ぬりえの遊び方
ぬりえは、線で区切られた絵に色を付けていく遊びです。このゲームでは、色を選んでから塗りたい所を押すだけで、線で囲まれた所がひといきに塗られます。はみ出す心配がないので、細かい模様でも気軽に塗れます。勝ち負けも時間制限もありません。好きな色で、好きな順に、ゆっくり塗ってください。
色を選んで、塗りたい所を押す

「はじめる」を押すと、選んだ絵が開きます。絵の下(広い画面では右)に色が並んでいるので、使いたい色を押して選び、絵の中の塗りたい所を押します。選んだ色は色の見本の上に名前つきで出ます。塗った所をもう一度別の色で押せば、その色に塗り直せます。画面の上には、塗った所の数と、絵全体の所の数が出ます。
色は「和の色」「くすみ色」「森と海」「花」「夕暮れ」「モノトーン」の6つのセットに、それぞれ12色ずつ入っています。どれも落ち着いた色合いなので、どう組み合わせてもまとまりやすくなっています。「自由な色」を押すと、好きな色を作って使えます。使った自由な色は横に並ぶので、同じ色をあとからまた選べます。
消しゴム・色を拾う・もどす

「消しゴム」にしてから押した所は、白に戻ります。「色を拾う」にしてから塗ってある所を押すと、その色が選ばれて、塗る道具に戻ります。離れた所に同じ色を使いたいときに便利です。「もどす」を押すと1つ前の状態に戻り、「やり直す」で戻した分をもう一度塗れます。
グラデーションで、ふんわり塗る

「グラデーション」のボタンを押すたびに、「なし」「まん中が明るい」「上が明るい」が切りかわります。グラデーションにして塗ると、選んだ色から白に近い色へ、なめらかに色が変わります。花びらや丸い形は「まん中が明るい」、空や海は「上が明るい」にすると、光が当たったような立体感が出ます。全部をグラデーションにするより、目立たせたい所だけに使うのがおすすめです。
細かい所は大きくして塗る

塗る所が小さい絵は、大きくして塗ると押しまちがえません。スマホやタブレットでは2本の指で広げ、パソコンでは Ctrl キーを押しながらホイールを回します。色のセットの右にある+と−のボタンでも大きさを変えられ、四角いボタンで全体に戻ります。大きくしているときは、1本の指(パソコンはドラッグ)で絵を動かせます。
絵の種類とむずかしさ

絵は全部で27枚あり、どれもこのゲームのために作ったオリジナルの線画です。むずかしさは塗る所の数で分けていて、「やさしい」は45か所まで、「ふつう」は130か所まで、「じっくり」はそれより多い絵です。設定の「絵をしぼりこむ」で、種類とむずかしさを選んで探せます。
| 種類 | 絵 |
|---|---|
| 曼荼羅風 | 花の曼荼羅・雪の結晶・星の曼荼羅・蓮の曼荼羅・細かい曼荼羅。円を中心に、同じ形がぐるりとくり返す模様 |
| 和柄 | 鱗・矢絣・扇と流水・籠目・亀甲・七宝・麻の葉・青海波。着物や手ぬぐいでおなじみの日本の模様 |
| 幾何学 | ステンドグラス・うずまく四角・三角のモザイク・八つの星・細かいステンドグラス |
| 花 | 大輪の花・花びん・花の輪・桜と流水 |
| 風景 | 山と湖・気球の空・夕日と灯台・森の小道・夜の町 |
保存・ギャラリー・印刷
塗りかけの絵は、塗るたびにこの端末に自動で残ります。ページを閉じても、次に開いたときに「続きから」で再開できます。「ギャラリー」には、この端末で塗った作品が新しい順に並び、押すとその続きを塗れます。同じ絵をもう一度ちがう色で塗りたいときは「新しい紙」を押してください。前の作品はギャラリーに残ります。
「画像で保存」を押すと、塗った絵を PNG の画像として端末に保存できます。スマホの待ち受けにしたり、印刷して飾ったりできます。塗る色に迷ったときは「お手本」を押すと、色の組み合わせの一例が小さく出ます。「残りをお手本の色で塗る」で、まだ白い所をまとめて塗ることもできます。

