麻雀ソリティアの遊び方
麻雀ソリティアは、麻雀の牌を使うひとり遊びです。何段にも積み上げた牌の山から、同じ牌を2枚ずつ組にして取っていき、全部取りきればクリアです。麻雀の役や点数の知識はいりません。絵合わせのように「同じ絵を探す」だけなので、はじめての人でもすぐに遊べます。
場の見かた

牌は何段かに積まれています。上の段に乗っている牌は、下の段より少し左上にずらして描いてあるので、重なり方が見分けられます。このゲームでは、いま取れない牌を少し暗く表示しています(設定で消すこともできます)。
牌の種類

筒子(ピンズ)・索子(ソーズ)・萬子(マンズ)の3種類に、それぞれ1から9までの牌があります。まとめて数牌(シューパイ)と呼びます。ほかに、東・南・西・北の風牌(フォンパイ)と、白(ハク)・發(ハツ)・中(チュン)の三元牌(サンゲンパイ)があり、この2つをまとめて字牌(ツーパイ)と呼びます。ここまでは同じ牌が4枚ずつあります。花牌(梅・蘭・菊・竹)と季節牌(春・夏・秋・冬)は1枚ずつしかありません。小さい形では、この中からいくつかの牌を選んで使います。
ほかと描き方がちがう牌もあります。索子の1(イーソー)は、棒が1本ではなく鳥の絵です。白は何も描かれていない無地の牌です。花牌と季節牌は、ふだんの日本の麻雀では使わない牌で、右上に1から4の番号がついています(ソリティアでは番号は関係なく、花牌どうし・季節牌どうしで組めます)。
数の見分けがつきにくいときは、設定か遊ぶ画面の「目じるし」をオンにしてみてください。牌の左上に数字が、花牌には「花」、季節牌には「季」、白には「白」の字が出ます。
取れる牌は「上に何もなく、左右のどちらかが空いている」牌

取れるのは、次の2つを両方満たす牌だけです。ひとつめは、上に何も乗っていないこと。半分だけずれて乗っている牌も「乗っている」に入ります。ふたつめは、左か右のどちらかが空いていること。左右の両方にとなりの牌がくっついていると、牌を横に引き出せないので取れません。片側だけでも空いていれば取れます。上下(画面の奥と手前)にくっついている牌は関係ありません。
組み合わせ

取れる牌の中から、まったく同じ牌を2枚選ぶと取れます。同じ3でも、筒子の3と索子の3は別の牌なので組めません。例外は花牌と季節牌で、花牌はほかの花牌ならどれとでも(梅と菊など)、季節牌はほかの季節牌ならどれとでも組めます。花牌と季節牌どうしは組めません。
気をつけたい形

同じ牌が4枚あるので、同じ牌が縦に重なってしまうことがあります。上の牌と下の牌は同時には取れないので、上の牌はほかの2枚のどちらかと組まなければなりません。ほかの2枚どうしを先に組んでしまうと、重なった2枚が残って、どうやっても取れなくなります。
このゲームの画面の使い方

取れる牌を押すと選ばれ、いま取れる同じ牌が青く光ります。光った牌を押すと、2枚がいっしょに消えます。組める相手が1枚だけのときは、牌をすばやく2回押しても取れます。取れない牌を押すと「上に牌が乗っているので、まだ取れません」のように理由が出ます。
まちがえたら「元に戻す」で何回でも戻れます。「ヒント」は、この先も全部取れる組を選んで教えてくれます。もう全部は取れない形になっていたら、何手戻せばよいかも教えてくれます。取れる組がなくなったときは、「並べ替え」で残りの牌を全部取れる並び方に置き直して続けられます。スマホで牌が小さく見えるときは、横向きにするか「拡大」を押すと大きく表示できます。
4つの形

