人狼ゲームの遊び方
人狼ゲームは、村人のふりをして村にまぎれこんだ「人狼」を、話し合いで見つけ出す遊びです。参加する人は、村人チームと人狼チームに分かれます。だれがどのチームかは、自分の分しかわかりません。昼はみんなで話し合って、怪しい人を投票で1人ずつ村から追放します。夜になると、人狼がこっそり1人を襲います。村人チームは人狼を全員追放できれば勝ち、人狼チームは人狼の数を人間と同じにできれば勝ちです。
ふつうは5人から十数人で、進行役を1人立てて遊びます。このページでは、進行役はゲームが受け持ち、あなた1人と、CPUの動物たち5〜9人の6〜10人で遊べます。CPUは、役職を名乗ったり、占いの結果を話したり、「〇〇さんが怪しい」と理由を添えて話したりします。あなたも、話したいことをボタンから選んで話し合いに加わります。1回の勝負は10〜15分ほどです。
画面の見方

村の人たちの絵の下には、その人が名乗った役職と、いなくなった日が出ます。あなたが占い師なら、占った結果もその人の絵の下に出ます。いちばん下の「わかっていること」には、だれが何を名乗り、どんな結果を話したかがまとまっています。話し合いの途中で迷ったら、ここを見くらべてみましょう。
1. 役職が配られる
はじめに、全員に役職が1つずつ、くじで配られます。自分の役職は自分にしか見えません。このゲームでは、はじめる前に「あなたの役職」を選んでおくと、その役職で練習できます。

2. 夜: 役職のある人がこっそり動く
夜になると、村のみんなは眠り、役職のある人だけが動きます。人狼は、人狼の仲間以外から1人を選んで襲います。占い師は1人を占って、その人が人狼かどうかを知ります。騎士は1人を選んで、人狼から守ります。霊媒師は、その日に追放された人が人狼だったかどうかを知ります。はじめの夜だけは、人狼はだれも襲いません。

3. 朝: 襲われた人がわかる
朝になると、夜のあいだに人狼に襲われた人が発表され、その人は村からいなくなります。騎士が守っていた人が襲われたときは、だれもいなくならない「平和な朝」になります。いなくなった人は、それからあとの話し合いや投票には加われません。
4. 昼: 話し合い
昼は、生きている人全員で話し合います。占い師は「〇〇さんを占ったら人間だった」のように結果を話し、みんなはそれを手がかりに人狼を探します。ただし、人狼チームの人も、占い師のふりをしてうその結果を話すことがあります。だれの話を信じるかが、このゲームのいちばんの考えどころです。

このゲームでは、話し合いは1日に2回か3回あり、1回ごとに全員が順番に話します。あなたの番では、「役職を名乗る」「占いの結果を言う」「怪しい人を言う」「信じられる人を言う」「投票先を言う」から選べます。自分の役職とちがう役職を名乗る、うそをつくこともできます。話し合いの最後の回では、多くの人が投票先を言います。
5. 投票と追放
話し合いが終わったら、全員が「人狼だと思う人」に1票ずつ投票します。いちばん票が多かった人が、村から追放されます。いちばん多い人が2人以上いたら、その人たちの中からもう一度投票します(決選投票)。それでも同じ票なら、くじで決まります。自分には投票できません。

6. 勝ち負け
「夜 → 朝 → 昼の話し合い → 投票」をくり返し、どちらかのチームが勝つまで続けます。人狼が全員いなくなったら、村人チームの勝ちです。生きている人狼の数が、それ以外の人の数と同じか多くなったら、人狼チームの勝ちです。このとき、裏切り者は人狼ではなく人間として数えます。

