計算マスの遊び方
計算マスは、表の上の端と左の端に数が並んでいて、その2つの数が交わるマスに計算の答えを書き込んでいく計算練習です。たし算・ひき算・かけ算の3種類があり、マスの数は10×10(100マス)・5×5(25マス)・3×3(9マス)から選べます。1人で遊ぶもので、登録やダウンロードはいりません。答えを入れ終わるまでの時間とまちがいの数が記録されるので、前の自分のタイムと比べながら続けられます。
画面の使い方

上の端に並んだ数は青、左の端に並んだ数は黄土色で表示されます。答えを入れるマスは青い枠で囲まれ、そのマスが使う上の数と左の数が濃い色で光ります。マス目の下には「2 + 1 =」のように、いまのマスの式が出ます。式の数も上の端・左の端と同じ色なので、どちらの数を先に書いているのかが見て分かります。
答えは下の大きな数字ボタンで入れます。答えのけた数だけ数字を入れると、自動で次のマスへ進みます(答えが12なら「1」「2」と押した時点で次へ、答えが7なら「7」を押した時点で次へ)。パソコンでは数字キー、スマホやタブレットでは「キーボード」ボタンから端末の数字キーボードも使えます。入れたい所があれば、マスを直接押して選ぶこともできます。
たし算・ひき算・かけ算の書き方

たし算とかけ算は、上の端と左の端に0〜9の数が並びます。答えは「左の数 + 上の数」「左の数 × 上の数」で、たし算もかけ算も入れかえて計算しても答えは変わりません。かけ算は左の数を九九の「段」として読むと、九九の表と同じ向きになります。
ひき算は、上の端に10〜19、左の端に0〜9が並び、上の数から左の数を引きます。答えがマイナスになる組み合わせはありません。ひき算のマス計算は、教材によって「上から左を引く」ものと「左から上を引く」ものがあります。学校や家で使っているプリントと向きがちがうときは、画面の下の式を見て確かめてください。
「使う数」で「1〜9(0なし)」を選ぶと、0が出なくなります。10×10では1〜9の9つだけでは1列足りないので、1〜9のどれか1つが2回出ます。
進む向き

はじめの設定では、左上のマスから右へ進み、1段終わると下の段の左端に移ります。同じ段のマスはすべて同じ「左の数」を使うので、左の数を覚えたまま上の数だけを見ていけば計算できます。「縦に進む」を選ぶと、上から下へ進んで1列終わると右の列に移ります。こちらは同じ「上の数」を使い続ける順番です。
答え合わせは2通り

「最後にまとめて」(はじめの設定)では、全部のマスを埋めてから「答え合わせ」を押します。タイムはここで止まり、まちがえたマスには赤い×が付きます。まちがいがあると見直しに進み、まちがえたマスだけを順番に入れ直します。見直しでもう一度まちがえると正しい答えが表示されるので、それを入れて次へ進みます。直したマスは黄色になり、「とばす」を押せば見直しを途中でやめて結果を見られます。答え合わせの前なら、マスを押して入れ直すこともできます。

「1マスずつ」では、答えを入れるたびにその場で答え合わせをします。まちがえたらそのマスで入れ直し、2回まちがえると正しい答えが表示されます。全部のマスが正解になった時点でタイムが止まります。計算を覚えはじめたころは「1マスずつ」、慣れてきたら「最後にまとめて」と使い分けるのもよいでしょう。
設定と記録
| 設定 | 選べるもの |
|---|---|
| 計算 | たし算・ひき算・かけ算 |
| マスの数 | 10×10(100マス)・5×5(25マス)・3×3(9マス) |
| 使う数 | 0〜9、または1〜9(0なし)。ひき算では左の数(引く数)に使います |
| 進む向き | 横(左から右へ)・縦(上から下へ) |
| 答え合わせ | 最後にまとめて・1マスずつ |
| 問題 | 練習(毎回ちがう並び)・今日の問題(同じ日の同じ設定なら、だれが開いても同じ並び) |
記録は「計算の種類 × マスの数 × つかう数」の組み合わせごとに残ります。遊んだ回数、いちばん少ないまちがいの数、最近5回のタイムに加えて、まちがいが0のときだけベストタイムを記録します。急いでまちがいが増えるとベストタイムにならないので、正確さと速さの両方を目指せます。「今日の問題」は、家族や友だちと同じ並びでタイムを比べたいときに使えます。
練習のコツ
1. まずは3×3や5×5から
いきなり100マスに取り組むと、途中で集中が切れてしまうことがあります。3×3の9マスなら1分もかからずに終わるので、計算に慣れていない時期や、低学年の子の最初の練習に向いています。5×5で安定してまちがいが少なくなったら、10×10に進んでみてください。
2. 左の数を覚えたまま、横に進む
よこに進むときは、同じ段のマスはすべて同じ左の数を使います。7の段なら「7に何を足すか」だけを考えればよいので、毎回左の端を見に行く必要はありません。目の動きが少なくなるぶん、落ち着いて計算できます。
3. 0と1の段は、決まった形で答えが出る

