エジプシャン・ウォー(スラップ)の遊び方
エジプシャン・ウォーは、裏向きのトランプを順番に1枚ずつ出し、場にできた組み合わせを見つける遊びです。Slap、Egyptian War、Egyptian Ratscrewなどの名前で説明されます。この画面では52枚のトランプを2人で26枚ずつ持ち、山札の中身を見ずに遊びます。同じ数字が続くなどの条件を素早く見分けることが大切です。札を出す順番と、叩く順番は別で、相手が出した札にも反応できます。
実物の遊びで場に手を置く動作が、ここでは「叩く」ボタンです。中央の場か「叩く」を、指で軽く押せば十分です。力を入れたり、中央の札を何度もたたいたりする必要はありません。CPU対戦ではあなたとCPUが、同端末では2人がそれぞれのボタンを使います。札の内容は同時に公開され、出す前の山札の内訳はだれにも見えません。

最初の配りと、札を出す流れ
ジョーカーを抜いた52枚を混ぜ、2人に26枚ずつ配ります。最初に札を出す人は無作為に決まります。自分の山札の上の1枚を場に表向きで出します。2から10までの数字札なら、通常は次の人が出します。場は左から「2枚前・1枚前・最新」の固定位置に札が残ります。最新の札と前の札を比べましょう。場の合計枚数には、それより前の札と、誤叩きで底へ置いた札も含まれます。
場を取った人は、その札を自分の山札の下へ付け、次の札も自分から出します。取った札をすぐ上に置いたり、都合のよい順番に並べ替えたりはしません。この画面では、底へ置いたペナルティ札、その後に場の古い札から新しい札、という順に山札の下へ付けます。元の山札に残っていた札が先に出ます。

絵札とA:要求は1・2・3・4回
J、Q、K、Aが出たら、次の人は一定の回数以内にJ・Q・K・Aのいずれかを出すよう要求されます。Jは1回、Qは2回、Kは3回、Aは4回です。たとえばQが出たあと、次の人は数字札を1枚出してもまだ1回残っています。2枚目も数字札なら要求に応じられず、最後にQを出した人が場を取ります。回数の間は同じ人が続けて札を出します。
途中で別の絵札かAを出せば、残り回数は引き継ぎません。その札の回数で新しい要求を作り、相手が応じます。Qの要求中にJを出した場合は、相手へ1回の要求に切り替わります。残り回数より山札が少ないときは、持つ札だけを出し、絵札やAを出せなければ要求をした人が場を取ります。ただし最後の数字札でも叩く条件ができた場合、先に有効な叩きがあればその人が場を取ります。

標準の叩く条件:ダブルとサンドイッチ
標準では2つの形で叩けます。ダブルは直前の2枚の数字または絵札の種類が同じ形です。7、7やQ、Qなら該当し、マークや赤黒が違っていてもかまいません。サンドイッチは直前の3枚の最初と最後が同じで、真ん中が違う形です。5、K、5やJ、2、Jが例です。5、5、5は直前2枚がダブルですが、真ん中が違うサンドイッチとしては数えません。
叩きは札を出す人だけの権利ではありません。自分の山札が空でも、条件がそろった場を先に叩けば場を取って復帰できます。場の獲得を待っている絵札の要求よりも、有効な叩きが優先します。次の札が出ると、以前のダブルなどが隠れる場合があります。判定するのは、いま場の上にある並びです。すでに隠れた組み合わせを理由に叩くことはできません。

誤叩き・空の山札・同着の扱い
条件がないのに叩くと、標準では自分の山札の上から1枚を場の底へ伏せて置きます。この札は次に場を取った人のものになりますが、いまのダブルやサンドイッチ、底札判定には使いません。ペナルティ2枚を選んだ場合は2枚です。残りが1枚ならその1枚だけを置き、0枚なら出せる札はありません。将来の札を借りたり、カードを作り足したりはしません。
同じ反応受付中に同じ人が誤叩きを何度もしても、罰は1回までです。ボタンの連打で何枚も失うことはありません。次の札が出ると再び1回入力できます。有効な叩きで場を取ったあとの遅い入力は、その場の判定には使われません。端末では入力が届いた順で判定します。紙の遊びの「手が上か下か」「指の数」で同着を決める方式は使いません。反応の速さには端末や入力方法の影響があるので、同端末では同じ種類の操作を選ぶと遊びやすくなります。

