ヘックス

六角形のマスに、赤と青が交互に石を置く。赤は上と下、青は左と右。自分の色の2つの辺を、先に石の道でつないだほうの勝ち。

設定を選んで「はじめる」

相手
CPUの強さ
あなたの手番(赤が先に打ちます)
ルール

ルールを細かく決める
盤の大きさ
入れかえ(パイルール)

入れかえありにすると、赤が1手目を打ったあと、後手は「入れかえる」を選べます。選ぶと2人の色が入れかわり、1手目の赤い石が後手だった人の物になります。先に打つほうが有利すぎるのをおさえる決まりです。

待った(打った手を取り消す)

ver 1.0.0 · 更新

更新履歴
  1. · ver 1.0.0バージョンと更新履歴の表示を追加しました。
  2. 英語版を公開しました。
  3. ゲームを公開しました。

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    ヘックスの遊び方

    ヘックスは、六角形のマスがひし形に並んだ盤で遊ぶ2人用の陣取りゲームです。赤と青が1つずつ交互に石を置き、自分の色の2つの辺を、先に石の道でつないだほうが勝ち。取ったり動かしたりはなく、ルールはこれだけです。それでいて、相手の道をふさぐことと自分の道をつなぐことが同時に起こるので、1手ごとに攻めと守りを考える読み合いが楽しめます。必ずどちらかが勝ち、引き分けにならないのも特ちょうです。

    盤と石の置き方

    7×7のひし形の盤。上と下の辺が赤、左と右の辺が青に色分けされ、まん中付近に赤と青の石が1から4の番号つきで交互に置かれている
    赤から、空いているマスに1つずつ交互に置きます。

    盤の4つの辺には色がついています。上と下の辺が赤、左と右の辺が青です。赤の人は上の辺から下の辺まで、青の人は左の辺から右の辺まで、自分の石で道を作ることを目指します。4すみのマスは、赤の辺にも青の辺にも入っています。

    先に打つのは赤です。自分の番には、空いているマスを1つ選んで石を1つ置きます。どのマスに置いてもかまいません。置いた石は、あとで動かしたり取られたりしません。パスもありません。このゲームでは、盤の大きさを7×7・9×9・11×11・13×13から選べます。はじめての人は、数分で終わる7×7がおすすめです。

    となりのマスは6つ

    まん中の赤い石のまわりの6つのマスに緑のチェック。ななめ上とななめ下の、角だけがふれている2つのマスには赤いバツ
    辺がくっついている6つのマスだけが「となり」です。

    六角形のマスは、まわりの6つのマスと辺でくっついています。道になるのは、このとなり同士でつながった石の並びだけです。四角いマスのゲームとちがって、角だけがふれ合うマスはないので、「ななめにつながっているかどうか」で迷うことはありません。盤のはしのマスは、となりが少なくなります。

    つないだら勝ち

    赤い石が上の辺から下の辺までジグザグにつながり、その道に金色の線が引かれている図
    曲がっていても、辺から辺までつながれば勝ちです。

    自分の色の2つの辺が、となり同士の石の並びでつながったら、その場で勝ちです。まっすぐでなくても、くねくね曲がっていてもかまいません。ゲームの画面では、つながった道に光る線を引いて知らせます。道からはみ出した石がいくつあっても関係ありません。

    引き分けはない

    盤のマスがすべて赤と青の石でうまり、青の石が左の辺から右の辺までつながっている図
    盤がうまると、必ずどちらか1人だけがつながっています。

    ヘックスには引き分けがありません。赤が上下をつなぐのを止めるには、青は左から右まで壁を作るしかなく、その壁はそのまま青の道になるからです。盤をすべてうめると、必ずどちらか1人だけがつながっています。実際には、盤がうまるずっと前に勝負がつきます。

    入れかえ(パイルール)とルールの違い

    盤のまん中に赤の1手目の石。後手は入れかえるかどうかを選び、入れかえるとこの赤い石が自分の物になると書かれている
    赤の1手目のあと、後手は「入れかえる」かどうかを選べます。

    ヘックスは先に打つほうがかなり有利です。盤のまん中に1手目を打てば、そのまま押し切れてしまうことも少なくありません。そこでよく使われるのが「入れかえ(パイルール、スワップ)」です。赤が1手目を打ったあと、後手の人は次のどちらかを選びます。

    強すぎる1手目を打つと相手に取られてしまうので、先手は「取られても取られなくても困らない、ちょうどよい1手目」を考えることになります。ケーキを1人が切り、もう1人が好きなほうを選ぶ分け方と同じ考え方です。このゲームでは、入れかえは後手の最初の番に1回だけ選べます(「入れかえる」ボタン)。

    ルール盤入れかえ向いている人
    11×11・入れかえあり(標準)11×11ありいちばん一般的な遊び方
    11×11・入れかえなし11×11なし先手の有利を試したい人
    7×7(小さい盤)7×7ありはじめての人・短い時間で
    9×99×9あり少し短めに遊びたい人
    13×13(大きい盤)13×13あり長い道をじっくりつなぎたい人

