足して10の遊び方
足して10は、盤に並んだ1から9までの数の中から、合わせるとちょうど10になる組を見つけて消していく数のゲームです。小学1年生の算数で習う「10の合成」、つまり「10は1と9、2と8、3と7……」という組み合わせを、目と手を使って何度もくり返し練習できます。遊び方は「れんしゅう」「パズル」「今日の問題」の3つです。はじめての人や、10の組み合わせをまだ覚えていない人は「れんしゅう」から始めましょう。
10になる組は5種類

1から9までの数のうち、2つで10になる組は「1と9」「2と8」「3と7」「4と6」「5と5」の5種類だけです。図の「10のわく」は、上に5つ、下に5つのますが並んだ形で、ますが全部うまるとちょうど10になります。7なら上の5つと下の2つがうまり、空いているますは3つ。だから7と組になるのは3です。ゲームの画面の下にも同じわくが出て、選んだ数の分だけうまっていきます。
れんしゅう: 2つ選んで10を作る

「れんしゅう」では、4列×4行に並んだ16個の数から、足して10になる2つを選びます。場所は関係なく、どこにある数でも選べます。1つ目を選ぶと、盤の下に「さくらんぼの図」が出ます。上の丸が10、左の丸が選んだ数、右の丸が「?」です。「7といくつで10になるかな」と考えて、2つ目を選びましょう。10になれば2つとも消えます。
10にならない数を選んだときは、「7と5で12。10より2多い」のように、いくつ多いか・いくつ足りないかを教えてくれます。1つ目の数は選んだまま残るので、もう一度さがせます。同じ数で2回まちがえると、組になる数が光ります。8組を全部消せばおしまいです。時間の制限はないので、ゆっくり考えてかまいません。数の下の●(10のわくと同じ並び)は、設定で消すこともできます。
パズル: つながる数で10を作って全部消す

「パズル」では、盤の数を全部消すのが目標です。選べるのはつながっている数だけです。たて・よこ・ななめのとなりどうしはつながっています。消えて空いたマスをはさんでいれば、はなれていても、たて・よこ・ななめの一直線上ならつながります。あいだに別の数があるときや、将棋の桂馬のように斜めにずれた位置はつながりません。
数を1つ選ぶと、そこからつながる数に点線のわくが付きます。クリックやタップで1つずつ選んでもよいし、指やマウスでなぞって選ぶこともできます。合計がちょうど10になった瞬間に消えます。10をこえる数は選べません。選び直したいときは、選んだ数をもう一度押すと外れます。
3つで10を作る(ふつう・むずかしい)

「ふつう」と「むずかしい」では、2つだけでなく3つの数で10を作ることもできます。たとえば2と3と5は、合わせて10です。1つ目から2つ目、2つ目から3つ目が、それぞれつながっていれば選べます。盤の中には、3つで10にしないと消せない数もまぜてあります。
行き止まりになったら

