マッチ棒パズルの遊び方
マッチ棒でできたまちがった式を、決められた本数だけ棒を動かして、正しい式に直すパズルです。たとえば「5+7=2」は、+の縦の棒を1本だけ5へ動かすと「9−7=2」になって正しい式になります。棒は取ったり足したりせず、別の場所へ動かすだけです。式の問題のほかに、棒を動かして決められた数の正方形を作る図形の問題もあります。1人で遊ぶパズルで、登録やダウンロードはいりません。
棒を押して持ち上げ、置く所を押す

動かしたい棒を押すと、その棒が持ち上がって黄色く光り、置ける所が点線で出ます。点線の所を押すと、棒がそこへ移ります。棒をそのまま指やマウスでドラッグして、置きたい所で離してもかまいません。持ち上げた棒をもう一度押すと、持ち上げるのをやめられます。決められた本数を動かしたところで、自動で答え合わせをします。
数字と記号は、電卓と同じ形

数字は電卓や時計のデジタル表示と同じ形で、8 の形の7か所のどこに棒があるかで決まります。1 は右側の縦2本、7 は上の横と右側の縦の3本、6 と 9 はしっぽ(6 の上の横、9 の下の横)のある形です。記号は+(2本)、−(1本)、=(2本)の3つです。=に棒を重ねて「≠」にしたり、棒を斜めに置いたりはできません。
動かした本数の数え方

画面の右上に「動かした棒 1 / 1本」のように、今までに動かした本数が出ます。同じ棒を別の場所へ動かし直しても、動かした本数は1本のままです。棒を元の場所(点線)にもどすと、本数も1つ減ります。決められた本数より多くは動かせないので、考え直すときは「1手もどす」か「最初から」を使いましょう。
正しくないときは、理由が出る

決められた本数を動かしても正しくならないときは、「左は −1、右は 2 で等しくありません」のように理由が出ます。数字や記号の形にならない置き方をしたときは、その場所が点線で囲まれます。まちがえた回数は数えないので、思いついた動かし方をどんどん試してみましょう。正解すると、正しくなった式と、左と右がいくつで等しくなったか、どの字が何に変わったかが出ます。
2本動かす問題

「ふつう」は2本動かす問題です。1本動かすだけでは正しくならず、2本動かすと正しくなる問題だけを出しています。2本を同じ数字へ集めることもあれば、1本ずつ別の場所へ動かすこともあります。「むずかしい」には、2けたの数や、3つの数の計算、+と−を入れかえないと解けない問題も入っています。
図形の問題: 正方形を決められた数だけ作る

図形の問題では、点の並んだマス目の上に棒が置いてあります。決められた本数を動かして、1マスの大きさの正方形をちょうど決められた数だけ作ります。どの棒もどれかの正方形の辺になっていなければならず、余る棒があってはいけません。2マス分の大きな正方形は数えません。図形の問題は答えが2つ以上あることがあり、正解のあとに「ほかの答え」で全部の答えを見られます。
4つのむずかしさと3つの遊び方
| むずかしさ | 内容 |
|---|---|
| やさしい | 1本動かす。1けたの足し算・引き算(例: 3−1=4) |
| ふつう | 2本動かす。1けたの式と、答えが2けたになる式 |
| むずかしい | 1本か2本。2けたの数、3つの数の式、+と−を入れかえる式 |
| 図形 | 1〜3本動かして、決められた数の正方形を作る |
| 遊び方 | 内容 | 記録 |
|---|---|---|
| 1問ずつ | 番号の順に解きます。まだ解いていない問題から始まり、「前の問題」「次の問題」で行き来できます | 解いた問題の数(設定のボタンに出ます) |
| 10問チャレンジ | むずかしさを選んで、ばらばらの10問。かかった時間も計ります。ヒント1回ごとに10秒たします | むずかしさごとの自己ベスト(正解の数が多い方、同じなら速い方) |
| 今日の3問 | 日付で決まる3問(やさしい・ふつう・むずかしい)。同じ日なら、だれでも同じ問題です | 続けて遊んだ日数 |
どの遊び方も、途中でページを閉じても「続きから」で同じ問題・同じ棒の置き方にもどれます。ヒントは1回目で動かす棒が光り、2回目からは置く場所も点線で出ます。見当ちがいの場所へ棒を動かしていたときは、その棒を先に知らせます。「答えを見る」を押すと、棒が答えの形へ動きます。
印刷して紙で遊ぶ
「印刷」のボタンから、むずかしさごとに1枚8問の問題用紙を印刷できます。答えのページも付けられ、動かした棒は太い縁、棒を取った元の場所は点線で分かるので、白黒で印刷しても答え合わせができます。本物のマッチ棒やつまようじ、同じ長さに切ったストローを並べて解くのもおすすめです。
マッチ棒クイズを解くコツ

