カーリングの遊び方
カーリングは、氷の上で「ストーン」と呼ばれる取っ手のついた重い石を滑らせ、約38m先の「ハウス」という円い的の中心に近づけて点を取り合う競技です。2つのチームが交代で1投ずつ投げ、全部投げ終わったところで、どちらのストーンが中心に近いかで点が決まります。このゲームでは、シートを真上から見た画面で、ねらいの向き・強さ・回転を決めてストーンを投げます。CPUと対戦するほか、1台の画面を交代で使って2人でも遊べます。
シートと線の名前

ハウスは青・白・赤の輪が重なった直径3.66mの的で、まん中の小さな円をボタンといいます。ハウスの中心を横切る線がティーライン、ハウスの奥の線がバックライン、ハウスの手前の太い線がホッグラインです。画面の右の細い帯には、投げる所からハウスまでのシート全体が出ていて、枠で囲んだ所が左に大きく映っています。
ねらい・強さ・回転を決めて投げる

画面を押すかクリックすると、緑の「ねらいの印(+)」がその場所へ動きます。ストーンはこの印に向かって投げ出されます。強さは下のつまみで決め、横に「ハウスのまん中」「ガード(ハウスの手前)」「テイクアウト(強い)」のように、止まる所の目安が出ます。回転は「右回り」「左回り」のボタンで切りかえます。右回りのストーンは右へ、左回りのストーンは左へ曲がり、遅くなるほど大きく曲がります。ガイドの線を「あり」にしておくと、何もないときにストーンが進む道すじと止まる所が点線で出るので、止まる所がハウスのまん中に来るように、印と強さを合わせましょう。本物と同じように、手をはなすときには少しのずれが出るので、毎回ぴったり同じ所には止まりません。
スイープでのばす

ストーンが滑っている間は「スイープ」のボタンが出ます。押している間(キーボードならスペースキーを押している間)は、ブラシで氷を掃いて、ストーンが止まりにくく、曲がりにくくなります。少し弱いかなと思ったら、ハウスの手前からスイープしてのばしましょう。スイープでのばすことはできても、止めることはできないので、はじめは少し弱めに投げて、足りない分をスイープで補うのがコツです。
点の数え方

両チームが全部のストーンを投げ終えたら、1回の区切り(エンド)が終わり、点を数えます。点を取れるのは、ハウスの中でいちばん中心に近いストーンを持つチームだけです。そのチームは、相手のいちばん中心に近いストーンより内側にある自分のストーンの数だけ点を取ります。ハウスに少しでも触れているストーンは数える対象になり、ハウスの外のストーンは数えません。どちらのストーンもハウスにないときは0対0で、これをブランクエンドといいます。画面では、いま点になっているストーンを点線の輪で囲み、上のバーに「いま ○○ 2点」のように出します。
先攻・後攻(ハンマー)

エンドの最後の1投を投げられるほう(後攻)は、相手の石を見てから投げられるので有利です。この最後の1投をハンマーと呼びます。最初のエンドの後攻はくじで決まり、そのあとは、点を取ったチームが次のエンドを先に投げ、取られたチームが後攻になります。ブランクエンドのときは、後攻は同じチームのままです。決めたエンド数が終わって点の多いほうが勝ち。同点ならエキストラエンドを行い、先に点を取ったほうの勝ちです。
取り除かれるストーン

投げたストーンが奥のホッグラインを完全にこえずに止まったときは、取り除きます(ほかのストーンに当たっていれば残ります)。サイドラインに触れたストーンと、バックラインを完全にこえたストーンも取り除きます。はじかれたストーンも同じです。
フリーガードゾーン(大会の決まり)

