ボウリングの遊び方
ボウリングは、長いレーンの奥に三角に並んだ10本のピンへボールを転がして、倒した本数で点を競う遊びです。1ゲームは10フレームで、1フレームに2回まで投げられます。1回目で10本全部を倒すのがストライク、2回目で残りを全部倒すのがスペアで、どちらも次の投球の本数がおまけとして足されます。このゲームでは、投げる位置・向き・強さ・カーブを自分で決めて投げ、ピンはボールやほかのピンに当たって自然に倒れます。1人で最高点をめざすほか、CPUと対戦したり、1台の画面を回してみんなで遊んだりできます。
レーンとピン

ボールを投げる細長い床をレーンといいます。レーンの左右にはガターと呼ばれる溝があり、ボールが落ちるとそのままピンの横を通り過ぎてしまいます。手前の線はファウルラインで、ここをこえて投げるとファウルになります。レーンの途中にある7つの三角の印はスパットと呼ばれ、ボールを通す目印に使います。ピンは手前の1本(1番ピン、ヘッドピンともいいます)から奥に向かって4列に並んでいます。
投げ方は3つの手順

まず「◀」「▶」でボールを左右に動かして、立つ位置を決めます(レーンを指でなぞったり、マウスでドラッグしたりしてもかまいません)。「決める」を押すと、次はボールからのびる線の向きを合わせます。もう一度「決める」を押すと、画面の右に強さのゲージが出て上下に動き始めます。ほしい強さのところで「投げる」を押すか、レーンをタップすると、ボールが転がっていきます。
ゲージのいちばん上の赤い部分は、勢いあまってファウルラインを踏みこえてしまう範囲です。ここで止めるとファウルになり、倒したピンは数えられません。また、強く投げるほど、手をはなすときに向きが少しぶれやすくなります。いちばん強い所をねらうより、少し下で止めるほうが安定します。
カーブとストライクのねらい方

「カーブ」のボタンを押すたびに、なし・弱・強が切りかわります。右投げのカーブは奥で左へ、左投げのカーブは奥で右へ曲がります。本物のレーンは手前から中ほどまで油がぬられていて、ボールはそこではあまり曲がらず、油がなくなる奥の方で大きく曲がります。ゆっくり投げるほど、曲がる幅は大きくなります。
ストライクが出やすいのは、1番ピンのまん中ではなく、右投げなら1番と3番の間、左投げなら1番と2番の間です。この場所をポケットといいます。1番ピンに正面から当たると、ピンが左右に分かれて、両はしのピンが残りやすくなります。カーブでポケットに斜めに入ると、ピンがピンを押し倒していき、10本とも倒れやすくなります。
スコアの数え方

1フレームで倒したピンの数が、そのフレームの点です。ただし、ストライクを取ったフレームは「10点+次の2投で倒した本数」、スペアを取ったフレームは「10点+次の1投で倒した本数」になります。ストライクが続くと、1つのフレームが最大30点になります。そのため、ストライクやスペアを取ったフレームの点は、次の投球が終わるまで決まりません。このゲームのスコア表でも、点が決まったところから合計を書き入れていきます。
10フレーム目だけの決まり

最後の10フレームは、ストライクやスペアのおまけを足すための投球が必要なので、ストライクを取るとあと2投、スペアを取るとあと1投を投げます。ストライクのあとはピンが10本に並べ直されます。10フレームで3回続けてストライクを取ると30点で、1フレームから数えて12回続けてストライクを取ると、最高の300点(パーフェクト)になります。
スコア表の記号

スコア表には、倒した本数のほかに記号を書きます。ストライクはX、スペアは/、ピンが1本も倒れなかったときは-です。1投目でボールがガターに落ちたときはG、ファウルのときはFを書きます。1投目のあとに残ったピンが離ればなれになったとき(スプリット)は、倒した本数を丸で囲みます。
スプリット

