慣用句クイズ

慣用句かんようくの意味いみと使つかい方かたを覚おぼえるクイズ。答こたえを選えらぶだけ。

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遊あそび方

問題もんだいの種類しゅるい
むずかしさ

問題もんだいの数かず
ふりがな

この慣用句かんようくの意味いみは?

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    慣用句クイズの遊び方

    「顔が広い」「油を売る」「手を焼く」のような慣用句の意味と使い方を、選択肢から選んで覚えるクイズです。問題は「意味」「慣用句を選ぶ」「あなうめ」「まちがえやすい慣用句」の4種類と、それを混ぜた「まぜる」。むずかしさは「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3段階で、全部で210の慣用句が出ます。1人で遊ぶゲームで、登録やダウンロードはいりません。答えるたびに、その慣用句の読み・意味・例文が出るので、どんな場面で使うことばなのかも一緒に覚えられます。

    意味を選ぶ

    意味の問題の画面。カードに「顔が広い」がふりがな付きで大きく出て、下に意味の選択肢が4つ縦に並ぶ。説明1: 上の丸が問題の進み具合。説明2: ボタンかキーボードの1〜4で答える
    ボタンを押すか、キーボードの 1〜4 で答えます。

    カードに出た慣用句の意味を、4つの中から選びます。パソコンではキーボードの 1〜4 でも答えられます。答えるとすぐに正解が分かり、下に読み方と意味、例文が出ます。読み終わったら「次へ」(または Enter キー)で次の問題に進みます。わからないときは「ヒント」を押すと、その慣用句を使った例文が出ます。文の中でどう使われているかを見ると、意味の見当がつきやすくなります。

    慣用句を選ぶ

    慣用句を選ぶ問題の図。カードに「あつかいに困る。てこずる」という意味が出て、手を焼く・手を貸す・手を抜く・手が離せないの4つから選ぶ
    意味を読んで、その意味の慣用句を選びます。

    反対に、意味を読んで、その意味を表す慣用句を選ぶ問題です。選択肢には、同じ「手」や「目」を使った慣用句が並ぶことが多く、使う体の部分が同じでも意味がまったくちがうことに気づけます。「手を焼く(てこずる)」「手を貸す(手伝う)」「手を抜く(いいかげんにする)」のように、似た形の慣用句を区別する練習になります。

    あなうめ

    あなうめの問題の図。「□が広い」の□に入ることばを、顔・耳・手・足の4つから選ぶ。答えたあとは□の所に色が付いて「顔が広い」になる
    □に入ることばを選びます。答えると、□の所に色が付きます。

    慣用句の一部が□になっていて、そこに入ることばを選びます。多くは「顔」「目」「手」「腹」のような体の部分や、「猫」「馬」「雀」のような動物です。まちがいの選択肢は、入れてもほかの慣用句にならないものを選んでいます。

    まちがえやすい慣用句

    まちがえやすい慣用句の問題の図。カードに「役不足」と例文「あれほどの名人に、受付の係では役不足だろう。」が出て、本来の意味はどっちか、役目が軽すぎる・役目が重すぎるの2つから選ぶ
    本来の意味・言い方を、2つから選びます。

    意味を取りちがえたり、言い方をまちがえたりしやすい慣用句を集めた問題です。文化庁が毎年行っている「国語に関する世論調査」で取り上げられた43の慣用句から出ます。「役不足」「気が置けない」のように、本来の意味とちがう意味で受け取る人のほうが多いものもあり、大人の方の言葉の見直しにも向いています。答えると、調査で本来の意味・言い方を選んだ人の割合もいっしょに出ます。

    まちがえたとき

    まちがえたときの図。「的を射る」の意味から慣用句を選ぶ問題で「的を得る」を選ぶと×が付き、「よくあるまちがい」の印と文化庁の調査の説明が出る。正しい答えは緑の枠
    調査で確かめられた言いまちがい・意味の取りちがえは、選ぶと「よくあるまちがい」として説明が出ます。

    まちがえると、正しい答えに緑の枠が付き、読み・意味・例文が出ます。「的を得る」「怒り心頭に達する」のような、調査で確かめられた言いまちがいは、ほかの種類の問題の選択肢にも入っていて、それを選ぶと「よくあるまちがい」としてどこがちがうのかを説明します。1回の問題が終わると、その回でまちがえた問題とヒントを見た問題だけがもう一回出て、全部正解したらおわりです。

