サイコロの使いかた
このページでは、画面の上でサイコロを振れます。1個から10個まで一度に振れて、合計もすぐにわかります。ふつうの6面のサイコロのほか、4面・8面・10面・12面・20面も選べます。すごろくやボードゲームでサイコロが見つからないとき、授業で確率を調べるとき、みんなで話すお題を決めるときに使ってください。ログインや登録はいりません。
振りかた

設定でサイコロの数と面の数を選んで「はじめる」を押し、「振る」ボタンを押します。サイコロの置き場(サイコロが並んでいる所)をタップ・クリックしても振れます。パソコンならスペースキーでも振れます。サイコロは少し転がってから止まり、下に合計と、それぞれの目が表示されます。
振った結果は「これまでの目」に新しい順で50回分まで残ります。すごろくで「さっき何が出たっけ」となったときや、何回振ったかを数えたいときに見返せます。履歴はこの端末に保存され、ページを閉じても「続きから」で戻れます。消したいときは「履歴を消す」を2回押します。
サイコロの数と面の数

サイコロの数は1個から10個まで選べます。面の数は、ふつうのサイコロの6面のほかに、4面・8面・10面・12面・20面があります。6面は目を点で、それ以外は数字で表します。どの面の数でも、1からその数までの目が同じ確からしさで出ます。
| 面の数 | 出る目 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 4面 | 1〜4 | 進む数を小さくしたいすごろく、4人から1人を選ぶとき |
| 6面 | 1〜6 | すごろく・ボードゲーム・確率の学習など、ほとんどの遊び |
| 8面・10面・12面 | 1〜8/1〜10/1〜12 | クラスの班や出席番号から選ぶ、10までのたし算の練習 |
| 20面 | 1〜20 | 大きな数から1つ選ぶとき、テーブルトークRPG |
大きく表示(教室のプロジェクターで)
「大きく表示」を押すと、サイコロと合計が画面いっぱいに大きく出ます(キーボードの F キーでも切りかえられます)。全画面にできる端末では全画面になるので、教室のプロジェクターや大きなテレビに映して、みんなで同じサイコロを見ながら遊べます。もとに戻すときは「もとに戻す」か Esc キーを押します。音ははじめは出ない設定なので、授業中でも安心して使えます。
サイコロトーク

「使いかた」で「サイコロトーク」を選ぶと、1から6の目それぞれにお題がついた表が出ます。サイコロを振って、出た目のお題について話しましょう。話し終わったら次の人が振ります。自己紹介や、クラス・家族で話すきっかけ作りに向いています。
お題は「はじめまして」「学校」「家で」「もしも」の4種類から選べます。どれも、だれでも答えやすい話題にしてあります。「自分で書く」を選ぶと、6つのお題を自由に書きこめます(書いたお題はこの端末にだけ保存されます)。会議のアイスブレイクや、授業のふり返りの質問にも使えます。
確率の実験

「確率の実験」では、サイコロを1回・10回・100回・1000回とまとめて振り、目の出かたをグラフで見られます。サイコロは1個か、2個・3個の合計を選べます。青い棒が実際に出た割合、赤い点線が理論上の割合です。「くわしい数を見る」を開くと、目ごとの出た回数と割合が表になっています。
10回や100回ではばらつきが大きく、なかなか点線の形になりません。1000回、2000回と重ねていくと、棒がだんだん点線に近づいていきます。この「たくさんくり返すと、起こる割合が確率に近づく」ことを大数の法則といいます。小学6年の「場合の数」や、中学2年の「確率」の授業で、実際に確かめる教材として使えます。
サイコロの目の並び:向かい合う面の和は7

ふつうの6面のサイコロは、向かい合う面の目をたすと必ず7になるように作られています。1の裏は6、2の裏は5、3の裏は4です。そのため、1・2・3の面は1つの角に集まります。この角から見て1→2→3と時計回りに並ぶか、反時計回りに並ぶかで、サイコロには2つの向きがあります。欧米のサイコロと中国のサイコロでは、ふだん使う向きがちがうといわれています。
この決まりを知っていると、上の目から下の目がすぐにわかります。上が2なら下は5です。算数の展開図の問題でもよく使われるので、実際に紙で組み立てて確かめてみると理解が深まります。
日本のサイコロは1の目だけが大きく赤いものが多く、これは日本独特の特徴です。大正時代の終わりごろに始まったという説がありますが、はっきりした記録は見つかっていません。このページのサイコロは、どの目も同じ黒で描いています。
サイコロの確率
1個のとき: どの目も6分の1
かたよりのないサイコロを1個振ると、1から6のどの目も出る確率は同じ6分の1です。前に何が出たかは、次の目に関係しません。6が5回続いたあとでも、次に6が出る確率はやはり6分の1です。「そろそろ6が出るはず」と感じるのは思いこみで、確率の学習でよく取り上げられる考え方のまちがいです。
2個の合計: いちばん出やすいのは7

