お絵かき・絵しりとりの遊び方
このゲームは、1台のスマホ・タブレット・パソコンを順番に回しながら、みんなで絵を描いて遊ぶお絵かきゲームです。紙とペンを用意しなくても、画面を指やペン、マウスでなぞるだけで描けます。遊び方は「絵しりとり」「お題あて」「自由にお絵かき」の3つ。どれも登録やダウンロードはいらず、描いた絵はインターネットに送られません。使っている端末の中にだけ残ります。
描く道具

紙の下のボタンで、ペンの太さ(細い・ふつう・太い)と色(12色)を選びます。「消しゴム」を選ぶと、なぞった所が白く消えます。もう一度ペンの太さを押すとペンに戻ります。「もどす」は直前に描いた1本の線を消すボタンで、続けて押せばさらに前の線まで戻せます。「全消し」は、まちがって押さないように2回続けて押したときだけ紙を白に戻します。
絵しりとり

絵しりとりは、ことばの代わりに絵でしりとりをする遊びです。最初の人は「しりとり」の「り」から始まる物(りんご・りす など)を描きます。次の人は、前の人の絵だけを見て「これは何の絵かな?」と考え、その答えの最後の音から始まる物を描きます。たとえばりんごの絵を見て「りんご」だと思ったら、「ご」から始まるゴリラを描く、というぐあいです。
描く前に、自分が何を描くかをひらがな(カタカナでも可)で入れておきます。これはほかの人には見せません。描き終わったら「描けた」を押すと、「次の人に渡してね」の画面になり、前の人の答えは隠れます。何の絵か分かっても、声に出して言ったり、絵の中に字を書いたりしないのが決まりです。どうしても分からないときは「ヒント」で、前の人の答えが何字かだけ見られます。
答え合わせ

全員が決めた回数だけ描き終わると、答え合わせです。1枚目の絵から順に画面に出るので、「これは○○だと思った」とみんなで言い合ってから「答えを開く」を押します。前の答えの最後の音と、この答えの最初の音が合っていれば「つながった」、合っていなければ「ここで切れた」と出ます。最後に全部の絵と答えが並び、何回つながったか、いちばん長く何回続いたかが分かります。まとめの画面から、全部の絵を1枚の画像にして保存することもできます。
絵しりとりは、勝ち負けよりも「どこで話がずれたか」を見て笑い合う遊びです。ただし、「ん」で終わる物を描いた人は負けで、そこでおしまいになります(設定で「1つ前の字から続ける」にもできます)。
ルールの違い(「ん」「゛」「ー」)

| 終わりの字 | はじめの設定 | 変えられるルール |
|---|---|---|
| 「ん」(ライオン) | 負け(そこでおしまい) | 1つ前の字から続ける(ライオン→お) |
| 「゛」「゜」(ストーブ) | 取っても付けても(ふ・ぶ・ぷ) | そのまま(ぶ→ぶ) |
| 「ー」(コーヒー) | 前の字「ひ」でも、母音「い」でもつながったことにします | |
| 小さい字(きしゃ) | 大きい字「や」でも、2字の「しゃ」でもつながったことにします | |
| 「ぢ」「づ」(はなぢ) | 「じ」「ず」から続けます | |
絵では、のばす音や小さい字がどう読まれるかが人によって変わるので、このゲームでは広めに「つながった」としています。小さい子どもと遊ぶときは「゛」「゜」を「取っても付けても」のままにしておくと、つながりやすくなります。
お題あて