    3つのむずかしさ

    むずかしさ出る慣用句例
    やさしい(75)体の部分や動物を使う、よく聞く慣用句顔が広い・目がない・手を焼く・猫をかぶる
    ふつう(90)ふだんの会話や本・ニュースでよく使う慣用句顔に泥を塗る・腑に落ちない・匙を投げる・的を射る
    むずかしい(45)少しかたい言い方と、意味や言い方をまちがえやすい慣用句役不足・気が置けない・檄を飛ばす・臍を噛む
    ふりがなの図。左は「猫の額」にふりがなが付いたカード、右はふりがなを付けないカード
    ふりがなを付けると、慣用句にも説明の文にも読みが付きます。

    ふりがなは、はじめは「やさしいに付ける」(むずかしさが「やさしい」のときだけ付ける)になっています。設定で「いつも付ける」「付けない」にも変えられ、遊んでいる途中でも「ふりがな」ボタンで切り替えられます。小学生のお子さんは「いつも付ける」、大人の方は「付けない」にすると読みやすくなります。

    意味や言い方をまちがえやすい慣用句

    文化庁の「国語に関する世論調査」では、慣用句の意味の受け取り方や、どちらの言い方を使うかが調べられています。このクイズでは、その調査で取り上げられた慣用句を「まちがえやすい慣用句」の問題にしています。下の表にまとめました(数字は、調査で本来の意味・言い方を選んだ人と、ちがうほうを選んだ人の割合)。

    意味を取りちがえやすい慣用句(16)
    慣用句(本来の意味)まちがえやすい意味調査の年度:本来/ちがうほう
    揚げ足を取る(人の言いまちがいや、ことばじりをとらえて、せめたりからかったりする)人の失敗ややりそこないを見て、せめたりからかったりする令和3年度:65.9%/8.8%
    うがった見方をする(物事の本当のところを、するどくとらえた見方をする)疑ってかかるような、ひねくれた見方をする令和5年度:32.7%/60.7%
    浮き足立つ(不安やおそれで落ち着かず、にげ腰になる)うれしさや期待で、そわそわする令和元年度:26.1%/60.1%
    気が置けない(遠慮したり気をつかったりしなくてよく、気楽につきあえる)気をつかわなければならず、油断できない平成24年度:42.7%/47.6%
    琴線に触れる(すぐれたものにふれて、心の奥から感動する)相手の怒りを買ってしまう平成27年度:38.8%/31.2%
    檄を飛ばす(自分の考えを広く人々に知らせて、同意や行動を求める)元気のない人に、刺激をあたえて活気づける平成29年度:22.1%/67.4%
    敷居が高い(相手に不義理などをしていて、その家に行きにくい)高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい令和元年度:29.0%/56.4%
    涼しい顔をする(自分にも関係があるのに、知らんぷりをする)大変な状況でも、平気そうにする令和4年度:22.9%/61.0%
    砂をかむよう(味わいやおもしろみがなく、つまらない様子)悔しくてたまらない様子平成30年度:32.1%/56.9%
    ぞっとしない(それほどおもしろくない。感心しない)こわくない。おそろしくない平成28年度:22.8%/56.1%
    手をこまねく(何もしないで、ただ見ている)準備をして、待ちかまえる令和元年度:37.2%/47.4%
    天に唾する(人に害をあたえようとして、結局は自分にはね返ってくる)自分より上の人を、けがすような行いをする平成26年度:63.5%/22.0%
    煮え湯を飲まされる(信じていた人に裏切られて、ひどい目にあう)敵から、ひどい目にあわされる令和5年度:68.5%/24.4%
    まんじりともせず(少しも眠らないで)じっと動かないで平成25年度:28.7%/51.5%
    役不足(力のある人に対して、あたえられた役目が軽すぎること)力に対して、あたえられた役目が重すぎること令和6年度:45.1%/48.9%
    やぶさかでない(よろこんで、…する気持ちがある)しかたなく、…する平成25年度:33.8%/43.7%
    言い方をまちがえやすい慣用句(27)
    本来の言い方まちがえやすい言い方調査の年度:本来/ちがうほう
    愛嬌を振りまく愛想を振りまく平成27年度:49.1%/42.7%
    明るみに出る明るみになる令和2年度:44.1%/43.0%
    足をすくわれる足元をすくわれる平成28年度:26.3%/64.4%
    怒り心頭に発する怒り心頭に達する平成24年度:23.6%/67.1%
    上を下への大騒ぎ上や下への大騒ぎ平成27年度:22.5%/60.8%
    押しも押されもせぬ押しも押されぬ平成24年度:41.5%/48.3%
    「かん、はつを いれず」と区切って言う「かんぱつを いれず」と続けて言う令和5年度:6.5%/91.0%
    「きら、ほしの ごとく」と区切って言う「きらぼしの ごとく」と続けて言う令和5年度:9.2%/88.6%
    こえを あららげるこえを あらげる平成22年度:11.4%/79.9%
    言葉を濁す口を濁す平成28年度:74.3%/17.5%
    采配を振る采配を振るう平成29年度:32.2%/56.9%
    舌の根の乾かぬうち舌の先の乾かぬうち平成30年度:60.4%/24.4%
    食指が動く食指をそそられる平成23年度:38.1%/31.4%
    白羽の矢が立つ白羽の矢が当たる平成29年度:75.5%/15.1%
    心血を注ぐ心血を傾ける平成19年度:64.6%/13.3%
    寸暇を惜しんで寸暇を惜しまず令和2年度:38.1%/43.5%
    雪辱を果たす雪辱を晴らす令和元年度:38.3%/50.5%
    伝家の宝刀天下の宝刀平成24年度:54.6%/31.7%
    取り付く島もない取り付く暇もない平成24年度:47.8%/41.6%
    熱に浮かされる熱にうなされる平成26年度:57.2%/27.1%
    腹に据えかねる肝に据えかねる平成17年度:74.4%/18.2%
    物議を醸す物議を呼ぶ平成23年度:58.0%/21.7%
    間が持てない間が持たない平成22年度:29.3%/61.3%
    的を射る的を得る平成24年度:52.4%/40.8%
    眉をひそめる眉をしかめる平成26年度:44.5%/44.5%
    溜飲を下げる溜飲を晴らす平成29年度:37.4%/32.9%
    論陣を張る論戦を張る平成30年度:29.5%/44.0%

