ひらがな(読み・なぞり書き)

ひらがなを書かき順じゅんどおりに指ゆびでなぞる練習れんしゅうと、絵えと字じを結むすぶ読よみの練習れんしゅう。濁音だくおんや小ちいさい字じまで。印刷用いんさつようのプリントもあります。

遊あそび方かた

字じ

段階だんかい
お手本てほんの線せん
判定はんてい

書かく向むき

小ちいさい字じ(ゃ・っ)を書かく場所ばしょが変かわります。横書よこがきはマスの左下ひだりした、縦書たてがきは右上みぎうえ。

字じ
問題もんだい
選択肢せんたくし
ふりがな
大人おとなの方かたへ 字じの表ひょう 印刷いんさつ

ver 0.9.0 · 更新

更新履歴
  1. · ver 0.9.0バージョンと更新履歴の表示を追加しました。
  2. ゲームを公開しました。

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    ひらがな(読み・なぞり書き)の遊び方

    ひらがなの書き順と形を、指でなぞりながら覚える練習と、絵と字を結びつけて読みを覚える練習ができます。あ行からわ行までの46字に加えて、「が」「ぱ」のような点や丸の付く字、「っ」「きゃ」のような小さい字まで練習できます。スマホやタブレットは指やタッチペンで、パソコンはマウスで書けます。登録やダウンロードはいりません。

    遊び方は「なぞり書き」と「読み(絵と字)」の2つです。ページのいちばん上の「設定」で、練習する行、1字ずつかことばか、お手本の線の濃さ、判定のやさしさ、横書きか縦書きかを選んでから「はじめる」を押します。設定は大人の方が選び、お子さんはマスに書くことと、大きなボタンを押すことだけに集中できるようにしてあります。

    なぞり書き

    なぞり書きの画面。「あ」の1画目が黒い線で書けていて、2画目のうすい線の書きはじめに青い丸と番号2、線の途中に向きを示す矢印。上に小さなマスの見本と「読む」のボタン、下に「書き直す」「お手本を見る」のボタン
    青い丸と番号が書きはじめ。矢印の向きに、うすい線の上をなぞります。

    大きなマスに、うすい灰色でお手本の字が出ます。今書く画には青い丸と番号が付き、線の途中の小さな矢印が書く向きを示します。丸のところに指を置いて、矢印の向きに、うすい線の上をなぞりましょう。うまく書けると、書いた線が黒く残り、次の画の丸が出ます。最後の画まで書けたら、その字はおしまいです。

    うまく書けなかった線は、赤く少し出てから消えて、上の欄に「丸のところから書きはじめよう」「書く向きが反対だよ」のように、どこを直せばよいかが出ます。同じ画で2回うまくいかないと、お手本の線が赤く動いて、書き方を見せてくれます。それでも書けないときは、4回目でお手本の線で書いて次の画に進むので、何度もやり直して嫌になることはありません。「お手本を見る」を押すと、いつでもその字の書き順を動きで見られます。

    書き順をまちがえたとき

    「た」の2画目を書く場面で、3画目の短い横の線を先に書いたところ。赤い線が出て、上の欄に「それは3画目の線。先に2画目(丸の2)を書こう」と出ている
    先の画を書いてしまったときは、何画目の線かを知らせます。

    このゲームは書き順どおりに1画ずつ進みます。たとえば「た」で、2画目の斜めの線より先に3画目の短い横の線を書くと、「それは3画目の線。先に2画目を書こう」と知らせます。正しい形でも、順番がちがうと先に進めないので、自然に書き順が身につきます。

    花丸

    「ぴ」を書き終えたマスに、赤い花丸が描かれている。上の小さなマスには書いた字と花丸の印。下に「もう一回書く」「次へ」のボタン
    全部の画を1回で、線の上をていねいになぞれたら花丸。

    字を書き終えると、マスに丸が付きます。全部の画を書き直しなしで書けて、お手本の線からのずれが小さいときは花丸です。書き直した画があったときや、線が大きくはみ出したときは「よくできました」の丸になります。「もう一回書く」を押すと、同じ字をはじめから書き直して花丸をねらえます。花丸を取った字は端末に記録され、字の表に印が付きます。

    1字ずつ・ことば

    「段階」で「1字ずつ」を選ぶと、選んだ行の字を「あ・い・う・え・お」の順に1字ずつ練習します。「ことば」を選ぶと、「あめ」「いぬ」「うし」のように、その行の字が入った短いことばを書きます。ことばのときは、上の小さなマスの列に書いた字がたまっていくので、1つのことばが書き上がる様子が見えます。1字ずつで形と書き順に慣れたら、ことばへ進むのがおすすめです。

