ローマ字れんしゅう

ローマ字を読む・書く練習。キーボードのどこを押おすかも、光って分かります。

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遊び方

文字
言葉のレベル
答え方
問題の数
ローマ字の書き方

のばす音の書き方

次に押おすキー

 

ver 1.0.0 · 更新

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    ローマ字れんしゅうの遊び方

    ローマ字は、日本語をアルファベットで書き表すための書き方です。小学校では3年生の国語で習い、駅や道路の案内板、パスポートの名前、パソコンやタブレットで文字を打つときのローマ字入力など、身の回りのいろいろな場面で使われています。このゲームでは、ローマ字を読んでひらがなを選ぶ「よむ」、ひらがなを見てキーボードでローマ字を打つ「かく」、小さい「っ」「ゃ」や「ん」、のばす音の入った短い言葉を練習する「ことば」の3つの遊び方で、ローマ字の読み書きを少しずつ練習できます。1人で遊ぶゲームで、登録やダウンロードはいりません。

    よむ:ローマ字を読んで、ひらがなを選ぶ

    「よむ」の画面の図。上に大きく kitte、下に きって・きて・きっと・こって の4つのボタン。正しい「きって」を押すと緑になり、答えのあとに「ヘボン式でも訓令式でも kitte」と出る
    ローマ字を読んで、同じ読み方のひらがなを4つから選びます。

    画面の上に出たローマ字を読んで、下の4つのひらがなから同じものを選びます。キーボードでは数字の1〜4でも選べます。まちがえると、正しい答えと、見分けるための手がかり(「ss・tt のように同じ字が2つ続くと小さい『っ』」など)が出ます。正しいひらがなを押し直すと次の問題へ進みます。選ぶひらがなには、小さい「っ」が抜けたもの、「きゃ」と「きや」のように小さい字と大きい字がちがうもの、のばす音が抜けたものなど、ローマ字で読みまちがえやすい形がわざと混ざっています。

    かく:ひらがなを見て、キーボードで打つ

    「かく」の画面の図。上に しんぶん、打ち終わった「し」は緑。その下に打った shi と点滅する線。下の日本語配列のキーボードの図で、次に押す N のキーが青く光っている。F と J のキーには小さな出っ張りの線
    次に押すキーが、キーボードの図の上で光ります。

    画面の上に出たひらがなを、キーボードでローマ字で打ちます。キーボードがないタブレットやスマホでは、画面のキーボードの図の文字を押しても打てます(スマホでは「キーボード」ボタンで端末のキーボードも使えます)。キーボードの図は、学校のパソコンなどで多い日本語配列です。次に押すキーが青く光るので、キーの場所を覚えるタイピングの入門にもなります。慣れてきたら、設定の「つぎに おすキー」を「まちがえたら光る」や「光らない」に変えると、自分の力で打つ練習になります。

    打ちまちがえたキーは入らず、キーが赤く光って、正しいキーとその字のつづりが出ます。「し」は shi でも si でもよいように、ヘボン式と訓令式のどちらのつづりで打っても正解になります。

    まちがえた問題は、最後にもう一度

    全部の問題が終わると、その回でまちがえた問題とヒントを見た問題だけが、もう一度出ます。全部正解すると結果が出ます。まちがえた字や言葉は端末に「にがて」として残り、あとで「にがて」の遊び方でまとめて練習できます。2回続けて1回で正解すると、にがてから外れます。

    ヘボン式と訓令式

    ヘボン式と訓令式でつづりがちがう字の表。し shi と si、ち chi と ti、つ tsu と tu、ふ fu と hu、じ ji と zi、しゃ sha と sya、ちゃ cha と tya、じゃ ja と zya。そのほかの字は同じ
    つづりがちがうのは、この表の字とその仲間だけです。

    ローマ字の書き方には、大きく分けて「ヘボン式」と「訓令式」があります。ちがいがあるのは一部の字だけで、「し」をヘボン式では shi、訓令式では si と書くように、さ行・た行・は行・ざ行の一部と、それに小さい「ゃ・ゅ・ょ」が付いた字のつづりが分かれます。

    国が決めているローマ字の書き方(内閣告示「ローマ字のつづり方」)は、1954年から70年ほど訓令式がもとになっていて、学校の国語でも主に訓令式を習ってきました。一方で、駅名やパスポート、道路の案内板などではヘボン式が広く使われていました。この食いちがいをなくすため、2025年12月22日に告示が改められ、今はヘボン式をもとにした新しい「ローマ字のつづり方」が国のよりどころになっています。