    調査の数字は、年度や聞き方によって変わります。また、ことばは時代とともに変わるもので、「檄を飛ばす」を「元気のない人をはげます」の意味で使うことのように、新しい使い方を書き加える辞書も出てきています。このクイズでは、辞書で本来の意味・言い方とされているものを正解にしています。

    慣用句を覚えるコツ

    1. 例文といっしょに覚える

    慣用句は、文の中で使ってはじめて意味がはっきりすることばです。「目がない」だけでは何のことかわかりにくくても、「姉は甘いものに目がない」と聞けば「大好き」の意味だとわかります。答えのあとに出る例文を声に出して読むと、覚えやすくなります。

    2. 体の部分ごとにまとめる

    慣用句には、顔・目・耳・口・手・足・腹・胸など、体の部分を使ったものがとてもたくさんあります。「手を焼く」「手を貸す」「手を抜く」「手に余る」のように、同じ部分を使う慣用句をまとめて見比べると、ちがいがはっきりします。解説の下の一覧は、分類つきで並べています。

    3. ことばどおりの様子を思いうかべる

    「足が棒になる」は歩きすぎて足が棒のようにかたくなる様子、「猫の額」は猫のひたいほどせまい様子です。ことばどおりの場面を思いうかべると、意味とつながって忘れにくくなります。

    4. まちがえやすいものは理由とセットで

    「的を射る」は矢を的に当てることから、「怒り心頭に発する」は怒りが心の中から起こることから、と理由がわかれば、「的を得る」「心頭に達する」とまちがえにくくなります。「まちがえやすい慣用句」の問題では、ヒントにその理由を書いています。

    5. 苦手だけをくり返す

    まちがえた問題は、端末に「苦手」として残ります。2回続けて1回で正解すると外れます。毎日の「今日の10問」で新しい慣用句に出会い、ときどき「苦手」でまとめて練習する、という使い方ができます。

    6. 印刷して書いてみる

    印刷用プリントでは、むずかしさごとの一覧(意味・例文つき)と、あなうめ・意味・まちがえやすい慣用句の問題(答えつき)をA4で印刷できます。画面から離れて、書きながら確かめたいときに使ってください。

