パッと暗算の遊び方
パッと暗算は、画面に数字が一定の間隔で1つずつパッパッと出てきて、出し終わったところで全部の合計を答える暗算の練習です。紙に書かずに、頭の中で「ここまでの合計」を更新しながら数を足していきます。1人で遊ぶゲームで、登録やダウンロードはいりません。数の大きさ(1〜3けた)、出る数の個数(3〜15個)、表示の速さ(4段階)、ひき算を混ぜるかどうかを選べます。
画面の使い方

「はじめる」を押すと、「よーい」のあとに数が1つずつ出ます。数が出ている間は、数字のボタンや設定のボタンは押せません。枠の上の小さな点は、いま何個目の数が出ているかを表します。全部出し終わると「こたえは?」と出るので、数字のボタンで合計を入れて「こたえる」を押します。パソコンでは数字キーと Enter、スマホやタブレットでは「キーボード」ボタンから端末の数字キーボードも使えます。
数の出方

数は同じ間隔で次々に出ます。間隔は「ゆっくり」が1.5秒、「ふつう」が1秒、「はやい」が0.7秒、「とてもはやい」が0.5秒です。どの速さでも、数と数の間には何も出ない短い時間があります。そのため、7のあとにまた7が出たときも、画面が一度消えてからもう一度7が出るので、見落とさずに2回足せます。
答えたあとに出る、数の一覧と式

答えると、正解でもまちがいでも、出た数の一覧と式が出ます。一覧には1つずつ「ここまでの合計」も書いてあるので、まちがえたときは、自分の頭の中の合計とどこでずれたのかを確かめられます。見終わったら「つぎへ」(または Enter)で次の問題に進みます。
4つの遊び方
| 遊び方 | 内容 | 記録 |
|---|---|---|
| 練習 | けた・個数・速さ・ひき算を自分で選んで5問 | 設定ごとに、遊んだ回数といちばん多い正解数 |
| 級に挑戦 | 15級から1級までの段階を順に。3問全部正解で合格し、1つ上の級に挑戦できるようになります | 合格したいちばん上の級 |
| 今日の問題 | やさしい順に5問。同じ日なら、だれが開いても同じ数が出ます | その日の1回目の正解数と、続けて遊んだ日数 |
| 苦手 | これまでにまちがえた設定(けた・個数・速さの組み合わせ)を、新しい数でもう一度 | 残っている苦手の数 |
「練習」では、答える前に「もう一回見る」で同じ数をもう一度見られます。見直した問題は「1回で正解」には数えず、苦手にも入ります。「級に挑戦」と「今日の問題」では見直しはできません。どの遊び方でも、1回で正解した問題が続いた数(連続正解)を記録しています。
級の目安

「級」は、1けた3個のゆっくりから、3けた10個の速いものまでを15段階に並べた、このゲームだけの目安です。そろばん教室や暗算の検定をしている団体の級・段とは関係がなく、同じ名前の級に合格したことにはなりません。練習の順番の目安として使ってください。
練習のコツ
1. 最初は「ゆっくり・3こ」から
いきなり速い設定にすると、数を読むだけで精一杯になります。まずは1けたの3個をゆっくりで全部正解できるようにして、慣れてきたら個数を増やし、次に速さを上げる、というように1つずつ変えていくのがおすすめです。「級に挑戦」は、この順番で並べてあります。
2. 覚えておくのは「ここまでの合計」だけ
出た数を全部覚えておこうとすると、個数が増えたときに追いつかなくなります。数が出るたびに合計を更新して、前の数は忘れてしまってかまいません。頭の中にあるのは、いつも1つの数(ここまでの合計)だけ、という形にすると楽になります。
3. 10のまとまりを作る

18に7を足すときは、「18はあと2で20、7を2と5に分けて、20と5で25」のように、10のまとまりを作ると考えやすくなります。小学1年生の算数で習う「10といくつ」の考え方と同じです。
4. ひき算まじりは「−」をよく見る

「ひき算」を「まぜる」にすると、ときどきひく数が出ます。ひく数は「−3」のように前に「−」が付き、色も変わります。途中の合計がマイナスになることはなく、最後の答えはいつも1以上です。
5. まちがえたら、一覧で途中の合計を見る
答えのあとの一覧で、自分がどこまで合っていたかを確かめると、「くり上がりでまちがえやすい」「同じ数が続くと1回しか足していない」のような自分のくせが見えてきます。まちがえた設定は「苦手」に残るので、あとでまとめて練習できます。
6. 短い時間で区切る
画面をじっと見続ける練習なので、長く続けると目が疲れます。1回が5問(級は3問)で終わるようにしてあるので、何回か遊んだら休憩をはさんでください。
よくある質問
何年生向けのゲームですか?
1けたのたし算(くり上がりをふくむ)は小学1年生で習うので、1けたの設定なら1年生から遊べます。2けた・3けたや、個数の多い設定は、高学年や大人の頭の体操にも向いています。画面の文字はひらがなを多めにしています。
そろばんを習っていなくても遊べますか?
遊べます。そろばんを習っている人は、頭の中にそろばんの玉を思い浮かべて計算することがありますが、このゲームでは計算のしかたは決めていません。筆算や10のまとまりなど、自分のやりやすい方法で足してください。
「級」は、そろばんや暗算の検定の級と同じですか?
いいえ、このゲームだけの段階で、検定の級とは関係ありません。検定の問題の出し方や基準とは別に、練習しやすい順に並べたものです。
記録はどこに残りますか?
級・連続正解・今日の問題の記録・にがては、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。同じ端末・同じブラウザなら、途中でやめた回も「続きから」で続けられます。
音は鳴りますか?
最初は音が出ない設定です。ゲームの下の「音:オフ」を押すと、数が出るたびに小さな音が鳴り、正解・まちがいのときにも短い効果音が鳴ります。音を目安にすると、何個目の数かが分かりやすくなります。
途中で別のタブを見たら、問題が出し直しになりました
数が出ている途中でタブを切りかえたり画面を閉じたりすると、ブラウザが表示を止めてしまい、決まった間隔で数を出せなくなります。そのため、その問題は同じ数で最初から出し直しています。
暗算の練習について
そろばんを習う人の間では、頭の中にそろばんを思い浮かべて玉を動かすように計算する「珠算式暗算」が練習されてきました。数を1つずつ見て(または聞いて)足していく練習には、紙に書かれた数を読んでいく「見取算」や、読み上げられた数を足す「読上算」などがあり、たし算だけのものと、ひき算が混ざるものがあります。画面に数を次々に出して足していく練習は、1970年代の終わりごろ、コンピューターの画面を使う練習として考えられたといわれ、今ではそろばん教室や大会でも行われています。このゲームは、その形を借りて、だれでも気軽に数を足す練習ができるようにしたものです。