英単語当て(ハングマン)の遊び方
英単語当ては、かくれた英単語をアルファベットを1字ずつ言って当てる遊びです。英語の国では「ハングマン(hangman)」という名前で知られ、紙と鉛筆があればどこでも遊べるので、英語の授業でもよく使われています。このページでは、外れるたびに花びらが1枚ずつ散っていく絵(または風船が1つずつしぼむ絵)で回数を数えます。花びらが全部散る前に単語を完成させれば勝ちです。
1. 字の数だけ下線が出る

始めると、かくれた単語の字の数だけ下線(_)が並びます。上の例は8字の単語です。「テーマ」(動物・食べ物など)はいつも出ていて、日本語の意味は設定で「はじめから見せる」か「ヒントで見る」を選べます。2語でできた単語(ice cream など)は、語の間が空いて見えます。
2. 字を1つ選ぶ

画面の A〜Z のボタンを押すか、キーボードで字を打ちます。その字が単語にあれば、入る所に全部入ります。elephant の E のように2回以上出てくる字も、1回で全部うまります。一度選んだ字のボタンは押せなくなるので、同じ字を二度言ってしまうことはありません。
3. 外れると花びらが1枚散る

単語にない字を選ぶと外れです。花びらが1枚散って、残りの回数が1つ減ります。外れた字は画面の「外れ」の欄に並ぶので、何を試したかを覚えておかなくても大丈夫です。花びらが全部散る(外れてよい回数を使い切る)前に全部の字をうめれば勝ち、使い切ってしまったら負けで、答えが出ます。
4. 分かったら単語ごと答えてもよい

字がいくつか出て単語が分かったら、「単語で答える」を押して単語をそのまま入れても答えられます。合っていればその場で勝ち、まちがえていれば外れ1回です。字の数がちがう答えは、外れにしないで「字の数がちがいます」と教えてくれます。
5. 正解したら意味と発音記号を確かめる

