ポーカーの遊び方
ポーカーは、手元の5枚の札で「役」を作り、その強さを比べるトランプの遊びです。このページで遊べるのは、日本の家庭でいちばんよく遊ばれているドローポーカー(クローズド・ポーカー)。5枚ずつ配られた札を自分だけが見て、いらない札を1回だけ山札と取りかえ、最後に一番強い役を作った人が勝ちになります。
ルールは「役を覚える」「いらない札を換える」の2つだけなので、はじめてでもすぐに遊べます。それでいて、「ペアを残すか、フラッシュをねらうか」「この札は換えたほうがいいか」と毎回なやむところがあり、大人がじっくり遊んでも楽しい遊びです。ここでは、ひとりで役を作る練習と、CPU(コンピューター)1〜3人との対戦ができます。
テーブルの見方

あなたの札は下に大きく、表向きで並びます。札の上には、今の5枚でできている役の名前(「ワンペア(Kのペア)」など)が出ます。CPUの札は伏せてあり、何枚換えたかだけが見えます。画面の下には、いつでも見られる役の一覧があります。
1回の流れ

- 配る:親(札を配る人)の次の人から、1枚ずつ5枚配ります。親は1回ごとに次の人へ交代します。
- 換える:自分の番になったら、いらない札を選んで「換える」を押します。選んだ札を捨てて、同じ枚数を山札から引きます。1枚も換えずにそのまま勝負してもかまいません。交換は1回だけです。
- 見せ合う:全員が換え終わったら札を見せ合い、一番強い役の人が勝ちです。
役の強さ

| 役 | そろえ方 |
|---|---|
| ロイヤルストレートフラッシュ | 同じマークの 10・J・Q・K・A |
| ストレートフラッシュ | 同じマークで、数字が5つ続く |
| フォーカード | 同じ数字が4枚 |
| フルハウス | 同じ数字3枚と、別の同じ数字2枚 |
| フラッシュ | 同じマークが5枚(数字はばらばらでよい) |
| ストレート | 数字が5つ続く(マークはばらばらでよい) |
| スリーカード | 同じ数字が3枚 |
| ツーペア | 同じ数字2枚が2組 |
| ワンペア | 同じ数字が2枚 |
| ブタ(役なし) | どれにも当てはまらない |
数字の強さは A・K・Q・J・10・9…2 の順で、Aが一番強い数字です。ジョーカーは使いません。
Aの使い方(ストレート)

ストレートでは、Aを一番上(10・J・Q・K・A)にも、一番下(A・2・3・4・5)にも使えます。ただし「K・A・2・3・4」のように、Aをはさんでつなぐことはできません。A・2・3・4・5は、Aを1として使うので、ストレートの中で一番弱いストレートになります。
同じ役どうしの比べ方

同じ役どうしなら、まず役を作っている札の数字を比べます。ワンペアならペアの数字、ツーペアなら強いほうのペア、フルハウスなら3枚のほうです。ストレートは一番上の数字、フラッシュとブタは一番大きい札から順に比べます。
役の数字も同じときは、役に使っていない残りの札(キッカー)を大きい順に比べます。たとえば同じJのペアでも、残りが「A・9・3」の人は「A・8・7」の人に勝ちます。Aどうしが同じなので、次の9と8で決まるからです。それでも全部同じなら、「標準」では一番強い札のマーク(♠︎スペード→♥︎ハート→♦︎ダイヤ→♣︎クラブの順)で決めます。
役を作る練習
「役を作る練習」では、ひとりで何回か配って換えて、できた役の点をためていきます。点はワンペア1点・ツーペア2点・スリーカード3点・ストレート5点・フラッシュ6点・フルハウス8点・フォーカード20点・ストレートフラッシュ40点・ロイヤルストレートフラッシュ80点。10回・20回でどこまで点をためられるか、自己ベストに挑戦できます。「ヒント」を押すと、どの札を残すとどの役になりやすいかの見込みが出るので、役を覚えるのにもぴったりです。
点の出し合い

