ことわざクイズの遊び方
ことわざの意味を4つの答えから選ぶクイズです。問題は「いみ」「あなうめ」「にた・はんたい」の3種類、むずかしさは「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3段階で、全部で226のことわざが出ます。1人で遊ぶゲームで、登録やダウンロードはいりません。答えるたびに、ことわざの意味、ことばどおりの様子、使い方のひとことが出るので、クイズをしながら意味を確かめられます。
ことわざの意味を選ぶ

カードに出たことわざの意味を、4つの中から選びます。パソコンではキーボードの 1〜4 でも答えられます。答えるとすぐに正解が分かり、下に説明が出ます。読み終わったら「次へ」(または Enter キー)で次の問題に進みます。わからないときは「ヒント」を押すと、ことばどおりの様子(たとえば「木登りが上手な猿でも、木から落ちることがある」)が出ます。ヒントを見た問題は、正解しても「1回で正解」には数えません。
あなうめ

ことわざの一部が□になっていて、そこに入ることばを選びます。動物や数、道具など、ことわざの中で覚えにくい所を□にしています。まちがいの選択肢は、実際のことわざにはない組み合わせになるように選んでいます(「豚に小判」のように、ほかのことわざと混ざった形は出しません)。
似た意味・反対の意味

出されたことわざと、意味がにていることわざ、または反対のことわざを選びます。「猿も木から落ちる」と「かっぱの川流れ」「弘法にも筆の誤り」のように同じことを言っている組や、「急がば回れ」と「善は急げ」、「蛙の子は蛙」と「鳶が鷹を生む」のように反対のことを言っている組です。答えたあとは両方の意味が並ぶので、どこがにていて、どこがちがうかを比べられます。組み合わせは、辞書で類句・対になることわざとして挙げられているものから選んでいます。
まちがえたとき・よくあるまちがい

まちがえると、正しい答えに緑の枠が付き、意味と説明が出ます。一部のことわざでは、実際によくある勘ちがいを選択肢に入れていて、それを選ぶと「よくあるまちがい」としてどこがちがうのかを説明します。1回の問題が終わると、その回でまちがえた問題とヒントを見た問題だけがもう一度出て、全部正解すると結果が出ます。
3つのむずかしさ
| むずかしさ | 出ることわざ | 例 |
|---|---|---|
| やさしい(82) | 小学校の国語で出あう定番のことわざ | 猿も木から落ちる・急がば回れ・石の上にも三年・猫に小判 |
| ふつう(83) | ふだんの会話や本でよく使われることわざ | 情けは人のためならず・馬子にも衣装・覆水盆に返らず |
| むずかしい(61) | 少し古い言い方や、意味をまちがえやすいことわざ | 他山の石・枯れ木も山のにぎわい・流れにさおさす・青は藍より出でて藍より青し |

ふりがなは設定で「付ける」「付けない」を選べ、遊んでいる途中でも「ふりがな」ボタンで切り替えられます。ふりがなは、ことわざだけでなく、意味や説明の文のすべての漢字に付きます。小学校低学年のお子さんはふりがなを付けて、大人の方や読める漢字の多い方はふりがなを外して遊ぶと、読みやすくなります。
意味をまちがえやすいことわざ
文化庁が毎年行っている「国語に関する世論調査」では、ことわざや慣用句の意味の受け取り方が何度も調べられています。このクイズでは、その調査で取り上げられたことわざを、まちがえやすい意味も選択肢に入れて出しています。
| ことわざ | 本来の意味 | よくある受け取り方 |
|---|---|---|
| 情けは人のためならず | 人に親切にすると、めぐりめぐって自分にもよいことが返ってくる | 親切にしすぎるとその人のためにならない(平成22年度の調査で、本来の意味とほぼ同じ割合) |
| 流れに棹さす | 流れに乗って勢いをつける | 流れに逆らう(平成24年度の調査で約6割) |
