四川省(二角取り)

並んだ麻雀牌から、同じ牌2枚を「2回以内の曲がりで、ほかの牌に当たらない線」でつなげて取っていくひとり遊び。全部取ればクリアです。

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    四川省(二角取り)の遊び方

    四川省(しせんしょう)は、麻雀の牌を使うひとり遊びのパズルです。平らに並べた牌の中から同じ牌を2枚ずつ探し、2枚を線でつなげられたら取れます。全部取りきればクリア。麻雀の役や点数の知識はいりません。「二角取り(にかくどり)」とも呼ばれ、この名前は「角(曲がり)が2つまでの線で取る」というルールから来ています。

    盤の見かた

    4行6列に麻雀牌が並んだ盤の図。盤のまわりの外側が黄色い点線で囲まれ、上の段の両端近くにある筒子の3の2枚が、外側を通る線でつながっている
    盤のまわり(黄色の点線の所)も線が通れます。

    牌は縦と横にきっちり並んでいて、積み重なってはいません。取れるかどうかは、2枚の間を線でつなげるかで決まります。線はたて・横の直線を組み合わせたもので、ななめには引けません。線は、ほかの牌の上を通れませんが、牌のない所(取った後の空き)と、盤のまわりの外側は通れます。

    牌の種類

    牌の一覧の図。筒子(ピンズ)の1から9、索子(ソーズ)の1から9、萬子(マンズ)の1から9、風牌の東南西北、三元牌の白發中。索子の1は鳥の絵、白は何も描かれていない
    大きい盤では、この34種類を4枚ずつ、合わせて136枚使います。

    筒子(ピンズ)・索子(ソーズ)・萬子(マンズ)に、それぞれ1から9までの牌があります。ほかに、東・南・西・北の風牌(フォンパイ)と、白(ハク)・發(ハツ)・中(チュン)の三元牌(サンゲンパイ)があります。どの牌も4枚ずつです。索子の1は棒ではなく鳥の絵、白は何も描かれていない牌なので、はじめは見落としやすい牌です。数字が見分けにくいときは「目じるし」をオンにすると、牌の左上に数字が出ます。

    まっすぐつなぐ(曲がりなし)

    曲がりなしの図。左は、となり合う2枚の東が短い線でつながっている。右は、間の3マスが空いている筒子の9の2枚が、まっすぐな線でつながっている
    となり合う2枚や、間が空いた2枚は、まっすぐな線でつなげます。

    いちばん簡単なのは、同じ牌がとなり合っている形です。上下でも左右でも、すぐに取れます。離れていても、同じ行(または列)にあって間に牌がなければ、まっすぐな線でつなげます。牌を取ると空きができるので、はじめは離れていた2枚も、あとからつなげるようになります。

    1回曲がってつなぐ(L字)

    曲がり1回の図。左は、左上の萬子の3から右へ進み、角で下に曲がって右下の萬子の3につながる。右は、南の2枚が、1つの角で曲がる線でつながっている
    角が1つのL字の線。曲がる所(角)も空いていなければなりません。

    2枚が同じ行にも同じ列にもないときは、線を途中で曲げます。1回曲げるとL字の線になります。このとき、曲がる所のマスも空いていることが必要です。角の置き方は2通り(先に横へ進むか、先に縦へ進むか)あるので、両方を見てみましょう。

    2回曲がってつなぐ(Z字・コの字)

    曲がり2回の図。左は、筒子の5の2枚が、右、下、右と進むZ字の線でつながっている。右は、上の段の両端の西が、盤の外側の上を回るコの字の線でつながっている
    曲がりは2回まで。盤の外側を回るコの字もよく使います。

    曲がりは2回まで使えます。右・下・右のようなZ字の線や、いったん外へ出て戻ってくるコの字の線です。盤の端にある牌は、盤の外側を通ってつなげられるので、はじめのうちは端の牌ほど取りやすくなっています。

    取れない例

    取れない例の図。左は、北の2枚をつなぐには外側を回って3回曲がる必要があるので取れない。右は、萬子の7の2枚の間に牌があり、上下も牌でふさがれているので取れない
    3回曲がる線や、牌をまたぐ線ではつなげません。

    同じ牌でも、3回以上曲がらないとつなげないときや、どう引いても間に牌があるときは取れません。このゲームでは、つなげない2枚を押すと、赤い枠と「2回以内の曲がりではつなげません」という知らせが出ます。

    このゲームの画面の使い方

    操作の図。1 左上の萬子の3を押すと黄色の枠がつき、つなげる萬子の3が青く光る。2 光った牌を押すと、2枚をつなぐ黄色い線が出て、2枚とも消える
    牌を押して選ぶ → 青く光った同じ牌を押す、で2枚取れます。

    牌を1枚押すと選ばれ、その牌とつなげる同じ牌が青く光ります。光った牌を押すと、2枚をつなぐ線が引かれて、2枚とも消えます。どんな線でつながったかが目で見えるので、ルールに慣れていなくても安心です。つなげる相手が1枚だけのときは、牌をすばやく2回押しても取れます。