    「自分で決める」を選ぶと、盤の大きさと入れかえのあり・なしを自由に組み合わせられます。

    勝つためのコツ

    1. まん中から打つ

    まん中のマスは、上下にも左右にも道をのばしやすい場所です。入れかえなしのルールなら、まん中の1手目がいちばん強い手です。入れかえありのときは、まん中に打つと相手に取られやすいので、辺の近くや、にぶい角(右上・左下)の近くなど、少し弱めの場所から始めるのが定番です。

    2. 「橋」で2マス先へ

    2つの赤い石の間に空きマスが2つある形。青が片方をふさいだので、もう片方に緑のチェック
    橋の片方をふさがれたら、もう片方に打てばつながります。

    となりに石を1つずつ置いていくと、道はなかなかのびません。そこで使うのが「橋(ブリッジ)」です。2つの石の間に空きマスが2つある形で、相手がどちらかをふさいでも、もう片方に打てば必ずつながります。橋を使うと、1手で2マス先まで進めます。

    3. 辺の手前で止めてよい

    上の辺から2列目と下の辺から2列目に赤い石。それぞれ辺との間の2つの空きマスが緑に塗られている
    辺から2列目の石は、辺とつながっているのと同じです。

    辺から2列目に置いた石は、辺との間に空きマスが2つあるので、橋と同じように必ず辺に届きます。最後の1列まで急いでうめる必要はありません。そのぶん、道の途中の弱い所に手を回しましょう。

    4. ふさぐときは少しはなれて

    相手の石のすぐ前に置いてふさごうとしても、横へよけられてしまいます。相手が進みたい方向に、少し間をあけて先回りするほうが止めやすくなります。そして、相手を止める壁は、そのまま自分の道になるのがヘックスのおもしろい所です。止める手と自分の道をのばす手が同じになる場所を探しましょう。

    5. 相手の橋には割りこまない

    相手の橋の間に打っても、もう片方に打たれてつながるだけで、自分の手が1つむだになります。相手の道を止めるなら、橋の先や、まだ橋になっていない弱いつなぎ目をねらいましょう。

    6. 入れかえの判断

    後手のとき、相手の1手目がまん中に近いなら入れかえるのがおすすめです。反対に、赤の辺(上や下)のきわに置かれた1手目は弱いので、入れかえずにそのまま打ちましょう。迷ったら「ヒント」を押すと、つよいCPUならどうするかを教えてくれます。

    よくある質問

    先手と後手、どちらが有利?

    入れかえなしなら先手(赤)がとても有利です。どの大きさの盤でも、うまく打てば先手が必ず勝てることが数学で証明されています。ただし、その勝ち方は大きな盤ではまだだれにもわかっていません。入れかえありにすると、有利・不利はほとんどなくなります。

    引き分けになることはある?

    ありません。盤をすべてうめると、必ずどちらか1人だけの道がつながっています。途中で止まってしまうこともないので、どの勝負も必ず決着します。

    CPUの強さはどれを選べばいい?

    はじめてなら「やさしい」と7×7の盤がおすすめです。やさしいCPUは盤をよく見ていないことが多く、あなたがあと1手でつながる所も見落とします。「ふつう」は道のつなぎ方もふさぎ方も少しうまくなり、見落としも減ります。「つよい」は見落としがたまにしかないので、橋を使って回りこみ、2か所からつなげる形をねらいましょう。つよいCPUに11×11で勝てたら、かなりの腕前です。

    「入れかえる」を押すとどうなるの?

    あなたと相手の色が入れかわります。1手目の赤い石はあなたの物になり、あなたは赤として上下をつなぐ側になります。相手は青になって、2手目を打ちます。名札と手番の表示も入れかわるので、自分がいまどちらの色かは画面の上で確かめられます。

    待ったやヒントは使える?

    はい。設定で「待った あり」にすると、「待った」ボタンで自分の打った手を取り消せます(CPUの手もいっしょに戻ります)。「ヒント」を押すと、じっくり考えたらどこに打つかを青い点線の輪で教えてくれます。使った回数は結果画面に出ます。

    スマホだとマスが小さくて押しにくい

    「打つ前に確かめる」をオンにしてください(スマホ・タブレットでははじめからオンです)。1回目のタップで薄い石が出るので、場所を確かめてから同じマスをもう一度押すか、「ここに打つ」を押して打てます。7×7や9×9の盤にすると、マスも大きくなります。途中でやめても、同じ端末・同じブラウザなら「続きから」で再開できます。

    ヘックスってどんな遊び?

    ヘックスは、デンマークの数学者で詩人のピート・ハインが1942年に考え、新聞で紹介したのが始まりとされています。そのころは「ポリゴン」と呼ばれていました。数年後、アメリカのプリンストン大学で、のちに映画『ビューティフル・マインド』のモデルにもなった数学者ジョン・ナッシュが同じゲームを考え、学生たちの間で遊ばれたといわれます。1950年代に「ヘックス」の名前で売り出されてから、この名前が広まりました。引き分けがないことや先手が必ず勝てることが数学で証明できるため、いまもコンピューターや数学の研究でよく取り上げられる遊びです。