元素記号クイズの遊び方
元素記号と元素の名前、周期表の中の位置を覚えるクイズです。問題は「記号→名前」「名前→記号」「記号を入れる」「周期表」「原子番号の順」の5種類と、それを混ぜた「まぜる」。範囲は、中学校の理科でよく使う19種、原子番号1〜20番、1〜36番、118種すべての4つから選べます。1人で遊ぶゲームで、登録やダウンロードはいりません。答えるたびに、その元素の原子番号・周期表の位置・英語の名前・金属か非金属か・ふだんの状態(固体・液体・気体)が出るので、遊びながら覚えられます。
記号→名前・名前→記号

カードに出た元素記号の元素を、4つの名前から選びます。「名前→記号」はその反対で、名前を見て記号を選びます。まちがいの選択肢には、記号の最初の文字が同じもの(Na と Ne、N など)や、原子番号が近いものを多めに混ぜています。まぎらわしい組み合わせで練習すると、見分けがはっきりします。答えたあとは「次へ」(または Enter キー)で次の問題に進みます。
記号を入れる

元素の名前を見て、記号を自分で入れます。上の段のボタンが1文字目(大文字)、下の段が2文字目(小文字)です。記号が1文字の元素(H・C・O など)は、1文字入れたらそのまま「決定」を押します。パソコンではキーボードで打っても入り、1文字目は大文字、2文字目は小文字に自動でそろいます。4択より手ごたえがあり、テストで記号を書く練習にもなります。
周期表の空いた所

周期表の一部が大きく出て、1か所が「?」になっています。まわりの元素と、上の段の族・左の周期の番号を手がかりに、「?」に入る元素を選びます。上の小さな地図は周期表の全体で、今どの辺りの問題かがわかります。たて(族)には性質の似た元素が並ぶので、「ナトリウムの下はカリウム」のように、たてのつながりで覚えるのがコツです。
原子番号の順

4つの元素が出るので、原子番号の小さいものから順に押して並べます。範囲が「中学校」のときは、20番までの元素から出ます。押した順番は上の枠に出ます。まちがえて押したときは、押した札をもう一度押すか、Backspace キーで取り消せます。4つ押すと答え合わせになり、それぞれの原子番号が出ます。
まちがえたとき・ヒント

