テニスの遊び方
このゲームは、テニスコートを斜め上から見た画面で、CPUと1対1のシングルスの試合をします。手前の赤い服があなた、奥の青い服がCPUです。相手のコートにボールを入れ、相手が返せなければあなたのポイント。ポイントを重ねてゲームを取り、先に決まった数のゲームを取ったほうが勝ちです。ボールの影は地面の上にあるので、影を見るとボールの高さと、はずむ場所がわかります。
コートと線の名前

コートはネットをはさんで手前と奥に分かれます。いちばん奥の線がベースライン、左右の線がサイドライン、ネットに近い横の線がサービスラインです。サービスラインとネットの間は、まん中の線(センターサービスライン)で左右2つの「サービスボックス」に分かれています。打ち合いのボールは、ベースラインとサイドラインで囲まれた相手のコートに入れます。ボールが少しでも線にふれていれば「入り」です。
サービスは、ななめ向かいのボックスへ

ポイントはサービスから始まります。サービスをする人(サーバー)はベースラインの後ろに立ち、ななめ向かいにある相手のサービスボックスへ打ちます。ゲームの最初のポイントは右半分から、次のポイントは左半分から、と1ポイントごとに左右を入れかえます。サービスは1ゲームの間ずっと同じ人が打ち、ゲームが終わるたびに相手と交代します。
このゲームでは、「打つ」を1回押すとトスが上がり、もう一度押すとサービスを打ちます。トスのいちばん高い所で打つと速いサービスになり、低い所で打つとゆっくりのサービスになります。速いサービスほど、ねらいから少しぶれやすくなります。ねらう所は、キーボードの←→、画面の◀▶、またはマウスやタッチでボックスの左右を選べます。1本目が入らなかったら「フォールト」で、2本目(セカンドサービス)を打てます。2本とも入らないと「ダブルフォールト」で、相手のポイントです。サービスがネットにふれてからボックスに入ったときは「レット」で、そのサービスだけやり直しになります。
打つタイミングで、向きが変わる

ボールが近づいてきたら、体の少し前に来たときに「打つ」を押します。押してからラケットが振られるまで少し時間があるので、ボールが届く直前に押すのがコツです。早めに押すと、ボールを体の前でとらえて、ななめ(クロス)に飛びます。遅めに押すと、ボールを体の横でとらえて、まっすぐ(ストレート)に飛びます。早すぎたり遅すぎたりすると空振りです。とても早いタイミングで打つと、角度がつきすぎてサイドラインの外に出ることもあります。
ストローク・ボレー・ロブ・スマッシュ

ふつうに「打つ」と、はずんだボールを打ち返すストロークになります。ネットの近くまで前に出て、はずむ前のボールを打つとボレー。ボレーは相手の時間をうばえますが、低いボールをボレーするとネットにかかりやすくなります。「ロブ」を押すと、高く深いボールを打ちます。相手がネットの近くに出てきたときに頭の上を越すと効果的です。反対に、頭より高いボールを打つと自動でスマッシュになり、速いボールをたたきこめます。ただし、サービスだけは、はずむ前に打ってはいけません(レシーバーの失点)。
ポイントが入るとき

打ったボールが相手のコートの外で最初にはずんだら「アウト」、ネットを越えなければ「ネット」で、どちらも相手のポイントです。相手のコートに入ったボールを、相手が2回はずむまでに返せなければ、あなたのポイントになります。打ち合いの途中でボールがネットの上にふれても、相手のコートに入ればそのまま続きます。
点の数え方(0・15・30・40)