    まちがえたら「1手もどす」で何回でも戻れます。「ヒント」は、この先も全部取れる組を選んで、2枚と線を白い点線で教えてくれます。もう全部は取れない形になっていたら、何手もどせばよいかも教えてくれます。取れる組がなくなったときは、「並べ直し」で残りの牌を全部取れる並び方に置き直して続けられます。

    盤の大きさと遊び方の選び方

    大きさ牌の数どんな感じか
    小6行×6列・36枚(9種類)数分で終わる。はじめての人や、ルールを覚えるのに
    中8行×9列・72枚(18種類)スマホでも牌が大きい。ひと休みにちょうどよい
    大8行×17列・136枚(34種類)昔からの大きさ。じっくり遊びたい人に

    出てくる配りは、どの大きさも必ず全部取れることを確かめた配りです。行きづまったときは、どこかで選んだ組を変えれば必ずクリアできます。「今日の配り」は中の盤で、同じ日ならだれが遊んでも同じ配りになるので、家族や友だちと時間をくらべられます。「番号で選ぶ」では、同じ番号の配りを何度でも遊べます。

    大の盤は横に長いので、スマホを縦に持っているときは、盤を縦にして表示します(ルールは同じです)。牌を大きく見たいときは、スマホを横向きにしてください。

    クリアするためのコツ

    1. はじめは盤の外まわりから

    盤の端にある牌は、外側の通り道を使えるので取りやすい牌です。まず外まわりの組を取って、盤の中に入る「入り口」を増やしましょう。外側から空きが広がると、中の牌にも線が届きやすくなります。

    2. 残り2枚の牌は、見つけたら取ってよい

    同じ牌が2枚だけ残っているときは、その2枚は組む相手が決まっているので、つなげるならすぐ取って損はありません。牌が減ると線の通り道が広がるので、ほかの組も取りやすくなります。

    3. 4枚残っている牌は「どの2枚を組むか」を考える

    同じ牌が4枚とも残っているときは、どの2枚ずつに分けるかで先の展開が変わります。取った後、残りの2枚がつなげそうかを確かめてから取りましょう。4枚とも一度に取れる組み合わせがあれば、それがいちばん安全です。

    4. 「たすき掛け」に注意する

    2種類の牌が、四角の対角に2枚ずつ置かれた形(左上と右下がA、右上と左下がB)で最後に残ると、どちらも3回曲がらないとつなげず、行きづまります。こうした形になりそうな牌は、まわりに空きがあるうちに早めに取っておきましょう。

    5. 盤をいくつにも分けない

    真ん中の牌を取っていくと、盤が島のようにいくつかに分かれることがあります。島の奥の牌は線が届きにくくなるので、空きがつながるように取るのがコツです。

    6. 困ったらヒントと「1手もどす」

    行きづまったら「1手もどす」で数手戻して、別の組を試してみましょう。どうしても分からないときはヒントを使えば、全部取れる道を教えてくれます。ヒントや並べ直しを使わずにクリアした時間が、自己ベストとして記録されます。

    よくある質問

    積み上げた牌を取る遊び(麻雀ソリティア)とのちがいは?

    麻雀牌を使うひとり遊びには、牌を何段にも積み上げて、上に何も乗っていない牌を取っていく遊びもあります(このサイトの麻雀ソリティア)。四川省は、牌を1段だけ平らに並べ、2枚を2回以内の曲がりの線でつなげるかで取れるかが決まる点がちがいます。同じ牌を2枚ずつ取る、全部取ればクリア、という目的は同じです。

    「四川省」という名前の意味は?

    中国の地名から取った名前ですが、遊びの中身と四川省の土地とは関係がないと言われています。「二角取り」は、線の角(曲がり)が2つまで、というルールを表した名前です。

    必ず解けるの?

    はい。このゲームの配りは、並べた後に全部取れることを確かめてから出しています。ただし取る順番をまちがえると途中で行きづまることがあります。そのときは「1手もどす」やヒントで戻れば、必ずクリアできます。

    花牌(梅・蘭・菊・竹)や季節牌は使わないの?

    昔からの8行×17列の盤は、数牌と字牌の34種類を4枚ずつ、ちょうど136枚で埋まる大きさです。このゲームもその形にしていて、花牌と季節牌は使いません。

    スマホやタブレットでも遊べる?

    はい。登録もダウンロードもいらず、ブラウザだけで遊べます。小・中の盤はスマホを縦に持ったままでも牌が大きく表示されます。途中でやめても、同じ端末・同じブラウザで開けば「続きから」で再開できます。音ははじめは出ない設定です。

    四川省ってどんな遊び?

    麻雀牌を平らに並べ、線でつないで取る遊びは、1989年ごろに日本のゲームセンターのゲームとして登場したのが始まりと言われています。その後、家庭用のゲーム機やパソコンに広がり、「四川省」「二角取り」の名前で親しまれるようになりました。海外でも Shisen-Sho の名前で知られ、同じルールで絵柄を変えた「つなげて消す」パズルもたくさん作られています。