抽選ルーレット・くじ引きの使いかた
このページは、名前や項目を書くだけで使える抽選の道具です。ルーレットを回して1つ選ぶ、箱からくじを1枚ずつ引く、名前を混ぜて班に分ける、の3つの使いかたがあります。授業の当番決めや発表の順番、グループ活動の班分け、お楽しみ会やパーティーの景品の抽選、今日の昼ごはん選びまで、「公平に決めたい」ときに使ってください。ログインや登録はいりません。
ルーレットの使いかた

設定で「ルーレット」を選んで「はじめる」を押すと、ルーレットと、その下に入力欄が出ます。入力欄に項目を1行に1つ書くと、その場でルーレットの区切りが変わります。クラスの名簿や表計算ソフトの列をコピーして、そのまま貼り付けることもできます。空の行は飛ばし、同じ名前が2回あれば2つの項目として扱います。
「回す」ボタンを押すか、ルーレットそのものをタップ・クリックすると回り始め、だんだんゆっくりになって止まります。パソコンならスペースキーでも回せます。止まったときに上の針が指している項目が当たりで、ルーレットの下に大きく表示されます。回る時間は、設定で3秒・5秒・8秒から選べます。みんなで画面を見ながら盛り上がりたいときは8秒、何回も続けて回すときは3秒がおすすめです。
番号で選びたいときは、入力欄の下の「番号を入れる」で「1〜30」のような番号の項目をまとめて作れます。出席番号で当てる人を決めるときに便利です。「はい・いいえ」のボタンを押せば、迷ったときの二択のルーレットもすぐに作れます。
当たりやすさ(比率)を変える

項目の行の最後に「*2」「*3」のように書くと、その項目だけ当たりやすくなります。たとえば「カレー*3」「うどん」「パン」なら、カレーの区切りはほかの3倍の広さになり、当たる確率は60%、うどんとパンは20%ずつです。数字は全角でも半角でもよく、「×3」と書いても同じです。比率は100まで付けられます。ルーレットの区切りの広さと当たる確率は必ず同じになるので、見た目で確率がわかります。
当たった項目を外して次へ

設定の「当たった項目」を「当たりは外す」にすると、当たった項目は次に回すときにルーレットから外れます。発表の順番を決めるときのように、全員を1回ずつ選びたい場合に使います。外した項目は入力欄の下に一覧で出て、「全部戻す」で元に戻せます。「当たりも残す」のままなら、何回回しても全部の項目から選びます。
くじ引きの使いかた

「くじ引き」を選ぶと、箱の絵と入力欄が出ます。入力欄に書いた1行が、くじ1枚になります。「はずれ*5」のように書くと同じくじを5枚入れられるので、「当たり」1行と「はずれ*5」1行で、当たり1枚・はずれ5枚の箱ができます。「引く」を押すか箱をタップすると、くじが1枚出てきて開き、何枚目に何が出たかが下の一覧に残ります。
引いたくじは、はじめの設定では箱に戻しません。全部引き終わると「引く」が押せなくなり、「箱を最初から」で全部のくじを戻せます。設定で「箱に戻す」にすると、毎回すべてのくじから引くので、同じくじが何度も出ることがあります。役わり決め(司会・書記・発表など)や、景品の抽選のように「同じものは1回だけ」のときは戻さない、占いのように毎回同じ条件で引きたいときは戻す、と使い分けてください。
先に引くと得? 引く順番と当たる確率

くじ引きでよく話題になるのが「先に引いたほうが有利か」です。答えは、何番目に引いても当たる確率は同じです。当たり1枚・はずれ2枚を3人が順に引くと、当たりが1番目に出る並び方・2番目に出る並び方・3番目に出る並び方の3通りがあり、どれも同じ確率で起こります。だから、どの順番の人も当たる確率は3分の1です。先に引いた人がはずれたのを見てから引くと当たる確率は上がりますが、引く前の時点では全員が同じ条件です。
班分けの使いかた