| 他山の石 | 他人のまちがった言動も自分をみがく参考になる | 他人のよい行いを手本にする(平成16年度の調査。「分からない」も多い) |
| 枯れ木も山のにぎわい | つまらないものでも無いよりはまし | 人が集まればにぎやかになる(平成16年度の調査で、本来の意味とほぼ同じ割合) |
このほか、辞書で誤用や取りちがえが注意されている「住めば都」(住むなら都会がよい、という意味ではない)、「船頭多くして船山に上る」(大勢で力を合わせれば何でもできる、という意味ではない)、「一姫二太郎」(子どもの人数ではなく、生まれる順番のこと)も、まちがえやすい意味を選択肢に入れています。
ことわざを覚えるコツ
1. ことばどおりの様子を思いうかべる
ことわざの多くは、目に見える場面のたとえです。「焼け石に水」なら、熱く焼けた石に少しだけ水をかけても、すぐ蒸発してしまう様子。場面が思いうかぶと、意味も忘れにくくなります。答えのあとの「ことばどおり」の説明を読んでから、意味をもう一度見てみてください。
2. 昔のことばの意味を知る
「灯台下暗し」の灯台は海の灯台ではなく部屋の明かりの台、「けがの功名」のけがは「あやまち」のこと、というように、今とちがう意味で使われていることばがあります。ここが分かると、急に意味が通ることがよくあります。
3. にたことわざ・反対のことわざを組で覚える
「にた・はんたい」の問題で出てくる組は、まとめて覚えると整理しやすくなります。「好きこそものの上手なれ」と「下手の横好き」のように、反対のことを言うことわざが両方あるのも、ことわざのおもしろいところです。場面によって使い分けられているのです。
4. 使う場面を考える
「馬子にも衣装」や「枯れ木も山のにぎわい」は、自分や身内をへりくだって言うことばで、人に向かって言うと失礼になります。意味だけでなく、だれについて使うことばなのかも、説明の「ひとこと」で確かめてみてください。
5. にがてだけをくり返す
まちがえた問題は、端末に「にがて」として残ります。2回続けて1回で正解すると外れます。毎日の「今日のもんだい」で新しいことわざに出会い、ときどき「にがて」でまとめて練習する、という使い方ができます。
6. 印刷して書いてみる
印刷用プリントでは、むずかしさごとの一覧と、あなうめ・意味の問題(答えつき)をA4で印刷できます。画面から離れて、書きながら確かめたいときに使ってください。
ことわざの一覧
このクイズに出ることわざと意味の一覧です。むずかしさごとに五十音順に並べています。
やさしい(82こ):小学校の国語で出あう、定番のことわざ
| ことわざ | いみ |
|---|---|
| 頭隠して尻隠さず | 悪いことや欠点の一部だけを隠して、全部隠したつもりでいる |
| あとの祭り | 時期がおくれて、もう間に合わない |
| 雨降って地固まる | もめごとなどのあとは、かえって前よりよい状態になる |
| 案ずるより産むがやすし | はじめる前は心配でも、やってみると思ったよりかんたんだ |
| 石の上にも三年 | つらくても、がまんして続ければ、いつかはむくわれる |
| 石橋をたたいて渡る | じゅうぶんすぎるほど用心して、物事をする |
| 急がば回れ | 急ぐときほど、遠回りでも安全で確かな方法をとるほうがよい |
| 犬も歩けば棒に当たる | 動き回ると、思いがけない災難や幸運に出あう |
| 井の中の蛙大海を知らず | せまい世界しか知らず、広い世の中があることに気づかない |
| うそも方便 | 物事をうまく進めるためには、うそが必要なときもある |
| 馬の耳に念仏 | いくら言い聞かせても、聞き流すだけで少しもききめがない |
| 絵に描いた餅 | 計画などが、いくらりっぱでも実際には役に立たない |
| えびで鯛を釣る | 少しの元手や手間で、大きな得をする |
| 縁の下の力持ち | 人の目につかない所で、みんなのために力をつくす人 |
| 鬼に金棒 | もともと強いものが、さらに強くなる |