サイコロを2個振ると、目の組み合わせは6×6の36通りです。合計が7になるのは(1,6)(2,5)(3,4)(4,3)(5,2)(6,1)の6通りで、確率は36分の6=6分の1。いちばん出やすい合計です。反対に、合計が2(1と1)や12(6と6)になるのは1通りずつで、36分の1しかありません。確率の実験で「2個の合計」を1000回振ると、7を頂上にした山の形になるのが確かめられます。
3個の合計: 9と10はどちらが出やすい?
3個振ったときの合計9と合計10は、どちらも作り方(目の組)が6種類ずつあるので、同じくらい出そうに見えます。ところが、並べ方まで数えると、合計9は216通りのうち25通り、合計10は27通りで、10のほうが少しだけ出やすくなります。この問題は、昔の天文学者ガリレオ・ガリレイが友人から聞かれて答えたと伝えられています。このページの確率の実験で「3個の合計」を選び、何千回も振ってくらべてみてください。
すごろくやゲームで使うとき
すごろくでは、サイコロ1個・6面にして、順番に「振る」を押すだけで使えます。止まるマスで「もう1回振る」ときも、これまでの目の一覧があるので順番をまちがえにくくなります。小さい子と遊ぶときは4面にすると進みがゆっくりになり、ゲームが長く楽しめます。
サイコロを5個使う役作りのゲームでは、5個・6面にして振ります。人数分のサイコロがないとき、なくしたサイコロの代わりにも使えます。サイコロで遊ぶゲームをこのサイトで遊ぶなら、ゴールを目指すすごろくや、5個のサイコロで役をそろえるヨット(サイコロゲーム)もあります。
班や発表の順番を決めるときは、人数に近い面の数を選んで振ります。たとえば8人なら8面、12人なら12面です。人数より大きい目が出たら振り直せば、どの人も同じ確率で選ばれます。
よくある質問
本当にかたよりなく出ますか?
目は、ブラウザに備わっている暗号用の乱数から決めています。どの目も同じ確率で出るように作ってあり、前の目や振った回数によって出やすさが変わることはありません。同じ目が何回か続くこともありますが、それも本物のサイコロと同じように起こることです。
サイコロの転がる動きを止めたい
端末の設定で「視差効果を減らす」「動きを減らす」をオンにしていると、転がる動きを短くして、すぐに目を出します。
音は出ますか?
はじめは音が出ない設定です。「音:オフ」のボタンを押すとオンになり、振ったときと止まったときに音が鳴ります。
スマホやタブレットでも使えますか?
使えます。スマホ・タブレット・パソコン、学校のChromebookやiPadでも、ブラウザだけで動きます。アプリのインストールはいりません。
10面のサイコロの目は0〜9ではないのですか?
市販の10面サイコロには0〜9の数字のものが多くありますが、このページでは1〜10で表しています。0〜9として使いたいときは、10が出たら0と読みかえてください。
サイコロの歴史
サイコロはとても古い道具で、いつどこで生まれたかははっきりしていません。イランの遺跡からは、紀元前2800〜2500年ごろのものとされるサイコロが、盤の遊びの道具といっしょに見つかっています。インダス文明や古代エジプトの遺跡からも古いサイコロが出ていて、いくつもの地域で別々に使われ始めたとも考えられています。また、動物のくるぶしの骨を振って使ったのが始まりだという説もあります。
日本には、7世紀の後半から奈良時代ごろに、中国から盤の遊びの道具として伝わったとされています。昔は「賽(さい)」とよばれ、「一六勝負」「賽は投げられた」など、今でも使う言葉にその名残があります。遊びや占いに長く使われてきたサイコロは、今では算数・数学で確率を学ぶ道具としても身近な存在です。