    ただし、学校でどう教えるかは、子どもの発達に配慮して、これから別に決めることになっています。教科書が新しい書き方にそろうまでには時間がかかるため、このゲームでは、表示のつづりを設定で「ヘボン式」「訓令式」「両方」から選べるようにしています(最初は新しい告示に合わせてヘボン式)。答えを打つときは、どちらのつづりでも正解です。学校で習っている書き方がある場合は、それに合わせて設定してください。

    小さい字・ん・のばす音のきまり

    ん は n。あとに a・i・u・e・o・y が来るときは n'

    ん の書き方の図。しんぶん shinbun、かんぱい kanpai のように ん は n。ほんや は hon'ya、たんい は tan'i のように、次が母音や y のときは n のあとに ' を書く。キーボードでは nn と打つ
    「ほんや」を honya と書くと「ほにゃ」と読めてしまいます。

    「ん」は n と書きます。しんぶん は shinbun、かんぱい は kanpai です。ただし、「ん」のすぐあとに a・i・u・e・o や y が続くときは、n とあとの字を分けるために、n のあとに「'」(アポストロフィ)を書きます。ほんや は hon'ya、たんい は tan'i です。「'」がないと honya は「ほにゃ」、tani は「たに」と読めてしまうからです。パソコンで「ん」を出すときは、n を2回続けて nn と打つのが確実です。このゲームでは、書くときの n' と、キーボードの nn のどちらで打っても正解になります。

    小さい「っ」は、次の字の最初の字を重ねる

    小さい っ と小さい ゃ の図。きって は kitte、ざっし は zasshi、まっちゃ は maccha(訓令式 mattya)。きゃ は kya、きや は kiya で、y の前に i があるかないかで小さい字か大きい字かが変わる
    「っ」は、次の字の最初の字を2つ重ねます。

    小さい「っ」は、次の字の最初の子音字を2つ重ねて書きます。きって は kitte、ざっし は zasshi です。新しい告示では、ch の前の「っ」も c を重ねて、まっちゃ は maccha と書きます(matcha と書くこともありますが、このゲームではどちらで打っても正解です)。小さい「ゃ・ゅ・ょ」は、きゃ を kya のように、子音字と a・u・o の間に y を入れて書きます。kiya と書くと「きや」と大きい字になるので、よむ問題ではこのちがいにも注意しましょう。

    のばす音は、しるしを付けるか、かなのとおりに並べる

    のばす音の図。おかあさん は okāsan または okaasan、ひこうき は hikōki または hikouki、おおかみ は ōkami または ookami。おにいさん は oniisan、とけい は tokei のように、いい と えい は並べて書くのが一般的
    新しい告示では、しるしを付ける書き方と、かなのとおりに並べる書き方の両方が認められています。

    「おかあさん」の「かあ」のようなのばす音は、母音字の上に「ー」のようなしるし(マクロン)を付けて okāsan と書くか、かなのとおりに母音字を並べて okaasan と書きます。新しい告示では両方が認められていて、並べるときは「ひこうき」は hikouki、「おおかみ」は ookami のように、ひらがなの書き方のとおりに並べます。「おにいさん」oniisan、「とけい」tokei のように、「いい」と「えい」は並べて書くのが一般的です。これまでの訓令式では、しるしに「^」(hikôki)を使っていました。

    パソコンのローマ字入力は、ひらがなの書き方のとおりに打ちます。ひこうき は hikouki、とうきょう は toukyou です。tokyo と打つと「ときょ」になってしまいます。このゲームの「かく」でも、のばす音はかなのとおりに打ちます。表示のしかたは、設定の「のばす音の書き方」で、しるし(ō)とかなのとおり(ou)を切り替えられます。

    遊び方とむずかしさ

    遊び方内容
    よむ・かく「あ〜ん」清音(あ・か・さ…の行とん)。よむでは、同じつづりになる「を(o)」は出ません
    よむ・かく「が〜ぽ」濁音と半濁音(が・ざ・だ・ば・ぱの行)
    よむ・かく「きゃ〜ぴょ」拗音(きゃ・しゃ・ちゃ…のように小さい「ゃ・ゅ・ょ」が付く字)
    ことば 1 かんたんいぬ・さかな・つくえ など、小さい字やのばす音のない言葉
    ことば 2 っ・ん・ゃきって・しんぶん・でんしゃ・ほんや など
    ことば 3 のばす音おかあさん・ひこうき・がっこう・とけい など。びょういん(病院)とびよういん(美容院)のように、まちがえやすい言葉も入っています
    にがてこれまでにまちがえた字や言葉だけを、最大20問

