スピード

台札に「1つ上か1つ下」の数字の札を、順番なしの早い者勝ちで出していこう。先に札を出し切った方が勝ち。

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CPUの強さ

勝負の回数
あなたの札
ルール

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勝ちの決め方
場札の枚数
札の分け方
遊びやすさ

ver 1.0.0 · 更新

更新履歴
  1. · ver 1.0.0バージョンと更新履歴の表示を追加しました。
  2. 英語版を公開しました。
  3. ゲームを公開しました。

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    スピードの遊び方

    スピードは、2人で遊ぶトランプゲームです。真ん中に置いた2つの台札に、数字が「1つ上か1つ下」の札を重ねていき、先に自分の札を出し切った方が勝ちです。ほかのトランプゲームと大きく違うのは、順番がないこと。2人が同時に、出せる札を見つけたらどんどん出していきます。相手より一瞬でも早く見つけて手を動かせるかどうかの、目と手の速さの勝負です。

    このゲームでは、あなたとCPU(コンピューター)の1対1で遊べます。CPUの強さは、札に気づいて出すまでの速さと、出せる札の見落としの多さで3段階から選べます。KとAをつなげるかどうか、決着のつけ方などの細かいルールは、家庭や地域で違うことが多いので、「自分で決める」で切り替えられます。

    テーブルの見方

    スピードのテーブル。上にCPUの場札4枚と手札の山、真ん中に左右2つの台札、下にあなたの場札4枚と手札の山がある。あなたの場札のうち、台札に出せる札には緑の印がついている図
    上がCPU、真ん中が台札、下があなたです。

    自分の前に表向きに並べた札を場札、裏向きに重ねた札を手札(手札の山)、真ん中の2つの山を台札と呼びます。出せるのは場札だけで、場札が減ると手札の山から補充して、いつも4枚になるようにします。CPUの場札も表向きなので、相手が何を持っているかは見えています。

    準備:赤と黒に分けて、場札を4枚並べる

    ジョーカーを除く52枚を、赤のハートとダイヤ26枚、黒のスペードとクラブ26枚に分け、それぞれよく切って上から4枚を表向きに並べて場札にし、残りを裏向きの手札の山にする図
    このゲームでは、あなたが赤、CPUが黒です(設定で入れかえられます)。

    ジョーカーを除いた52枚を、赤(ハート・ダイヤ)と黒(スペード・クラブ)の26枚ずつに分けて、1人1色を受け持ちます。それぞれよく切ってから、上から4枚を表向きに並べて場札にします。残りは裏向きのまま、手札の山にします。

    「いっせーのせ」で台札を出して、スタート

    準備ができたら、2人で声をそろえて「いっせーのせ」(「スピード!」「せーの」など、掛け声は家庭によっていろいろです)。その声に合わせて、手札の山の一番上を1枚ずつ、真ん中に表向きに出します。これが2つの台札になり、ここからは順番なしの早い者勝ちです。

    出せる札:台札の1つ上か1つ下

    台札がスペードの7のとき、ハートの6(1つ下)、クラブの8(1つ上)、ダイヤの8(色も関係なし)は出せて、ハートの7(同じ数字)とスペードの9(2つ上)は出せないことを丸とバツで示した図
    台札が7なら、6か8が出せます。マークや色は関係ありません。

    自分の場札の中に、どちらかの台札と数字が1つ違いの札があれば、その台札の上に重ねて出せます。マークや色は関係ありません。台札と同じ数字や、2つ以上離れた数字は出せません。出した札が新しい台札になるので、7に8を出したら、次は7か9が出せるようになります。台札は2つあり、自分の側・相手の側に関係なく、どちらに出してもかまいません。

    KとAはつながっている

    AからKまでの数字を輪に並べ、KとAがとなり同士であることを示し、Kの上にA、Aの上にKが出せる例を示した図
    「標準」では、数字は輪になっていて、KのとなりはQとA、AのとなりはKと2です。

    多くの遊び方では、KとAもつながっているものとして扱います。Kの台札にはQかA、Aの台札にはKか2が出せます。「つなげない」遊び方もあり、その場合はKにはQだけ、Aには2だけです。「自分で決める」で切り替えられます。

    同時に出したら、先に置いた方が有効

    台札が7のとき、CPUの6とあなたの8が同じ台札に同時に出されそうになり、先に届いたCPUの6が台札になったので、あなたの8は6の上に出せずに手元に戻る図
    ぎりぎりで間に合わなかったときは「タッチの差!」と出ます。

    順番がないので、2人が同じ台札に同時に出そうとすることがあります。そのときは、先に台札に置いた方が有効です。遅れた方の札は、新しい台札に続かなければ出せないので、手元に戻します。このゲームでは、CPUの札が台札に届く前にあなたが出せば、CPUの札のほうが戻ります。反対に、CPUが一瞬先だったときは「タッチの差!」と知らせて、あなたの札は場札に残ります。

    2人とも出せなくなったら「いっせーのせ」

    2人とも出せる札がなくなったら、いっせーのせの掛け声で、CPUは左の台札に、あなたは右の台札に、手札の山の一番上を同時に出す図。山がなくなっていたら場札から1枚選んで出す
    山がなくなっていたら、場札から1枚選んで出します。

    片方だけが出せないときは、出せる人が出すのを待ちます。2人とも出せる札がなくなったら、もう一度「いっせーのせ」で、手札の山の一番上を1枚ずつ台札の上に出して、また早い者勝ちを続けます。手札の山を使い切っているときは、場札の中から好きな1枚を選んで出します。このゲームでは、2人とも出せなくなると自動で「いっせーの…せ!」が始まります。