たし算で0を足すと、答えは上の数と同じです。かけ算では0をかけると答えはすべて0、1をかけると上の数がそのまま答えになります。こうしたきまりに気づくと、計算の見直しにも役立ちます。なお、0のかけ算は小学3年生で習う内容です。まだ習っていない場合は「使う数」を「1〜9」にしておくと、九九の範囲だけで練習できます。
4. ひき算は「10といくつ」に分けて考える
15−7のように一の位から引けないひき算は、15を「10と5」に分けて、10から7を引いた3と残りの5を合わせて8、と考えることができます。反対に、17−3のように一の位どうしで引ける計算は、十の位をそのままにして7−3だけを考えれば答えが出ます。上の数が10〜19なので、どちらの形の計算も混ざって出てきます。
5. まちがえた計算を確かめる
結果の画面には、まちがえた計算がそのまま並びます。同じ計算を何度もまちがえているなら、そこが苦手な所です。たし算なら「あといくつで10になるか」、かけ算なら九九の唱え方から、ゆっくり確かめてみてください。
6. 速さは記録を見ながら少しずつ
最初はゆっくりでも、まちがいを0にすることを目指すのがおすすめです。結果の画面には最近5回のタイムが出るので、1回ごとの速い・遅いよりも、何回か続けたときの変化を見るとよいでしょう。
何年生で習う計算?
| 計算 | 習う学年 |
|---|---|
| 1けた+1けたのたし算と、その反対のひき算(7+8、15−7など) | 小学1年 |
| くり下がりのない2けた−1けた(17−3など) | 小学1年(簡単な場合として) |
| かけ算九九(1×1〜9×9) | 小学2年 |
| 0をかけるかけ算(0×5、5×0) | 小学3年 |
文部科学省の小学校学習指導要領解説(算数編)では、1けたどうしのたし算とその反対のひき算を1年生、かけ算九九を2年生、0のかけ算を3年生で扱うとしています。このゲームのたし算・ひき算は1年生、かけ算は2年生で習う範囲です。わり算(3年生)は、答えが「商」と「あまり」の2つになることがあり、マスの形では練習しにくいので入れていません。
よくある質問
何年生から遊べますか?
たし算とひき算は1年生、かけ算は2年生で習う計算です。画面の文字はひらがなを多くしているので、1年生でも読めます。これから習う子の予習、上の学年の子のおさらい、大人の頭の体操にも使えます。
ひき算は、どちらからどちらを引くのですか?
このゲームでは、上の端の数(10〜19)から左の端の数(0〜9)を引きます。紙の教材によっては反対の向きのものもあるので、迷ったらマス目の下に出る式で確かめてください。
途中でやめても続きからできますか?
できます。入れた答えとかかった時間は、遊んでいる端末のブラウザに自動で保存されます。同じ端末・同じブラウザでページを開き直すと、設定の画面に「続きから」が出ます。「今日の問題」は、日付が変わると新しい並びになります。
記録はどこに残りますか?
記録は、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。別の端末やブラウザには引き継がれません。
音は鳴りますか?
最初は音が出ない設定です。ゲームの下の「音:オフ」を押すと、ボタンを押したときや答え合わせのときに短い効果音が鳴ります。
学校のパソコンやタブレットでも使えますか?
ブラウザだけで動くので、Chromebook や iPad、スマホでも遊べます。キーボードがある端末では数字キーと矢印キーだけで操作でき、タッチの端末では大きな数字のボタンで答えを入れられます。
表の形で計算を練習する方法について
縦と横に数を並べ、交わるマスに計算の答えを書いていく練習は、日本の小学校で昔から使われてきた方法です。1960年代ごろの学校での実践から広まったといわれ、のちにドリルや家庭学習の教材としても広く知られるようになりました。同じ形の表を何度も埋めることで、自分のタイムの変化が分かりやすいのが特徴です。九九の表も、縦と横の数をかけた答えを並べたもので、形はよく似ています。このゲームでは、紙で行うときの流れ(埋めてからまとめて答え合わせ)に加えて、1マスずつの答え合わせや、まちがえたマスの見直しを画面の上でできるようにしています。