熟語しりとりの遊び方
熟語しりとりは、ひらがなのしりとりを漢字の熟語でする遊びです。前の人が出した二字熟語の後ろの漢字から始まる二字熟語を、順番に出していきます。「学校」の次は「校」から始まる「校庭」、その次は「庭」から始まる「庭園」……という具合です。読み方はちがっていてもかまいません。同じ漢字でつながっていれば正解です。このゲームでは、CPUと交互に熟語を出し合う「対戦」と、スタートの字からゴールの字まで決まった数の熟語でつなぐ「パズル」の2つで遊べます。登録やダウンロードはいりません。
熟語のつなぎ方

画面の上には出た熟語が札になって並び、次につなぐ字が下の四角に大きく出ます。最初の熟語はゲームが出し、そのあと、あなたとCPUが交代で熟語を出します。札の左の色で、だれが出した熟語かが分かります(あなたは赤、CPUは青)。札を押すと、その熟語の意味が出ます。使えるのは、漢字2字の熟語(二字熟語)だけです。
答え方は2つ

読みを打つ:思いついた熟語の読みを、ひらがなで入力欄に打ちます。その読みで、今の字から始まる熟語が辞書にあれば、入力欄の下に候補として出るので、押すか「答える」で出します。「こうし(子牛・講師)」のように同じ読みの熟語がいくつかあるときは、候補から出したいほうを選びます。パソコンでは、日本語入力をオフにしてローマ字で打っても、日本語入力で漢字に変換して打ってもかまいません。

候補から選ぶ:キーボードを使わずに遊びたいときや、小さい子どもと遊ぶときは、設定の「答え方」で選べます。今の字から始まる6つの組み合わせのうち、本物の熟語は3つほどで、残りは辞書にない組み合わせです。まちがえると×になり、別の候補を選び直せます。本物の熟語のうち、どれを出すと相手が困るかを考えるのも楽しみ方の1つです。
「まいった」と勝ち負け

続けられる熟語が思いつかないときは「まいった」を押します(まちがって押さないように、2回続けて押します)。まいったすると名前の横の丸が1つ赤くなり、相手が同じ字から続けます。相手も続けられずに2人続けてまいったしたときは、その字は流して、ゲームが出す新しい熟語から続けます。まいったが3回たまった人の負けです。設定で「1回で負け」にすると、1回のまいったで勝負が決まる、ふつうのしりとりに近い遊び方になります。時間(60秒・30秒)を決めたときは、時間切れもまいったと同じに数えます。
使えない熟語

- 続く熟語がない字で終わる熟語:「学者」の「者」のように、その字から始まる熟語がない字で終わる熟語は使えません。ひらがなのしりとりで「ん」で終わることばを使わないのと同じ決まりです。
- もう出た熟語:同じ熟語は1回しか使えません。
- 範囲の外の漢字:設定の「使う漢字」を「小学校で習う漢字」にすると、2字とも小学校で習う漢字の熟語だけを使います。「常用漢字」なら、中学校までに習う漢字の熟語も使えます。
- 人や場所の名前:「島根」「横浜」のような地名などの固有名詞は、辞書に入れていません。
パズル:字から字へつなぐ

パズルでは、スタートの字とゴールの字が決まっていて、決まった数の熟語でつなぎます。たとえば「学」から「園」まで3つなら、「学校→校庭→庭園」で正解です。最後の熟語はゴールの字で終わる熟語にします。途中で行き止まりになったら「1つ戻す」で入れた熟語を取り消せます。答えは1つとは限らず、つながっていればどの熟語でも正解です。どの問題も、必ず解けることを確かめてあります。
| 問題 | つなぐ数 | 出る字と熟語 |
|---|---|---|
| やさしい(40問) | 2つ | 小学校の低・中学年で習う字。「□」に入る字を1つ見つける |
| ふつう(40問) | 3つ | 小学校で習う字。2つではつなげない組み合わせ |
| むずかしい(40問) | 4つ | 常用漢字。3つ以下ではつなげない組み合わせ |
| 今日の3問 | 2・3・4つ | 日付で決まる3問(やさしい・ふつう・むずかしい 1問ずつ)。毎日かわり、続けて解いた日数が記録されます |
ヒントを押すと、次に入れるとよい熟語の意味、その読み、熟語そのもの、の順に教えてくれます。どうしても分からないときは「答えを見る」で答えの例を見られます。
遊んだ熟語の読みと意味