| おぼれる者はわらをもつかむ | ひどくこまったときは、たよりにならないものにまですがろうとする |
| 親の心子知らず | 子どもを思う親の気持ちを知らずに、子は勝手なことをする |
| 終わりよければすべてよし | 途中でいろいろあっても、最後がうまくいけばそれでよい |
| 蛙の子は蛙 | 子どもは親に似るもので、ふつうの親からはふつうの子が生まれる |
| かっぱの川流れ | どんな名人でも、ときには失敗する |
| 壁に耳あり障子に目あり | ないしょ話は、どこでだれに聞かれているかわからない |
| かわいい子には旅をさせよ | 子どもが大切なら、あまやかさず、世の中のつらさを経験させたほうがよい |
| 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 | わからないことは、はずかしがらずに聞くほうがよい |
| 口は災いの元 | うっかり言ったことばが、自分の身に災難をまねく |
| 後悔先に立たず | すんでしまったことを、あとでくやんでもどうにもならない |
| 弘法にも筆の誤り | どんな名人でも、ときには失敗する |
| 転ばぬ先の杖 | 失敗しないように、前もって用意しておくことが大切 |
| 猿も木から落ちる | どんな名人でも、ときには失敗する |
| 三度目の正直 | 一度や二度はだめでも、三度目はうまくいく |
| 三人寄れば文殊の知恵 | ふつうの人でも、三人集まって相談すれば、よい考えが出る |
| 親しき仲にも礼儀あり | どんなに仲のよい相手でも、礼儀を守るべきだ |
| 失敗は成功のもと | 失敗しても、原因を考えて直していけば、成功につながる |
| 知らぬが仏 | 知ればいやな気持ちになることも、知らなければ平気でいられる |
| 好きこそものの上手なれ | 好きなことは熱心にするので、自然に上手になる |
| 住めば都 | どんな所でも、住み慣れればそこがいちばんよく思えてくる (まちがえやすいいみ:住むなら、にぎやかな都会がいちばんよい) |
| 善は急げ | よいと思ったことは、ためらわずにすぐにするのがよい |
| 千里の道も一歩から | 大きな仕事も、手近な小さなことを一つずつ積み重ねることから始まる |
| 備えあれば憂いなし | ふだんから準備しておけば、いざというときも心配がない |
| 大は小を兼ねる | 大きいものは、小さいものの代わりにも使える |
| 立つ鳥跡を濁さず | 立ち去るときは、あとが見苦しくないようにきちんとしておく |
| 棚からぼたもち | 何もしないのに、思いがけない幸運がやって来る |
| ちりも積もれば山となる | ほんの少しのものでも、積み重なれば大きなものになる |
| 月とすっぽん | 二つのものが、比べものにならないほどちがう |
| 出る杭は打たれる | 目立つ人は、ほかの人からにくまれたり、じゃまをされたりしやすい |
| 灯台下暗し | 身近なことほど、かえって気づきにくい |
| 時は金なり | 時間はお金と同じように大切なので、むだにしてはいけない |
| 鳶が鷹を生む | ふつうの親から、すぐれた子どもが生まれる |
| 取らぬ狸の皮算用 | まだ手に入っていないものをあてにして、あれこれ計画を立てる |
| どんぐりの背比べ | どれも同じくらいで、とくにすぐれたものがない |
| 泣きっ面に蜂 | 悪いことが起きたうえに、さらに悪いことが重なる |
| 七転び八起き | 何度失敗しても、あきらめずに立ち上がる |
| 習うより慣れよ | 人から教わるより、自分で何度もやってみるほうが身につく |
| 逃がした魚は大きい | 手に入れそこなったものは、実際よりもよいものに思える |
| 二度あることは三度ある | 二度起きたことは、もう一度起きやすい |
| 二兎を追う者は一兎をも得ず | 二つのことを同時にしようとすると、どちらもうまくいかない |
| ぬかに釘 | いくら言っても手ごたえがなく、ききめがない |