1投目で1番ピンが倒れ、残ったピンどうしの間のピンが倒れている形をスプリットといいます。両はしの7番と10番が残る形は、もっとも取りにくいスプリットとして知られています。ボール1個でピン2本に同時に当てることはできないので、片方のピンを横へはじき飛ばして、もう片方に当てるのがねらい方です。
ファウル
投げるときに体がファウルラインをこえるとファウルです。投げた1回には数えますが、倒したピンは0本になります。1投目でファウルをしたときは、倒れたピンを元に戻してから2投目を投げます。そのため、1投目がファウルでも、2投目で10本全部倒せばスペアになります。このゲームでは、強さのゲージを赤い部分で止めるとファウルになります。
遊び方と設定の選び方
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| 1人で | 10フレームを1人で投げて、ハイスコアと平均点を記録します。 |
| CPUと対戦 | あなたとCPU(1〜3人)が1フレームずつ交代で投げ、合計の点で順位を決めます。 |
| みんなで交代 | 1台の画面を回して、2〜4人で遊べます。 |
| 投げる手 | 右投げはカーブが左へ、左投げはカーブが右へ曲がります。 |
| 向きの線 | 「スパットまで」は線が三角の印の少し先まで。「ピンまで」は線が奥のピンまでのびるので、向きを合わせやすくなります(どちらも曲がる分は出ません)。 |
CPUの強さ
| CPUの強さ | 対戦したときの感じ | こんな人に |
|---|---|---|
| やさしい | カーブを使わず、1番ピンのまん中をねらう。向きがよくずれ、力んでファウルになることもある | はじめての人、ルールを覚えたい人 |
| ふつう | 弱いカーブでポケットをねらってくる。残ったピンもそれなりに取るが、ときどき大きく外す | 何回か遊んで、ストライクのねらい方がわかってきた人 |
| つよい | 強いカーブでポケットに入れ、ストライクが多い。残ったピンの取り方も考えてねらう | ハイスコアをねらえるようになった人の腕だめし |
どの強さのCPUも、向きがずれてピンを残したり、ガターに落としたりすることがあります。ボウリングは1投ごとの積み重ねなので、途中で差がついていても、ストライクが続けばすぐに追いつけます。
点数を伸ばすコツ
1. 1番ピンの正面は避ける
1番ピンのまん中に当たると、ピンが左右に割れて両はしが残りやすくなります。右投げなら少し右、左投げなら少し左(ポケット)をねらいましょう。
2. 遠くのピンより、近くのスパットを見る
60フィート(約18メートル)先のピンに向きを合わせるのは難しいものです。線がどのスパットの上を通るかを決めて、毎回同じ所を通すと、投球がそろってきます。
3. 強さは「上の少し手前」で止める
強く投げるとピンをはじく力は強くなりますが、向きがぶれやすくなり、赤い部分まで行けばファウルです。自分が止めやすい強さを見つけて、毎回そこで止めるのが近道です。
4. カーブは位置とセットで考える
右投げで強いカーブをかけるなら、右寄りに立って、右側のスパットをねらいます。ボールが奥で左へ曲がって、ポケットに入る道すじを作りましょう。曲がりすぎるときは、強さを上げるか、カーブを弱くします。
5. スペアは斜めにねらう
右はしの10番ピンのように、はしに残ったピンは、反対側から斜めに投げるとガターに落ちにくくなります。スペアを取るときは、曲がりの少ない「カーブなし」がおすすめです。
6. 取りやすいスペアを確実に
ストライクが出なくても、スペアを取り続ければ150点以上になります。1本や2本の残りは、落ち着いてピンのまん中をねらいましょう。
よくある質問
スマホでも遊べる?
遊べます。画面は縦長で、操作のボタンはレーンのすぐ下にまとめてあります。位置と向きはレーンを指でなぞっても変えられ、強さはレーンをタップしても止められます。
ストライクとスペアのおまけは、いつ足される?
次の投球が終わった時点で足されます。ストライクのあとは2投、スペアのあとは1投が終わるまで、そのフレームの点は空欄のままです。
同じように投げても、倒れ方が毎回ちがうのはなぜ?
ボールがピンに当たる位置や角度がほんの少しちがうだけで、ピンどうしのぶつかり方が変わるからです。手をはなすときのわずかなぶれもあるので、同じ所をねらっても結果は少しずつ変わります。
とちゅうでやめても、続きから遊べる?
同じ端末・同じブラウザなら、「続きから」で、やめたときのフレームから再開できます。1投ごとに自動で保存しています。
本物のボウリングとちがう所は?
ボールの重さや助走は選べず、投げる強さとカーブの強さは段階で決めます。ピンの倒れ方は、上から見た平面の上での計算で、ピンが高く飛び上がることはありません。スコアの数え方とスコア表の記号は、本物と同じです。
ボウリングってどんな遊び?
ボールを転がして立てた的を倒す遊びは、古くからヨーロッパ各地にあったといわれています。9本のピンを並べる遊び(ナインピン)がアメリカに伝わったあと、19世紀のはじめごろには10本のピンを三角に並べる形が現れ、やがて今の10ピンのボウリングとしてルールがまとめられていきました。日本では、1861年に長崎の外国人居留地に最初のボウリング場が開かれたといわれ、6月22日は「ボウリングの日」とされています。1970年前後には、全国にボウリング場が立ち並ぶほどの大流行がありました。年齢や体格に関係なく、同じレーンで一緒に楽しめるのが、長く親しまれている理由の一つです。