ルール設定と短時間版
標準のほかに「ダブルのみ」を選べます。「自分で設定」ではサンドイッチ、底札と同じ数字、合計10、KとQの組み合わせを個別にオンにできます。底札は場の最初に表向きで出された札と一番上の札が同じランクなら該当します。ペナルティで伏せて置いた札は底札ではありません。合計10は直前2枚がA〜9で、Aを1として合計10になる形です。3、7やA、9が該当し、絵札を挟む形はこの画面では使いません。KQは直前2枚がKとQなら順番を問いません。
「100枚の短時間版」では100枚目の公開に対する叩き判定を終えてから、まだ場があれば要求で獲得する人、要求がなければ最後に札を出した人へ渡し、持ち札数を比べます。200枚版も同じです。これは端末で遊ぶための短時間の終了方式で、52枚すべてを取る通常の終了とは区別します。「全札まで」は1人が52枚を持つまで続けます。同じ札順・場・手番・要求が3回現れたとき、または両者の山札が空で場を獲得する人が決まらないときは引き分けです。

CPUと同端末2人の操作
次の札を押すと1枚が公開され、約1.8秒の反応受付が始まり、残り時間が黄色のゲージに出ます。条件を判断して叩くを押します。受付中は次の札を出せません。CPUは公開された場だけを見て反応し、出す前の山札の順番は知りません。やさしいは見落としや遅い反応が多く、ふつう、つよいの順に速く正確になります。どの強さも誤叩きや見落としをする場合があります。反応受付中に自動公開を切り替えても、その札の残り時間は延びません。最初は自動公開がオフなので、受付が終わったあとに次の札を押して進めます。
同端末では、プレイヤー1と2が左右に分かれた叩くボタンを使います。札を出す役が交代したら確認ボタンが出ます。端末を置き直したり、次に出す人が準備したりしてから交代を確認してください。確認前は時計も判定も止まっています。PCではFがプレイヤー1、Jが同端末のプレイヤー2、スペースが次の札です。長押しの繰り返し入力は無効です。片方の人がもう片方のボタンを押さないよう、担当する場所を決めましょう。
2人の操作と結果


コツとよくある質問
まず、赤黒やマークではなく、数字とJ・Q・K・Aの種類を見ます。次に、直前の1枚だけでなく2枚前も覚えます。ダブルだけを探しているとサンドイッチを見落としやすくなります。要求回数と叩く条件は別なので、要求が終わる札でも場の並びを確かめます。場の枚数が多いと取りたくなりますが、条件のない先押しはペナルティです。小さい場でも、正しい条件で反応する練習をしましょう。
Q:Jが出ればいつでも叩けますか。いいえ。この遊びではJは1回の要求で、ダブルなどの条件が別に必要です。Jだけでは叩く条件になりません。Q:山札の中身を見られますか。見られません。見えるのは場の札と各人の残り枚数です。Q:空になったら負けですか。すぐには負けません。場を叩いて復帰する機会があります。ただし相手が52枚を獲得したら終了です。
Q:続きは残りますか。この端末のブラウザに保存され、続きからで再開できます。反応途中で保存を戻したときは新しい受付時間で再開します。設定を開いたときや別のタブに移ったときも停止します。別の端末への引き継ぎはありません。Q:名前は古代エジプトの遊びという意味ですか。名前だけから古代の由来を判断しないでください。ここで扱うのは現代のトランプ遊びです。
出版社Bicycleは多くの叩く形を紹介し、Djecoの説明書はダブルを中心に説明しています。Oxymoronの作者ページと寄せられた変種の記録には、誤叩きで場を別の人へ渡す版や、底へ札を置く版が載っています。どの説明も同じとは限りません。札の種類、要求の回数、叩く形、ペナルティ、終了方法を確認してから遊ぶと、初めての人同士でもルールをそろえられます。