    勝ち方:先に出し切った方の勝ち

    標準では場札も手札の山も0枚になったら勝ち。選べるルールでは、出し切ったら台札をたたき、先にたたいた方が勝ち
    決着のつけ方は、設定で選べます。

    手札の山と場札をすべて出し切った方の勝ちです。家庭によっては、出し切った人が台札をたたいて「スピード!」と言う、先にたたいた方が勝ち、という決着のつけ方もあります。このゲームでも「出し切ったら台札をたたく」を選べて、そのときは相手もたたきに来るので、最後まで気が抜けません。「手札の山を使い切ったら勝ち」にもできます。2人が同じ「いっせーのせ」で最後の1枚を出したときは、引き分けです。

    ルールの違い

    ルール標準自分で決めるときに選べるもの
    札の分け方赤と黒で26枚ずつ全部まぜて半分ずつ配る
    場札の枚数4枚3枚(出せる札が減ってむずかしい)・5枚(出しやすい)
    KとAつながるつながらない
    台札と同じ数字出せない出せる
    ジョーカー入れない1枚ずつ入れる(どの台札にも出せて、その上にはどの札も出せる)
    勝ち方手札と場札を全部出したら勝ち出し切ったら台札をたたく(先にたたいた方の勝ち)・手札の山を使い切ったら勝ち

    ほかに、「出せる場札に印をつける」(最初はオン)と「場札を押すだけで出す」(最初はオン。場札を押すと出せる台札へすぐ出る。オフにすると、場札を押してから台札を押す)も選べます。はじめての人や小さな子と遊ぶときは、印をつけておくと、どの札が出せるのかが分かりやすくなります。

    勝つためのコツ

    1. 台札は2つとも見る

    片方の台札ばかり見ていると、もう片方に出せる札を見落とします。目は2つの台札を行ったり来たりさせて、「7と2なら、6・8・A・3」のように、出せる数字をまとめて頭に入れておくと手が早くなります。

    2. 続けて出せる順に出す

    場札に5・6・7があって台札が4なら、5→6→7と続けて出せます。反対に7から出すと続きません。1枚出したら、その札に続く札が自分の場札にあるかをすぐに見ましょう。続けて出せると、相手に割りこまれる前に何枚も減らせます。

    3. 相手の場札も見る

    相手の場札は表向きなので見えています。台札が5で、自分が4と6を持っているとき、相手の場札に7があるなら、6を出すと相手に7を出させてしまいます。4を出せば相手は続けられません。余裕があるときは、相手の手を止める方を選びましょう。

    4. 同じ数字は取り合いになる

    自分と相手の場札に同じ数字があるときは、その数字が出せるようになった瞬間に取り合いです。先に出されると台札が変わって出せなくなるので、同じ数字を見つけたら、真っ先に出しましょう。

    5. 「いっせーのせ」の直後がいちばん大事

    台札が変わった直後は、2人とも出せる札をいっせいに探します。ここで先に1枚出せると、そのあとも流れをつかみやすくなります。台札がめくられる前から、自分の場札の数字を覚えておきましょう。

    6. あせって押しまちがえない

    出せない台札を押しても、札は出ずに時間だけが過ぎます。はじめは「出せる場札に印をつける」をオンにして、出せる札をすばやく見つける練習をするのもおすすめです。

    よくある質問

    台札と同じ数字は出せる?

    「標準」では出せません。台札に出せるのは、数字が1つ違いの札だけです。家庭によっては同じ数字も出せる遊び方があるので、「自分で決める」の「台札と同じ数字も出せる」で切り替えてください。

    手札の山がなくなったらどうなる?

    場札の補充がなくなるだけで、負けではありません。残った場札をそのまま出していきます。2人とも出せなくなったときは、手札の山の代わりに、場札から好きな1枚を選んで台札に出します。

    相手と同時に出したら?

    先に台札に置いた方が有効です。遅れた方の札は、新しい台札に続かなければ手元に戻します。このゲームでは、CPUの札が台札に届く前にあなたが出せばあなたが先、CPUが一瞬先なら「タッチの差!」と表示されます。

    CPUの強さはどれを選べばいい?

    はじめてなら「やさしい」がおすすめです。CPUはゆっくりで、出せる札をよく見落とすので、落ち着いて札を探せます。「ふつう」は、はじめて遊ぶ人といい勝負になるくらいの速さです。「つよい」は少し速く、見落としも少なく、続けて出せる札や、あなたに出させない札を選んできます。スピードは手の速さの勝負なので、慣れるほど勝てるようになります。

    スマホでも遊べる?

    はい。場札を押すだけで出せます(両方の台札に出せるときは左。好きな方に出したいときはドラッグ)。パソコンでは、キーボードの1〜4で場札を選んで、←→キーで左右の台札に出すこともできます。途中で閉じても、次に開いたときに「続きから」で再開できます。

    スピードってどんな遊び?

    スピードは、日本で広く親しまれている2人用のトランプ遊びで、好きなトランプゲームのアンケートでも上位に入るほどの人気があります。英語圏にも「スピード」「スピット」と呼ばれる、順番なしで数字の続く札を出し合う似た遊びがあり、手札の枚数や札の並べ方、決着のつけ方などが少しずつ違います。英語圏では、ひとり遊びのソリティア(ペイシェンス)を何人かで同時に競う「競争型のペイシェンス」の仲間に分けられています。いつ・どこで生まれたのかは、はっきりしていないようです。