「印刷」を押すと、線画を A4 の紙に印刷するページが開きます。色えんぴつやクレヨンで塗るときは、線が見やすい「太い線」を選ぶと塗りやすくなります。
色の選び方のコツ

1. 同系色でまとめると、落ち着く
色を輪のように並べたものを色相環といいます。色相環でとなり合う色(青と青緑、黄とだいだいなど)は「同系色」と呼ばれ、いっしょに使うとまとまりが出て、落ち着いた感じになります。まず「青の仲間」「緑の仲間」のように使う色の仲間を決めてから塗り始めると、全体がきれいにまとまります。
2. 補色は、少しだけ使うと引き立つ
色相環で向かい合う色(青と黄、紫と黄緑など)は「補色」と呼ばれ、ならべるとおたがいを引き立て合います。ただ、同じくらいの広さで使うと目がちかちかしやすいので、青でまとめた絵の中心に黄やだいだいを小さく入れる、のように「差し色」として少しだけ使うのがコツです。

3. 明るさや鮮やかさをそろえる
色の感じ(明るさや鮮やかさ)をそろえると、色の種類が多くても落ち着いて見えます。「くすみ色」のセットは、灰色が少し混ざったやわらかい色だけを集めているので、どれを組み合わせても調子がそろいます。反対に、はっきりした色ばかりをたくさん使うと、にぎやかな絵になります。
4. 広い所から先に決める
背景や外側の輪のような広い所は、絵全体の印象を決めます。広い所を先に、落ち着いた色で塗っておくと、そのあとの細かい所の色が選びやすくなります。濃い色の背景にすると、明るい色の模様がくっきり浮かび上がります。
5. となり合う所は、明るさを変える
となり合う所に同じくらいの明るさの色を置くと、境目がぼやけて形が見えにくくなります。濃い色のとなりには明るい色を、というように明るさに差を付けると、模様の形がはっきりします。曼荼羅風の絵では、輪ごとに明るい色と濃い色を交互に使うと、くり返しの形がきれいに出ます。
6. 同じ形には同じ色を
曼荼羅や和柄のように同じ形がくり返す絵では、同じ形には同じ色を塗ると模様が引き立ちます。「色を拾う」を使うと、前に塗った色をすぐに選び直せます。わざと1か所だけ色を変えて、目を引く所を作るのもおもしろい塗り方です。
よくある質問
塗った絵は、どこに残る?
塗りかけも作品も、今使っているブラウザの中に残ります。ほかの端末やブラウザには移りません。ブラウザの閲覧データを消すと作品も消えるので、残しておきたい作品は「画像で保存」で画像にしておくと安心です。
線からはみ出さない?
はみ出しません。押した所の線の内側だけが塗られます。線と線のすき間から、となりの所へ色がもれることもありません。
まちがえて塗ったときは?
「もどす」で1つ前に戻せます。何回でも戻れます。1か所だけ白に戻したいときは「消しゴム」、ちがう色にしたいときは、その色でもう一度塗れば塗り直せます。
全部塗るとどうなる?
全部の所を塗ると「できあがり!」と出ます。そのあとも、好きな所を塗り直せます。画像で保存したり、「次の絵へ」で別の絵に進んだりできます。
音は出る?
はじめは音が出ない設定です。「音:オフ」を押すと、塗ったときなどに小さな効果音が鳴ります。
ぬりえってどんな遊び?
輪郭だけが描かれた絵に色を付けて楽しむぬりえは、子どもの絵の教育が広まった19世紀のヨーロッパやアメリカで本の形になったといわれ、1880年代にはイギリスの絵本作家の絵を使ったぬりえの本が作られています。日本では、クレヨンやクレパスが国内で作られるようになった大正時代のあとに広まり、戦後には女の子の絵のぬりえが大人気になりました。2000年代の中ごろからは、細かい花や模様を色えんぴつで塗る大人向けのぬりえの本が数多く出され、気分転換や趣味として楽しむ人が増えています。