パイプつなぎの遊び方
パイプつなぎは、ます目に並んだ管(パイプ)の向きを変えて、水の通り道を1つにつなぐひとり遊びのパズルです。盤のまん中には水の出口があり、そこから口と口がきちんと向かい合った管を伝って水が流れます。はじめは管がばらばらの向きになっているので、1マスずつ回して向きを直していきます。管は回せるだけで、動かしたり取りかえたりはできません。決まりは少しだけなので、すぐに遊び始められます。
管は5種類。押すと右に回る

管の形は、口が1つの「端」、まっすぐ通る「まっすぐ」、角で曲がる「曲がり」、3方向に分かれる「T字」、4方向に分かれる「十字」の5種類です。マスを押す(タップする)と、その管が右へ4分の1回転します。左へ回したいときは、マウスなら右クリック、スマホやタブレットなら長押しです。まっすぐの管は2通り、十字の管はどう回しても同じ形なので、回す必要はありません。
口と口が向かい合うと、水が流れる

となりどうしの管の口がぴったり向かい合うと、水が流れこんで管が青くなります。口がずれているところで水は止まります。回すたびに水の届き方が変わるので、どこまでつながったかは色を見ればすぐに分かります。画面の上には「水が届いたマス」の数も出ます。
全部のマスに水が届けばクリア

全部のマスの管に水が届いたらクリアです。このとき、管の通り道はぐるっと回る輪を作らず、どの口もとなりの口とつながっていて、盤の外や行き止まりに向いた口はありません。問題は、先にこの形の答えを作ってから、全部のマスをでたらめに回して作っています。答えはどの問題も1通りだけで、考えれば必ずその答えにたどり着けます。
大きさと盤の端の選び方
| 大きさ | マスの数 | 目安 |
|---|---|---|
| 5×5 | 25マス | はじめての人に。数分で解ける大きさ |
| 7×7 | 49マス | 慣れてきた人に。考える手順が大事になる |
| 9×9 | 81マス | じっくり取り組む腕だめし |

「盤の端」で「反対側とつながる」を選ぶと、上級のルールになります。盤の右はしから右へ出た口は左はしのマスへ、下はしから下へ出た口は上はしのマスへつながります。盤の外を向く口がなくなるので、はしのマスの向きがすぐには決まらず、ぐっと難しくなります。盤のまわりの点線が、端がつながっている印です。今日の問題は、端がつながらない標準のルールで、大きさごとに1問ずつ出ます。
解き方のコツ
1. 角とはしから決める

端がつながらないルールでは、盤の外を向く口は作れません。そのため、角にある曲がりの管や、はしにあるT字の管は、向きが1通りに決まります。はしのまっすぐの管も、はしに沿った向きしかありません。まずは盤のまわりを1周見て、決まる管から直していきましょう。
2. 決まった管には鍵をかける

向きが確かになった管には鍵をかけておきましょう。「鍵をかける」のボタンを押してからマスを押すか、マウスならShiftキーを押しながらクリックします。鍵のかかった管は押しても回らないので、うっかり崩す心配がありません。鍵のかかった管の口に合わせて、となりの管の向きを考えると、答えが芋づる式に決まっていきます。
3. 端どうしは向かい合わせない

口が1つの端の管どうしを向かい合わせると、その2マスだけで閉じてしまい、ほかのどこにもつながりません。同じように、通り道が閉じた輪を作ると、その分どこかの管がつながらなくなります。答えは全部のマスが1本の木の枝のように広がる形なので、「閉じたかたまりができる向き」「輪ができる向き」は、それだけで候補から外せます。
4. 水源の近くから広げる
まん中の水の出口の近くから順に直していくと、水が届いたところが青くなって、どこまでできたかが分かりやすくなります。青い管の先に口が向いているマスは、その口を受ける向きのどれかです。まわりの鍵のかかった管とも合わせて考えると、向きがしぼれます。
5. 迷ったら1手もどす・ヒント
どうしても決まらないときは、試しに回してみて、あとで「1手もどす」で取り消してもかまいません。それでも分からなければ「ヒント」を押しましょう。答えと違う向きの管を1つ正しい向きに直して、鍵をかけます。鍵をかけたのに向きが違う管があるときは、それを先に直します。ヒントや1手もどすを使った回は、自己ベストの記録には入りません。
6. 小さい盤で慣れる
5×5は管が25本しかないので、はしから決めていく流れをつかむのにぴったりです。慣れてきたら7×7、9×9へ進み、最後は端が反対側とつながる上級ルールに挑戦してみてください。
よくある質問
答えは1つだけ?
はい。どの問題も、管の向きの組み合わせで答えは1通りだけです(まっすぐや十字のように、回しても同じ形になる向きは同じと数えます)。問題を作るときに、答えが1つだけになるように計算で確かめています。
手数の「最少」とは?
はじめの盤から答えの形にするのに、いちばん少なく回したときの回数です。右回りも左回りも1回を1手と数えます。右に3回回すより、左に1回回すほうが少ない手数ですみます。最少ぴったりでクリアすると、結果にそう出ます。
今日の問題は、みんな同じ?
同じ日なら、大きさごとに、だれが遊んでも同じ問題です。日付は使っている端末の日付で決まります。1回目のタイムと手数が今日の記録として残り、毎日続けてクリアすると連続日数が数えられます。
キーボードでも遊べる?
遊べます。矢印キーでマスを選び(枠が動きます)、スペースキーかDキーで右回り、Aキーで左回り、Lキーで鍵をかける・外す、Zキーで1手もどす、Hキーでヒントです。
途中でやめても続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザで開けば、「続きから」で、盤の向きと鍵、手数、タイムごと再開できます。はじめは音が出ない設定です。「音:オフ」を押すと、管を回したときや水が流れたとき、クリアしたときに音が鳴ります。
パイプつなぎってどんな遊び?
ばらばらの向きの管を回して1つの通り道にする遊びは、コンピューターのネットワークの配線をつなぐゲームとして広まったといわれています。2000年代のはじめにはウェブ上の小さなゲームとして遊ばれ、その後、パソコンに入っているパズル集や、スマートフォンのアプリにも、水道管や電線をつなぐ形でたくさん作られました。盤の端が反対側とつながる遊び方も、昔からある上級の変わりルールです。答えが1つに決まる問題は、角やはしから少しずつ向きが決まっていくので、ナンプレのように一歩ずつ考えを積み重ねる楽しさがあります。