記憶力トレーニングの遊び方
記憶力トレーニングは、画面に一瞬だけ出るものを覚えて、消えたあとで答える遊びを3つ集めたものです。光ったマスの順番を覚える「順番おぼえ」、同時に光ったマスの場所を覚える「位置おぼえ」、数字の列を覚える「数字おぼえ」があり、どれも正解するたびに覚える数が1つずつ増えていきます。まちがえても3回までは同じ長さでやり直せるので、「今日はいくつまで覚えられたか」を気軽に試せます。1人で遊ぶゲームで、登録やダウンロードはいりません。音は最初は出ない設定で、音がなくても光と文字だけで遊べます。
順番おぼえ

3×3の9つのマスのうち、いくつかが1つずつ順番に光ります。光り終わったら、光った順にマスを押してください。最初は2つから始まり、全部合うと次は3つ、4つと増えていきます。同じマスが続けて光ることはありませんが、長くなると同じマスが間をあけて2回以上光ることはあります。
設定の「順番の増え方」で、2つの遊び方を選べます。「1つずつ増える」は、前と同じ順番の最後に1つだけ足されていく形です。前の分を覚えていれば、新しく覚えるのは最後の1つだけなので、長い順番まで続けやすくなります。「毎回新しい」は、長さが1つ増えるたびに、まったく新しい順番が出る形です。毎回ぜんぶを覚えなおすので、同じ長さでも少し難しく感じます。
位置おぼえ

マス目のいくつかが同時に光り、少ししてから全部消えます。消えたら、光っていたマスを全部押してください。押す順番は自由です。3つから始まり、正解するたびに1つずつ増えます。光る数が増えると、マス目も3×3から4×4、5×5、6×6と大きくなります。同じマスを2回押しても数えないので、押したかどうか迷ったときも安心です。光っていないマスを押すと、その場でまちがいになります。
数字おぼえ

数字の列が少しの間だけ出て、消えます。消えたら、下の数字のボタン(パソコンでは数字キー)で同じ列を入れて「答える」を押してください。3けたから始まり、正解するたびに1けたずつ長くなります。「数字の出し方」を「まとめて」にすると列がいっぺんに出て、「1つずつ」にすると数字が1つずつ順に出ます。先頭が0の列も出るので、0も忘れずに入れてください。

「答える順」を「逆から」にすると、見た列を後ろから入れます。3916 と出たら 6193 です。頭の中で並べかえる分だけ、同じ長さでも難しくなります。
まちがえたとき・記録

まちがえると、どこがちがったかが画面に出ます(順番おぼえは正しい順番の番号、位置おぼえは押しそびれたマス、数字おぼえは正しい列)。確かめたら「次へ」を押すと、同じ長さでもう一度挑戦できます。ミスは3回まで数えて、3回目で終わりです。途中でミスをしても、あとで正解すればそのまま先へ進めます。
終わると、まちがえずにできたいちばん長い数が、その回の記録になります。記録は遊びと設定ごとに自己ベストとして残り、結果の画面では最近の記録を棒の長さで比べられます。記録はこの端末の中にだけ保存され、ほかの人に送られることはありません。
今日のチャレンジ
今日のチャレンジは、順番おぼえ・位置おぼえ・数字おぼえの3つを「ふつう」の速さで続けて遊び、3つの記録の合計を今日の点にする遊び方です。どの遊びも、1回まちがえたところで次の遊びへ進みます。同じ日なら、だれが開いても同じ順番・同じ位置・同じ数字が出るので、家族や友だちと点を比べることもできます。1日の1回目の点と、続けて遊んだ日数が記録されます。
設定のまとめ
| 設定 | 選べるもの | ちがい |
|---|---|---|
| 速さ | ゆっくり/ふつう/はやい | 光る時間・見える時間が変わります。はやいほど見る時間が短くなります |
| 順番の増え方 | 1つずつ増える/毎回新しい | 前の順番に足していくか、毎回新しい順番か(順番おぼえ) |
| 数字の出し方 | まとめて/1つずつ | 列がいっぺんに出るか、1つずつ順に出るか(数字おぼえ) |
| 答える順 | 同じ順/逆から | 見た順に入れるか、後ろから入れるか(数字おぼえ) |
記憶力ゲームで覚えるときのコツ
1. 声に出さずに「となえる」
数字おぼえでは、出た数字を頭の中で何度もくり返しとなえると、消えたあとも残りやすくなります。「ご・はち・に・なな」のように、自分の読みやすい読み方で、リズムをつけるのがおすすめです。
2. まとまりに分ける

7けた以上になったら、電話番号のように「381・59・26」と区切って覚えてみてください。1つずつの数字より、いくつかのまとまりのほうが扱いやすくなります。位置おぼえでも、光ったマスを「L字の形」「ななめの線」「右の列に2つ」のように形として見ると、覚えやすくなります。
3. 順番おぼえは「道すじ」で覚える
光った順番を、マスからマスへ指でなぞる道すじとして思い浮かべると、1つ1つの場所を覚えるより楽になります。「上の段を右へ、そこから真ん中へ下りる」のように、動きを言葉にしてもかまいません。キーボードの数字(1〜9)で押す人は、数字の列として覚える方法もあります。
4. 速さは「ゆっくり」から
はじめは「ゆっくり」で、どのくらい覚えられるかをつかむのがおすすめです。同じ長さで何回か続けて正解できるようになったら、「ふつう」「はやい」に上げてみましょう。
5. 疲れたら区切る
覚える遊びは、続けているとだんだん集中が切れて、いつもより短いところでまちがえるようになります。1回がそれほど長くないので、何回か遊んだら休みを入れてください。日によって記録が上下するのは自然なことです。
よくある質問
ふつうはどのくらいまで覚えられますか?
人が一度に覚えておける数には限りがあり、大人で数字なら7つ前後、一度にぱっと見て覚える形や場所なら、それより少ないともいわれています。ただ、その日の調子や慣れ、覚え方の工夫でかなり変わるので、ほかの人と比べるより、自分の前の記録と比べて楽しんでください。
毎日遊ぶと記憶力はよくなりますか?
このゲームは、今の自分がいくつまで覚えられるかを試したり、覚え方を工夫して記録をのばしたりして楽しむための遊びです。勉強や仕事、健康への効き目をうたうものではありません。同じ遊びに慣れると記録はのびやすいので、そのちがいを楽しんでください。
音を出さずに遊べますか?
はい。音は最初から出ない設定です。順番おぼえでは、音をオンにするとマスごとに高さのちがう音が鳴るので、光と音の両方で覚えられますが、音がなくても光だけで遊べます。音は画面の下の「音」ボタンで切りかえられます。
キーボードだけで遊べますか?
遊べます。順番おぼえと3×3の位置おぼえは、数字キーの1〜9がマスに対応しています(左上から1・2・3、4・5・6、7・8・9)。大きなマス目では矢印キーで枠を動かし、Enter かスペースで押します。数字おぼえは数字キーで入れて Enter で答えます。
途中でやめても続きから遊べますか?
1問ごとに保存しているので、ページを閉じても「続きから」で同じところから始められます。見せている途中で閉じたときは、その問題を最初から見せ直します。
この遊びについて
見た順番をまねる、光った場所を当てる、聞いた数字の列を言い返す、といった遊びは昔からあり、心理学でも、人が短い間にいくつのことを覚えておけるかを調べる方法として使われてきました。数字の列を覚える方法は、読み上げた数字を同じ順や逆の順で言ってもらう形が知られています。このゲームの盤の大きさや速さ、段階の進め方は、遊びやすさを考えて独自に決めたもので、検査として作ったものではありません。