ゴルフの遊び方
ゴルフは、トランプ1組(ジョーカーを除く52枚)を使うひとり遊びです。場に並べた35枚を、台札より1つ大きいか、1つ小さい札を探しながら1枚ずつ取っていきます。ルールはとても簡単なのに、どの札から取るかで結果が大きく変わる、考えがいのあるソリティアです。
場の見かた

52枚をよく混ぜて、7つの列に5枚ずつ、全部表向きに並べます(35枚)。奥の札に手前の札が少しずつ重なるように置きます。残りの17枚は裏向きのまま山札にし、1枚目をめくって台札の最初の1枚にします。この台札の上に、列の札を1枚ずつ移していきます。35枚を全部台札へ移せたらクリアです。
台札より1つ大きいか、1つ小さい札を置く

列から台札へ置けるのは、台札の一番上の札より1つ大きいか、1つ小さい数の札だけです。台札が5なら4か6、台札が10ならJ(11)か9。マーク(色)は関係ありません。同じ数どうしや、2つ以上ちがう数は置けません。数はAが1、Jが11、Qが12、Kが13として数えます。
つながるかぎり、続けて置ける

置いた札が、新しい台札の一番上になります。そこからまた1つ大きいか小さい札を探して置いていきます。5→6→7→8と上がったあと、7→6と下がってもかまいません。長くつなげるほど、たくさんの札を取れます。
取れるのは、列の一番手前の札だけ

1つの列で使えるのは、一番手前(画面の下側)の札だけです。奥にちょうどよい札が見えていても、手前の札を取るまでは使えません。札を列から列へ動かすことはできず、空いた列にも何も置きません。全部表向きなので、どの札がどこにあるかを最初から見て作戦を立てられるのが、ゴルフのおもしろいところです。
置ける札がないときは山札をめくる

置ける札がなくなったら、山札を1枚めくって台札の上に置きます。めくった札は何の数でもかまいません。その札が新しい台札の一番上になり、また1つちがいの札を探します。山札は1回しか使えず、めくり直しはありません。山札がなくなって、置ける札もなくなったら行きづまりです。
KとAの扱いと3つのルール

KとAのところの決まりは、遊ぶ人や本によって違います。このゲームでは3つから選べ、はじめは数が輪のようにつながる「やさしい」になっています。慣れてきたら「ふつう」「きびしい」にも挑戦してみましょう。
| ルール | KとA | Kの上 | どんな感じか |
|---|---|---|---|
| やさしい | つながる(K→A、A→K) | QもAも置ける | 数が輪のようにつながるので、長く続けやすい。はじめての人や、手軽に遊びたいときに |
| ふつう | つながらない | Qは置ける | Aの上には2だけ、Kの上にはQだけ。2とQを取っておく工夫がいります |
| きびしい | つながらない | 何も置けない | 昔ながらのきびしい遊び方。Kを出すと、次は山札をめくるしかありません |
「自分で決める」を選ぶと、KとAがつながるかどうか、Kの上に置けるかどうかを1つずつ決められます。設定の「解ける配りだけ」がオンのときは、選んだルールで全部取りきれることを確かめた配りだけが出ます。オフにすると、どうやっても取りきれない配りも出るようになります。
得点と9ホール
ゴルフという名前は、得点の数え方から来ています。行きづまったら場に残った札の枚数が得点、全部取れたら山札に残った枚数だけマイナスになります。スポーツのゴルフと同じで、少ないほどよい結果です。「9ホール」を選ぶと、9回続けて遊んで合計を出します。合計45以下なら「パー」、0以下なら完ぺきなラウンドです。
このゲームの画面の使い方

