単位の換算クイズの遊び方
「2m 35cm は何 cm?」「1.5L は何 mL?」「時速 72km は分速何 m?」のように、単位を直す問題に答えるクイズです。小学2年生で習う長さ(mm・cm・m)とかさ(mL・dL・L)、時間(日・時間・分)から、3年生の km・重さ(g・kg・t)・秒、4年生の面積(cm²・m²・km²)と a・ha、5年生の体積(cm³・m³)と速さまで、学年と単元を選んで練習できます。問題は毎回数を変えて作られるので、同じ単元を何回でもくり返せます。料理の計量や土地の広さなど、大人がくらしの中で使う単位の問題もあります。1人で遊ぶゲームで、登録やダウンロードはいりません。
数を入れて答える

画面の式の□に入る数を、数字のボタンで入れて「答える」を押します。パソコンではキーボードの数字と Enter キーでも答えられ、スマホやタブレットでは「キーボード」のボタンで端末の数字のキーボードも使えます。「□m □cm」のように□が2つある問題は、□を押すか「次の□」ボタン(キーボードでは Tab や →)で入れる場所を移ります。「15分は何時間?」のように分数で答える問題は、分子と分母の□に分けて入れます。
4択で答える

設定の「答え方」で4択を選ぶと、4つの答えから選ぶ形になります。まちがいの選択肢には、1m² を 100cm² と思ってしまったときの数、1時間を100分として数えたときの「1時間70分」、2m 5cm を 25cm としてしまう数のように、実際にやってしまいがちなまちがいの答えを入れています。
まちがえたとき

答えると、正しい答えと直し方の手順が出ます。長さ・かさ・重さの問題では、km・m・cm・mm のような単位を位の列にした「位取りの表」に、もとの数と答えの数を同じ位にそろえて書き、小数点が何けた動いたかを矢印で見せます。単位を直すことは、小数点の場所を動かすことだとわかります。

面積・体積・時間の問題では、大きい単位から順に並べた「単位の階段」で、となりの単位と何倍ちがうか、どの段を通って直すかを見せます。面積の階段には、1a は1辺10mの正方形、1ha は1辺100mの正方形のように、その単位がどんな正方形の広さかも書いてあります。時間を分数で答える問題や、「1時間30分」のように2つの単位で答える問題は、数直線で60分のまとまりを見せます。

1回の問題が終わると、まちがえた問題とヒントを見た問題だけがもう一回出ます。まちがえた単元は端末に「苦手」として残り、「苦手」を選ぶとその単元の問題を新しい数でまとめて練習できます。
遊び方の種類
| 遊び方 | 内容 |
|---|---|
| 練習 | 学年と単元を選んで10問か20問。「まぜる」で、その学年の単元をまぜて出します |
| 今日の10問 | 日付と学年で決まる10問。同じ日ならだれが遊んでも同じ問題なので、点数をくらべられます |
| 苦手 | まちがえた単元から、新しい数の問題を10問 |
| タイムアタック | 10問を解く時間をはかります。全問1回で正解したときのタイムが記録に残ります |
学年と単元
| 学年 | 単元 | おもな決まり |
|---|---|---|
| 2年 | 長さ(mm・cm・m)/かさ(mL・dL・L)/日・時間・分 | 1cm = 10mm、1m = 100cm、1L = 10dL、1L = 1000mL、1時間 = 60分、1日 = 24時間 |
| 3年 | km/重さ(g・kg・t)/分・秒/小数で表す(0.1の位)/単位のしくみ | 1km = 1000m、1kg = 1000g、1t = 1000kg、1分 = 60秒、k は1000倍、m は1000分の1 |
| 4年 | 面積(cm²・m²・km²)/a・ha/小数で表す(0.01・0.001の位) | 1m² = 10000cm²、1a = 100m²、1ha = 100a、1km² = 100ha |
| 5年 | 体積とかさ(cm³・m³・L)/速さ/時間を分数・小数で | 1L = 1000cm³、1m³ = 1000L、時速・分速・秒速、15分 = 1/4時間 |
| くらし | 料理の計量/土地の広さ/身近な物の量 | 大さじ1 = 15mL、小さじ1 = 5mL、カップ1 = 200mL、1円玉1枚 = 1g |