数が残っているのに、つながる組がなくなることがあります。そのときは「まぜる」で残りの数を盤の上に並べ直すか、「1手もどす」で前の手にもどります。「まぜる」を使える回数は、やさしいが3回、ふつうが2回、むずかしいが1回です。3つで消したせいで、残りの数では10の組が作れなくなったときは、まぜることもできません。そのときは「1手もどす」を使いましょう。
点数と「今日の問題」
パズルでは、消した数1つにつき10点が入ります。前に消してから4秒以内に次を消すと「連鎖」になり、続けるほど点が増えます。全部消せたら300点のボーナスと、早く消せた分の時間ボーナスが入ります。ヒントを使うと30点、1手もどすと20点が引かれます。
| むずかしさ | 盤 | 作り方 | まぜる |
|---|---|---|---|
| やさしい | 5×6 | 2つで10 | 3回 |
| ふつう | 6×7 | 2つか3つで10 | 2回 |
| むずかしい | 7×8 | 2つか3つで10 | 1回 |
「今日の問題」は、その日だけの盤で遊ぶパズル(ふつう)です。同じ日ならだれが遊んでも同じ盤なので、家族や友だちと点数をくらべられます。その日の1回目の点数と、いちばんよい点数が記録されます。どの盤も、消す順番をうまく選べば必ず全部消せるように作ってあります。
10の組をすばやく見つけるコツ
1. 「あといくつ」で考える
数を1つ見たら、「10まであといくつか」を考えます。8なら「あと2」、6なら「あと4」。さがす数が1つに決まるので、盤の上で目で追いやすくなります。10のわくを思いうかべて、空いているますの数を数えるのも手です。
2. 5より大きい数から見る
9・8・7のような大きい数は、組になる数が1・2・3と小さく、3つで10を作るときの相手にもなりにくい数です。先に大きい数の相手を見つけて消していくと、後で残りにくくなります。
3. 小さい数は3つの組のために残す
ふつうとむずかしいでは、1・2・3のような小さい数は3つで10を作るときの大事な部品です。たとえば「2と8」で消してしまうと、「2と3と5」で消すはずだった3と5が残ることがあります。2つでも3つでも消せそうなときは、残る数を思いうかべてから選びましょう。
4. はしとすみから消す
盤のはしやすみの数は、つながる向きが少ないので取り残されやすい数です。まん中の数は、まわりが空けばあとからでもつながります。はしとすみの数から先に相手をさがすと、行き止まりになりにくくなります。
5. 空いたマスは「通り道」になる
数が消えたマスは、あいだを通してはなれた数どうしをつなぐ道になります。つながらない数が残りそうなら、そのあいだにある数を先に消せないか考えてみましょう。
6. 連鎖は「見つけてから一気に」
連鎖の点をねらうなら、1つ消したあとすぐ次をさがすより、消せる組をいくつか見つけておいて、続けて消していくのが近道です。
よくある質問
何年生から遊べる?
「れんしゅう」は、10までの数がわかれば遊べます。小学1年生で習う「いくつといくつ」「10の合成・分解」の練習にちょうどよく、数の下の●で数えながら考えられます。パズルは大人でも手ごたえがあります。
さくらんぼの図って何?
数を「いくつといくつ」に分けたり合わせたりするときに、学校でよく使われる図です。上の丸と下の2つの丸を線でつなぎ、さくらんぼのような形になることから、こう呼ばれています。このゲームでは、上が10、下が選んだ2つの数です。くり上がりのあるたし算で使う考え方の、最初の一歩になります。
時間の制限はある?
れんしゅうには時間の制限も計測もありません。パズルは、最初に数を選んだときから時間を数えますが、時間切れはありません。速く消すほど、全部消したときのボーナスが大きくなるだけです。
とちゅうでやめても続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザなら、「続きから」で盤と点数・時間をそのままに再開できます。「今日の問題」の続きはその日のうちだけです。ほかのタブやアプリに切りかえると、パズルの時間は止まります。
記録はどこに残る?
むずかしさごとの自己ベスト、全部消せた最短の時間、れんしゅうで作った10の数、今日の問題の記録が、この端末に保存されます。ログインや登録はいりません。音は最初は出ない設定で、「音:オフ」のボタンで切りかえられます。
「10の組」の遊びについて
足して10になる数を見つける遊びは、算数の練習として昔から親しまれてきました。10のまとまりを作る考え方は、くり上がりのあるたし算やくり下がりのあるひき算の土台になるため、小学校ではおはじきやカード、10のわくなどを使ってくり返し練習します。英語でも「number bonds to 10(10の数の組)」と呼ばれ、世界中の教室で同じように教えられています。数字の並んだ盤から10の組を消していくパズルも、紙やトランプ、アプリなどいろいろな形で遊ばれています。4つの数と計算の記号で10を作る遊びはテンパズルで楽しめます。