明かり消しパズルの遊び方
明かり消しパズルは、ます目に並んだ明かりを全部消すひとり遊びのパズルです。明かりを1つ押すと、押した明かりだけでなく、その上下左右のとなりの明かりもいっしょに切り替わります。点いていた明かりは消え、消えていた明かりは点きます。1つ消したつもりでも、となりが点いてしまう。そこをどう押し分けるかを考えるのが、このパズルのおもしろさです。決まりは「押すと切り替わる」だけなので、小さな子どもからお年寄りまで、すぐに遊び始められます。
押すと、十字の形に切り替わる

盤の真ん中あたりの明かりを押すと、押した明かりと上下左右の4つ、合わせて5つの明かりが切り替わります。盤の端や角を押したときは、盤の外にはマスがないので、切り替わるのは4つか3つです。マウスを明かりの上にのせると、押したときに切り替わるマスが点線で示されます。
全部消えたらクリア

はじめは、いくつかの明かりが点いた状態から始まります。全部の明かりが消えたらクリアです。画面の上には、押した回数(手数)、その問題をいちばん少なく解いたときの回数(最少)、タイムが出ます。タイムは最初に押したときから計り始めるので、始める前にじっくり盤をながめて作戦を立ててもかまいません。押しまちがえたときは「1手もどす」で取り消せます。
大きさ・問題・きまりの選び方
| 大きさ | 明かりの数 | 目安 |
|---|---|---|
| 3×3 | 9こ | はじめての人に。考え方をつかむのにぴったり |
| 4×4 | 16こ | 少しだけ広い盤で、手順を見つける練習に |
| 5×5 | 25こ | いちばん定番の大きさ |
| 6×6 | 36こ | 慣れてきた人の腕だめし |
| 7×7 | 49こ | じっくり取り組みたい人に |
問題は3種類から選べます。「ばらばら」は、解ける問題の中からでたらめに1つ選んだ問題です。「かるく」は、消えた盤からいくつかのマスだけを押した形から始まるので、短い手数で消せます。はじめての人や小さな子どもにおすすめです。「今日の問題」は日替わりの問題で、同じ日ならだれが遊んでも同じ盤になります。家族や友だちと、手数やタイムをくらべてみてください。

きまりで「自分で決める」を選ぶと、変わりルールで遊べます。「斜めも」は、上下左右に加えて斜めの4マスも切り替わります。「反対側とつながる」は、盤の右はしと左はし、上はしと下はしがつながっていて、はしの明かりを押すと反対側の明かりも切り替わります(4×4以上で選べます)。「消える・弱・強」は、明かりが3段階になり、押すたびに「消える→弱→強→消える」の順に変わります。弱い明かりには点が1つ、強い明かりには点が2つつくので、色が見分けにくいときも区別できます。変わりルールでも、出る問題は必ず解けるものだけで、最少手数とヒントも使えます。
解けない形もある?

実は、明かりを好きなように点けた形の中には、どう押しても全部は消せない形があります。たとえば5×5で、左上の角の明かりが1つだけ点いた形は、何回押しても消えません。5×5では、明かりの点き方の組み合わせ全体のうち、ちょうど4分の1だけが解ける形です。4×4では16分の1しか解けませんが、3×3・6×6・7×7はどんな形でも必ず消せます。このゲームでは、問題を作るときに計算で確かめて、必ず解ける問題だけを出しています。
解き方のコツ
1. 押す順番は関係ない

このパズルでは、どのマスを押したかだけが大事で、押した順番は結果に関係ありません。AのあとにBを押しても、BのあとにAを押しても、同じ形になります。また、同じマスを2回押すと元どおりになります。つまり、答えは「どのマスを押すか」の組み合わせで、1つのマスは押すか押さないかのどちらかだけ考えればよいのです。
2. 上の段から追いかけて消す