    1回の問題の数は10問か20問です。はじめは「よむ」の「あ〜ん」から始めて、読めるようになったら「かく」、そして「ことば」の1から3へと進むのがおすすめです。どの遊び方でも、全部1回で正解した回数と、そのときのいちばん速いタイムが記録されます。

    練習のコツ

    1. 母音の a・i・u・e・o を先に覚える

    ローマ字は、か(ka)なら k と a のように、子音字と母音字の組み合わせでできています。あ・い・う・え・お の a・i・u・e・o を覚えれば、か行は k、さ行は s…と、行ごとの最初の字を付けるだけで読めるようになります。「よむ」でまちがえたときにヒントを押すと、その行の字とつづりが並んで出ます。

    2. 形がちがう字だけを別に覚える

    「し」の shi、「ち」の chi、「つ」の tsu、「ふ」の fu のように、行の決まりどおりにならない字はそれほど多くありません。「かく」の「あ〜ん」でまちがえた字は「にがて」に残るので、そこで集中して練習できます。

    3. 小さい「っ」「ゃ」は、ことばで練習する

    小さい字やのばす音は、1字ずつより言葉の中で覚えるほうが分かりやすくなります。「ことば 2」「ことば 3」で、きって・でんしゃ・ひこうき のような身近な言葉を打ってみましょう。

    4. キーボードは、光るキーを見て指で探す

    最初は画面のキーボードの図を見ながら、光っているキーを探して押します。図の F と J のキーには小さな線があり、実物のキーボードでも指でさわると分かる出っ張りがあります。左右の人さし指をここに置くのが、両手で打つときの基本の位置です。

    5. プリントで手で書く練習も

    ゲームの下の「プリント」から、ローマ字を読んでひらがなを書くプリントと、ひらがなを4本線にローマ字で書くプリント、ヘボン式と訓令式を並べたローマ字の表を印刷できます。答えのページも付けられます。

    よくある質問

    何年生向けのゲームですか?

    ローマ字は小学3年生の国語で習います。これから習う子の予習や、4年生以上の子のおさらい、パソコンで文字を打つ練習を始める子にも使えます。画面の文字は、3年生までに習わない漢字にふりがなを付けています。

    ヘボン式と訓令式、どちらで覚えればよいですか?

    2025年12月の告示で、国のよりどころはヘボン式をもとにした書き方になりました。ただ、学校での教え方は別に決めることになっていて、教科書によってはまだ訓令式が中心のこともあります。学校で習っている書き方があればそれに合わせ、なければヘボン式を選ぶとよいでしょう。どちらで打っても正解になり、答えのあとには、もう一方の書き方も出ます。

    パソコンでの「を」や「づ」の打ち方は?

    書くときのローマ字では「を」は o、「づ」は zu、「ぢ」は ji と書きますが、パソコンでこのとおりに打つと「お」「ず」「じ」になってしまいます。パソコンで「を」を出すときは wo、「づ」は du、「ぢ」は di と打ちます。このゲームの「かく」では、どちらで打っても正解です。

    記録はどこに残りますか?

    記録や「にがて」は、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。途中でやめた回は、同じ端末・同じブラウザなら「続きから」で続けられます。

    音は鳴りますか?

    最初は音が出ない設定です。ゲームの下の「音:オフ」を押すと、キーを押したときや正解のときに短い効果音が鳴ります。

    ローマ字の由来

    日本語をアルファベットで書く試みは、16世紀にポルトガルの宣教師が始めたといわれています。今のヘボン式のもとになったのは、幕末から明治にかけて日本で医療と伝道に取り組んだアメリカ人のヘボン(ヘップバーン)が、1867年に出した和英辞典『和英語林集成』の書き方です。一方、日本語の五十音の並びに合わせた書き方として日本式が考えられ、それをもとにした訓令式が1937年に国の方式になり、1954年の内閣告示で改めて定められました。それから70年あまりたった2025年に、広く使われているヘボン式をもとにした新しい書き方に改められました。