学年ごとの単元は、文部科学省の小学校学習指導要領と、その解説(算数編)にそってまとめました。教科書によって、同じ内容を習う時期が少し前後することがあります。小数は3年生で0.1の位、4年生で0.01・0.001の位を習うので、小数の問題はその学年から出します。速さは、今の学習指導要領では5年生で習います。
a(アール)と ha(ヘクタール)は、4年生の面積の学習で「触れる」ことになっている単位です。計量法では、アールとヘクタールは土地の面積をはかるときだけに使える単位と決められているので、このクイズでも土地や畑の広さの問題で使っています。mg(ミリグラム)や kL(キロリットル)は、3年生で「k は1000倍、m は1000分の1」という単位のしくみを学ぶときに、身の回りで見つけられる単位として出てきます。
印刷用プリント
印刷用プリントでは、学年と単元を選んで、20問の問題と答えのページを A4 で印刷できます。答えのページには、直し方の手順も書いてあります。問題の数は開くたびに変わります。
単位の換算のコツ
1. 「1つ上の単位は何倍か」を覚える
単位を直すときにいちばん大事なのは、となりの単位どうしが何倍ちがうかです。長さなら 1cm = 10mm、1m = 100cm、1km = 1000m。かさなら 1L = 10dL、1dL = 100mL。重さなら 1kg = 1000g、1t = 1000kg。これさえ覚えていれば、あとはかけ算かわり算で直せます。
2. k・c・m の意味を知る
km・kg・kL の k(キロ)は1000倍、cm の c(センチ)は100分の1、mm・mL・mg の m(ミリ)は1000分の1、dL の d(デシ)は10分の1という意味です。長さ・かさ・重さはちがう量でも、同じしくみで単位が作られています。1km = 1000m と 1kg = 1000g は、同じ「k」の決まりです。
3. 大きい単位にするときはわり算、小さい単位にするときはかけ算
3m を cm にすると、1m が 100cm なので 3 × 100 = 300cm。反対に 300cm を m にすると 300 ÷ 100 = 3m です。小さい単位で表すと数は大きく、大きい単位で表すと数は小さくなります。答えを出したら、数の大きさが合っているかを確かめましょう。
4. 面積と体積は「1辺」で考える
1m = 100cm なので、1辺1mの正方形は 100cm × 100cm = 10000cm² です。1m² を 100cm² とまちがえやすいので、正方形を思いうかべましょう。体積も同じで、1辺1mの立方体は 100 × 100 × 100 = 1000000cm³。1辺10cmの立方体に入る水が、ちょうど1Lです。
5. 時間は60と24のまとまり
時間の単位だけは、10倍ずつではありません。1分 = 60秒、1時間 = 60分、1日 = 24時間です。170分を「1時間70分」としてしまうのは、100分で1時間と数えてしまうまちがいです。60分のまとまりがいくつ作れるかを考えましょう。
6. 速さは「1時間に何m進むか」に直す
時速72km は、1時間に72km = 72000m 進む速さです。1時間は60分なので、1分に進むのは 72000 ÷ 60 = 1200m、つまり分速1200m。さらに1分は60秒なので、秒速は 1200 ÷ 60 = 20m です。km と m の直しと、時間の直しを1つずつ進めると迷いません。
身近なもので量の感じをつかむ
単位の大きさは、身近な物で覚えておくと、答えの見当がつけやすくなります。1円玉は1枚の重さがちょうど1gで、直径は20mm(2cm)です。牛乳のパックには1000mL(1L)入るものがあり、1辺10cmの立方体に入る水の量が1Lです。水1Lの重さはおよそ1kgで、もともとキログラムは水1Lの重さをもとに決められました。料理の計量スプーンの大さじは15mL、小さじは5mL、計量カップは200mLです。1a は1辺10mの正方形、1ha は1辺100mの正方形の広さです。
よくある質問
何年生から遊べますか?
2年生の「長さ」「かさ」「日・時間・分」から始められます。学年を選ぶと、その学年で習う単元だけが出ます。大人の頭の体操なら「ぜんぶ」の今日の10問やタイムアタック、料理や土地の単位なら「くらし」がおすすめです。
分数で答える問題はどう入れますか?
分数で答える問題は、答えの□が分子と分母の2つに分かれています。上の□に分子、下の□に分母を入れます。キーボードでは「/」で分母へ移れます。約分していない分数でも、大きさが同じなら正解になり、説明に約分した形も出ます。
「1,000,000」のカンマは入れますか?
入れなくてかまいません。問題や答えでは、読みやすいように1万以上の数に3けたごとのカンマを付けていますが、答えを入れるときは数字だけで大丈夫です。
記録はどこに残りますか?
記録や苦手の単元は、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。途中でやめた回も、同じ端末・同じブラウザで開けば「続きから」で続けられます。
学校のパソコンやタブレットでも使えますか?
ブラウザだけで動くので、Chromebook や iPad、スマホでも遊べます。答えは画面の数字のボタンだけで入れられるので、キーボードがなくても遊べます。効果音は最初は出ない設定です。
メートル法の単位について
メートル・グラム・リットルなどの単位は、18世紀の終わりごろのフランスで、国や地域によってばらばらだった単位をそろえるために作られたメートル法がもとになっています。基本の単位に、10倍・100倍・1000倍や10分の1・100分の1・1000分の1を表す言葉(キロ・センチ・ミリなど)を付けて単位を作るしくみなので、ちがう量でも同じ考え方で直せます。今は国際単位系(SI)として世界中で使われていて、日本でも計量法で使う単位が決められています。