| 形 | 牌の数 | どんな感じか |
|---|---|---|
| 小山 | 36枚・3段 | 数分で終わる小さな山。はじめての人や、ルールを覚えるのに |
| 段々畑 | 72枚・3段 | 牌が半分ずつずれて重なる形。取れる牌が多く、先を考えやすい |
| ちょう | 108枚・3段 | 左右に羽を広げた形。羽と胴体のどちらから崩すかがポイント |
| 甲羅 | 144枚・5段 | 昔からある亀の甲羅の形。全部の牌を使う定番の遊び方 |
このゲームで出す配りは、どの形も必ず全部取れることを確かめた配りです。取れなくなったときは、どこかで選んだ組を変えれば必ずクリアできます。「今日の問題」は甲羅の形で、同じ日ならだれが遊んでも同じ配りになります。
クリアするためのコツ
1. 高く積まれた所から崩す
山の真ん中の高い所には、たくさんの牌が埋まっています。上の牌を早めに取ると、その下の牌が次々に使えるようになります。取れる組がいくつかあるときは、高い段の牌や、下に多くの牌が隠れている牌を優先しましょう。
2. 長い列は端から、どちら側から崩すかを考える
横に長く並んだ列は、端からしか取れません。片方の端ばかり取っていると、反対側の端の牌がなかなか使えません。列の両側に何があるかを見て、どちらから崩すかを決めましょう。
3. 同じ牌が3枚見えたら、どの2枚を取るか考える
取れる牌の中に同じ牌が3枚あるときは、どの2枚を取るかで先の展開が変わります。取ったあとにより多くの牌が使えるようになる2枚を選びましょう。4枚とも取れるときは、4枚とも取ってしまって大丈夫です。
4. 重なった同じ牌に注意する
同じ牌が縦に重なっているときは、上の牌の相手を残しておく必要があります。重なっていない2枚を先に組んでしまうと取れなくなるので、残りの2枚の場所を確かめてから取りましょう。
5. 急がずに全体を見る
取れる組を見つけたらすぐ取りたくなりますが、ひと呼吸おいて、ほかに取れる組がないか、どれを先に取るとよいかを考えるのが上達の近道です。時間の制限はないので、ゆっくり遊べます。
6. 困ったらヒントと「元に戻す」
行きづまったら「元に戻す」で数手戻して、別の組を試してみましょう。どうしても分からないときはヒントを使えば、全部取れる道を教えてくれます。ヒントや並べ替えを使わずにクリアした時間が、自己ベストとして記録されます。
よくある質問
麻雀のルールを知らなくても遊べる?
はい。使うのは麻雀の牌だけで、遊び方は麻雀とはまったく別です。同じ絵の牌を2枚ずつ探して取るだけなので、麻雀を知らなくても遊べます。
花牌や季節牌は、どう組めばいい?
花牌(梅・蘭・菊・竹)は1枚ずつしかないので、花牌どうしなら絵がちがっても組めます。季節牌(春・夏・秋・冬)も同じです。ただし、花牌と季節牌どうしは組めません。このゲームの花牌は梅・蘭・菊・竹の草木の絵、季節牌は芽・日・もみじ・雪の結晶の絵で描き分けています。「目じるし」をオンにすると、花牌には「花」、季節牌には「季」の字が出るので見分けやすくなります。
どの配りも必ずクリアできる?
はい。このゲームでは、最後の1組から逆に積み上げるやり方で配りを作っているので、どの配りにも全部取りきれる道があります。ただし、取る順番をまちがえると途中で取れなくなることはあります。そのときは「元に戻す」か「並べ替え」を使いましょう。
「並べ替え」を使うとどうなる?
まだ残っている牌だけを集めて、全部取れる並び方に置き直します。積み方(形)はそのままで、牌の場所が入れかわります。残りの積み方そのものが取りきれない形(同じ場所に2枚だけ縦に重なっている等)のときは、並べ替えても取れないので、「元に戻す」で戻りましょう。
途中でやめても続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザで開けば、設定の「続きから」で再開できます。「元に戻す」の記録も残っているので、前の手にも戻れます。はじめは音が出ない設定です。「音:オフ」を押すと、牌を取ったときなどに効果音が鳴ります。
麻雀ソリティアってどんな遊び?
麻雀ソリティアは、麻雀の牌を使うひとり遊びとして、コンピューターのゲームで広まった遊びです。1980年代のはじめにパソコンのゲームとして作られたのが始まりとされ、その後いろいろなパソコンやゲーム機で遊ばれるようになりました。昔から中国にあった遊びだと紹介されることもありますが、はっきりした記録はないようです。牌の積み方には、亀の甲羅のような形をはじめ、たくさんの種類が考えられてきました。同じ絵を探すだけの手軽さと、どれから取るかを考える奥深さの両方が、長く親しまれている理由なのかもしれません。