あみだくじの使い方
あみだくじは、人数分の縦線を引き、上に名前、下に結果を書いて、線をたどって決めるくじです。当番や役わりの割りふり、発表の順番決め、プレゼントの交換、パーティーの景品決めなど、何人かで「だれが何をするか」を決めたいときに使えます。このページでは、名前と結果を入れるだけで、紙とペンがなくてもあみだくじが作れます。2人から20人まで使えて、登録やダウンロードはいりません。

1. 名前と結果を書く
設定で人数と「下に書く結果」を選んで「はじめる」を押します。結果は「当たり1つ(のこりははずれ)」「順番(1番〜)」「自分で書く」から選べ、どれを選んでもあとで1つずつ書きかえられます。上の欄を押すと名前、下の欄を押すと結果を書く入力欄が開きます。Enterキーや「次」のボタンで次の欄へ進めるので、続けて入力できます。名前が多いときは「まとめて入力」を使うと、1行に1人ずつまとめて書けます。書いた名前はこの端末に保存されるので、同じメンバーで何度も使うときに書き直す手間がありません。
2. 結果をかくして、横線を足す
書けたら「結果をかくす」を押します。下の結果は「?」になり、だれにも見えなくなります。紙のあみだくじで、下の部分を折ってかくすのと同じです。この間に、みんなで横線を書き足せます。縦線と縦線のあいだを押すと、その高さに横線が1本入ります。足した線をもう一度押すと消えます。「名前をまぜる」を押すと、名前の並び順をばらばらにできます。
3. 線をたどって結果を見る
準備ができたら「結果を見る」を押します。かくれていた横線があらわれ、名前を押すと、その人の線に色がついて下までたどっていきます。着いた所の結果だけが開くので、1人ずつ発表していくと盛り上がります。「みんないっしょに」を押すと、残りの全員を一度にたどります。全員の結果が出ると一覧が表示され、「結果をコピー」で「名前 → 結果」の文をまとめてコピーできます。メッセージやメモに貼りつけて、決まったことをみんなに伝えられます。
あみだくじのルール

あみだくじの形は、人数分の縦線と、そのあいだをつなぐ横線でできています。横線は、となりどうしの縦線だけをつなぎます。2本より先の縦線までまたいだり、ななめに引いたりはしません。

たどり方の決まりは、「いつも下へ進む」「横線に出会ったら、必ずその横線を通ってとなりの縦線へ移る」の2つだけです。横線をわたったら、また下へ進みます。これを一番下までくり返し、着いた所に書いてある結果が、その人の結果です。

横線を引くときの決まりが1つあります。1本の縦線の同じ高さに、左と右の両方から横線をつないではいけません。そうすると、そこに来た人がどちらへ曲がればいいか分からなくなるからです。となりの横線とは、少しでも高さをずらして引きます。このページでは、同じ高さに引こうとすると、自動で少し上か下へずらして引きます。
結果が重ならないのはなぜ?

あみだくじでは、2人が同じ結果に着いたり、だれも着かない結果が残ったりすることはありません。横線を1本通るたびに、そのとなりどうしの2人が入れかわるだけだからです。入れかわりを何回くり返しても、人数分の場所に1人ずつがいることは変わりません。横線が何本あっても、みんなが1本ずつ足しても、必ず1人に1つずつ結果が決まります。これが、あみだくじが昔から「分け方」を決めるのに使われてきた理由です。
このページの横線は公平

実は、横線を思いつきで何本か引いただけのあみだくじは、公平ではありません。横線が1本もなければ全員が真下に着くのと同じで、横線が少ないうちは「真下」や「真下の近く」に着きやすく、遠くのはしには着きにくくなります。たとえば5人で横線を10本引いたとき、左はしの人が真下に着く割合はおよそ3人に1人、反対側のはしに着くのは14人に1人ほどです。どこも同じ割合にするには、5人でも数十本の横線が必要になります。人数が多いほど、必要な本数は大きくふえます。
このページのあみだくじは、だれがどの結果に着くかが、どの組み合わせも同じ割合になるように横線を引いています。みんなが足した線があっても、その割合は変わりません。ただし、設定で「横線をはじめから見せる」にしたときは、線を見ながら足すと行き先をねらって変えられてしまいます。くじとして使うときは、はじめの設定の「結果を見るまでかくす」のままがおすすめです。
設定のちがい
| 設定 | 選べるもの | こんなときに |
|---|---|---|
| 人数 | 2〜20人 | 「まとめて入力」で書いた名前の数に合わせることもできます |
| 下に書く結果 | 当たり1つ/順番(1番〜)/自分で書く | 当たりを1人決める、発表の順番を決める、役わりや当番を割りふる |
| 横線の数 | 少なめ/ふつう/多め | 見た目の線の多さが変わります。どれを選んでも公平さは同じです |
| 横線を | 結果を見るまでかくす/はじめから見せる | くじとして使うなら「かくす」。線をたどる練習や、子どもと遊ぶときは「見せる」 |
| たどる速さ | ゆっくり/ふつう/はやい | 1人ずつ発表して盛り上げたいときは「ゆっくり」 |
行き先当てゲーム