| 猫に小判 | ねうちがわからない人に、りっぱな物をあたえてもむだ |
| 猫の手も借りたい | とてもいそがしくて、だれでもいいから手伝ってほしい |
| 寝耳に水 | 思いがけない知らせに、とてもおどろく |
| 能ある鷹は爪を隠す | 本当に力のある人は、それをむやみに見せびらかさない |
| 残り物には福がある | みんなが取ったあとの残りのものに、思わぬよいものがある |
| のれんに腕押し | こちらが力を入れても、相手に手ごたえがない |
| 花より団子 | 見た目の美しさより、実際に役に立つもののほうがよい |
| 早起きは三文の徳 | 朝早く起きると、何かしらよいことがある |
| 人のふり見て我がふり直せ | ほかの人の行いを見て、自分の行いを反省し、直す |
| 火のない所に煙は立たない | うわさが立つのは、何かしら原因があるからだ |
| 百聞は一見にしかず | 何度も話を聞くより、一度自分の目で見るほうがよくわかる |
| 豚に真珠 | ねうちがわからない者には、どんなによい物も役に立たない |
| 下手な鉄砲も数撃てば当たる | 下手でも、何度もやってみれば、いつかはうまくいくこともある |
| 仏の顔も三度まで | どんなにやさしい人でも、何度もひどいことをされればおこる |
| 負けるが勝ち | むりに争わず、相手にゆずったほうが、けっきょくは得になる |
| 三つ子の魂百まで | 小さいころの性格は、年をとってもかわらない |
| 目は口ほどに物を言う | 目つきを見れば、ことばで言うのと同じくらい気持ちが伝わる |
| 餅は餅屋 | 物事には、それぞれの専門家がいて、任せるのがいちばんよい |
| 焼け石に水 | 助けが少しすぎて、ほとんど役に立たない |
| やぶから棒 | だしぬけに、いきなり物事をする |
| 病は気から | 病気は、気持ちの持ち方で、よくも悪くもなる |
| 楽あれば苦あり | 楽しいことのあとには苦しいことがあり、よいことばかりは続かない |
| 良薬は口に苦し | 自分のためになる注意は、聞くのがつらいものだ |
| 類は友を呼ぶ | 気の合う者や、似た者どうしは自然に集まる |
| 論より証拠 | あれこれ言い合うより、確かな証拠を見せるほうがはっきりする |
| 笑う門には福来る | いつもにこにこ明るくしている家には、自然と幸せがやって来る |
ふつう(83こ):ふだんの会話や本でよく使われることわざ
| ことわざ | いみ |
|---|---|
| 暑さ寒さも彼岸まで | 夏の暑さも冬の寒さも、お彼岸のころにはやわらぐ |
| あぶはち取らず | あれもこれもと欲ばると、けっきょくどちらも手に入らない |
| 医者の不養生 | 人には立派なことを言いながら、自分では実行していない |
| 一を聞いて十を知る | 少し聞いただけで、全体がわかるほどかしこい |
| 一寸の虫にも五分の魂 | 小さく弱い者にも、それなりの意地や考えがあるので、ばかにしてはいけない |
| うそつきは泥棒の始まり | 平気でうそをつくようになると、やがて悪いことも平気でするようになる |
| うどの大木 | 体ばかり大きくて、役に立たない |
| 鬼のいぬ間に洗濯 | こわい人やうるさい人がいない間に、のんびり好きなことをする |
| 鬼の目にも涙 | ふだんはきびしく冷たい人でも、ときには心を動かされて涙を流す |
| 帯に短したすきに長し | 中途半端で、どちらにも役に立たない |
| 思い立ったが吉日 | やろうと思ったら、その日にすぐ始めるのがよい |
| 飼い犬に手をかまれる | 大切にめんどうを見ていた相手に、うらぎられる |
| 蛙の面に水 | どんなことを言われても、まったく平気でいる |
| 火事場のばか力 | せっぱつまったときには、ふだんでは考えられないような大きな力が出る |
| 風が吹けば桶屋がもうかる | 思いがけないところに、めぐりめぐって影響が出る |
