ボール落としの遊び方
ボール落としは、上の落とし口から離した一球を、下の目標へ導く経路パズルです。番号の付いた斜面を左右に傾け、ピンや壁に当たったあとの動きを考えます。何球を獲得したか、どれだけ強く打てたかを競う遊びではありません。目標に届く一つの並びを見つけることが目的です。操作の速さで有利にはならないので、落とす前にゆっくり考えられます。
はじめに難度と問題番号を選び、はじめるを押します。盤の上にある赤い球が落とし口、下端の緑の枠とチェック印が目標です。青い枠と丸い番号が付いた板が、向きを変えられる斜面です。二重の輪は直前に操作した斜面を示します。番号や板を押すと左下がりと右下がりが入れ替わります。設定を終えたら落とすを押し、どこへ進むかを観察します。

斜面・ピン・壁のルール
向きの基準は画面から見た左右です。右下がりは斜面の右端が低い状態、左下がりは左端が低い状態を指します。球は低い側へ動きやすくなりますが、前の斜面から飛んできた勢いもあるため、必ずその端まで転がるとは限りません。板の中央にある番号が支点です。番号付きの斜面だけを切り替えられ、丸いピンや外枠の位置は動かせません。
球が落下している間は、すべての斜面を固定します。途中で向きを変えて球を救う操作はありません。斜面のボタンを押しても盤は変わらないので、同じ並びをもう一度試すと同じ経路になります。必要なら一時停止で途中の位置を観察し、続けるで再開します。「落下を取消」を押すと落下を取り消して、向きを直せる状態に戻れます。取り消した一回も試行回数に含みます。

跳ね返りと目標の判定
ピンに当たると球の向きが変わり、勢いも少し弱くなります。斜面の端では横へ進んだまま落ちることもあります。左右の壁に当たった球は盤内へ戻るため、壁を使った経路も考えられます。最初の斜面から真下だけを見るより、低い端を離れたあとにどこへ進むかを確認すると、次の斜面へつながるか判断しやすくなります。
球が下端の判定線へ着いたとき、中心が目標の横幅に入っていればクリアです。球の縁が目標に触れただけでは届いたことになりません。枠の中心を目安にしておくと、細い目標でも見分けやすくなります。目標の外へ着いた場合は外れ、途中で進まない場合は時間切れとなり、どちらも同じ問題をやり直せます。残り球数による終了はなく、試せる回数に制限はありません。

クリアと記録・続きから
クリアしたら、次の問題へ進むか、同じ問題に再挑戦できます。一つの難度には十問あり、十問目のあとはその難度の最初の問題へ戻れます。クリア済みの問題も設定から選べます。すべてを一度に終わらせる必要はなく、難しい問題を残して別の問題へ移っても構いません。
端末には難度ごとのクリア数と、問題ごとのヒントを使わなかった最少試行回数を残します。ヒントを使ったクリアも達成数には入りますが、ヒントなし記録を更新しません。同じ問題を設定から新しく始めると試行回数は最初からとなり、前の記録は残ります。途中の斜面、試行回数、落下中の球も保存します。続きからで落下中の状態を開いた場合は停止したままになり、続けるを押してから動きます。

三つの難度の違い
やさしいは調整する斜面が二つで、目標が広めです。まず一番上の斜面が球をどちらへ送るかを見て、次の斜面へ届く並びを探します。ふつうは三つの斜面と、少し狭い目標です。目標へ近づく向きだけでなく、一段前でどの位置へ球を渡すかも考える必要があります。むずかしいは四つの斜面と細い目標で、途中の小さな違いが最後の位置に表れます。
三つの難度で、球の重さや跳ね返り方を変えて不利にすることはありません。同じ向きを選べば、同じ問題では同じ動きを確かめられます。難度が上がるほど、調整する組合せと経路のつながりが増えます。速く操作することではなく、観察した内容を次の試行に使うことが上達につながります。

経路を読むコツ
一度外れたら、まず最後の位置だけでなく軌跡全体を見ます。目標より右へ着いた原因が最下段にあるとは限りません。上の段から右へ飛びすぎて、下の斜面に触れず通り抜けていることもあります。最後に当たった物を探してから、その一つ前の動きをたどると原因を絞れます。
一回に変える斜面を一つにすると、どの変更が効いたか分かりやすくなります。向きを何箇所も同時に変えると、良くなった理由も悪くなった理由も見失いがちです。一手戻すでは直前の向きの変更だけを戻せます。初期の向きに戻すでは、その問題の開始時の並びに戻ります。どちらも新しい試行を落とすまでは回数が増えません。
行き詰まったらヒントを使えます。ヒントは目標へ届く並びのうち、まだ違っている斜面を一つ示します。自動で向きを変えたり球を動かしたりはしないため、示された斜面を自分で切り替えて試します。全部合っていれば、今の並びで届くことを知らせます。ヒントなし記録にこだわらず、経路を覚える練習として使ってもよいでしょう。

ボール落としのよくある質問
スマートボールやコイン落としと同じですか?
別の遊びです。ばねで打ち上げて穴を狙ったり、動く押し台で物を押し出したりはしません。落下前に斜面の向きを決めるパズルです。
運によって同じ並びが外れることはありますか?
ありません。同じ問題と向きでは同じ経路になります。途中で一時停止しても結果は変わりません。
マウスを使わずに遊べますか?
斜面のボタンはタッチでも押せます。キーボードでは1〜4で番号の斜面を切り替え、スペースで落とせます。画面の番号が小さく感じるときは「斜面の向き・補助操作」のボタンを使います。
途中保存が見つからない場合は?
同じブラウザの続きからを使います。端末やブラウザを変えた場合、保存を消した場合、保存が許可されていない場合は引き継げません。日本語と英語は同じ保存を使います。
現実の球も同じ経路になりますか?
実物には球の材質や回転、表面の細かな凹凸なども影響します。この盤は経路を考えて遊ぶための簡単な模型で、現実の装置の安全性や寸法を決める道具ではありません。
このパズルについて
球と斜面を組み合わせた道具には、球を転がす工作や経路を組み立てる玩具など、さまざまな形があります。このボール落としは、そうした重力による動きを使った独自の問題集です。特定の製品のルールや盤の再現ではありません。左右の向き、途中の跳ね返り、最後の目標を結びつけながら、少しずつ試して楽しめます。