お題あては、描く人が交代しながら、お題を絵で伝えるクイズです。描く番の人は、ほかの人に画面を見せないようにしてお題カードを見ます。描きにくいお題なら、1回だけ「お題を変える」で別のお題にできます。「描きはじめる」を押したら、みんなに画面を見せながら描きます。ほかの人は、分かったらどんどん声に出して答えましょう。
正しい答えが出たら、描く人が「当たった!」を押して、当てた人を選びます。当てた人と描いた人に1点ずつ入ります。時間切れになると点は入らず、答えが出て次の人の番になります。なかなか当たらないときは「字数を見せる」で答えの字数を出せます。描いている途中でお題を忘れたら、「お題を見る」を押している間だけ確かめられます。お題は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3段階(ぜんぶで400語ほど)から選べます。
自由にお絵かき
ひとりで好きなように描くモードです。描いている絵は自動で端末に残るので、ページを閉じても続きから描けます。「作品に保存」を押すと作品の一覧に入り(12枚まで)、「新しい紙」で白い紙から描き始められます。「画像で保存」を押すと、PNG の画像として端末に保存できます。
絵しりとりのコツ
1. 「何の絵か」が一目で分かる物を選ぶ
絵しりとりは、次の人が正しく読み取れないとつながりません。「ご」なら「ごま」より「ゴリラ」、「か」なら「かぜ」より「かさ」のように、形がはっきりしていて、ほかの物とまちがえにくい物を選ぶのがいちばんのコツです。
2. 特ちょうを1つ大きく描く
上手に描くより、その物らしさを1つ目立たせるほうが伝わります。ぞうなら長い鼻、きりんなら長い首、うさぎなら長い耳。細かい所を描きこむより、特ちょうを大げさに描きましょう。色も手がかりになるので、りんごは赤、バナナは黄色のように、物の色で描くと当たりやすくなります。
3. 似た物とまちがえられないように
みかんの絵は、オレンジやボールとまちがえられがちです。葉っぱを付ける、皮のすじを入れるなど、似た物との違いを1つ足すと読みちがいが減ります。また「ねこ」と「こねこ」のように、同じ絵でも答えが2通りある物は、しりとりが切れやすいので避けるのが安心です。
4. 前の絵は、いちばん素直な答えで読む
前の絵を見て迷ったら、むずかしく考えずに、いちばん多くの人が思いつきそうな名前で読みましょう。描いた人も、たいていはいちばん身近な名前を考えています。
5. 描く時間は短めでも楽しい
慣れてきたら「60秒」にすると、あわてて描いた絵がおもしろい読みちがいを生みます。はじめての人がいるときや小さい子どもと遊ぶときは「時間なし」がおすすめです。
授業やレクリエーションでの使い方
絵しりとりとお題あては、準備がいらず、話すのが苦手な人でも参加しやすいので、学校の授業のはじめや、子ども会・高齢者施設のレクリエーション、職場の集まりのアイスブレイクにも向いています。
- 4〜6人のグループで1台。人数が多いときはグループに分け、それぞれ1台の端末を回すと、待ち時間が短くなります。大きな画面に映して、代表の人が描く形でも遊べます。
- ことばの学習に。絵しりとりは、ことばの最後の音を意識する練習になります。答え合わせで「なぜ切れたのか」を話し合うと、のばす音や小さい字の読み方の確認にもなります。
- 伝える力を考えるきっかけに。同じ絵でも人によって読み取り方が違うことが、答え合わせでよく分かります。「どう描けば伝わったか」をふり返ると、相手の立場で考える練習になります。
- お題の難しさを学年に合わせて。お題あては、低学年なら「やさしい」、高学年や大人なら「むずかしい」がちょうどよい目安です。
ログインや名前の入力はいらず、絵は端末の外に送られないので、学校の端末でも使いやすくなっています。
よくある質問
ネットでほかの人と対戦できますか?
できません。このゲームは、同じ場所にいる人どうしで1台の端末を回して遊ぶためのものです。絵を送ったり、見知らぬ人とつながったりすることはありません。
描いた絵はどこに保存されますか?
使っている端末のブラウザの中にだけ保存されます。自由にお絵かきの作品は12枚まで残せます。ブラウザの履歴やサイトのデータを消すと、作品も消えます。残したい絵は「画像で保存」で画像にしておきましょう。
ペンで描けますか? 手が画面にふれても大丈夫?
タッチペン・スタイラスでも描けます。ペンで描いている間は、画面にふれた手のひらを線として拾わないようにしています。指2本で画面にふれたときは、描きかけの線を取り消します。
途中でやめても続きから遊べますか?
絵しりとりとお題あては、同じ端末・同じブラウザで開けば、設定の「続きから」で、描き終わった絵のあとから再開できます。描いている途中の1枚は残らないので、その人は描き直しになります。
答えに漢字は使えますか?
使えません。しりとりの音を調べるため、ひらがなかカタカナで入れてください。日本語入力で漢字に変換したときは、変換しないで確定し直してください。
絵しりとりの由来
しりとりは、ことばの「尻(おしまい)」を取って次のことばを始める、日本で古くから親しまれてきたことば遊びです。絵しりとりは、そのことばを絵に置きかえた遊びで、紙やホワイトボードに絵を描きつないでいく形で、学校や家庭、会社の研修などで広く遊ばれています。ことばを口に出さないぶん、描いた人と見た人の考えのずれがはっきり見えるのが、ふつうのしりとりにはないおもしろさです。お題の絵を当てる遊びも、昔から家庭やパーティーの定番として楽しまれてきました。