| 金は天下の回り物 | お金は人から人へ回るもので、今はなくても、いつか自分のところへも回ってくる |
| 果報は寝て待て | 幸運は、あせらずにのんびり待つのがよい |
| 亀の甲より年の功 | 年をとった人の、長い経験には大きなねうちがある |
| 木を見て森を見ず | 細かいところに気をとられて、全体が見えていない |
| くさいものにふたをする | 都合の悪いことを、一時しのぎに人に知られないよう隠す |
| 腐っても鯛 | もとがすぐれたものは、少しいたんだり古くなったりしても、ねうちがある |
| 君子危うきに近寄らず | かしこい人は、危ないことに自分から近づかない |
| 芸は身を助ける | 身につけた特技が、こまったときに生活の助けになる |
| けがの功名 | 失敗や、何気なくしたことが、思いがけずよい結果になる |
| 光陰矢のごとし | 月日がたつのは、とても早い |
| 郷に入っては郷に従え | よその土地に行ったら、その土地の習慣ややり方にしたがうのがよい |
| 弘法筆を選ばず | 本当の名人は、道具のよしあしに関係なく、よい仕事をする |
| 五十歩百歩 | 少しのちがいはあっても、本質的にはたいした差がない |
| 転んでもただでは起きない | 失敗したときでも、何か得になるものを見つけて手に入れる |
| 触らぬ神にたたりなし | よけいなことにかかわらなければ、めんどうなことにまきこまれない |
| 朱に交われば赤くなる | 人は、つきあう相手や周りの様子によって、よくも悪くもなる |
| 正直者がばかを見る | ずるい人が得をして、まじめな人がかえって損をする |
| すずめ百まで踊り忘れず | 小さいころに身についたくせは、年をとってもなおらない |
| 捨てる神あれば拾う神あり | だれかに見捨てられても、助けてくれる人がどこかにいるものだ |
| 急いては事を仕損じる | あせって物事をすると、失敗しやすい |
| 背に腹は代えられない | 大切なことを守るためには、ほかのことをぎせいにしてもしかたがない |
| 船頭多くして船山に上る | 指図をする人が多すぎると、物事がとんでもない方向へ進む (まちがえやすいいみ:みんなで力を合わせれば、船を山に上げるようなことでもできる) |
| 立て板に水 | すらすらとよどみなく話す |
| 旅の恥はかき捨て | 知り合いのいない旅先では、はずかしいことをしても平気になりやすい |
| 玉にきず | とてもよいのに、ほんの少しだけ欠点がある |
| 短気は損気 | すぐにおこる人は、けっきょく自分が損をする |
| 鶴の一声 | 力のある人の一言で、話がすぐに決まる |
| 鶴は千年、亀は万年 | 長生きでおめでたいこと |
| 鉄は熱いうちに打て | 物事は、やる気や勢いのあるうちにやるのがよい |
| 天災は忘れたころにやって来る | 地震などの災害は、人が前の災害を忘れかけたころに起こる |
| 天は二物を与えず | 一人の人が、いくつもの長所を持つことはめったにない |
| 豆腐にかすがい | いくら意見しても、手ごたえやききめがない |
| 遠くの親類より近くの他人 | いざというときは、遠くにいる親せきより、近くにいる人のほうが頼りになる |
| 所変われば品変わる | 土地がちがえば、ことばや習慣、物の呼び名などもちがう |
| 隣の芝生は青い | 他人のものは、なんでも自分のものよりよく見える |
| 虎の威を借る狐 | 強い者の力をたよりにして、いばる |
| 飛んで火に入る夏の虫 | 自分から進んで、あぶない所に飛びこんでいく |
| 長い物には巻かれろ | 力の強い者には、さからわずにしたがうほうが得だ |
| 情けは人のためならず | 人に親切にすると、めぐりめぐって自分にもよいことが返ってくる (まちがえやすいいみ:人に親切にしすぎると、その人のためにならない) |
| 二階から目薬 | まわりくどくて、思うようにききめがない |
| 憎まれっ子世にはばかる | 人からきらわれるような者ほど、世の中で幅をきかせる |