「使いかた」で行き先当てゲームを選ぶと、あみだくじを使ったクイズになります。上の★から線をたどると、下のどれに着くかを考えて、答えだと思う欄を押します。押すと線が自動でたどられ、当たっていれば「正解」です。全部で10問あり、むずかしさは縦線3本の「かんたん」、4本の「ふつう」、6本の「むずかしい」から選べます。指で線を追いかけながら考えると、曲がる場所を数える練習にもなります。いちばん多く正解した数は、むずかしさごとに記録されます。
紙に印刷する
画面の「印刷用」から、A4の紙に印刷できるあみだくじが作れます。人数は2〜20人、横線は「少なめ・ふつう・多め」のほか、「なし」にしてみんなで線を引くこともできます。1枚の紙に1つか2つ、上に好きな文字も入れられます。この端末で書いた名前や結果を入れて印刷することもでき、入れないときは空の欄になるので手で書きこめます。結果の上の点線で紙を折ると、結果をかくしたまま横線を書き足せます。
じょうずに使うコツ
1. 名前を書く場所は、みんなに選んでもらう
名前をどの縦線に書くかを本人に選んでもらうと、「自分で選んだ」という納得感が生まれます。まとめて入力したときは「名前をまぜる」で並びをばらばらにすると、かたよりの心配がありません。
2. 横線は1人1本ずつ足してもらう
結果をかくしたあとで、全員に1本ずつ横線を足してもらうと、みんなが参加したくじになります。このページでは足した線があっても公平さは変わらないので、何本でも気軽に足せます。
3. 発表は1人ずつ、最後に当たりの人
「みんないっしょに」より、名前を1人ずつ押して発表するほうが盛り上がります。たどる速さを「ゆっくり」にすると、線が曲がるたびに声が上がります。
4. 役わりや順番は、結果を具体的に書く
「当番」「1番」だけでなく、「月曜のそうじ」「ごみ出し」「買い出し」のように、やることをそのまま書いておくと、あとで結果をコピーして伝えるときに分かりやすくなります。
5. 人数が多いときは、パソコンや横向きの画面で
10人をこえると、スマホの縦向きでは名前が縦書きになります。パソコンやタブレット、スマホを横向きにすると、名前が読みやすくなります。
よくある質問
あみだくじは本当に公平なの?
紙に思いつきで横線を引いたあみだくじは、真下の近くに着きやすく、完全には公平ではありません。このページのあみだくじは、だれがどの結果になるかが同じ割合になるように横線を引いているので、安心して使えます。
同じ結果に2人が着くことはある?
ありません。あみだくじは、横線が何本あっても、必ず1人に1つずつちがう結果が決まる仕組みです。
名前は保存される? ほかの人に見られない?
名前と結果は、いま使っている端末のブラウザの中にだけ保存されます。インターネット上には送られません。途中でページを閉じても、同じ端末で開けば「続きから」で元にもどせます。
結果を送りたいときは?
全員の結果が出たら「結果をコピー」を押します。「名前 → 結果」の一覧が文字でコピーされるので、メッセージやメモに貼りつけて送れます。
名前を書かずに使える?
使えます。名前が空いている欄は、A・B・Cのような文字で表示されます。先に番号だけ決めておき、あとからだれがどの番号かを決める使い方もできます。
「当たり」を2つにしたいときは?
「下に書く結果」で「当たり1つ」を選んではじめ、下の欄を押して「はずれ」の1つを「当たり」に書きかえます。「自分で書く」を選んで、全部の結果を書いてもかまいません。
あみだくじの由来
あみだくじは、室町時代にはすでに行われていたと言われています。昔は今のようなはしごの形ではなく、中心から外へ放射状に人数分の線を引き、その形が阿弥陀如来(あみだにょらい)の後光(ごこう)に似ていたことから「あみだ」と呼ばれるようになったと言われています。もともとは、みんなで出すお金の額を線のはしにかくして書き、引き当てた金額を出し合って、そのお金でお菓子などを買って分ける遊びだったそうです。今では、順番や役わりを決める身近な方法として、学校や職場、家庭で広く使われています。