    慣用句の一覧

    このクイズに出る慣用句と、読み・意味の一覧です。むずかしさごとに五十音順に並べています。

    やさしい(75語):体の部分や動物を使う、よく聞く慣用句
    慣用句分類意味
    足が棒になるあしがぼうになる体長い時間歩いたり立ったりして、足がひどくつかれる
    足を洗うあしをあらう体悪い仲間や、よくない暮らしから離れる
    足を運ぶあしをはこぶ体わざわざ出かけて行く
    頭が上がらないあたまがあがらない体恩やひけめがあって、相手と対等にふるまえない
    頭が固いあたまがかたい体考え方がかたよっていて、ゆうずうがきかない
    頭を抱えるあたまをかかえる体どうしたらよいかわからず、困りはてる
    頭を冷やすあたまをひやす体興奮した気持ちを落ち着ける
    油を売るあぶらをうる道具・物むだ話などをして、仕事をなまける
    息が合ういきがあう体たがいの気持ちや調子が、ぴったり合う
    息をのむいきをのむ体おどろいたり感動したりして、一瞬息を止める
    腕が上がるうでがあがる体練習をして、うでまえが上達する
    腕を磨くうでをみがく体技術や能力が上がるように、努力する
    うなぎのぼりうなぎのぼり動物値段や温度、人気などが、どんどん上がること
    馬が合ううまがあう動物なぜか気が合う。いっしょにいて、しっくりくる
    顔が広いかおがひろい体知り合いが多く、つきあいの範囲が広い
    顔から火が出るかおからひがでる体はずかしくて、顔が真っ赤になる
    肩の荷が下りるかたのにがおりる体責任や心配ごとがなくなって、ほっとする
    肩を落とすかたをおとす体がっかりして、元気をなくす
    借りてきた猫かりてきたねこ動物いつもとちがって、とてもおとなしい様子
    気が長いきがながい気持ちのんびりしていて、あせったり、おこったりしない
    気が短いきがみじかい気持ちすぐにおこったり、いらいらしたりする
    口が堅いくちがかたい体秘密などを、軽々しく人に話さない
    口が軽いくちがかるい体言ってはいけないことまで、すぐ人に話してしまう
    口が滑るくちがすべる体うっかり、言ってはいけないことを言ってしまう
    口をそろえるくちをそろえる体大ぜいの人が、同じことを言う
    口をとがらせるくちをとがらせる体不満そうな顔をする
    首をかしげるくびをかしげる体疑問に思ったり、不思議に思ったりする
    首を突っ込むくびをつっこむ体興味をもって、そのことに関わる
    首を長くするくびをながくする体今か今かと、待ちこがれる
    犬猿の仲けんえんのなか動物とても仲が悪いこと
    腰が低いこしがひくい体だれに対しても、ていねいでひかえめだ
    腰を抜かすこしをぬかす体ひどくおどろいて、立てなくなる
    ごまをするごまをする植物・食べ物自分の得になるように、人のきげんをとる
    舌を出すしたをだす体陰で人をばかにする。また、失敗をてれる
    舌を巻くしたをまく体とても感心する
    雀の涙すずめのなみだ動物ほんのわずかな量
    太鼓判を押すたいこばんをおす道具・物まちがいない、確かだと保証する
    手が離せないてがはなせない体いま、していることがあって、ほかのことができない
    手に汗を握るてにあせをにぎる体どうなるかと、はらはらしながら見守る
    手も足も出ないてもあしもでない体力がおよばず、どうすることもできない
    手を貸すてをかす体人の仕事などを手伝う
    手を抜くてをぬく体しなければならないことを、いいかげんにする
    手を焼くてをやく体あつかいに困る。てこずる
    猫の額ねこのひたい動物土地などが、とてもせまい
    猫をかぶるねこをかぶる動物本当の性格をかくして、おとなしそうにふるまう
    根も葉もないねもはもない植物・食べ物なんの根拠もない
    歯が立たないはがたたない体相手が強すぎて、まったくかなわない
    鼻が高いはながたかい体ほこらしく、得意になる
    鼻にかけるはなにかける体自慢して、えらそうにする
    羽を伸ばすはねをのばす動物うるさく言う人がいなくなり、のびのびと自由にする
    腹が立つはらがたつ体おこる。しゃくにさわる
    腹を抱えるはらをかかえる体おかしくてたまらず、大笑いする
    火に油を注ぐひにあぶらをそそぐ道具・物勢いのあるものに、さらに勢いをつける(とくに悪いことに)
    袋のねずみふくろのねずみ動物追いつめられて、にげられないこと
    へそを曲げるへそをまげる体きげんを悪くして、すなおでなくなる
    骨が折れるほねがおれる体苦労する。手間がかかる
    水に流すみずにながすその他過ぎたことを、なかったことにして、とがめない
    道草を食うみちくさをくう植物・食べ物目的の所へ行く途中で、ほかのことをして時間をむだにする
    耳が痛いみみがいたい体自分の弱いところを言われて、聞くのがつらい
    耳が早いみみがはやい体うわさなどを知るのが早い
    耳にたこができるみみにたこができる体同じことを何度も聞かされて、いやになる
    耳を疑うみみをうたがう体聞いたことが信じられないほど、おどろく
    虫がいいむしがいい動物自分の都合ばかり考えていて、身勝手だ