| ぬれ手で粟 | 苦労しないで、たくさんのもうけを得る |
| 念には念を入れよ | 注意したうえに、さらに注意をかさねよ |
| のど元過ぎれば熱さを忘れる | 苦しいことも、すぎてしまえばすぐに忘れてしまう |
| 箸にも棒にもかからない | ひどすぎて、どうにも取りあつかいようがない |
| 腹が減っては戦ができぬ | おなかがすいていては、よい働きができない |
| 腹八分目に医者いらず | 食べすぎずにひかえめにしていれば、病気にならない |
| 人のうわさも七十五日 | 世間のうわさは長く続かず、しばらくすれば自然に消える |
| 人を見たら泥棒と思え | 人をかんたんに信用せず、まず用心したほうがよい |
| 貧乏暇なし | お金がない人は、生活のために働きづめで、ゆとりがない |
| 覆水盆に返らず | 一度してしまったことは、取り返しがつかない |
| 下手の横好き | 下手なのに、そのことが大好きで熱心にする |
| 蛇ににらまれた蛙 | こわいものの前で、身がすくんで動けない |
| まかぬ種は生えぬ | 何もしないでいては、よい結果は得られない |
| 馬子にも衣装 | だれでも身なりをととのえれば、りっぱに見える |
| 身から出たさび | 自分のした悪いことのために、自分が苦しむ |
| 実るほど頭を垂れる稲穂かな | りっぱな人ほど、いばらずにひかえめである |
| 目からうろこが落ちる | あることがきっかけで、急に物事がよくわかるようになる |
| 桃栗三年、柿八年 | 何事も、成果が出るまでにはそれなりの年月がかかる |
| 門前の小僧習わぬ経を読む | いつも見たり聞いたりしていると、習わなくても自然に覚えてしまう |
| 安物買いの銭失い | 安い物は質が悪く、すぐ買いかえることになって、かえって損をする |
| 柳の下にいつもどじょうはいない | 一度うまくいったからといって、同じ方法でいつもうまくいくとはかぎらない |
| やぶをつついて蛇を出す | よけいなことをして、かえって自分に悪いことをまねく |
| 弱り目にたたり目 | こまっているときに、さらに悪いことが重なる |
| 来年のことを言えば鬼が笑う | 先のことは、どうなるかわからない |
| 若いときの苦労は買ってでもせよ | 若いころの苦労は、自分をきたえて将来役に立つ |
| 渡りに船 | 何かをしようとしているときに、ちょうど都合のよいことが起こる |
| 渡る世間に鬼はない | 世の中には、冷たい人ばかりでなく、親切な人もいる |
むずかしい(61こ):少し古い言い方や、いみをまちがえやすいことわざ
| ことわざ | いみ |
|---|---|
| 青は藍より出でて藍より青し | 教えを受けた弟子が、先生よりもすぐれた人になる |
| 悪事千里を走る | 悪い行いや悪いうわさは、すぐに遠くまで知れわたる |
| 足元から鳥が立つ | 身近なところで、思いがけないことが急に起こる |
| 雨垂れ石をうがつ | 小さな力でも、根気よく続ければ、大きなことをなしとげられる |
| 一姫二太郎 | 子どもは、一人目が女の子、二人目が男の子だと育てやすい (まちがえやすいいみ:子どもは、女の子一人と男の子二人がちょうどよい) |
| 魚心あれば水心 | 相手が好意を見せれば、こちらもそれに応える気持ちになる |
| 牛に引かれて善光寺参り | 人にさそわれたり、思いがけないことがきっかけになったりして、よいほうへ導かれる |
| うそから出たまこと | うそや冗談のつもりで言ったことが、たまたま本当になる |
| 馬には乗ってみよ人には添うてみよ | 物事は、見ただけで決めつけず、実際にかかわってみて判断せよ |
| 老いては子に従え | 年をとったら、何事も子どもの考えにまかせて、したがうのがよい |
| 起きて半畳寝て一畳 | 人が生きるのに必要な広さはわずかなので、ぜいたくを望んでもしかたがない |