対戦やパズルで出た熟語は、画面の下の「遊んだ熟語」で、読みと意味をまとめて見られます。CPUが出した知らない熟語も、ここで確かめておくと次の対戦で使えます。意味の説明は、よく使う熟語について用意しています(あまり使わない熟語は読みだけのことがあります)。
CPUの強さ
| 強さ | 対戦した感じ |
|---|---|
| やさしい | 子どもでも知っているような身近な熟語を出します。知っている熟語が少なめで、ときどきすぐに「まいった」をします。はじめての人でも勝ちやすい強さです。 |
| ふつう | 小学校で習う熟語をひととおり知っていて、勝ったり負けたりの、ちょうどよい相手です。 |
| つよい | 知っている熟語が多く、なかなかまいったしません。ときどき、続けにくい字で終わる熟語をわざと出してきます。慣れた人向けの強さです。 |
熟語しりとりに勝つコツ
1. 続けにくい字で終わる熟語を出す
「型」「帯」「札」「級」のように、その字から始まる熟語が少ない字があります。こうした字で終わる熟語(「大型」「地帯」「名札」「学級」など)を出すと、相手は困ります。ただし、相手がまいったすると、次は自分が同じ字から続ける番です。自分が続けられる熟語を1つ用意してから出すのが安全です。
2. 読みの最初の音から思い出す
字から熟語を思い出すのがむずかしいときは、その字の読みから考えます。「校」なら「こう」で始まることば(校長・校門・校歌・校舎)を声に出してみると、見つかりやすくなります。音読みと訓読みの両方を試すのもコツです(「手」なら「しゅ」で手話、「て」で手紙)。
3. 数字や方向の字は強い味方
「一」「大」「上」「生」「中」などは、その字から始まる熟語がとても多い字です。困ったときに相手に渡すなら、こうした字で終わる熟語は避け、逆に自分が受け取ったら安心して続けられます。
4. 知らない熟語は一覧で覚える
CPUが出した熟語は、遊んだ熟語の一覧で読みと意味を確かめられます。一度出た熟語はその対戦では使えませんが、次の対戦では使えます。知っている熟語が増えるほど、まいったしにくくなります。
5. パズルはゴールから逆にたどる
パズルで迷ったら、ゴールの字で終わる熟語を先に考えます。「園」がゴールなら、「庭園」「公園」「学園」のような「園」で終わる二字熟語を思いうかべます。その1字目(庭・公・学)が、1つ前の熟語の後ろの字になります。前と後ろの両方から考えると、ぐっと解きやすくなります。
よくある質問
知っている熟語なのに「辞書に見つかりませんでした」と出る
このゲームの辞書には、常用漢字でできた二字熟語が約3万6千語入っていますが、すべての熟語が入っているわけではありません。読みの打ちまちがい(「がっこう」を「がこう」など)も確かめてみてください。
読みがちがってもつながるの?
つながります。熟語しりとりは、同じ漢字でつなぐ遊びです。「学校(がっこう)→校庭(こうてい)」も「一日(いちにち)→日本(にほん)」も正解です。学校の授業などでは、同じ読みの別の漢字でつなぐ遊び方もありますが、このゲームでは同じ漢字でつなぎます。
三字熟語や四字熟語は使える?
使えません。このゲームは二字熟語だけでつなぎます。
途中でやめても続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザで開けば、「続きから」でつながった熟語のまま再開できます。今日の3問は、日付が変わると新しい問題になります。
記録はどこに残る?
CPUの強さごとの勝ち負けといちばん長くつないだ数、解いたパズルと今日の3問を続けた日数を、使っている端末のブラウザの中に記録します。
熟語しりとりの由来
ことばの最後を取って次のことばにつなぐしりとりは、昔から親しまれてきた遊びです。漢字の熟語でつなぐ「漢字しりとり」「熟語しりとり」も、学校の国語の授業や、子ども向けのプリント・パズルで広く遊ばれています。スタートの字からゴールの字まで熟語でつなぐ迷路のような問題も、よく見かける形です。熟語を知っている数がそのまま強さになり、遊ぶうちに新しい熟語と読み方を覚えられるのが、この遊びのよいところといわれています。
熟語と読みの判定には、Electronic Dictionary Research and Development Group の辞書データ JMdict(CC BY-SA 4.0)を元に、二字熟語だけを選び、子どもに見せたくない語や地名などを除いた辞書を使っています。熟語の意味の説明は、このゲームのために書いたものです。