まちがえると、正しい答えに緑の枠が付き、元素の説明が出ます。1回の問題が終わると、まちがえた問題とヒントを見た問題だけがもう一回出て、全部正解したらおわりです。まちがえた問題は端末に「苦手」として残り、「苦手」を選ぶとまとめて練習できます。2回続けて1回で正解すると苦手から外れます。ヒント(H キー)は、原子番号や記号の最初の文字などを教えてくれます。
4つの範囲
| 範囲 | 出る元素 |
|---|---|
| 中学校(19種) | 水素・ヘリウム・炭素・窒素・酸素・ナトリウム・マグネシウム・アルミニウム・ケイ素・硫黄・塩素・カリウム・カルシウム・鉄・銅・亜鉛・銀・バリウム・金 |
| 1〜20番 | 水素(1番)からカルシウム(20番)まで。周期表の上から3段と、4段目の最初の2つ |
| 1〜36番 | 水素からクリプトン(36番)まで。周期表の上から4段 |
| 118種すべて | 見つかっている元素すべて。ランタノイド・アクチノイドや、ニホニウムなどの新しい元素も |
「中学校」の19種は、中学校の理科で化学式や化学反応式を書くときによく使う元素です。文部科学省の学習指導要領の解説で、基礎的な元素記号の例として挙げられているものを集めました。教科書によっては、ほかの元素(白金 Pt・鉛 Pb・マンガン Mn など)も出てきます。
周期表の一覧・今日の10問・印刷用プリント
周期表の一覧では、118種の元素を周期表の形で見られます。元素を押すと原子番号や分類などの説明が出て、このクイズで1回で正解した元素には「覚えた」、練習中の元素には「苦手」の印が付きます。金属・半金属・非金属は色と模様の両方で見分けられるようにしています。
「今日の10問」は、日付で決まる10問です(5つの問題が混ざります)。同じ日なら、だれが遊んでも同じ問題なので、家族や友だちと点数をくらべられます。印刷用プリントでは、白黒でも読める周期表(記号や名前を空らんにした書き取り用も)と、記号・名前を書く問題(答えつき)をA4で印刷できます。
元素記号を覚えるコツ
1. 記号の形のきまりを知る
元素記号は、アルファベット1文字か2文字です。1文字目はいつも大文字、2文字目はいつも小文字で書きます。「CO」と書くと一酸化炭素(炭素 C と酸素 O)の意味になり、「Co」のコバルトとは別のものになってしまいます。記号を入れる問題で、大文字と小文字もいっしょに覚えましょう。
2. 英語の名前とつなげる
多くの記号は英語の名前の頭文字から来ています。hydrogen(水素)は H、carbon(炭素)は C、oxygen(酸素)は O です。答えのあとに出る英語の名前を見ておくと、記号を思い出す手がかりになります。
3. 英語と合わない記号はまとめて覚える
ナトリウムの Na、カリウムの K、鉄の Fe、銀の Ag、金の Au、水銀の Hg、鉛の Pb などは、英語の名前ではなく、ラテン語などの古いことばから記号が作られました。数が限られているので、「記号のもと」の欄を見ながら、まとめて覚えてしまうのがおすすめです。
4. 語呂合わせで順番を覚える
原子番号の順は、「すいへいリーベ…」(H・He・Li・Be…)のように、最初の音をつないだ語呂合わせで覚える人が多くいます。自分で作った語呂でもかまいません。原子番号の順の問題で、覚えた順番を確かめてみましょう。
5. 周期表はたての列で覚える
周期表のたての列(族)には、性質の似た元素が並んでいます。いちばん左の列(水素を除く)はアルカリ金属、右から2番目はハロゲン、いちばん右は貴ガス(希ガス)です。「リチウム・ナトリウム・カリウム」のように、たてに並べて覚えると、周期表の問題が解きやすくなります。
6. 身近なものと結びつける
一円玉はアルミニウム、十円玉はおもに銅、電池の中の亜鉛、食塩の中のナトリウムと塩素のように、身近なものと結びつけると忘れにくくなります。
よくある質問
何年生から遊べますか?
元素記号は中学2年生の理科で習うことが多いので、「中学校」の範囲がちょうどよい練習になります。名前の漢字にはふりがなが付くので、アルファベットが読めれば小学生でも遊べます。「118種すべて」は、高校の化学や、大人の教養としての手ごたえがあります。
「希ガス」と「貴ガス」はどちらが正しいですか?
18族の元素は、以前は「希ガス」と書くのがふつうでした。日本化学会が2015年に、英語の noble gas に合わせて「貴ガス」と書くよう提案し、2022年度からの高校の教科書では「貴ガス」が使われるようになりました。このクイズでも「貴ガス」と書いています。どちらも読み方は「きガス」です。
元素の名前は何にもとづいていますか?
日本語の名前は日本化学会の原子量表(2026年版)の書き方にそろえ、理科年表をもとにした一覧とも照らし合わせています。記号と英語の名前は IUPAC(国際純正・応用化学連合)の周期表のとおりです。「ホウ素」「ケイ素」「ヨウ素」のように、漢字の一部をカタカナで書く名前も、この書き方にそろえています。
ニホニウムはどこにありますか?
ニホニウム(Nh)は原子番号113番の元素で、日本の研究グループが作り、2016年に名前が決まりました。周期表では第7周期・13族にあります。「118種すべて」の範囲で出てきます。
記録はどこに残りますか?
記録や苦手の問題は、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。途中でやめた回も、同じ端末・同じブラウザで開けば「続きから」で続けられます。
学校のパソコンやタブレットでも使えますか?
ブラウザだけで動くので、Chromebook や iPad、スマホでも遊べます。答えはボタンを押すだけなので、キーボードがなくても遊べます。効果音は最初は出ない設定です。
元素記号と周期表について
いまの元素記号の形(ラテン語などの名前の頭文字を使う書き方)は、19世紀のはじめにスウェーデンの化学者ベルセリウスが考えたものがもとになったと言われています。元素を性質の似たものどうしで並べた周期表は、1869年にロシアのメンデレーエフが発表したものが有名で、まだ見つかっていない元素の場所を空けておき、その性質を予想したことで知られています。元素はその後も見つかり続け、2016年にニホニウム・モスコビウム・テネシン・オガネソンの名前が決まって、周期表の第7周期までがすべてうまりました。