ノノグラムの遊び方
ノノグラムは、マス目の上と左に書かれた数字を手がかりにマスを塗っていき、最後に絵を完成させるパズルです。どのマスを塗ればよいかは、数字の読み方と「ここは塗れない」という理由づけだけで決まります。絵を想像して当てずっぽうに塗る必要はありません。このゲームのお題は全部で100題。5×5の小さな絵から20×20の大きな絵まであり、完成すると色がついて、何の絵だったかがわかります。
数字の意味

左に並んだ数字は横の行、上に並んだ数字は縦の列についての手がかりです。どちらもその行(列)で、続けて塗るマスがいくつあるかを表します。たとえば「3」なら、その行のどこかに3マス続けて塗る場所が1か所あり、ほかのマスは塗りません。

数字が2つ以上あるときは、その順番どおりに左から(列なら上から)並び、かたまりとかたまりの間は1マス以上あきます。「3 1 2」なら、3マス、1マス、2マスのかたまりがこの順に並びます。間が何マスあくかは書かれていないので、それをほかの行や列の数字と照らし合わせて決めていくのが、このパズルの考えどころです。「0」の行や列は、1マスも塗りません。
全部の行と列の数字に合うように塗れたら完成です。このゲームのお題は、どれも答えが1つだけに決まり、しかも1本の行か列の数字を順番に考えていくだけで最後まで解けるものだけを選んでいます。
このゲームの画面の使い方

マスを押すと塗れます。塗ったマスをもう一度押すと消えます。押したまま横か縦になぞると、まとめて塗ることができます(最初に動かした向きにまっすぐ進みます)。「×印」に切りかえると、塗らないと分かったマスに×を付けられます。マウスなら右クリック、スマホやタブレットなら長押しでも×が付きます。×のマスは「塗る」で押しても塗れないので、うっかり塗ってしまうのを防げます。
数字どおりに塗れた行や列は、数字がうすくなります(設定で切りかえられます)。左上の小さな四角には、今塗っている形が小さく映るので、全体の形をたしかめるのに使えます。スマホで15×15や20×20を遊ぶときは「拡大」を押すと、マスが大きくなり、盤の中を動かしながら塗れます。上と左の数字は画面の端に残るので、どの行の数字か迷いません。
キーボードでも遊べます。矢印キーでマスを選び、スペース(またはF)で塗る、Xで×印、Backspaceで消す、Tで「塗る」と「×印」の切りかえ、Zで元に戻す、Hでヒントです。
ヒントとまちがいチェック
行きづまったら「ヒント」を押してください。今わかっているマスから、次に決まるマスを1つ塗る(または×を付ける)とともに、どの行・列の数字から決まったのかを色で示します。その行の数字の置き方を全部考えてみると、なぜそのマスに決まるのかがわかります。まちがって塗ったマスがあるときは、先にそのマスを赤で知らせます。
「まちがいチェック」をオンにすると、塗ってはいけないマスを塗ろうとしたときや、塗るマスに×を付けようとしたときに、正しいほうに直して赤で知らせます。はじめての人や小さな子どもにおすすめです。自分の力だけで解きたいときはオフにしておきましょう。
大きさとむずかしさ

| 大きさ | むずかしさ | 問題の数 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 5×5 | 入門 | 20題 | はじめての人・小さな子ども。数字の読み方を覚える |
| 10×10 | やさしい | 40題 | ルールがわかった人。数字が2つ以上の行が増える |
| 15×15 | ふつう | 25題 | 重なりや端からの考え方に慣れた人 |
| 20×20 | むずかしい | 15題 | じっくり取り組みたい人。×印を使うと進めやすい |
「大きさを選ぶ」で始めると、その大きさでまだ完成していない問題が順番に出ます。「問題の一覧」からは好きな問題を選べます。完成した問題は一覧に絵と名前が並んでいくので、少しずつ集めていく楽しみもあります。途中でやめた問題は、同じ端末なら書きこみと時間がそのまま残っていて、続きから遊べます。
解き方のコツ
1. まず大きい数字の「重なり」を探す