    小さい字(っ・ゃ・ゅ・ょ)の書き方

    「きゃ」の2つのマスを横書きと縦書きで並べた図。横書きでは小さい「ゃ」がマスの左下に、縦書きでは右上に書かれている
    横書きはマスの左下、縦書きはマスの右上に小さく書きます。

    小さい「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」は、1つのマスを使って小さく書きます。書く場所は、横書きならマスの左下、縦書きならマスの右上です。学校の国語のノートは縦書きのことが多いので、設定の「書く向き」で縦書きを選ぶと、ノートと同じ位置で練習できます。「きゃ」「しゅ」「ちょ」のような字は、大きい字と小さい字の2つのマスを続けて書きます。

    読み(絵と字)

    読みの問題の画面。りんごの絵と「読む」のボタン、下に「い」「り」「こ」の3つの字のボタン
    絵を見て、そのことばのはじめの字を選びます。

    読みの練習は10問です。「絵を見て字を選ぶ」では、りんごやいぬのような身近な物の絵が出ます。その名前のはじめの字を、3つ(または4つ)の字から選びます。まちがいの選択肢には、「り」と「い」、「ぬ」と「め」、「ね」と「れ」のように形の似た字や、「が」に対する「か」のように点のない字を混ぜているので、字の形をよく見る練習になります。

    字を見て絵を選ぶ問題。大きな「ね」の字と、ねこ・れいぞうこ・わにの3つの絵
    字を見て、その字ではじまる物の絵を選びます。

    「字を見て絵を選ぶ」では、大きな字が1つ出て、その字ではじまる物の絵を選びます。答えると、絵の下にことばが出て、はじめの字が赤くなります。まちがえた問題は、10問のあとにもう一回出ます。「読む」のボタンを押すと、字やことばを声で読み上げます。音は最初は出ない設定で、自動で読み上げてほしいときは画面の下の「音」をオンにしてください。ボタンを押したときの声は、音の設定にかかわらず出ます。

    設定のまとめ(大人の方へ)

    設定選べるものおすすめ
    字あ行〜わ行、が行〜ぱ行、小さい字、きゃ・しゃ…、ぎゃ・じゃ…、まぜるあ行から順に。覚えた字が増えたら「まぜる」
    段階1字ずつ/ことばはじめは1字ずつ
    お手本の線こい/うすい慣れてきたら「うすい」
    判定やさしい/ふつうはじめての子は「やさしい」
    書く向き横書き/縦書き学校のノートに合わせる
    読みの字・問題・選択肢行のまとまり、絵→字/字→絵/まぜる、3つ/4つはじめは3つ

    遊んでいる間の画面の下にある「設定」「字の表」「印刷」「音」のボタンは、大人の方向けにまとめて、子どもが押すボタンから離してあります。もし途中で「設定」を押してしまっても、それまでの続きは保存されていて、「続きから」で戻れます。

    字の表・印刷用プリント

    印刷用プリントの見本。左に赤い番号付きのお手本の字、その右にうすい灰色のなぞる字が3つ、空きのマスが2つ並ぶ。か行の か・き・く
    お手本・なぞる字・空きのマスを A4 で印刷できます。

    ひらがなの表では、五十音表から字を押すと、1画ずつ動く書き順と1画ずつのお手本が見られます。「なぞり書きで練習する」で、その字からなぞり書きを始められます。印刷用プリントでは、行ごとに、赤い番号付きのお手本、なぞる字3つ、空きのマス2つが並んだ練習用の紙を A4 で印刷できます。ことばのプリントや、縦書き用の小さい字の位置にも対応しています。画面で書き順を覚えて、紙で鉛筆を使って書く、という組み合わせがおすすめです。

    ひらがなの教え方のコツ

    1. 書く前に、読めるようにする

    字を書く練習は、その字が読めてからのほうが進みます。まず絵本や身の回りの物の名前で、字と音を結びつけましょう。このゲームの「読み」で、絵と字を何度か結びつけてから、なぞり書きに進むと、書いている字が何の音かがわかって楽しくなります。

    2. 書き順は「上から下、左から右」が基本

    ひらがなの多くは、上から下へ、左から右へ書きます。ただ、例外も少しあります。「も」は縦の線が1画目、「せ」は横の線のあと右の縦の線から、「ふ」は上の点、まんなか、左の点、右の点の順、「や」は曲がった線が1画目、「よ」は短い横の線から書きます。こうした字は、お手本の動きを一度見てから書くと覚えやすくなります。