終わると、全員の役職と、毎晩だれがだれを占い、守り、襲ったかの振り返りが出ます。「あのときの占い師は本物だったのか」を確かめてみると、次の勝負に役立ちます。
役職と立ち回りのコツ
村人
特別な力はありませんが、村でいちばん数が多く、投票で村の行方を決めるのは村人です。名乗りと結果が食いちがっていないか、だれがだれをかばっているかを見て、筋の通らない人に投票しましょう。人狼に「この人は手ごわい」と思われると、夜に襲われやすくなります。
占い師
毎晩1人を占って、人狼かどうかを知ることができます。早めに名乗って結果を話すと、村の話し合いが進みます。人狼を見つけたらすぐに知らせましょう。名乗ると人狼に狙われやすくなるので、騎士に守ってもらえるかどうかも大切です。占う相手は、まだだれにも占われていない、名乗っていない人から選ぶのが基本です。
霊媒師
その日に追放された人が人狼だったかどうかを、夜に知ることができます。占い師を名乗る人が2人いて片方を追放したときなどに、どちらが本物だったかを確かめる手がかりになります。結果を話すと、村は「人狼があと何人残っているか」を数えやすくなります。
騎士
毎晩1人を人狼から守ります。自分は守れません。このゲームの標準のルールでは、2晩続けて同じ人は守れません。本物らしい占い師を守るのが基本ですが、人狼もそれを読んでくるので、ときどき守る相手を変えるのも手です。追放されそうになったら騎士だと名乗って身を守れますが、名乗ると夜に襲われやすくなります。
人狼
夜に1人を襲い、昼は人間のふりをします。人狼が2人以上いるときは、お互いが仲間だとわかっています。仲間をかばいすぎると「仲がいい」と見抜かれるので注意しましょう。本物の占い師を早めに襲う、占い師を名乗って村をまどわせる、みんなが疑っている人に票を合わせる、などが作戦です。
裏切り者(狂人)
人間ですが、人狼チームの味方です。一般には「狂人」と呼ばれる役職で、このゲームでは「裏切り者」と呼んでいます。占い師や霊媒師が見ても「人間」と出ます。人狼がだれかは知りません。占い師を名乗ってうその結果を話し、本物の占い師を疑わせるのが代表的な動き方です。人狼チームが勝てば、裏切り者が追放されていても勝ちです。
人数ごとの配役
このゲームの配役は次のとおりです。人数によって、村人チームと人狼チームのどちらかが勝ちすぎないように決めています。
| 人数 | 標準(6役職) | かんたん(4役職) |
|---|---|---|
| 6人 | 村人2・人狼1・占い師1・騎士1・裏切り者1 | 村人2・人狼2・占い師1・騎士1 |
| 7人 | 村人1・人狼2・占い師1・霊媒師1・騎士1・裏切り者1 | 村人3・人狼2・占い師1・騎士1 |
| 8人 | 村人2・人狼2・占い師1・霊媒師1・騎士1・裏切り者1 | 村人4・人狼2・占い師1・騎士1 |
| 9人 | 村人3・人狼2・占い師1・霊媒師1・騎士1・裏切り者1 | 村人5・人狼2・占い師1・騎士1 |
| 10人 | 村人4・人狼3・占い師1・霊媒師1・騎士1 | 村人6・人狼2・占い師1・騎士1 |
「ルールを細かく決める」では、はじめの夜の占い(お告げ・自由に占う・占わない)と、騎士が2晩続けて同じ人を守れるかどうかも選べます。はじめの夜に自由に占えると、占い師が早くから人狼を見つけやすくなり、村人チームが少し有利になります。
勝つためのコツ
1. 名乗りと結果を表にして見くらべる
占い師を名乗る人が何人いるか、それぞれがだれを「人間」「人狼」と言ったかを整理すると、うそが見えてきます。このゲームでは画面の下の「わかっていること」にまとまっています。
2. 襲われた人は人狼ではない
人狼は人狼を襲いません。襲われた人は人間だったとわかります。また、人狼は本物の占い師や霊媒師を襲いたがるので、名乗った人が襲われたら、その人が本物だった見込みが高くなります。
3. 投票先を見返す
人狼どうしは、なるべくお互いに投票しません。逆に、人間だとわかっている人に票を入れていた人は、少し怪しく見えます。追放のあとに、だれがだれに入れたかを見返してみましょう。
4. 残りの人数を数える
人狼の数と人間の数が同じになると人狼の勝ちです。「今日まちがえたら負ける」日は、いちばん確かな人に投票しましょう。
5. 人狼のときは、目立たない
人狼のときは、みんなが疑っている人に票を合わせ、仲間をかばいすぎないのが基本です。占い師を名乗るのは強い作戦ですが、霊媒師の結果とくいちがうとばれてしまいます。
人狼ゲームの用語
- CO(カミングアウト)
- 自分の役職を明かすこと。「占い師CO」のように使います。このゲームでは「役職を名乗る」と表しています。
- 対抗
- だれかが名乗った役職に対して、ほかの人も同じ役職を名乗ること。占い師が2人いれば、どちらかはうそです。
- 白・黒
- 占いや霊媒で「人間」と出た人が白、「人狼」と出た人が黒です。疑われている人を黒と言うこともあります。
- ローラー
- 同じ役職を名乗った人を、全員順番に追放すること。本物もいなくなりますが、うそをついている人も必ず追放できます。
- グレー
- まだ占われておらず、役職も名乗っていない、白とも黒とも決まっていない人のことです。
- 吊る
- 投票で追放すること。昔のルールの言い方で、このゲームでは「追放」と言っています。
- ライン
- 人狼どうしのつながり。かばい合いや投票の合わせ方から、ラインを見つけます。
よくある質問
1人でも遊べますか?
遊べます。ほかの参加者はCPUの動物たちで、進行役もゲームが受け持ちます。人数は、あなたを入れて6〜10人から選べます。
話すことは自分で入力するのですか?
入力はしません。「役職を名乗る」「占いの結果を言う」「怪しい人を言う」などのボタンから選ぶと、あなたの発言として話し合いに加わります。CPUは、名乗りや結果、投票のようすから怪しい人を考え、理由を添えて話します。
CPUの強さはどう違いますか?
強さは、あなたとちがうチームのCPUの強さです。やさしいCPUは、仲間をかばってしまったり、結果を読み違えたりして、うそが見抜きやすくなっています。つよいCPUは、話した内容や投票をよく覚えていて、うその名乗りも上手です。あなたと同じチームのCPUは、いつも「ふつう」の考え方で動きます。どのCPUも、ほかの人の役職をのぞき見することはありません。
途中でやめても続きから遊べますか?
遊べます。同じ端末とブラウザなら、次に開いたときに「続きから」が出ます。
自分が追放されたり襲われたりしたら?
その先は話し合いに加われませんが、勝負が終わるまで村のようすを見ることができます。チームが勝てば、あなたの勝ちです。「結果まで進める」を押すと、すぐに結果が出ます。
騎士は自分を守れますか?
このゲームでは守れません。自分を守れる遊び方もありますが、日本でよく遊ばれるルールに合わせています。
人狼ゲームのなりたち
人狼ゲームのもとになったのは、1980年代に旧ソ連の大学で生まれた、市民とマフィアに分かれて話し合う遊びだといわれています。その後、1990年代の終わりごろにアメリカで、マフィアを「人狼」に置きかえた遊び方が広まり、日本でも2000年代から人狼ゲームとして親しまれるようになりました。役職の名前や呼び方は遊ぶ場所によって少しずつ違い、騎士を「狩人」、霊媒師を「霊能者」と呼ぶこともあります。