    虫の知らせむしのしらせ動物よくないことが起こりそうだと、なんとなく感じること
    胸がいっぱいになるむねがいっぱいになる体うれしさや悲しさで、心が満たされる
    胸をなで下ろすむねをなでおろす体心配ごとがなくなって、ほっとする
    胸を張るむねをはる体自信をもって、堂々とする
    目が高いめがたかい体よい物を見分ける力がある
    目がないめがない体それが大好きで、夢中になる
    目が回るめがまわる体とてもいそがしい
    目と鼻の先めとはなのさき体すぐ近く
    目に入れても痛くないめにいれてもいたくない体かわいくてたまらない(とくに子どもや孫を)
    目をつぶるめをつぶる体人のあやまちなどを、見なかったことにして許す
    目を光らせるめをひからせる体注意して、よく見張る
    目を丸くするめをまるくする体おどろいて、目を大きく見開く
    ふつう(90語):ふだんの会話や本・ニュースでよく使う慣用句
    慣用句分類意味
    愛嬌を振りまくあいきょうをふりまくその他まわりの人たちに、明るくにこやかにふるまう
    (まちがえやすい言い方:愛想を振りまく)
    明るみに出るあかるみにでるその他かくされていたことが、世間に知られる
    (まちがえやすい言い方:明るみになる)
    揚げ足を取るあげあしをとる体人の言いまちがいや、ことばじりをとらえて、せめたりからかったりする
    (まちがえやすい意味:人の失敗ややりそこないを見て、せめたりからかったりする)
    足が出るあしがでる体予算より、お金が多くかかってしまう
    足元を見るあしもとをみる体相手の弱みにつけこむ
    味をしめるあじをしめるその他一度うまくいったことが忘れられず、また同じことを期待する
    足をすくわれるあしをすくわれる体すきをつかれて、失敗させられる
    (まちがえやすい言い方:足元をすくわれる)
    足を引っ張るあしをひっぱる体人の成功や、物事が進むのをじゃまする
    油を絞るあぶらをしぼる道具・物あやまちを、きびしくしかる
    板につくいたにつく道具・物仕事や役目が、その人にすっかりなじむ
    一目置くいちもくおく数相手が自分より上だとみとめて、敬意をはらう
    腕が鳴るうでがなる体自分の力を見せたくて、うずうずする
    鵜呑みにするうのみにする動物人の言うことを、よく考えずにそのまま受け入れる
    襟を正すえりをただす道具・物気持ちを引きしめて、まじめな態度になる
    顔に泥を塗るかおにどろをぬる体人に恥をかかせる。名誉を傷つける
    顔を立てるかおをたてる体相手の立場や面目が保たれるようにする
    肩で風を切るかたでかぜをきる体得意そうに、いばって歩く
    肩を並べるかたをならべる体同じくらいの力や地位をもつ
    肩を持つかたをもつ体一方の味方をする
    閑古鳥が鳴くかんこどりがなく動物お客が来なくて、さびれている
    気が気でないきがきでない気持ち心配で、落ち着いていられない
    気が引けるきがひける気持ち気おくれがして、遠慮したくなる
    狐につままれるきつねにつままれる動物わけがわからず、ぼんやりする
    釘を刺すくぎをさす道具・物あとで問題にならないよう、前もって念をおす
    口裏を合わせるくちうらをあわせる体話が食いちがわないように、前もって打ち合わせておく
    口車に乗るくちぐるまにのる体うまいことばに、だまされる
    口火を切るくちびをきる道具・物ほかの人より先に、物事を始める。きっかけを作る
    口を割るくちをわる体かくしていたことを、白状する
    首が回らないくびがまわらない体借金などが多くて、どうにもやりくりができない
    首を縦に振るくびをたてにふる体承知する。賛成する
    声を荒らげるこえをあららげるその他おこって、あらあらしい声を出す
    (まちがえやすい言い方:こえを あらげる)
    腰が重いこしがおもい体なかなか物事を始めようとしない
    腰を据えるこしをすえる体落ち着いて、一つのことにじっくり取り組む
    言葉を濁すことばをにごすその他はっきり言わずに、あいまいにする
    (まちがえやすい言い方:口を濁す)
    匙を投げるさじをなげる道具・物見込みがないとあきらめて、手を引く
    鯖を読むさばをよむ動物自分の都合のいいように、数をごまかす
    三拍子そろうさんびょうしそろう数必要な条件が、すべてそろう
    舌鼓を打つしたつづみをうつ体おいしい物を食べて、満足する
    尻尾を出すしっぽをだす動物かくしていた正体や悪事が、ばれる
    白羽の矢が立つしらはのやがたつ道具・物多くの人の中から、とくに選び出される
    (まちがえやすい言い方:白羽の矢が当たる)
    尻に火がつくしりにひがつく体物事がさしせまって、あわてる
    心血を注ぐしんけつをそそぐ体ありったけの力をこめて、物事に取り組む
    (まちがえやすい言い方:心血を傾ける)
    涼しい顔をするすずしいかおをする体自分にも関係があるのに、知らんぷりをする
    (まちがえやすい意味:大変な状況でも、平気そうにする)
    図に乗るずにのるその他思いどおりになって、いい気になる。つけあがる
