星座クイズの遊び方
星座の形と名前、よく見える季節、1等星を覚えるクイズです。問題は「形→名前」「名前→形」「1等星」「季節」「星図でさがす」「北極星」の6種類と、それを混ぜた「まぜる」。範囲は、小学校の理科で観察する星座、日本の夜空でよく見る星座、そして88星座すべての3つから選べます。1人で遊ぶクイズで、登録やダウンロードはいりません。答えるたびに、その星座がどんな神話や道具を表しているか、いつごろ見えるか、どんな1等星があるかが出るので、遊びながら覚えられます。
形→名前・名前→形

夜空に星と星座線(星を結ぶ線)で描いた星座の形を見て、4つの名前から選びます。明るい星ほど大きな点で描いているので、実際の空で目立つ星がどれかもわかります。「名前→形」はその反対で、名前を見て4つの形から正しいものを選びます。まちがいの選択肢には、同じ季節に見える星座を多めに混ぜています。
星図でさがす

広い夜空の星図に、いくつもの星座が描かれています。問題に出た星座を見つけて、その星座の番号の印を押します。1つずつ覚えた星座も、まわりの星座といっしょに見ると見つけにくくなります。となりにどんな星座があるかがわかると、実際の空でも星座をたどれるようになります。星図は、空を見上げたときと同じく北が上・東が左の向きです。
北極星をさがす

東京で北の空を見たときの星図で、北斗七星かカシオペヤ座をたどって北極星を見つけます。北斗七星は、ひしゃくの先の2つの星を結び、その間の長さをひしゃくの口の向きに5倍のばします。カシオペヤ座は、Wの字の両はしの2本の線をのばして交わった点と、Wの真ん中の星を結び、その間を5倍のばします。北の空の星は北極星を中心に回って見えるので、問題ごとに北斗七星やカシオペヤ座の向きが変わります。どの向きでも同じ方法で見つけられることを確かめてみましょう。
1等星・季節

「1等星」は、シリウスやベガなど全天で21個ある1等星(と北極星)が、どの星座の星かを答えます。答えのあとには、その星の明るさと色(赤い・白い・青白いなど)も出ます。「季節」は、星座がよく見える季節を春・夏・秋・冬から選びます。このクイズでは、東京で夜8時にいちばん高く上る時期が4〜6月の星座を春、7〜9月を夏、10〜12月を秋、1〜3月を冬の星座としています。季節の境めの星座や、北の空で一年中しずまない星座は、本によって季節が分かれるので、季節の問題には出しません。
まちがえたとき・ヒント

