漢字の穴うめの遊び方
十字に並んだ漢字の真ん中が空いていて、そこに入る漢字1字を当てるパズルです。真ん中に字を入れると、上・左・右・下の字とそれぞれ組み合わさって、4つの二字熟語ができます。4つとも熟語になる字は、どの問題でも1つだけ。小学校で習う漢字の「やさしい」から、大人向けの「むずかしい」まで3段階で、全部で244問あります。1人で遊ぶゲームで、登録やダウンロードはいりません。
矢印の向きに読む

読む向きは矢印で決まっています。上の字と左の字は、矢印が真ん中を向いているので「上の字+真ん中」「左の字+真ん中」の順に読みます。右と下は、真ん中から矢印が出ているので「真ん中+右の字」「真ん中+下の字」です。上の図なら、「大□」「医□」「□校」「□生」の4つがすべて熟語になる字をさがします。
答えると、4つの熟語の読みと意味が出る

答えは、入力欄に読みを打って漢字に変換し、1字入れて「答える」を押します。正解すると真ん中に字が入り、できあがった4つの熟語の読みと意味が表示されます。読み終わったら「次へ」で次の問題です。知らなかった熟語があれば、ここで覚えておくと次に役立ちます。
まちがえたとき

ちがう字を入れると、その字を入れたときにできる4つの二字が表示され、辞書にある熟語には○、ないものには×が付きます。4つのうち2つや3つは熟語になる「まぎらわしい字」も多いので、1つの向きだけで決めずに4つとも確かめるのがコツです。まちがえても、ほかの字を入れて続けられます。
ヒントと「答えを見る」

わからないときは「ヒント」を押します。1回目は4つのうち1つの熟語の意味、2回目はその熟語の読みが出ます。意味の中に答えの字が出てくるときは、その部分をひらがなで書いてあるので、ヒントを見ても答えがそのまま見えることはありません。それでもわからなければ「答えを見る」で答えと4つの熟語を確かめ、次の問題に進めます。
3つのむずかしさ

| むずかしさ | 出る問題 | 問題の数 |
|---|---|---|
| やさしい | 5字とも小学校で習う漢字。子どもにもなじみのある熟語が中心(学校・毎日・動物・野菜 など) | 84問 |
| ふつう | 中学校までに習う漢字(常用漢字)で、中学校で習う字が1字以上入る。新聞やニュースで見かける熟語も出る | 80問 |
| むずかしい | 常用漢字にない字(碗・嗜・董 など)が入る問題や、仕事や社会のことばが多い、大人向けの問題 | 80問 |
字の学年は、文部科学省の学年別漢字配当表(小学校の1026字)と常用漢字表をもとに分けています。熟語をいつ習うかは教科書によってちがうので、「その段の字だけでできている」ことを目安にしてください。
答えは入力して答える
答えは選択肢から選ぶのではなく、自分で思いついた字を入力します。

キーボードで入力するときは、パソコンの日本語入力で読みを打って変換し、漢字を1字にしてから Enter キーか「答える」を押します。ひらがなのままのときや、2字以上入れたときは、打ち直すよう知らせるだけで、まちがいにはなりません。スマホやタブレットでも、画面のキーボードで同じように入力できます。
10問チャレンジと今日の5問
「10問チャレンジ」は、選んだむずかしさから10問を出して、正解の数とかかった時間を記録します。ヒントを1回使うか1回まちがえるごとに10秒が足されます。自己ベストは、正解の数が多いほど、同じなら時間が短いほど上です。まだ出ていない問題から先に出すので、続けて遊ぶといろいろな問題に出会えます。
「今日の5問」は日付で決まる5問で、同じ日・同じむずかしさなら、だれが遊んでも同じ問題になります。家族や友だちと同じ問題で比べたり、毎日1回の習慣にしたりするのに向いています。続けた日数も記録されます。
画面の「印刷」から、印刷用プリント(12問と答えのページ)も作れます。選択肢つき・選択肢なしを選べるので、紙に書いて考えたいときや、クラスでいっせいに解くときに使えます。
解くためのコツ
1. 答えの字が「前」に来る熟語から考える
右と下は「真ん中の字+外の字」なので、答えの字が熟語の1字目になります。たとえば右が「校」、下が「生」なら、「〇校」「〇生」と、後ろにつく字から考えると候補をしぼりやすくなります。
2. いちばん候補が少ない向きから始める
「生」のようにいろいろな熟語を作れる字より、「碗」「譜」のように組み合わせが少ない字のほうが、答えの候補がすぐにしぼれます。4つの中で、いちばん熟語が思いつきにくい字から考えるのが近道です。
3. 思いついたら、残りの3つで確かめる
1つの向きで熟語になっても、ほかの向きで熟語にならなければ答えではありません。2つや3つの向きで熟語になる字はたくさんあります。思いついた字は、必ず4つとも頭の中で読んでみましょう。
4. 読み方を変えてみる
同じ字でも、「生」は「せい」「しょう」「なま」、「日」は「にち」「じつ」「ひ」のように読み方がいくつもあります。音読みで思いつかないときは訓読みで、熟語の読みを変えて考えると、見えていなかった組み合わせが見つかります。
5. 字の意味のなかまで考える
外の4字が「紅」「緑」なら色やお茶、「医」「大」なら学校や学問のように、外の字の意味から話題を想像すると、答えの字が浮かびやすくなります。
6. 正解のあとの一覧を読む
正解したあとに出る4つの熟語の読みと意味は、漢字の使われ方を知るよい材料です。とくに「むずかしい」では、ふだん読めても意味があいまいな熟語が出てくるので、一覧で確かめておくと語彙が広がります。
よくある質問
答えが2つあるように見える問題はありませんか?
問題はすべて、国語辞書のデータ(約5万8千の二字の熟語)で確かめて、4つとも熟語になる字が1つしかないものだけを出しています。ふだんあまり使わない古いことばや専門用語まで数えて確かめているので、別の字でもそろうことはありません。
知らない熟語が出てきたときは?
ヒントでその熟語の意味と読みを見られます。正解のあとには4つの熟語すべての読みと意味が出るので、そこで覚えてしまいましょう。
ふりがなを消せますか?
設定の「ふりがな」を「なし」にすると、熟語の意味の説明にふりがなを付けずに表示します。問題の漢字にはもともとふりがなは付いていません。
記録はどこに残りますか?
自己ベストや今日の5問の記録は、遊んでいる端末のブラウザの中だけに保存されます。名前の登録やログインはいりません。途中でやめても、同じ端末・同じブラウザなら「続きから」で再開できます。
学校のパソコンやタブレットでも使えますか?
ブラウザだけで動くので、Chromebook や iPad、スマホでも遊べます。音は最初は出ない設定で、「音:オフ」を押すと正解やまちがいの効果音が鳴ります。
このパズルについて(「和同開珎」とも呼ばれる理由)
中央の四角い穴のまわりに字が並ぶ形が、奈良時代の銭貨「和同開珎」に似ていることから、このパズルは「和同開珎」とも呼ばれています。謎解きやクイズの世界でよく知られた形で、「熟語パズル」と呼ばれることもあります。中学校の入試に出題されたこともあるといわれ、漢字の知識と発想の両方を使うパズルとして親しまれています。問題はすべて、このゲームのために辞書のデータから作ったものです。
熟語の読みの確認と答えが1つかどうかの確認には、JMdict(Electronic Dictionary Research and Development Group、CC BY-SA 4.0)のデータを加工して使っています。加工した問題のデータも同じ CC BY-SA 4.0 で提供します。熟語の意味の説明は、このゲームのために書いたものです。