    高をくくるたかをくくるその他たいしたことはないと、あまく見る
    竹を割ったようたけをわったよう植物・食べ物さっぱりしていて、ひねくれたところがない性格
    立つ瀬がないたつせがないその他自分の立場がなくなって、困る
    棚に上げるたなにあげる道具・物自分に都合の悪いことには、ふれないでおく
    茶々を入れるちゃちゃをいれるその他人の話に、ひやかしのことばなどをはさんでじゃまをする
    手塩にかけるてしおにかける体自分でめんどうを見て、大切に育てる
    手に余るてにあまる体自分の力では、どうにもあつかいきれない
    手に取るようてにとるよう体目の前にあるように、はっきりとわかる様子
    手のひらを返すてのひらをかえす体それまでとは態度を急に、がらりと変える
    手を打つてをうつ体必要なことを、前もってしておく。また、話をまとめる
    どこの馬の骨どこのうまのほね動物生まれや育ちのわからない人を、ばかにして言うことば
    虎の子とらのこ動物大切にして、手放さないもの(とくにお金)
    取り付く島もないとりつくしまもないその他相手の態度が冷たくて、話をするきっかけもない
    (まちがえやすい言い方:取り付く暇もない)
    二の足を踏むにのあしをふむ数どうしようかと迷って、なかなか思い切れない
    二の句が継げないにのくがつげない数あきれて、次に言うことばが出てこない
    根に持つねにもつ植物・食べ物人にされたいやなことを、いつまでも忘れずにうらむ
    鼻であしらうはなであしらう体相手を見下して、冷たくあつかう
    鼻につくはなにつく体人のふるまいがいやみに感じられて、いやになる
    鼻を明かすはなをあかす体相手を出しぬいて、あっと言わせる
    花を持たせるはなをもたせる植物・食べ物手柄をゆずって、相手を引き立てる
    歯に衣着せぬはにきぬきせぬ体思ったことを、遠慮せずにはっきり言う
    腹が黒いはらがくろい体心の中で、悪いことをたくらんでいる
    腹に据えかねるはらにすえかねる体腹が立って、どうしてもがまんできない
    (まちがえやすい言い方:肝に据えかねる)
    腹をくくるはらをくくる体どんな結果になってもよいと、覚悟を決める
    腹を割るはらをわる体本心をかくさずに打ち明ける
    膝を打つひざをうつ体はっと思いあたったり、感心したりする
    膝を交えるひざをまじえる体親しく、打ち解けて話し合う
    筆が立つふでがたつ道具・物文章を書くのがうまい
    腑に落ちないふにおちない体納得がいかない
    骨身を惜しまないほねみをおしまない体苦労をいやがらずに、一生けんめいに働く
    的を射るまとをいる道具・物物事の大切な点を、確かにとらえる
    (まちがえやすい言い方:的を得る)
    眉に唾をつけるまゆにつばをつける体だまされないように、よく気をつける
    眉をひそめるまゆをひそめる体心配やいやな気持ちから、顔をしかめる
    (まちがえやすい言い方:眉をしかめる)
    水を打ったようみずをうったようその他大ぜいの人が、しんと静まりかえる様子
    水を差すみずをさすその他うまくいっている物事や、仲のよい間がらをじゃまする
    耳を貸すみみをかす体人の話を聞こうとする
    耳をそろえるみみをそろえる体お金を、足りない分がないようにきちんとそろえる
    身を粉にするみをこにする体苦労をいとわず、力のかぎり働く
    胸に手を当てるむねにてをあてる体自分のしたことを、落ち着いてよく考える
    胸を借りるむねをかりる体自分より実力が上の人に、練習の相手をしてもらう
    目が肥えるめがこえる体よい物をたくさん見て、物のよしあしを見分ける力がつく
    目から火が出るめからひがでる体頭や顔を強くぶつけて、目の前が光ったように感じる
    目くじらを立てるめくじらをたてる体小さなことを取り上げて、とがめる
    目に余るめにあまる体だまって見ていられないほど、ひどい
    目鼻がつくめはながつく体物事の、だいたいの見通しがつく
    目を盗むめをぬすむ体人に見つからないように、こっそりする
    むずかしい(45語):少しかたい言い方と、意味や言い方をまちがえやすい慣用句
    慣用句分類意味
    顎で使うあごでつかう体いばった態度で、人を思いどおりに働かせる
    怒り心頭に発するいかりしんとうにはっする気持ち心の底から、激しくおこる
    (まちがえやすい言い方:怒り心頭に達する)
    一矢を報いるいっしをむくいる数強い相手の攻めに、わずかでもやり返す
    上を下への大騒ぎうえをしたへのおおさわぎその他大ぜいがあわてて、ひどく混乱する様子
    (まちがえやすい言い方:上や下への大騒ぎ)
    うがった見方をするうがったみかたをするその他物事の本当のところを、するどくとらえた見方をする
    (まちがえやすい意味:疑ってかかるような、ひねくれた見方をする)
    浮き足立つうきあしだつ体不安やおそれで落ち着かず、にげ腰になる
    (まちがえやすい意味:うれしさや期待で、そわそわする)
    押しも押されもせぬおしもおされもせぬその他実力があって、だれからも認められ、堂々としている
    (まちがえやすい言い方:押しも押されぬ)