「大会の決まり」では、エンドの5投目までは、フリーガードゾーン(ティーラインとホッグラインの間で、ハウスの外)にある相手のストーンを、シートの外へ出してはいけません。出してしまったら、投げたストーンを取り除き、動いたストーンを元の位置に戻します。ハウスの中の相手のストーンや、自分のストーンははじき出してもかまいません。6投目からは、どこのストーンでもはじき出せます。
ルールの選び方
| 項目 | かんたん | 大会の決まり |
|---|---|---|
| 1エンドに投げる数 | 1チーム4投(あわせて8投) | 1チーム8投(あわせて16投) |
| フリーガードゾーン | なし(ガードもはじき出してよい) | 5投目まで、相手のガードをはじき出せない |
| エンド数 | 2・4・8・10から選ぶ(はじめは4エンドがおすすめ。大会は10エンドか8エンド) | |
はじめての人は「かんたん」の4エンドから始めるのがおすすめです。1試合が短く、ハウスに止める練習に集中できます。慣れてきたら「大会の決まり」で、ガードを置いてその後ろに回りこむような、カーリングらしい作戦も試してみてください。
CPUの強さ
| CPUの強さ | 対戦したときの感じ | こんな人に |
|---|---|---|
| やさしい | ねらいも強さもよくずれて、ハウスに届かなかったり通りこしたりする。相手のストーンをはじき出すことはあまりない | はじめての人、ルールを覚えたい人 |
| ふつう | ハウスに入れる・はじき出すをきちんとねらってくる。ときどき強さをまちがえたり、作戦を読みちがえたりする | 何回か遊んで、止める強さに慣れてきた人 |
| つよい | ねらいが正確で、ガードを置いたり、その後ろに回りこんだりもしてくる | ハウスのまん中に止められるようになった人の腕だめし |
どの強さのCPUも、ときどき強さをまちがえたり、ねらいが外れたりします。最後の1投まで何が起きるかわからないのがカーリングのおもしろさです。
勝つためのコツ
1. まずはハウスのまん中に止める強さを覚える
強さのつまみの横に「ハウスのまん中」と出る所が、基本の強さです。何投か投げて、どのくらいの強さでどこに止まるかを体で覚えましょう。
2. 少し弱めに投げてスイープで合わせる
強すぎたストーンは止められませんが、弱いストーンはスイープでのばせます。迷ったら弱めに投げて、手前で止まりそうならスイープしましょう。
3. 曲がる分を考えて横をねらう
ストーンは遅くなってから大きく曲がります。右回りならねらいの印を止めたい所より左に、左回りなら右に置きます。ガイドの線で曲がり方を確かめてから投げましょう。
4. 相手のストーンが中心にあったらはじき出す
相手のストーンがボタンの近くにあるときは、強く投げてはじき出す(テイクアウト)のも手です。強く投げたストーンはあまり曲がらないので、ねらいやすくなります。
5. 後攻のときは最後の1投を生かす
後攻は、最後にもう一度ハウスに入れる機会があります。途中でハウスをごちゃごちゃにされないよう、じゃまなストーンを外しておくと、最後の1投で点を取りやすくなります。
6. 先攻のときはガードを使う
先攻は最後の1投を投げられないので、ハウスの手前にガードを置き、その後ろにストーンを隠すと、相手がはじき出しにくくなります。
よくある質問
スマホでも遊べる?
遊べます。画面を押してねらいの印を動かし、下のつまみとボタンで強さと回転を決めて投げます。滑っている間は「スイープ」のボタンを押し続けます。
ストーンが止まるまで時間がかかる
ストーンが滑っている間は「早送り」のボタンが出ます(キーボードなら F キー)。押すと速く進みます。
ガイドの線どおりに止まらないのはなぜ?
ガイドの線は、ほかのストーンがなく、スイープもしないときの道すじです。さらに、手をはなすときに少しずれが出るので、少し手前や奥に止まることがあります。足りないときはスイープでのばしましょう。
とちゅうでやめても、続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザなら、「続きから」で、そのとき投げる前の場面から再開できます。1投ごとに自動で保存しています。
本物のカーリングとちがう所は?
1台の画面で遊べるように、いくつか簡単にしています。スイープできるのは自分が投げたストーンだけで、相手のストーンをハウスの奥で掃くことはできません。大会の決まりにある「ノーティック」(センターラインの上のガードを横に動かしてはいけない決まり)と、投げる順番・持ち時間・負けを認めて早く終わる決まりは入れていません。
カーリングってどんな遊び?
カーリングは、16世紀ごろのスコットランドで、凍った池や川の上で石を滑らせて遊んだのが始まりといわれています。その後、カナダなど寒い国で広く楽しまれるようになり、冬のオリンピックの種目にもなりました。力の強さより、ストーンをどこに止めるかの正確さと、相手の次の一手を読む作戦が大切なので、「氷上のチェス」とも呼ばれています。年齢や体格にかかわらず、同じシートで楽しめる競技です。