テニスの点は、0(ラブ)、15、30、40と数え、その次の1点でゲームを取ります。点はサーバーの点から先に言うので、あなたのサービスで1点取れば「15-0」、CPUのサービスで1点取れば「0-15」です。40対40になると「デュース」。デュースのあとに1点取ると「アドバンテージ」、続けてもう1点取るとゲームです。アドバンテージのときに相手が取ると、またデュースにもどります。
ゲームを6つ先に取ると1セットです。ただし2ゲーム差が必要で、5対5なら7対5まで続きます。6対6になったら「タイブレーク」を行います。タイブレークは1、2、3…と数え、7点を先に取ったほうがセットの勝ち(6対6からは2点差がつくまで)。最初の1点を順番の人がサービスし、そのあとは2点ずつ交代します。設定で「タイブレークなし」を選ぶと、6対6のあとも2ゲーム差がつくまで続けます。
設定のちがい
| 設定 | 選べるもの |
|---|---|
| CPUの強さ | やさしい:気づくのが遅く、ミスも多い。打てるときは足もとの輪が光る/ふつう:左右に打ち分けてくる/つよい:速いサービスと、ロブ・左右の打ち分け |
| 試合の長さ | 1ゲーム(1〜2分)/短縮セット(4ゲーム先取・4-4でタイブレーク。10分くらい)/1セット(6ゲーム先取。15〜20分) |
| タイブレーク | あり(6-6・短縮は4-4で、7点先取)/なし(2ゲーム差がつくまで続ける) |
| 動き方 | 自分で動く(コート・◀▶・キーボード・マウスで走る。ネットにも出られる)/おまかせ(ボールの所まで自動で走り、打つタイミングだけ自分で決める) |
どの強さのCPUも、ときどきボールに気づくのが遅れたり、ねらいすぎてアウトにしたり、ネットにかけたりします。あきらめずに返していると、CPUのミスでポイントが入ることもあります。はじめての人は「やさしい」と「おまかせ」で、打つタイミングに慣れるところから始めるのがおすすめです。
勝つためのコツ
1. 影を見て、はずむ所へ先回りする
ボールは高く上がると影からはなれ、はずむ所で影と重なります。影の動きを目で追うと、どこではずんで、どこへ来るかがわかります。打つ場所に早めに着いておくと、タイミングを合わせやすくなります。
2. ボールの横に立つ
ボールが体の正面に来ると打ちにくくなります。体の右か左に、少し間をあけてボールが来るように立ちましょう。右で打つとフォア、左で打つとバックで、飛ぶ向きが左右反対になります。
3. まずは「ちょうど」でまん中へ
体の少し前でとらえると、ボールは相手のコートのまん中へ深く返ります。アウトになりにくいので、まずはこのタイミングで打ち合いを続けることを目指しましょう。
4. 相手を左右に動かす
慣れてきたら、早めに打ってクロス、遅めに打ってストレートと打ち分けて、相手のいない側をねらいます。左右に走らせると、CPUの返球が甘くなったり、届かなかったりします。
5. サービスは1本目で攻め、2本目は確実に
1本目はトスのいちばん上で打つ速いサービスでエースをねらい、2本目は少し早め(低め)に打ってゆっくり確実に入れると、ダブルフォールトが減ります。ねらいを左右に散らすのも効果的です。
6. ネットに出たらボレー、出てこられたらロブ
浅いボールが来たら、前に出てボレーで決めるチャンスです。反対にCPUがネットに出てきたら、「ロブ」で頭の上を越すと、あわてて下がらせることができます。
よくある質問
空振りばかりしてしまいます
押すのが早すぎるか遅すぎるかのどちらかです。空振りすると、画面の上に「早すぎ」「遅すぎ」「とどかない」と出ます。ボールが自分の少し前に来る、ほんの少し手前で押すのがちょうどよいタイミングです。「やさしい」では、打てるときに足もとの輪が光るので、目安にしてください。
「おまかせ」と「自分で動く」は何がちがう?
「おまかせ」では、ボールの所まで自動で走るので、打つタイミングだけに集中できます。「自分で動く」では走る場所も自分で決めるので、ネットに出てボレーをしたり、早めに回りこんだりできます。
40-0 の次は何点?
40の人がもう1点取ればゲームです。テニスのゲームは4点を先に取れば終わりですが、40-40(デュース)になったときだけ、2点続けて取るまで続きます。
とちゅうでやめても、続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザなら、「続きから」で、ゲーム数と点数をそのままに再開できます。再開はそのポイントのサービスから始まります。
本物のテニスとちがう所は?
画面で遊びやすいように、いくつか簡単にしています。ボールの回転はなく、ボールの速さは本物よりゆっくりです。奇数ゲームのあとのコートの入れかえはせず、あなたはいつも手前の側です。ダブルスはありません。
テニスってどんな遊び?
テニスのもとになったのは、中世のフランスで広まった、手のひらでボールを打ち合う室内の遊びだといわれています。やがて手袋やラケットを使うようになり、壁や屋根のある専用のコートで遊ばれました。いま私たちが知っている、芝生や平らなコートでネットをはさんで打ち合うテニスは、19世紀の後半にイギリスで形が整えられ、短い間に世界中へ広まりました。
0・15・30・40という変わった数え方の由来ははっきりしていませんが、時計の文字盤を4つに分けて針を進めた名残で、45が言いやすい40になったという説がよく知られています。0を「ラブ」と呼ぶのも、形が似ている卵を表すフランス語から来たという説などがあります。長くなりがちな試合を短くするためのタイブレークは、20世紀の後半に考えられた、比較的新しいルールです。