    固唾をのむかたずをのむ体どうなるかと、緊張して成り行きを見守る
    片棒を担ぐかたぼうをかつぐ道具・物ある仕事の一部を受けもって、協力する(とくに悪いことに)
    間髪を入れずかんはつをいれずその他ほとんど間をおかずに、すぐに
    (まちがえやすい言い方:「かんぱつを いれず」と続けて言う)
    気が置けないきがおけない気持ち遠慮したり気をつかったりしなくてよく、気楽につきあえる
    (まちがえやすい意味:気をつかわなければならず、油断できない)
    木で鼻をくくるきではなをくくる植物・食べ物相手の気持ちを考えず、ひどく無愛想にあしらう
    肝に銘じるきもにめいじる体心に深くきざみつけて、忘れないようにする
    肝を冷やすきもをひやす体ひやりとして、ひどくおそろしい思いをする
    綺羅星のごとくきらぼしのごとくその他立派な人やすぐれた人が、ずらりと並んでいる様子
    (まちがえやすい言い方:「きらぼしの ごとく」と続けて言う)
    琴線に触れるきんせんにふれるその他すぐれたものにふれて、心の奥から感動する
    (まちがえやすい意味:相手の怒りを買ってしまう)
    檄を飛ばすげきをとばすその他自分の考えを広く人々に知らせて、同意や行動を求める
    (まちがえやすい意味:元気のない人に、刺激をあたえて活気づける)
    業を煮やすごうをにやすその他物事が思うように進まず、ひどくいらだつ
    采配を振るさいはいをふる道具・物先頭に立って、みんなに指図をする
    (まちがえやすい言い方:采配を振るう)
    歯牙にも掛けないしがにもかけない体まったく問題にせず、相手にしない
    敷居が高いしきいがたかい道具・物相手に不義理などをしていて、その家に行きにくい
    (まちがえやすい意味:高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい)
    舌の根の乾かぬうちしたのねのかわかぬうち体言ったすぐあとで、言ったことと反対のことを言ったりしたりする様子
    (まちがえやすい言い方:舌の先の乾かぬうち)
    食指が動くしょくしがうごく体何かを食べたくなる。また、何かをしてみたい気持ちになる
    (まちがえやすい言い方:食指をそそられる)
    砂をかむようすなをかむようその他味わいやおもしろみがなく、つまらない様子
    (まちがえやすい意味:悔しくてたまらない様子)
    寸暇を惜しむすんかをおしむその他ほんのわずかな時間も、むだにしない
    (まちがえやすい言い方:寸暇を惜しまず)
    雪辱を果たすせつじょくをはたすその他前に負けた相手に勝って、はじをすすぐ
    (まちがえやすい言い方:雪辱を晴らす)
    ぞっとしないぞっとしないその他それほどおもしろくない。感心しない
    (まちがえやすい意味:こわくない。おそろしくない)
    手ぐすねを引くてぐすねをひく体十分に準備をして、待ちかまえる
    手をこまねくてをこまねく体何もしないで、ただ見ている
    (まちがえやすい意味:準備をして、待ちかまえる)
    伝家の宝刀でんかのほうとう道具・物いざというときにだけ使う、とっておきの手段
    (まちがえやすい言い方:天下の宝刀)
    天に唾するてんにつばするその他人に害をあたえようとして、結局は自分にはね返ってくる
    (まちがえやすい意味:自分より上の人を、けがすような行いをする)
    頭角を現すとうかくをあらわす体才能や実力が、ほかの人よりきわだって目立ってくる
    煮え湯を飲まされるにえゆをのまされるその他信じていた人に裏切られて、ひどい目にあう
    (まちがえやすい意味:敵から、ひどい目にあわされる)
    二の舞を演じるにのまいをえんじる数前の人と同じ失敗をくり返す
    熱に浮かされるねつにうかされるその他ひとつのことに夢中になって、見さかいがなくなる
    (まちがえやすい言い方:熱にうなされる)
    鼻持ちならないはなもちならない体言うことやすることがいやみで、がまんできない
    火蓋を切るひぶたをきる道具・物戦いや競争を始める
    物議を醸すぶつぎをかもすその他世間の人たちの議論を引き起こす
    (まちがえやすい言い方:物議を呼ぶ)
    臍を噛むほぞをかむ体どうにもならないことを、深く後悔する
    間が持てないまがもてないその他することや話題がなくなって、時間をもてあます
    (まちがえやすい言い方:間が持たない)
    まんじりともせずまんじりともせずその他少しも眠らないで
    (まちがえやすい意味:じっと動かないで)
    役不足やくぶそくその他力のある人に対して、あたえられた役目が軽すぎること
    (まちがえやすい意味:力に対して、あたえられた役目が重すぎること)
    やぶさかでないやぶさかでないその他よろこんで、…する気持ちがある
    (まちがえやすい意味:しかたなく、…する)
    溜飲を下げるりゅういんをさげる体不満やうらみが消えて、胸がすっきりする
    (まちがえやすい言い方:溜飲を晴らす)
    論陣を張るろんじんをはるその他筋道を立てて、しっかりと議論を進める
    (まちがえやすい言い方:論戦を張る)