どの大きさでも使える、いちばん確実な方法です。いちばん上の段で点いている明かりを見つけたら、その明かりのすぐ下のマスを押します。すると上の明かりは消え、代わりに下の段の明かりが切り替わります。上の段が全部消えたら、次は2段目で点いている明かりの真下を押し、というように、明かりを下へ下へと追いかけていきます。最後にはいちばん下の段だけに明かりが残ります。運がよければ、ここで全部消えています。
3. 最後の段が残ったら、一番上の段を押し直す

下の段に明かりが残ったときは、形に合わせて一番上の段のいくつかのマスを押し、もう一度上から追いかけます。すると、今度は全部消えます。5×5の標準のきまりなら、残る形は上の表の7通りのどれかです。表を見ながら解くのも立派な解き方ですし、慣れてくると表を覚えて、すらすら解けるようになります。この方法は手数は多めになるので、「最少手数」をねらうときは、次のコツも使ってみてください。
4. 最少をねらうなら「押すマスを減らす組み合わせ」を探す
最少手数でクリアするには、どのマスを押せばよいかを先に見つける必要があります。盤をよく見て、点いている明かりが十字の形に並んでいるところはその真ん中を押す、端の3つが並んでいるところは端のマスを押す、というように、1回で3〜5個の明かりをまとめて消せる場所を探しましょう。押したマスを2回押すのはむだになるので、「前に押したマスを、もう一度押したくなった」ときは、別の組み合わせがないか考え直すのがこつです。
5. 小さな盤で練習する
3×3は明かりが9つしかないので、押すマスの組み合わせを頭の中で試しやすく、考え方の練習にぴったりです。「かるく」の問題なら数回で消せるので、どこを押したらどう変わるかを、じっくり確かめられます。慣れてきたら5×5、さらに6×6・7×7へ進みましょう。
6. 迷ったらヒント
「ヒント」を押すと、次に押すとよいマスが点線で囲まれ、そこから最少で何回押せば全部消えるかが出ます。もう一度押すと、そのマスを押します。ヒントどおりに進めば、必ず最少の回数で消せます。ヒントや「1手もどす」を使った回は、自己ベストの記録には入りません。
よくある質問
いちばん少ない手数は何回?
問題によって違います。画面の上の「最少」に、その問題をいちばん少ない回数で解いたときの手数が出ています。5×5の標準のきまりでは、どんな問題も15回以内で消せることが知られています。最少ぴったりでクリアすると、結果に「最少手数ぴったり」と出ます。
解けない問題が出ることはある?
ありません。問題を作るときに、全部消せる形かどうかを計算で確かめています。行きづまったときは、ヒントを使えば必ず最後まで進めます。
今日の問題は、みんな同じ?
同じ日なら、大きさごとに、だれが遊んでも同じ盤です。今日の問題は標準のきまりで出ます。日付は使っている端末の日付で決まります。1回目の手数とタイムが今日の記録として残り、毎日続けてクリアすると連続日数が数えられます。
キーボードでも遊べる?
遊べます。矢印キーで押すマスを選び(枠が動きます)、スペースキーかEnterキーで押します。Zキーで1手もどす、Hキーでヒントです。
途中でやめても続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザで開けば、設定画面の「続きから」で、盤と手数・タイムごと再開できます。自己ベストも、大きさや問題の種類ごとにこの端末に記録されます。はじめは音が出ない設定です。「音:オフ」を押すと、明かりを押したときやクリアしたときに効果音が鳴ります。
明かり消しパズルってどんな遊び?
ボタンを押すとまわりの明かりもいっしょに切り替わる、という遊びは、1970年代の電子ゲームにもすでにあったとされます。広く知られるようになったのは、1995年にアメリカのタイガー・エレクトロニクスが発売し、日本でも売られた電子ゲーム「ライツアウト」からだといわれています。5×5のボタンを押して明かりを全部消すという、このゲームと同じ遊び方でした。その後、明かりの色が増えたものや、盤の形が違うものなど、たくさんの変わり種が作られました。「どんな形なら消せるのか」「いちばん少ない手数は何回か」という問いは数学者にも研究され、今では数学やプログラミングの教材としてもよく取り上げられています。