いちばん最初に使う考え方です。数字のかたまりを、行の左はしにつめた場合と右はしにつめた場合を思いうかべます。どちらでも塗られるマスがあれば、そこは必ず塗るマスです。10マスの行に「7」なら、真ん中の4マスが決まります。数字が「4 3」のように2つあるときも、「4」と「3」の両方を左につめた場合と右につめた場合をくらべて、同じかたまりが重なる所を塗れます。数字の合計に、間の1マスを足した数が行の長さに近いほど、たくさん決まります。
2. 端や塗ったマスから広げる

行の左はしのマスが塗ってあれば、そのマスは最初の数字のかたまりの始まりです。「3 2」なら左から3マスを塗り、その次のマスには×を付けられます。はしから数マスの所が塗ってあるときも、かたまりがはしをはみ出せないことから、塗れるマスが見つかることがあります。
3. 数字を使い切ったら×を付ける
行の数字のかたまりが全部そろったら、その行の残りのマスは全部塗らないマスです。×を付けておきましょう。×を付けると、今度は縦の列から見たときに「ここは塗れない」という手がかりになり、別の列の答えが決まっていきます。「0」の行や列は、最初に全部×を付けてしまうのがおすすめです。
4. 数字の合計が長さと同じ行を先に
「10」の行(10×10)のように行の長さと同じ数字や、「4 5」のように合計と間の1マスがちょうど長さになる行は、塗り方が1通りしかありません。最初に見つけて塗ってしまうと、それが縦の列の手がかりになって一気に進みます。
5. 横と縦を行ったり来たり
1本の行だけで決まる所を塗ったら、次はそのマスを通る縦の列を見直します。新しく塗ったマスや×のマスが、その列の数字の置き方をしぼりこんでくれるからです。これを横と縦で交互にくり返していくと、だんだん絵が見えてきます。行きづまったら、まだ見ていない行や列を順番に1本ずつ確かめましょう。
6. 絵の形で決めつけない
途中で「これはねこの耳かな」と思っても、形の想像だけで塗るのはやめておきましょう。まちがったマスが1つあると、その先の考えがずれてしまいます。どのマスも、数字から理由をつけて塗るのがいちばんの近道です。
完成・今日の問題・印刷

全部の数字に合うように塗れると、盤が色つきの絵に変わり、お題の名前が出ます。名前は完成するまで出ないので、何の絵になるかを想像しながら解くのも楽しみの1つです。
「今日の問題」は、日付ごとに決まった10×10か15×15の1問です。同じ日ならだれが遊んでも同じ問題なので、家族や友だちとタイムをくらべられます。続けてクリアすると、連続クリアの日数が記録されます。
「印刷用」を押すと、問題を白黒の見やすいページで開きます。大きさと最初の問題、1枚に並べる問題の数を選んで、ブラウザの印刷機能で紙に印刷できます。答えのページには完成した形とお題の名前が出るので、教室や家での脳トレのプリントにも使えます。
よくある質問
答えは本当に1つだけ?
はい。出しているお題はすべて、答えが1つだけであることと、1本の行か列の数字を考えるだけで(試しに塗ってみなくても)最後まで解けることを確かめています。
×は付けないといけない?
付けなくても完成できます。完成かどうかは、塗るマスが全部塗れているかだけで決まります。ただ、大きな盤では×を付けておくと考えがずっと楽になります。
記録はどう残る?
完成した問題と、ヒントを使わずに解いたときのいちばん速いタイムが、問題ごとに記録されます。記録と途中の書きこみは、使っている端末のブラウザの中だけに保存されます。ほかのタブを見ている間は時計が止まります。
「答えを見る」を使うとどうなる?
2回続けて押すと、答えの絵と名前が出ます。答えを見た問題は完成の記録には入らないので、あとで一覧から選び直して挑戦できます。
音は出る?
はじめは音が出ない設定です。「音:オフ」を押すと、塗ったときや完成したときの効果音が鳴ります。
ノノグラムの由来
このパズルは、1980年代の終わりごろに日本で生まれたとされています。グラフィックの仕事をしていたいしだのんさんと、パズル作家の西尾徹也さんが、それぞれ別々に同じようなパズルを考えたと伝えられています。その後イギリスの新聞で紹介されたときに、考案者の名前「のん」と、図を意味する「グラム」を組み合わせて「ノノグラム」と呼ばれるようになったとされ、そこから世界中に広まりました。今では雑誌やアプリなどで、いろいろな名前で親しまれています。