九九(かけ算)ゲームの遊び方
かけ算九九は、1×1から9×9までの81個のかけ算の答えを、「ににんがし」「さざんがく」のような唱え方と一緒に覚えるものです。日本では小学2年生の算数で習います。このゲームでは、画面に出るかけ算の答えを数字のボタンやキーボードで入れて、1の段から9の段までを練習できます。1人で遊ぶゲームで、登録やダウンロードはいりません。
画面の使い方

カードに出た式の答えを、下の数字のボタンで入れます。九九の答えはいちばん大きくても81なので、2けたの答えは数字を2つ押した時点で答え合わせになります。1けたの答え(2×3=6 など)は、数字を押してから「答える」を押します。パソコンでは数字キーと Enter、スマホやタブレットでは「キーボード」ボタンから端末の数字キーボードも使えます。
正解すると、その九九の唱え方が出ます。設定で「問題といっしょに出す」を選ぶと、答えを入れる前に「しちは …」のように前半だけが出るので、声に出して唱えながら答える練習になります。唱え方を出さない設定もあります。カードの上の丸は進み具合で、1回で正解した問題は緑、まちがえたりヒントを見たりした問題は赤い×になります。
まちがえたときと、最後のやり直し

答えをまちがえると、正しい答えと、思い出すための手がかりが出ます。手がかりは「7×7=49 より 7 大きい」のように、1つ前の九九から考える形です。正しい答えを入れ直すと次の問題へ進みます。
全部の問題が終わると、その回でまちがえた九九とヒントを見た九九だけが、順番をばらばらにしてもう一度出ます。ここでもまちがえた九九は列の後ろに回り、全部正解すると結果が出ます。まちがえた九九は端末に「苦手な九九」として残り、あとで「苦手な九九」の遊び方でまとめて練習できます。1回で正解するたびに残りの回数が減り、2回続けて1回で正解するとリストから外れます。
ヒントの●の図

答えが思い出せないときは「ヒント」を押すと、●の図が出ます。3×4なら、●が3こずつ4列並びます。九九は「3が4こ分」、つまり3+3+3+3と同じなので、●を数えたり足したりして答えを出せます。ヒントを見た問題は、正解しても「1回で正解」には数えず、やり直しの列に入ります。
4つの遊び方
| 遊び方 | 内容 | 記録 |
|---|---|---|
| 段ごと | 1〜9の段から1つ選んで9問。順番(×1から)、逆から(×9から)、ばらばらの3通り | 段ごとに遊んだ回数、全部1回で正解した回数、その中でいちばん速いタイム。全部正解した段には設定画面で★が付きます |
| タイムアタック | 全部の段から10問・20問・30問。同じ問題は1回しか出ません。1の段は答えがすぐ分かるので、少なめに混ざります | 問題の数ごとに、全部1回で正解したときのベストタイムと、いちばん多い正解数 |
| 九九の表 | 9×9=81マスの表を埋めます。順番・逆から・ばらばらのほか、空いているマスを押せば好きなところから埋められます | 全部1回で正解したときのベストタイムと、いちばん少ないまちがいの数 |
| 苦手な九九 | これまでにまちがえた九九だけを、最大20問練習します | 残っている苦手の数 |
「段ごと」の「順番」は唱え方の順に進むので、覚えはじめの段に向いています。唱え方の順で覚えていると、途中から聞かれたときに最初から唱え直さないと答えが出ないことがあります。慣れてきたら「逆から」や「ばらばら」、全部の段が混ざる「タイムアタック」に進むと、どこから聞かれても答えられるかを確かめられます。
練習のコツ
1. かける数が1ふえると、答えは段の数だけふえる

7×8を忘れても、7×7=49を覚えていれば、7を足して56と求められます。まちがえたときの手がかりも、この考え方で出しています。7の段・8の段・9の段のように答えが大きい段ほど、この「1つ前から足す」考え方が役に立ちます。
2. 入れかえても答えは同じ
3×4と4×3は、どちらも12です。●の図で見ると、並べる向きがちがうだけで数は同じです。7の段が苦手でも、7×3は3×7と同じ21だと分かれば、覚えている段から答えを出せます。
3. 九九の表のきまりを見つける

「九九の表」で81マスを埋めていくと、表のきまりが見えてきます。左上から右下へのななめの線をはさんで同じ数が向かい合っていること、5の段の答えの一の位は5と0がくり返すこと、2の段と3の段の答えを足すと5の段になることなど、いろいろなきまりがあります。自分で見つけると、答えを確かめる手がかりにもなります。
4. 声に出して唱える
九九は唱え方と一緒に覚えるのが昔からのやり方です。唱え方を「問題といっしょに出す」にすると、前半の「しちは」まで表示されるので、続きの「ごじゅうろく」を声に出してから数字を入れてみてください。
5. 苦手な九九をまとめて練習する
よくまちがえる九九は人によってちがいます。「苦手な九九」の遊び方なら、自分がまちがえた九九だけを集中して練習できます。
6. 速さはあとから
タイムアタックは速さを記録しますが、最初はゆっくりでも1回で正解することを目指すのがおすすめです。ベストタイムは、全部1回で正解したときだけ記録されるようにしています。
唱え方について

九九の唱え方では、答えが1けたのとき(1〜9)だけ「ににんがし」のように「が」を付け、2けたのときは「にご じゅう」のように付けません。このゲームの唱え方は一般的なものにそろえていますが、地域や学校によって読み方が少しちがう九九があります(8×3の「はっさん」と「はちさん」など)。読み方が分かれるものは、画面で「〜とも言います」と添えています。学校で習っている読み方があれば、そちらで唱えてかまいません。
よくある質問
何年生向けのゲームですか?
かけ算九九は小学2年生の算数で習う内容です。これから習う子の予習や、3年生以上の子のおさらい、大人の頭の体操にも使えます。0をかける計算や、10以上の数のかけ算は入っていません。
「7の段」の7は、かけられる数?かける数?
かけられる数です。7の段は 7×1、7×2 … 7×9 のように、7に1〜9をかける9個の九九です。九九の表でも、左の見出しが段(かけられる数)、上の見出しがかける数になっています。
ヒントを使うと、どうなりますか?
●の図と考え方が出ます。ヒントを見た問題は、正解しても「1回で正解」には数えず、その回の最後にもう一度出ます。自己ベストのタイムも、ヒントを使わずに全部1回で正解したときだけ記録されます。
記録はどこに残りますか?
記録や「苦手な九九」は、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。同じ端末・同じブラウザで開けば、途中でやめた回も設定画面の「続きから」で続けられます。別の端末には引き継がれません。
音は鳴りますか?
最初は音が出ない設定です。ゲームの下の「音:オフ」を押すと、正解やまちがいのときに短い効果音が鳴ります。唱え方の読み上げ(声)はありません。
学校のパソコンやタブレットでも使えますか?
ブラウザだけで動くので、Chromebook や iPad、スマホでも遊べます。キーボードがある端末では数字キーだけで答えられ、タッチの端末では大きな数字のボタンで答えられます。
九九の由来
九九は中国から伝わったと考えられています。奈良の平城宮跡からは、8世紀に九九を書いた木簡が見つかっていて、奈良時代にはすでに使われていたことが分かります。8世紀にできた『万葉集』には、「十六」と書いて「しし」と読ませるなど、九九を使った言葉遊びのような書き方も見られます。昔は「九九八十一」から唱え始めていたので「九九」と呼ばれるようになったといわれ、今のように「一一が一」から唱えるようになったのは、あとになってからです。