列の札を押すと、その列の一番手前の札が台札へ移ります。札を台札まで引っぱって置くこともできます。今置ける札には淡い金色の枠が付き、場の右には「台札に置ける数」が大きく出ます(枠は設定で消せます)。置けない札を押したときは、「5の上に9は置けません。置けるのは4か6です」のように理由が出ます。山札を押すか「めくる」で1枚めくります。
まちがえたら「元に戻す」で何回でも戻れます。「ヒント」は次の1手を白い枠で教えてくれます。もう取りきれない形になっていたら、何手戻せば取りきれる形に戻れるかも教えてくれます。
勝つためのコツ
1. 置ける札が2枚あったら、その先まで見る
台札が6で、列の手前に5と7が1枚ずつあるとき、どちらを先に置くかで続きが変わります。置いたあとに出てくる奥の札と、次に置ける数(5なら4か6、7なら6か8)を見くらべて、長く続くほうを選びましょう。全部表向きなので、先の先まで読めます。
2. 山札をめくるのは最後に
置ける札が1枚でもあるうちは、山札をめくらないのが基本です。山札は1回しか使えず、残った枚数がそのまま得点になるからです。ただし、今の流れで置くと大事な札を使ってしまうときは、あえてめくって流れを変えるのも手です。
3. 長い列から減らす
札がたくさん残っている列は、奥の札が取れるようになるまで時間がかかります。同じくらいの手なら、残りの多い列の札を取って、奥の札を早く使えるようにしましょう。1つの列だけが最後まで残ると、行きづまりやすくなります。
4. 「ふつう」では2とQを大事にする
KとAがつながらないルールでは、Aの上に置けるのは2だけ、Kの上に置けるのはQだけです。AやKが台札に来たときのために、2とQを1枚ずつ残しておくと安心です。「きびしい」ではKの上に何も置けないので、Kはつなぎの最後に置くつもりで使いましょう。
5. 奥に埋まった札を覚えておく
列の奥にある札は、すぐには使えなくても、取りきるまでには必ず台札に置かなければなりません。奥の札の相手(1つちがいの札)を、先に全部使いきってしまわないように気をつけましょう。
6. 行きづまったら戻って試す
ゴルフはどの札から取るかで結果が大きく変わります。行きづまったら「元に戻す」で数手戻り、別の順番を試してみましょう。「ヒント」を使うと、取りきれる形に戻るには何手戻せばよいかが分かります。
よくある質問
ゴルフは全部の配りが解ける?
いいえ。配り方によっては、どうやっても全部は取りきれないことがよくあります。特にKとAがつながらないルールでは、取りきれない配りのほうが多くなります。「解ける配りだけ」をオンにしておけば、選んだルールで全部取りきれることを先にコンピューターで確かめた配りだけが出ます。
置ける札があるのに、山札をめくってもいい?
はい。山札はいつでもめくれます。ただ、めくった分だけ山札が減り、全部取れたときの得点が悪くなります。わざとめくるのは、置ける札を使うと先が続かなくなるときだけにしましょう。
空いた列に札を置ける?
置けません。ゴルフでは列から列へ札を動かすことはなく、札が動くのは「列から台札へ」と「山札から台札へ」だけです。列が空いたら、その列はおしまいです。
得点はどう数えている?
昔からのゴルフの数え方です。行きづまったときは場に残った枚数、全部取れたときは山札に残った枚数をマイナスにしたものが得点です。少ないほどよく、ヒントを使わずにクリアしたときだけ自己ベストとして記録されます。9ホールの合計は45以下がパーです。
途中でやめても続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザで開けば、「続きから」で再開できます。「元に戻す」の記録も残っています。9ホールは途中のホールから続けられます。はじめは音が出ない設定です。「音:オフ」を押すと、札を置いたときなどに効果音が鳴ります。
ゴルフってどんな遊び?
ゴルフは、台札に1つちがいの札をつなげていく、古くからあるひとり遊びです。得点を少なくするのを目ざすことや、9回を1ラウンドとして「9ホール」と呼ぶことが、スポーツのゴルフに似ているため、この名前で呼ばれているといわれます。いつ、どこで生まれたのかははっきりしていません。英語では「ワン・ファウンデーション(台札が1つ)」と呼ばれることもあり、似た遊びにはピラミッドの形に並べる「トライピークス」などがあります。日本では、願いごとがかなうかを占うのに使われることもあったそうです。全部の札が見えているので運だけでなく読みが大切な、手軽で奥の深い遊びです。