1. 1本で変わる字を覚える
6 と 9 と 0、2 と 3 と 5 のように、同じ本数の数字の中には、1本動かすだけで入れかわる組があります。1 に1本足すと 7、5 に1本足すと 6 か 9、8 から1本取ると 0・6・9 になります。上の図の組を覚えておくと、どこをいじれそうかがすぐに見えてきます。
2. 左と右がいくつずれているかを見る
「9+1=2」なら、左は 10、右は 2 で、8 もずれています。1本で答えを 8 増やすのはむずかしいので、左を小さくする方法(+を−に変えるなど)を考えます。ずれの大きさで、どこを変えるとよいかの見当がつきます。
3. +と−も動かせる
数字ばかり見ていると見落としがちなのが記号です。+の縦の棒を取ると−になり、その棒を数字へ回せます。反対に、数字から取った棒で−を+にすることもできます。数字をどう変えてもうまくいかないときは、記号を疑ってみましょう。
4. 本数が同じ数字に目をつける
1つの数字の中で棒を動かすときは、数字の本数が変わりません。5本の数字(2・3・5)どうし、6本の数字(0・6・9)どうしで入れかえられないかを見ると、候補がしぼれます。
5. 2本の問題は「取る所」から考える
2本動かす問題は組み合わせが多いので、先に「棒を取っても数字の形のまま残る所」を探します。8 は 0・6・9 に、9 は 3・5 に、7 は 1 になるなど、取れる所はそれほど多くありません。取れる所が決まれば、置ける所も自然にしぼれます。
6. 図形は「共有している辺」に注目
となり合った2つの正方形は、1本の辺を共有しています。正方形の数を減らすなら共有している辺を、増やすなら共有できる場所へ棒を置くのが近道です。余った棒が出ていないかも、最後に確かめましょう。
よくある質問
何歳くらいから遊べますか?
1けたの足し算と引き算ができれば、「やさしい」で遊べます。数字の形を見くらべるパズルなので、計算が得意でなくても楽しめます。「むずかしい」は2けたの計算や記号の入れかえがあり、大人でもじっくり考える問題です。画面の漢字にはふりがなを付けています。
答えが2つ以上あることはありますか?
式の問題は、決められた本数を動かして正しい式になる動かし方が、ちょうど1つだけのものを出しています。図形の問題は答えが2つ以上あることがあり、どの答えを作っても正解です。正解のあとに「ほかの答え」で、残りの答えも見られます。
「≠」にしたり、棒を折ったりしてもいいですか?
できません。棒は折らず、重ねず、決められた置き場所に縦か横に置くだけです。=に棒を1本足して「≠」にするのも、数字の形として読めない置き方も正解にはなりません。
ヒントを使うと、どうなりますか?
正解の数には入ります。10問チャレンジと今日の3問の結果では、ヒントを使った問題に△が付き、ヒント1回ごとに時間に10秒たします。「答えを見る」を押した問題は×になります。
キーボードでも遊べますか?
パソコンでは、←→キーで棒を選び、Enter キーで持ち上げ、←→キーで置き場所を選んで Enter キーで置けます。Esc キーで持ち上げるのをやめ、Backspace キーで1手もどし、H キーでヒントです。
今日の3問は、いつ変わりますか?
端末の日付が変わると、新しい3問になります。同じ日なら、どの端末で遊んでも同じ問題なので、家族や友だちとタイムをくらべることもできます。
マッチ棒パズルの由来
マッチ棒を並べて図形や式を作り、何本か動かしたり取ったりして別の形にするパズルは、道具がマッチ棒だけですむことから、昔から手軽な頭の体操として親しまれてきました。雑誌や新聞のパズル欄、テレビのクイズ番組でもよく出題され、数字は電卓と同じデジタル数字や、ローマ数字で書かれることが多いようです。数字ばかり見ていると記号を変える答えに気づきにくいことから、思いこみを外して考える「ひらめき」の問題としても取り上げられています。