| おごる平家は久しからず | 地位や財産をかさにきていばる者は、長く栄えることができない |
| 勝ってかぶとの緒を締めよ | 成功しても油断せず、気を引きしめよ |
| 枯れ木も山のにぎわい | つまらないものでも、ないよりはましだ (まちがえやすいいみ:人がたくさん集まると、にぎやかで楽しくなる) |
| 聞いて極楽見て地獄 | 話に聞くのと実際に見るのとでは、大ちがいだ |
| 口も八丁手も八丁 | 話すこともすることも、とても上手だ |
| 鶏口となるも牛後となるなかれ | 大きな集まりの下っぱでいるより、小さな集まりでも上に立つほうがよい |
| 紺屋の白袴 | 人のためにばかりいそがしくて、自分のことをするひまがない |
| 虎穴に入らずんば虎子を得ず | 危険をおかさなければ、大きな成功は得られない |
| 先んずれば人を制す | 人より先に行動すれば、有利な立場に立てる |
| 去る者は日々に疎し | 遠くはなれた人とは、日がたつにつれて、しだいに親しみがうすれる |
| 三十六計逃げるにしかず | 形勢が悪いときは、あれこれ考えるより、にげてしまうのがいちばんよい |
| 釈迦に説法 | その道をよく知りつくしている人に、ものを教えようとするおろかさ |
| 蛇の道は蛇 | 同じ仲間のことは、その仲間がいちばんよく知っている |
| 少年老いやすく学成りがたし | 若いときはすぐにすぎてしまい、学問をきわめるのはむずかしいので、時間をむだにせず学べ |
| 前門の虎、後門の狼 | 一つの災難をのがれても、すぐにまた別の災難におそわれる |
| そうは問屋が卸さない | そんなに自分の都合のよいようには、物事は運ばない |
| 大山鳴動してねずみ一匹 | 大さわぎしたわりに、結果はとても小さい |
| 他山の石 | ほかの人のまちがった行いや失敗も、自分をみがく参考になる (まちがえやすいいみ:ほかの人のりっぱな行いを、自分のお手本にする) |
| たで食う虫も好き好き | 人の好みはさまざまで、ほかの人にはわからないものだ |
| 旅は道連れ世は情け | 旅には連れがいると心強く、世の中では思いやりが大切だ |
| ちょうちんに釣り鐘 | 形は似ていても、重さやねうちがまるでちがい、つりあわない |
| 月にむら雲、花に風 | よいことには、とかくじゃまが入りやすい |
| 爪の垢を煎じて飲む | すぐれた人にあやかろうとして、見習う |
| 転石苔を生ぜず | 仕事や住む所をたびたび変える人は、身につくものがない |
| 同病相あわれむ | 同じ苦しみを持つ人どうしは、たがいに思いやる気持ちが強い |
| 毒を食らわば皿まで | 一度悪いことに手をそめたら、とことんまでやりとおす |
| 年寄りの冷や水 | お年寄りが、年に合わないむりをすること |
| 流れにさおさす | 物事の流れにうまく乗って、勢いをつける (まちがえやすいいみ:物事の流れにさからって、勢いをなくさせる) |
| 泣く子と地頭には勝てぬ | 道理の通じない相手や、力のある者とは、争ってもむだだ |
| なしのつぶて | 便りを出しても、まったく返事がない |
| 生兵法は大けがのもと | 中途半端な知識や技にたよると、大きな失敗をする |
| 盗人にも三分の理 | どんなに悪いことにも、それなりの理屈はつけられるものだ |
| 人を呪わば穴二つ | 人に悪いことをしようとすれば、自分にも同じような悪いことが返ってくる |
| ひょうたんから駒 | 冗談で言ったことが、思いがけず本当になる |
| 下手の考え休むに似たり | よい考えもないのに長く考えこむのは、時間のむだだ |
| 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い | ある人をにくむと、その人に関係のあるものまで、すべてにくらしくなる |
| 仏作って魂入れず | ほとんどできあがっているのに、いちばん大切なところがぬけている |
| 待てば海路の日和あり | あせらずに待っていれば、そのうちよい機会がやって来る |
