かが分かります。
- 授業の復習に: 「都道府県」「世界の国」「昆虫」「元素の名前」「四字熟語」「漢字の部首」など、社会・理科・国語で習うことをお題にすると、楽しく思い出す練習になります。
- グループ対抗で: 班ごとに1人ずつ名前の欄に入れて、班の代表が順に答える形にもできます。
- ことばの学習に: 「〇で始まることば」「〇で終わることば」「『山』が入ることば」は、ことばを増やす練習に向いています。
- シニアの頭の体操に: 「ゆっくり」のリズムで、「春といえば」「昔からある遊び」など思い出話につながるお題がおすすめです。
よくある質問
山手線ゲームと古今東西ゲームはちがう遊びですか?
ほとんど同じ遊びです。地域や人によって呼び方がちがい、始める前に「古今東西!」と声を合わせるので古今東西ゲームとも呼ばれます。
何人から遊べますか?
このゲームでは2〜10人の順番を画面で管理できます。もっと大勢のときは、班やチームを1人分として入れて遊んでください。ひとりのときは「ひとりで練習」で遊べます。
答えが合っているかは画面が決めてくれますか?
みんなで遊ぶときの判定は、遊ぶ人どうしで決めます。画面が自動で見るのは、時間切れと、答えを入れたときの同じ答えだけです。迷ったときは「答えの例」を参考にしてください。「ひとりで練習」では答えの例と照らして数えますが、例にない正しい答えは自分で○にできます。
途中でやめても続きから遊べますか?
みんなで遊ぶモードは、アウトの記録と順番が端末に残るので、同じ端末・同じブラウザなら「続きから」で再開できます。
音は鳴りますか?
最初は音が出ない設定です。「音:オフ」を押すと、手拍子の音やアウトの音が鳴ります。
山手線ゲームの名前の由来
もともとは、東京を回る山手線の駅名を順番に言っていく遊びだったといわれます。やがて、1つのテーマに合う物を言い合う「古今東西」と呼ばれる遊びとまざり、駅名に限らずいろいろなお題で遊ばれるようになりました。「山手線ゲーム」という名前には、お題として山手線の駅名がよく使われたことが残っています。「古今東西」は、昔から今まで・東から西まで、つまり「世の中のあらゆること」という意味の言葉です。このゲームのお題には鉄道の駅名は入れず、だれでも知っている身近なことばから、学校で習う知識、大人向けのお題までを集めました。