    3. 形はマスの十字の線を目印に

    マスの中の点線の十字は、字の真ん中と、上下・左右の目安です。「書きはじめはどの部屋か」「線はどこまで伸ばすか」を十字の線で確かめると、字の大きさと形が整います。「い」の2本の線の間、「こ」の上と下の線の長さのちがいなど、形の特徴を一言で伝えてあげましょう。

    4. 形の似た字は、セットで比べる

    「ぬ」と「め」、「ね」「れ」「わ」、「る」と「ろ」、「さ」と「ち」、「は」と「ほ」、「い」と「り」は、子どもがよく取りちがえる組です。2つの字を並べて、どこがちがうかを言葉にしてみると、記憶に残ります。読みの問題でまちがえた組は、なぞり書きでも続けて練習してみましょう。

    5. とめ・はね・はらいは、慣れてから

    このゲームの判定は、書き順と向きと、線の上をなぞれたかを見ます。最後をとめるか、はねるか、はらうかは判定しません。はじめのうちは、正しい順番と向きで最後まで書けることを大事にし、とめ・はね・はらいは、字が書けるようになってから、紙の上で少しずつ伝えていけば十分です。

    6. 短い時間で、毎日少しずつ

    小さい子が集中できるのは、長くても10分くらいです。1日に1行(5字)くらいを目安に、花丸が取れたらたくさんほめてあげましょう。うまく書けない日は「お手本を見る」でいっしょに動きを見るだけでもかまいません。続けることが、いちばんの近道です。

    家庭や園・学校での使い方

    家庭では、タブレットやスマホで指を使ってなぞり書きをして、書き順と形を覚えたら、印刷用プリントで鉛筆を使って書く流れがおすすめです。指で書くと失敗しても気軽にやり直せるので、鉛筆を持つ前の小さい子でも楽しめます。慣れてきたら、お手本の線を「うすい」にして、手がかりを減らしていきましょう。

    幼稚園や保育園、小学校1年生の教室では、大きな画面に映して、みんなで書き順を空書き(指で空中に書く)したり、読みの問題を全員で答えたりする使い方ができます。プリントは行ごと・ことばごとに作れるので、その日に習う字だけを配ることもできます。効果音と声は最初は出ないので、教室で急に音が鳴ることはありません。

    よくある質問

    何歳から使えますか?

    目安は、字に興味を持ちはじめる4〜5歳ごろから、小学校1年生までです。指で線をなぞれれば遊べます。字がまだ読めない子は、「読む」のボタンで声を聞きながら、読みの練習から始めると入りやすいでしょう。画面の文には漢字とふりがなを付けているので、大人の方がいっしょに読んであげてください。

    書き順は学校で習うものと同じですか?

    小学校の教科書や、一般の練習帳で広く使われている書き順に合わせています。漢字には国がまとめた筆順の手びきがありますが、ひらがなは字の数が少なく、教科書や練習帳の書き順はほとんどそろっています。ただ、ひらがなはもともと漢字をくずした字なので、書道などでは別の書き方をすることもあります。学校や先生の書き方とちがうときは、そちらを大事にしてください。

    タッチペンでも書けますか?

    書けます。タブレットのタッチペン、指、マウスのどれでも書けます。2本の指が同時に画面にふれたときは、最初にふれた1本だけを読み取るので、マスの外に手のひらが当たっても線が乱れにくくなっています。

    「を」や「ん」のことばや絵がないのはなぜですか?

    「を」はことばのはじめにも中にもほとんど使わず、「ん」ではじまることばもないため、読みの絵の問題には出していません。どちらも「1字ずつ」のなぞり書きと、字の表、印刷用プリントで練習できます。「ん」は、ことばの段階では「ほん」で練習します。

    記録はどこに残りますか?

    花丸の記録や途中の続きは、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。書いた線をサーバーに送ることもありません。

    ひらがなについて

    ひらがなは、漢字をくずして書いた形(草書)をもとに、平安時代ごろに広まった字だと言われています。たとえば「あ」は「安」、「い」は「以」、「う」は「宇」、「え」は「衣」、「お」は「於」をくずした形がもとになったとされます。昔は同じ音にいくつもの形のひらがなが使われていましたが、明治時代に小学校で教える形が1つにまとめられ、今のひらがなの形になりました。いま使われているひらがなは、清音だけで46字です。一つひとつの字の向こうに、長い歴史があることも、子どもに話してあげると、字への興味が深まるかもしれません。

    声:VOICEVOX:春日部つむぎ/字の形と書き順:KanjiVG(Ulrich Apel。CC BY-SA 3.0)を加工