| まな板の鯉 | 相手のなすがままで、自分ではどうすることもできない |
| ミイラ取りがミイラになる | 人を連れもどしに行った者が、自分もそこにとどまってしまう |
| 昔取った杵柄 | 若いころにきたえたうでまえは、年をとってもおとろえない |
| 無理が通れば道理引っ込む | すじの通らないことがまかり通る世の中では、正しいことが行われなくなる |
| 名物にうまい物なし | 有名なものが、実際によいものだとはかぎらない |
| 目くそ鼻くそを笑う | 自分の欠点に気づかずに、他人の欠点を笑う |
| 元の木阿弥 | せっかくよくなったものが、また元の悪い状態にもどってしまう |
| 寄らば大樹の陰 | たよるなら、力のある大きなものにたよるほうが安心だ |
| 李下に冠を正さず | 人からうたがわれるような行いは、はじめからしないほうがよい |
| 論語読みの論語知らず | 書物を読んで知識はあっても、それを行いに生かせない |
| 我が身をつねって人の痛さを知れ | 自分のこととして考えて、人の苦しみを思いやりなさい |
| 災いを転じて福となす | 身にふりかかった災難を、うまく利用して、かえって幸せにつなげる |
よくある質問
何年生から遊べますか?
ひらがなが読めれば、ふりがなを付けて遊べます。小学校では3・4年の国語で、ことわざや慣用句、故事成語の意味を知り使うことを学びます。「やさしい」はそのころに出あうことわざが中心です。「むずかしい」は大人でもまちがえやすい問題が入っているので、家族で遊ぶのもおすすめです。
意味の説明は、どこから取っていますか?
説明文はすべてこのゲームのために書いたもので、辞書や他のサイトの文章を写したものではありません。意味は、国語辞典(デジタル大辞泉・日本国語大辞典)とことわざの辞典、ウィクショナリーの3つ以上で確かめ、まちがえやすい意味は文化庁の「国語に関する世論調査」や辞書の注記を参考にしています。ことわざには地域や時代によって少しちがう言い方や意味があるので、辞書によって説明が少しずつちがうこともあります。
ことわざと慣用句はちがうのですか?
ことわざは「急がば回れ」のように、昔から言い伝えられてきた教えや知恵を短く言い表したもの、慣用句は「目からうろこが落ちる」「立て板に水」のように、いくつかのことばが組み合わさって決まった意味を表す言い方です。故事成語は「五十歩百歩」「他山の石」のように中国の古い話や書物から生まれたことばです。区別がはっきりしないものも多いので、このクイズでは、ことわざの辞典に載っているよく使われる慣用句や故事成語も少しふくめています。
記録はどこに残りますか?
記録やにがての問題は、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。途中でやめた回も、同じ端末・同じブラウザで開けば「つづきから」で続けられます。
音は鳴りますか?
最初は音が出ない設定です。ゲームの下の「音:オフ」を押すと、正解やまちがいのときに短い効果音が鳴ります。読み上げ(声)はありません。
学校のパソコンやタブレットでも使えますか?
ブラウザだけで動くので、Chromebook や iPad、スマホでも遊べます。答えはすべてボタンを押すだけなので、キーボードがなくても遊べます。
ことわざについて
ことわざは、昔の人が暮らしの中で気づいたことを、覚えやすい短いことばにまとめたものです。日本で生まれたものだけでなく、「五十歩百歩」「覆水盆に返らず」のように中国の古い話がもとになったものや、「時は金なり」「二兎を追う者は一兎をも得ず」のように西洋から伝わったものもあります。江戸時代には「いろはかるた」の札にもなり、「論より証拠」「うそから出たまこと」などは、かるた遊びを通して広まったと言われています。同じことを言うことわざがいくつもあったり、反対のことを言うことわざがあったりするのは、それだけ多くの人がそれぞれの場面で使ってきたからでしょう。