まちがえると、正しい答えに緑の枠が付き、星座の説明が出ます。1回の問題が終わると、まちがえた問題とヒントを見た問題だけがもう一回出て、全部正解したらおわりです。まちがえた問題は端末に「苦手」として残り、「苦手」を選ぶとまとめて練習できます。2回続けて1回で正解すると苦手から外れます。ヒント(H キー)は、見える時期や名前の最初の文字、星図でさがす問題なら星座の形を教えてくれます。
3つの範囲
| 範囲 | 出る星座 |
|---|---|
| 小学校(10星座) | はくちょう座・こと座・わし座(夏の大三角)、さそり座、オリオン座・おおいぬ座・こいぬ座(冬の大三角)、おおぐま座(北斗七星)、カシオペヤ座、こぐま座(北極星) |
| よく見る(35星座) | 小学校の10星座に、黄道12星座(おひつじ座・おうし座・ふたご座・かに座・しし座・おとめ座・てんびん座・いて座・やぎ座・みずがめ座・うお座)と、日本から全体が見えて2.6等より明るい星をふくむ星座(アンドロメダ座・ぎょしゃ座・うしかい座・ケフェウス座・くじら座・かんむり座・からす座・りゅう座・うみへび座・うさぎ座・へびつかい座・ペガスス座・ペルセウス座・みなみのうお座)を加えたもの |
| 88星座 | 国際天文学連合が決めた88の星座すべて。日本からは見えない南の空の星座(はちぶんぎ座・カメレオン座など)もふくみます |
「小学校」の10星座は、小学4年の理科「月と星」で、星の明るさや色、星の並び方と動き方を観察するときによく使われる星座です。実際に教科書にのる星座は、教科書の会社によって少しずつちがいます。
星座の一覧・今日の10問・星座カード
星座の一覧では、88星座を形・名前・見える時期・1等星といっしょに見られます。クイズで1回で正解した星座には「覚えた」、まちがえて練習中の星座には「苦手」の印が付きます。「今日の10問」は日付で決まる10問で、同じ日ならだれが遊んでも同じ問題なので、家族や友だちと点数をくらべられます。印刷用の星座カードでは、白黒の星座カード(形と名前・説明)と、形を見て名前を書く問題(答えつき)を A4 で印刷できます。
星座を覚えるコツ
1. 目印の星の並びから覚える
いきなり全部の星座を覚えるより、夏の大三角(ベガ・アルタイル・デネブ)、冬の大三角(ベテルギウス・シリウス・プロキオン)、北斗七星、カシオペヤ座のW、秋の四辺形のような、明るくて形のはっきりした並びを先に覚えると、そこからとなりの星座をたどれます。
2. 1等星と星座をセットにする
明るい1等星は、都会の空でも見えます。「ベガはこと座」「アンタレスはさそり座」のように、1等星と星座を組にして覚えておくと、空で明るい星を見つけたときに星座がわかります。赤いアンタレスとベテルギウス、青白いリゲルとスピカのように、色でも見分けられます。
3. 神話や名前の意味と結びつける
オリオンとさそりは空の反対側にあり、同時には高く見えません(オリオンがさそりをこわがってにげている、という話があります)。ペルセウス・アンドロメダ・カシオペヤ・ケフェウス・くじらは、秋の空に並ぶ一つの物語の登場人物です。名前の意味や物語を知ると、どの星座が近くにあるかも覚えやすくなります。
4. 季節は「宵の空」で考える
星座の季節は、その季節の夜のはじめごろに見やすい星座のことです。同じ星座でも、夜おそくや明け方には前の季節より早く見えます。夏の夜明け前に、東の空に冬のオリオン座が上ってくるのはそのためです。
5. 星図で位置関係をつかむ
「星図でさがす」で、形だけでなく、となりの星座との位置関係を覚えておくと、実際の空で星座を探すときに役立ちます。星図は北が上、東が左です。地図とは東西が反対なのは、空を下から見上げているからです。
よくある質問
何年生から遊べますか?
星座は小学4年の理科で習うので、「小学校」の範囲がちょうどよい練習になります。名前の漢字にはふりがなが付きます。「よく見る」や「88星座」は、中学校の理科や、大人が星空を楽しむときの手ごたえがあります。
星座の線は決まっているのですか?
星座の名前と、空をどこで区切るか(星座の境界)は国際天文学連合が決めていますが、星座の星をどう結ぶか(星座線)には決まりがありません。本や星座早見によって少しずつちがいます。このクイズの星座線は、よく使われる結び方を参考に、明るい星をたどって描いたものです。
星の位置はどこまで正しいですか?
星の位置と明るさは、エール大学の輝星星表(Bright Star Catalogue 第5版)の値を使っています。星図には、肉眼で見える星のうち明るいほうの星を描いています。北極星の問題の星図は、東京で北の空を見上げたときの向きです。
「季節」の答えが本とちがうことがあります
星座の季節の分け方は本によって少しずつちがいます。このクイズでは、国立天文台が示している「東京で夜8時に南の空を通る時期」をもとに季節を決めていて、季節の境めにあたる星座は季節の問題に出していません。
記録はどこに残りますか?
記録や苦手の問題は、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。途中でやめた回も、同じ端末・同じブラウザで開けば「続きから」で続けられます。
学校のパソコンやタブレットでも使えますか?
ブラウザだけで動くので、Chromebook や iPad、スマホでも遊べます。答えはボタンや星図の印を押すだけなので、キーボードがなくても遊べます。効果音は最初は出ない設定です。
星座について
星座は、星の並びを人や動物、道具に見立てたものです。古代メソポタミアで生まれた星座がギリシャに伝わり、2世紀にプトレマイオスが48の星座をまとめました。その後、16〜18世紀にヨーロッパの船が南の海に出るようになると、南の空にも新しい星座が作られました。今使われている88の星座の名前は1922年に国際天文学連合が決め、1928年には、空全体をすき間なく88に分ける境界も決められました。日本語の名前は、ひらがなやカタカナで書くのが正式で、たとえば「こと座」の「こと」は漢字で書くと「琴」です。
星の位置と明るさ: Hoffleit, D. & Warren, W. H. Jr. 1991, The Bright Star Catalogue, 5th Revised Ed.(CDS VizieR V/50)。星座の名前と位置の目安: 国立天文台「星座名・星座略符一覧」。星座線・説明の文は、このクイズのために作ったものです。