CPUと対戦するときは、はじめは「点の出し合い なし(かんたん)」で、役の強さだけを比べて勝った回数を競います。慣れてきたら「あり」にすると、本来のポーカーのように点を出し合う形で遊べます。みんな持ち点100点から始め、毎回はじめに参加の点5点を真ん中(場)に出します。交換の前と後に1回ずつ、順番に次の中から選びます。
- 様子見:だれもまだ点を出していないとき、出さずに次の人へ回します。
- 出す:場に点を出します(交換の前は10点、後は20点)。
- 合わせる:前の人が出した点と同じだけ出して、勝負を続けます。
- 上乗せ:前の人より10点(交換の後は20点)多く出します。1回の出し合いで1人1回までです。
- 降りる:この回の勝負をやめます。それまでに出した点は戻りません。
最後まで残った人のうち、一番強い役の人が場の点を全部もらいます。ほかの人が全員降りたら、残った1人が札を見せずに場の点をもらいます。決めた回数が終わったとき、持ち点が一番多い人の勝ちです。持ち点がとても少ない人がいるときは、その人が出せるところまでしか点を出せません。
ルールの違い
| ルール | 標準 | 日本式 | 海外式 |
|---|---|---|---|
| 同じ役どうし | 残りの札(キッカー)まで比べ、同じならマーク | 役の数字だけ比べ、同じならマーク | キッカーまで比べ、同じなら引き分け |
| 交換できる枚数 | 何枚でも | 何枚でも | 3枚まで(Aを残せば4枚) |
ポーカーは遊ぶ場所によって細かい決まりが違います。日本の昔からの遊び方では、同じ役どうしは役の数字を比べ、それも同じならマークで決めて、引き分けを作りません。海外のカードルームなどでは、マークは比べずにキッカーまで比べて、全部同じなら引き分けにします。交換も3枚まで(Aを残すときだけ4枚)とすることが多いです。「標準」はその間で、キッカーまで比べてから、同じならマークで決めます。「自分で決める」では1つずつ切り替えられます。
勝つためのコツ
1. ペアはペアだけ残す
ワンペアができたら、ペアの2枚だけを残して3枚換えるのが基本です。強い札を1枚いっしょに残したくなりますが、3枚換えたほうがスリーカードやツーペアになる見込みが上がります。
2. ツーペアは1枚、スリーカードは2枚
ツーペアは残りの1枚を換えてフルハウスをねらい、スリーカードは残りの2枚を換えてフルハウスやフォーカードをねらいます。そろっている札は崩さないようにしましょう。
3. 同じマーク4枚はフラッシュをねらう
同じマークが4枚あれば、1枚換えるとフラッシュになる見込みは約5回に1回です。数字が4つ続いている(両はしが空いている)ときも、1枚換えてストレートをねらえます。ただし、間が1つ空いた4枚(5・6・8・9など)は、そろう見込みが半分くらいに下がります。
4. 何もそろっていないときは大きい札を残す
ブタのときは、Aや Kのような大きい札を1枚残して4枚換えると、強いペアができやすくなります。小さい札しかないときは、思い切って5枚とも換えるのも手です。
5. ほかの人が何枚換えたかを見る
1枚も換えなかった人は、もうストレート以上の役ができている見込みが高く、1枚だけ換えた人はツーペアかフラッシュ・ストレートまであと1枚、3枚換えた人はワンペアのことが多いです。点の出し合いがあるときは、これを手がかりに降りるか続けるかを決めましょう。
6. 迷ったら「ヒント」
「ヒント」を押すと、残し方ごとに「ワンペア以上」「ツーペア以上」などになる見込みが出て、おすすめの残し方に印が付きます。点の出し合いのときは、ほかの人の換えた枚数から考えた勝てる見込みも出ます。
よくある質問
ブタどうしのときは?
一番大きい札を比べ、同じなら2番目、3番目…と順に比べます。Aが入っているブタは、Kが一番上のブタに勝ちます。
フラッシュとストレートはどちらが強い?
フラッシュのほうが強い役です。5枚を同じマークでそろえるほうが、数字を続けるよりそろいにくいからです。フルハウスはフラッシュよりさらに強くなります。
CPUは札をのぞいていないの?
のぞいていません。CPUが知っているのは自分の札と、ほかの人が何枚換えたか、どう点を出したかだけです。札は毎回よく切ってから配っています。「つよい」は換えた枚数から相手の役を考えたり、ときどき強く見せて点を出したりしてきます。「やさしい」は役の強さを思い違えたり、ペアといっしょに大きい札を残したりと、はじめて遊ぶ人に近い考え方をします。
運だけで決まるゲーム?
1回ごとの勝ち負けは配られた札の運で決まることも多いですが、何回か続けると、換え方や降りどきの差が点の差になって表れます。特に点の出し合いがあると、弱い役で無理をしない、強い役のときにしっかり点を出す、といった判断が大事になります。
家族や友だちとトランプで遊ぶには?
ジョーカーを除いたトランプ1組で、2〜6人で遊べます。点の出し合いをするときは、おはじきや紙に書いた点数を使いましょう。お金をかけて遊ぶことは法律で禁じられています。
途中でやめても続きから遊べる?
はい。途中で画面を閉じても、次に開いたときに「続きから」で再開できます。記録は、この端末のブラウザの中だけに保存されます。
ポーカーってどんな遊び?
ポーカーは19世紀のはじめごろ、アメリカのミシシッピ川ぞいで遊ばれはじめたといわれています。はじめは20枚の札だけを使う遊びでしたが、52枚の札を使うようになってフラッシュやストレートの役が加わり、札を1回交換するドローポーカーも生まれました。今では、場に出た共通の札を使う遊び方など、たくさんの種類がありますが、日本の家庭では5枚配って1回換えるこの形が長く親しまれてきました。役の名前と強さは、ほかの多くのトランプゲームやパズルにも使われています。