1つの単語が終わるたびに、単語のつづり、発音記号、日本語の意味が出ます。当てられなかった単語こそ、ここで意味とつづりを確かめておくと覚えやすくなります。「次の単語」で続けて遊べ、続けて当てた数(連続正解)も数えます。
3つの遊び方と設定
| 遊び方 | 内容 |
|---|---|
| ひとりで | 段階(小学校・中1・中2〜3・ぜんぶ)とテーマ(動物・食べ物・色・学校など)を選んで、次々に単語を当てます。全部で約960語あります |
| 今日の単語 | 日付ごとに決まった1語です(小学校〜中1の単語・外れ8回まで)。同じ日ならだれが遊んでも同じ単語なので、家族や友だち、クラスで結果をくらべられます |
| 2人で | 1人が単語を入れ、もう1人が当てます。入れた単語は「●」で隠れます。ヒントの言葉も付けられます。1回ごとに出す人と当てる人が交代し、勝った数を数えます |
| 外れてよい回数 | 向いている人 |
|---|---|
| 10回(やさしい) | 英語をはじめて習う人、小さい子といっしょに遊ぶとき |
| 8回(ふつう) | いちばん遊びやすい回数。はじめての人はここから |
| 6回(むずかしい) | 紙で遊ぶハングマンでよく使われる回数。慣れた人向け |
当てるためのコツ
1. まずは母音(A・E・I・O・U)から
英語の単語には、ほとんど必ず母音(A・E・I・O・U)が入っています。最初は E や A のような母音を選ぶと、当たる見こみが高く、単語の形も見えてきます。母音が2つ3つ外れたら、その単語は母音が少ない単語です。子音に切りかえましょう。
2. よく使う字の順番を知っておく
英語でよく使われる字は、多い順におおよそ E・T・A・O・I・N・S・H・R・D・L・U です。迷ったら、この順で選ぶと外れにくくなります。反対に、J・Q・X・Z はめったに使われないので、形からはっきり分かるまで取っておきます。
3. 単語の終わりの形を考える
英単語は終わりの形がある程度決まっています。-ING(動作)、-ER、-Y、-LY、-TION などです。最後の下線が3つ残っていて、その前が分かっているなら、よくある終わり方を思い浮かべてみましょう。
4. テーマと字の数から単語を思い浮かべる
「動物・5字」なら、tiger・horse・sheep・mouse・panda・zebra…と候補が思い浮かびます。候補を2つ3つ出して、それぞれに入っている字の中から、候補を見分けられる字を選ぶと、少ない外れで答えにたどりつけます。
5. 同じ字が続く所に注目する
apple の PP、cookie の OO、balloon の LL と OO のように、英語には同じ字が2つ並ぶ単語がたくさんあります。当たった字の隣がまだ空いていたら、同じ字がもう1つ入らないか考えてみてください。
6. 分かったら早めに単語で答える
単語が分かっているのに1字ずつ選ぶと、そのぶん時間がかかるだけです。自信があるなら「単語で答える」でまとめて答えましょう。ただし、まちがえると外れ1回になるので、候補が2つ以上あるうちは、字を選んで見分けるほうが安全です。
英語の授業・家庭学習での使い方
英単語当ては、単語のつづりを「文字の並び」として意識するのに向いた遊びです。
- 単語の導入・復習: 習った単元のテーマ(動物・食べ物・色・学校など)を選び、「日本語の意味:はじめから見せる」にすると、意味からつづりを思い出す練習になります。段階は「小学校」「中1」「中2〜3」から選べます。
- クラス全員で1つの画面を見る: 大きな画面に映し、班ごとに順番に字を言っていきます。外れの回数を10回にすると、全員が参加しやすくなります。
- 今日の単語を朝の活動に: 毎日1語、全員が同じ単語に取り組めます。何回の外れで当てられたかを出し合うと、ちょっとした話題になります。
- 2人で出し合う: 「2人で」では、出す人が単語を正しくつづれないと問題になりません。出す側もつづりの練習になります。ヒントの言葉を英語で書かせる、といった使い方もできます。
- 発音記号の確認: 1問ごとに発音記号が出るので、終わったあとに声に出して読む、辞書で確かめる、と組み合わせると定着しやすくなります。
よくある質問
「ハングマン」という名前の意味は?
英語の国では、紙で遊ぶときに外れの数だけ絵を描き足していく決まりがあり、その絵にちなんだ名前です。このページでは、学校でも安心して使えるように、花びらが散る絵と風船がしぼむ絵にしています。遊び方そのものは同じです。
同じ字をもう一度押したら外れになる?
なりません。一度選んだ字のボタンは押せなくなり、キーボードで打っても数えません。
発音記号はどの発音?
アメリカ英語の発音をもとにした発音記号です。辞書によっては書き方(長い音の印や、強く読む所の印の位置)が少しちがうことがあります。
今日の単語はいつ変わる?
使っている端末の日付が変わると、新しい単語になります。同じ日なら何回でも遊べますが、記録に残るのはその日の最初の1回です。
途中でやめても続きから遊べる?
はい。同じ端末・同じブラウザで開けば「続きから」で再開できます。2人で遊んでいるときの勝った数も残ります。
音は出る?
はじめは音が出ない設定です。ゲーム画面の「音:オフ」を押すと、字を選んだときや正解のときに効果音が鳴ります。単語の読み上げはありません。
この遊びの由来
字を当てていく遊びの起こりははっきりしていませんが、イギリスで19世紀の終わりごろにまとめられた子どもの遊びの本に、似た遊びが「鳥・けもの・魚(Birds, Beasts, and Fishes)」という名前で出てくると言われています。のちに外れの数を絵で数えるやり方が広まり、今のような形になりました。外れの数え方は遊ぶ場所によってさまざまで、学校ではリンゴの木からリンゴを消していく、雪だるまや花を描く、といった絵もよく使われています。