    よくある質問

    何年生から遊べますか?

    慣用句は小学校の3・4年の国語で学ぶことになっていて、「やさしい」はそのころから遊べるように、体の部分や動物を使うよく聞く慣用句を集めています。「ふつう」「むずかしい」は中学生から大人向けです。「まちがえやすい慣用句」は大人でもまちがえる問題が多いので、家族で遊ぶのもおすすめです。

    ことわざクイズ・四字熟語クイズとのちがいは?

    「猿も木から落ちる」のような、教えやいましめを含むことわざはことわざクイズ、「一石二鳥」のような四字の熟語は四字熟語クイズで出しています。このクイズには、それらと重ならないように、「顔が広い」「腹が立つ」のような、ことばが結びついて決まった意味を表す言い方を集めました。

    意味の説明は、どこから取っていますか?

    説明文と例文はすべてこのゲームのために書いたもので、辞書や他のサイトの文章を写したものではありません。意味は、国語辞典(デジタル大辞泉・日本国語大辞典)、故事・ことわざ・慣用句の辞典、ウィクショナリーなど、ほとんどの慣用句を3つ以上で確かめています。まちがえやすい意味・言い方は、文化庁の「国語に関する世論調査」の結果で確かめたものだけを出しています。

    記録はどこに残りますか?

    記録や苦手の問題は、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。途中でやめた回も、同じ端末・同じブラウザで開けば「続きから」で続けられます。

    音は鳴りますか?

    最初は音が出ない設定です。ゲームの下の「音:オフ」を押すと、正解やまちがいのときに短い効果音が鳴ります。読み上げ(声)はありません。

    学校のパソコンやタブレットでも使えますか?

    ブラウザだけで動くので、Chromebook や iPad、スマホでも遊べます。答えはすべてボタンを押すだけなので、キーボードがなくても遊べます。

    慣用句について

    慣用句は、二つ以上のことばが結びついて、一つひとつのことばの意味とはちがう、決まった意味を表す言い方です。「顔が広い」は顔の大きさではなく知り合いの多さを、「油を売る」は油の商売ではなくなまけることを表します。昔の暮らしや道具から生まれたもの(「油を売る」「匙を投げる」「采配を振る」)、体の様子をたとえたもの(「腰が低い」「胸をなで下ろす」)など、生まれはさまざまで、由来をたどると当時の人の暮らしが見えてくるのも、慣用句のおもしろいところです。