「班分け」を選び、「人数で分ける」か「班の数で分ける」と、その数を決めて「はじめる」を押します。入力欄に名前を1行に1人書いて「分ける」を押すと、名前をよく混ぜてから班に分け、班ごとのカードに名前が1人ずつ入っていきます。人数がちょうど割り切れないときは、人数の差がいちばん大きくても1人になるように分けます。たとえば10人を「4人ずつ」にすると4人・3人・3人、12人を「5班」にすると3人・3人・2人・2人・2人です。
やり直したいときは「もう一度分ける」を押すと、新しく混ぜ直して分けます。「コピー」を押すと「1班: あおい、はると…」の形で結果をコピーできるので、連絡のメールや学級のお知らせ、表計算ソフトにそのまま貼り付けられます。
3つの使いかたの違い
| 使いかた | 向いている場面 | くり返したとき |
|---|---|---|
| ルーレット | 当てる人・順番・今日のメニューなど、1つずつ選ぶ。比率も変えられる | 「当たりも残す」なら毎回全部から、「当たりは外す」なら1回ずつ |
| くじ引き | 当たり・はずれ、役わり、景品など、決まった枚数のくじを配る | 戻さなければ全部で決まった枚数だけ出る |
| 班分け | グループ活動・チーム・席がえの班 | 押すたびに全員を混ぜ直して分ける |
上手に使うコツ
教室ではプロジェクターで「大きく表示」
「大きく表示」を押すと、ルーレットやくじ、班の結果が画面いっぱいに大きく出ます。全画面にできる端末では全画面になり、Escキーか「もとに戻す」で元の画面に戻ります。教室のプロジェクターや大型テレビに映すと、後ろの席からでも結果が見えます。はじめは音が出ない設定なので、授業中に急に音が鳴ることもありません。
名簿は表計算ソフトから列ごと貼る
名前の列をコピーすると、1行に1人ずつの形でそのまま貼り付けられます。名前の前後の空白や空の行は自動で取り除きます。一度書いた項目はこの端末に残るので、次の授業でも同じ名簿を使えます。
全員を1回ずつ当てるなら「当たりは外す」
発表の順番を決めるときは、ルーレットを「当たりは外す」にして、当たった人から順番に発表してもらいます。残りの人数が少なくなっても公平さは変わりません。途中で休みの人がわかったら、入力欄からその人の行を消すだけで大丈夫です。
当たりの数はくじの枚数で決める
「当たりを3人に」のように当たりの数を決めたいときは、ルーレットよりくじ引きが向いています。「当たり*3」「はずれ*27」と書けば、30人のクラスでちょうど3人が当たります。景品が複数あるときは、景品の名前を1行ずつ書き、残りを「はずれ*○」にします。
結果はコピーして残す
「コピー」を押すと、これまでの結果を「1. さくら」「2. はると」のように当たった順番の番号つきでコピーできます。当番表やお知らせを作るときに、書き写す手間とまちがいを減らせます。
ほかの決め方と組み合わせる
名前と結果を線でつないで決めたいときはあみだくじ、1〜75の数字を順に引きたいときはビンゴのビンゴマシン、1〜6などの数を出したいときはサイコロも使えます。場面に合わせて選んでください。
よくある質問
本当に公平に選ばれますか?
当たりは、ブラウザに備わっている暗号用の乱数で決めています。どの項目も書いた比率のとおりの確率で選ばれ、前の結果や回した回数、項目の順番によって当たりやすさが変わることはありません。当たりと止まる位置を先に決めてからルーレットをそこへ向けて止めるので、見た目の針の位置と結果がずれることもありません。同じ人が2回続けて当たることもありますが、それも公平に選んだ結果として起こることです。
入れた名前はどこかに送られますか?
送られません。書いた名前や項目、結果の履歴は、使っている端末のブラウザの中(ローカルストレージ)にだけ保存され、サーバーには送りません。ほかの人のパソコンやタブレットから見えることもありません。共用の端末で使ったあとに消したいときは、「項目を消す」と「履歴を消す」を押してください。
項目はいくつまで入れられますか?
ルーレットは100項目、くじ引きは全部で500枚、班分けは300人までです。ルーレットの項目が多いときは、区切りが細くなって名前が読めなくなるので、ルーレットの上の名前は表示せず、止まったときに下へ大きく表示します。1つの項目は40文字までです。
スマホやタブレット、Chromebookでも使えますか?
使えます。スマホ・タブレット・パソコン、学校のChromebookやiPadでも、ブラウザだけで動きます。アプリのインストールはいりません。
ルーレットの回る動きを短くしたい
設定の「回る時間」を3秒にすると短くなります。端末の設定で「視差効果を減らす」「動きを減らす」をオンにしている場合は、回る動きを省いてすぐに結果を出します。
くじ引きとルーレットの歴史
くじで物事を決める方法はとても古くからあります。古代ギリシャのアテネでは、多くの役人を希望した市民の中からくじで選び、専用の抽選の道具まで使われていたとされています。日本では室町時代に、6代将軍が石清水八幡宮でのくじ引きで選ばれたことがよく知られていて、その足利義教は「くじ引き将軍」ともよばれます。今でも、選挙で得票が同じになったときにくじで当選者を決めるなど、公平に決める方法として使われています。
「ルーレット」はフランス語で「小さな車輪」という意味の言葉です。もとは18世紀ごろのフランスで生まれた、回る円盤を使う遊びの名前でしたが、日本では回して止まった所で決める抽選の道具のことも広くルーレットとよぶようになりました。形は変わっても、「誰にも結果を決められない」ことが、くじやルーレットが長く使われてきた理由といえるでしょう。